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「こなれ感」とは、気合が入っている感じを出さず、自然に着こなしている様子のことです。
また、端正なシャツを抜き襟で着崩したり袖をロールアップしたりなど、技ありなコーデを指すときにも用いられます。
ちなみに「抜け感」とは肩の力を抜いたリラックス感のある佇まいや、大人の余裕を感じさせる着こなしを表現する言葉です。
最近は同義語で使われることも多いですが、こなれ感とは微妙にニュアンスが違います。
どちらも雰囲気のあるおしゃれなルックスや、バランスのよい着こなしを実現するのに欠かせないテクニックです。
※抜け感の関連記: 「抜け感」って何?抜け感のあるファッションコーデの作り方も紹介
ポイントやコツさえ押さえれば、こなれ感のあるルックスは簡単に実現可能です。
ここでは、簡単にこなれ感がアップする5つの法則をご紹介します。
前ボタンを全て閉じてきちんと着こなすのではなくフロントインやハーフイン、もしくは抜き襟で着崩すことで簡単にこなれ感がアップ。
コーディネートによっては羽織として活用したり、真ん中のボタンだけを閉じたりするのもおすすめです。
トップスで着崩している分、きれいめなボトムで整えるとバランスが整います。
春夏はパステル、秋冬はアースカラーなど季節のトレンドカラーや、その年に流行っているアイテム&色を採用するのも◎
メインでも差し色でも、または小物でさりげなく取り入れるだけでこなれ感を底上げできます。
ベーシックな1枚もアップデートでき、いつもと違う新鮮な印象に。
例えば、今ならミントやピスタチオカラー、ビッグカラーのブラウスが旬なので、ぜひチェックしてみてください。
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フリルブラウスや小花柄のワンピース、フレアスカートなど、甘さのあるアイテムは基本引き算を意識しましょう。
甘い×甘いの組み合わせや配色だと、どうしても子供っぽくなってしまいがちです。
例えば、キュートなトップスはデニムでカジュアルダウンしたり、彩度の高いパンプスでシャープに引き締めたり。
甘さを控えることでコーディネート全体のバランスも良くなり、こなれ感もぐっとアップします。
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ユニークなフォルムや個性的なデザイン、異素材ミックスなどキャッチーな小物を取り入れるのも、こなれ感のアップに貢献します。
ボーダーのカットソー×デニムや、Tシャツ×スカートなど定番のカジュアルコーデも、技ありな着こなしへ昇華できます。
最も取り入れやすいのはバッグですが、アクセサリーや靴、ベルトの代用もおすすめです。
雑誌やSNSでおしゃれと思った着こなしをいざ実践してみると、太って見えたり野暮ったくなってしまったり…という経験はありませんか?
それは、モデルさんと自分の体型や骨格が違うため。
こなれ感を出すには、まず自分の体型に合うアイテムを選ぶのが最短ルートです。
骨格診断別の合うアイテムや、スタイリングのコツは下記を参考にしてみてください。
メリハリボディの持ち主で首が短めの骨格ストレートタイプは、Vネックなどデコルテが開いたトップスやジャストサイズを選びましょう。
また、白シャツ×デニムなどベーシックな服装や、Iラインのワンピースも似合います。
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上半身が華奢でなだらかな半面、下半身にボリュームがある骨格ウェーブタイプ。
チャームポイントである上半身はタイトなトップスで女性らしさを引き立てつつ、下半身はふわっとしたスカートでカバーするのがおすすめです。
ナチュラルタイプは関節や骨格がしっかりしていて、肉感があまりないスタイリッシュボディが特徴。
そのため、オーバーサイズやラフな服装と好相性です。
また、メンズライクなスタイルや、古着テイスト&ヴィンテージライクなアイテムも様になります。
シーズンごとのこなれ感あふれるお手本コーデをご紹介します。
小物の合わせ方や配色、バランスの取り方もぜひ参考にしてください。
ラベンダー×クリーミーなホワイトで構成した、春ムードが高まる配色。
季節のトレンドカラーを取り入れるだけで、こなれ感は簡単にアップします。
さらに、流行りのボリュームスリーブとシアーなブラウスで旬の着こなしへと即シフト。
アクセサリー代わりに目を引くカラーのバッグを投入して、華やぎをプラスするのもおすすめです。
