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1. MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)
2. MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
8. ストライプシャツ×Aラインスカートで王道ロンドンガール
トラッドスタイルとは、英国紳士の服装をルーツとした、品格があり時代に左右されない着こなしのこと。
トラッドとは、伝統的な・保守的なという意味を持つ英語のトラディショナルから派生した和製英語です。
一般的には白シャツやジャケット、チェック柄のスカートなど、正統派なアイテムで構成するのが基本。
しかし、トラッドスタイルに明確な定義やマストで取り入れなければならないアイテムはないため、自分なりにアレンジを加えてOKです。
キーワードは「品の良さ」「知的」「きちんと感」。
落ち着きがあって品のあるスタイルであることがポイントです。
そうとはいえ「実際何を取り入れたらいいの?」という初心者さんに向け、まずは簡単にトラッドスタイルが実現するアイテムをご紹介します。
初心者からファッショニスタまで、トラッド系スタイルに欠かせないアイテムをピックアップしました。
最低限これらを揃えておくと自分なりのアレンジも加えられて、スタイリングの幅も広がります。
まずワードローブに加えたいのが、シンプルでハリのある白シャツ。
適度に緊張感のある王道トラッドスタイルを実現できるのはもちろん、カーディガンを羽織ったりニットベストをレイヤードしたりとアレンジが効きます。
最もスタンダードなレギュラーカラーも良いですが、流行りのバンドカラーやスタンドカラーもおすすめ。
白シャツをすでに持っているなら、ストライプやチェック柄のシャツを揃えておくと、スタイリングの幅が広がります。
※白シャツの関連記事: 【2021年】「白シャツ」コーデ&着こなすコツを紹介!カジュアルもきれいめもこれ1枚でOK
秋冬のトラッドスタイルに欠かせないのが、ニットベストです。
白シャツにレイヤードしてスラックスやチェック柄のパンツを合わせるだけでOK!
簡単に王道のトラッドスタイルが実現可能です。
色はブラックやホワイト、グレーのモノトーンもしくは、ベージュやブラウンなど味わいのあるベーシックカラーが◎
また、ハイゲージだとスタイリッシュで品のある着こなしに、ローゲージだと程よい甘さとぬくもりのあるトラッドスタイルが楽しめます。
※ニットベストの関連記事: ニットベストのおしゃれなコーディネートや着こなしのポイントを解説
完璧を目指すなら、足元にも抜かりなく。
やはりトラッドスタイルの実現に欠かせないのはローファー。
迷ったら定番のコインローファーがおすすめです。
写真のような金の金具がついたビットローファーは、エレガントな足元を演出できます。
オフィスカジュアルにも対応できるので、汎用性が高い1足と言えるでしょう。
また、タッセル付きはちょっぴりレトロな印象を与えられ、シンプルな着こなしに華やぎを与えられます。
※ローファーの関連記事: メンズ系・レディース系コーデにハマる!「ローファー」のおすすめアイテム&コーデ
一歩間違えると野暮っくなってしまうのもトラッドスタイルの難しさ。
そこで、トラッドスタイルを楽しむときに押さえたいポイントと、おしゃれに着こなすコツをご紹介します。
トラッドスタイルは品のよい着こなしを実現するのがマスト。
明るいカラーを差し色にして遊び心を加えるのもOKですが、上級者向け。
はじめはブラックやホワイト、グレーなど定番色で構成するのがおすすめです。
まずは王道のトラッドスタイルをマスターしてから、自分なりのアレンジを加えて応用編にトライしましょう。
また、色を多用しすぎないのもポイントです。
「白・黒・グレー」のモノトーンや「ベージュ・ブラウン・ホワイト」など近しい色みでコーディネートすれば、初心者でも簡単に王道トラッドスタイルを楽しめます。
バイカラーもしくは3色でまとめることを意識してみてください。
▼モノトーン/バイカラーの関連記事
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・ バイカラーとツートンの違いは?バイカラーをコーデに上手く取り入れる方法を紹介♪
配色の次に意識したいのが使用するアイテムです。
凝ったディテールは自分らしい個性を主張できる半面、一歩間違えると派手になりすぎる場合もあります。
基本は無地のシャツやブラウス、身体のラインを拾いすぎないスラックスなど、王道かつ定番アイテムでコーディネートを組みましょう。
なんとなく物足りなさを感じるときは、エッジのある小物を取り入れたりスカーフを巻いたりして、メインのお洋服以外で遊び心を加えるのがおすすめです。
アクセントを最小限にとどめれば、大きな失敗は避けられます。
チェックやストライプ柄のアイテムも、トラッドスタイルに欠かせません。
存在感が大きい柄物を上手に取り入れるには、配色バランスがキーとなります。
手っ取り早い方法が、上記写真のように柄の色味とリンクしたアイテムを取り入れること。
チェック柄のブラウンに合わせてブラウスもブラウンにすることで、派手になりやすい柄も自然と馴染みます。
ちぐはぐして野暮ったい印象にならず、まとまりと落ち着きのある印象になります。
※チェック柄の関連記事: 四季に合わせたおすすめのチェック柄コーデを紹介!