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チェック柄マーメイドスカートは、ヘルシーな肌見せとメリハリが効く黒で甘さを引き算。
ストンと落ちるIラインシルエットなら、骨格ストレートのメリハリボディもうまくカモフラージュできます。
上下ともにきれいめなアイテムなので、裾はタックインで品よくまとめるのが◎
カジュアルなサンダルが外し役となり、こなれ感アップに貢献します。
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胸ではなく、腰回りにビスチェを投入するユニークな着方がこなれ感を底上げ。
お腹回りもナチュラルにカバーでき、一石二鳥です♪
白のカットソー×デニムの定番コンビも、いつもと違う新鮮な着こなしに。
足元は華奢なストラップサンダルで、ボトムの重厚感を引き算しましょう。
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単調になりやすい上下黒のセットアップは、たすき掛けで奥行きをプラス。
間のびも防げて今っぽい着こなしへとアップデートできるうえ、こなれ感もアップします。
さらに、ヘルシーな肌見せが黒の重厚感を軽減して、軽やかな着こなしをアシスト。
モノトーンに落とし込んで大人に着地させるのも、彩度の高い赤やイエローなどを差し色にして遊び心を加えるのもおすすめです。
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ボーダーシャツに、スリットパンツを合わせた気楽な上下。
そこへブラックのカーディガンを投入してラフに肩掛けすると、一気にこなれ感のあるスタイリングへと変身します。
マリンっぽいボーダーとカーディガンの組み合わせが春ムードを高めて、旬の着こなしもパッと明るく華やかな表情も同時に実現。
Tシャツの裾はあえてタックインせず、リラックスムード漂う佇まいに仕上げるのも良いですね。
こなれ感をアップすべくシャツワンピースの袖を腰に巻いて、スカート風にアレンジ。
トップスはピンクと似たようなイメージを持つ色を採用してまろやかなグラデーションを作れば、ユニークな着方もすんなり馴染みます。
さらに、黒のシューズがコーディネートをシャープに引き締めて、メリハリ強化に貢献。
小物で夏らしさを演出して、ボトムの重さを目立たせないようにするのがおすすめです。
トレンドのボリュームスリーブシャツを、ハーフインで着崩したコーディネート。
もちろん正統派の着方できれいめに仕上げるのもOKですが、着崩すことでこなれ感がアップします。
しなやかでハリのあるボトムを採用し、着崩したトップスがラフにならないよう調整しましょう。
スウェードのパンプスが効いて、夏から秋らしい着こなしへと誘導します。
今となっては定番となった白のシャツワンピース。
自分らしい個性をさりげなく主張しつつこなれ感をアップするには、1枚レイヤードするのがおすすめです。
ファーのベストは、秋ムードが高まるお役立ちアイテム。
ゴージャスになりすぎず、日常使いもしやすいですよ。
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ピンクもメンズライクなトップスやアウターを採用してハンサムレディに誘導すれば、甘くなりません。
甘さと辛さのバランスが整って、こなれ感もアップします。
足元は黒で引き締めつつ、白ソックスをプラスしてカジュアル感を演出しても良いでしょう。
フリルブラウスやチュールスカートなど、ピンクと同じ甘いイメージを持つアイテムも同様のテクニックで解決することができます。
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ニットとコットンっぽい素材など、テイストの異なるアイテムも、似たような色で構成すれば悪目立ちしません。
ワンピースとアウターの間に、タートルネックのニットベストを挟むという一手間がこなれ感アップに貢献します。
ぼやけやすい配色もゆったりしたシルエットも、クリーミーな白のコントラストで引き締まった印象に。
くるぶしが隠れるロング丈は、黒のブーツでメリハリを出しましょう。
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足し算・引き算やバランス、配色などちょっとした工夫とテクニックで、こなれ感は手に入ります。
また、自分の体型や骨格を引き立てるアイテム選びと、コーディネートも大切です。
今回ご紹介したこなれ感アップの方法は、手持ちのワードローブでも実践できるので、ぜひ実践してみてください。
最終更新日 : 2023/06/07
公開日 : 2021/09/24