トラッドスタイルを本格的に楽しみたいなら、イギリス発のファッションブランドもしくは英国らしさを感じるアイテムを取り入れるのが◎
幅広い世代から愛されている、おすすめブランドをご紹介します。
イギリスの老舗ブランド「マッキントッシュ」のセカンドラインとして誕生した「マッキントッシュ フィロソフィー」。
メンズは2007年、レディースは2008年にブランドをスタートさせました。
マッキントッシュのモノ作りにおけるスピリットと英国の伝統は引き継ぎつつ、時代性を取り入れた独自の世界観・スタイルを展開。
遊び心のあるトラッドスタイルを楽しみたいなら、ぜひワードローブに迎えてみてください。
「マーガレット・ハウエル」は1970年、イギリスで誕生したファッションブランド。
イギリスの伝統的な文化やスピリットは大切にしながらも着心地と機能性にこだわった、モダンクラシックなアイテムを提案しています。
現在はウィメンズ・メンズウェアから生活雑貨まで幅広く展開中。
シンプルで着回しやすいアイテムを好む人、着心地を重視したい人にぴったりのブランドです。
バーバリーの誕生は1856年。
その歴史は古く、イギリスを代表するラグジュアリーブランドとして、世代を超えて愛され続けているブランドのひとつです。
バーバリーといえばトレンチコートをイメージする人も多いと思いますが、アクセサリーやコスメなど幅広いアイテムを展開しています。
老舗ブランドということもあり、王道のトラッドスタイルを楽しめるアイテムが豊富です。
長く愛用できる1着を探し求めているなら、ぜひチェックしてみてください。
シーズンごとのおすすめトラッド系スタイルをピックアップ。
王道からトレンドまで、着こなしのコツも合わせてご紹介します。
端正な白シャツにカーディガンを羽織り、細身のパンツを選択。
ベーシックなアイテムで構成しているからぱっと見は王道スタイルですが、シャツとカーディガンのサイズ感が今っぽさを後押しします。
ゆったりしたシルエットにすることで緊張感が解け、抜け感のある着こなしに。
足元はブーツでエレガントに仕上げるのも、ローファーで基本のトラッドスタイルを楽しむのもおすすめです。
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再び注目を集めているストライプ柄のシャツワンピースを主役にして、トレンドと王道のいいとこ取り。
ゆるい1枚でも縦ラインを強調でき、ストライプ柄ならさらにスタイルアップも望めます。
単調にならないようタートルネックのインナーでコーディネートに奥行きをプラスし、足元はローファーを投入。
ブラックも良いですが、ちょっぴりレトロな雰囲気に仕上げたいならブラウンが好相性です。
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トレンチコート×チェック柄パンツで、簡単にトラッドスタイルを実現。
白シャツでお手本のような着こなしに仕上げるのも良いですが、水色のシャツにスイッチするだけで新鮮な印象を与えられます。
シャツはインしてメリハリを強化するのも、アウトでリラックス感を漂わせるのも良いですね。
※トレンチコートの関連記事: カジュアルな着こなしもトラッドなスタイルも叶うトレンチコート!おすすめブランド&コーデを紹介♪
キリッとしたストライプシャツもトラッドスタイルの定番ですが、コンサバになりやすく扱いにくいという声も。
そんなときは小物でちょっぴりやんちゃ感を出し、メンズライクに寄せるのがおすすめです。
やや大きめのトートバッグが、トップとボトムのバランスを整える調整役として機能。
メッシュサンダルが持つわずかな子供っぽさもストライプシャツのコンサバなイメージも払拭して、クラシックな大人のスタイルに着地させます。
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チェック柄のジャケット×パンツの上級者向けトラッドスタイル。
難易度の高い着こなしですが、定番色で構成したりアウターとシューズの色みをリンクさせたりして、配色やシルエットを配慮すれば十分日常にも馴染みます。
足元は定番のローファーを選択するのが◎
インナーのカラーで遊ぶと適度にカジュアルダウンができ、きめすぎないトラッドスタイルが叶います。
※抜け感の関連記事: 「抜け感」って何?抜け感のあるファッションコーデの作り方も紹介
真面目になりやすいジャケットもカットソーとジーンズでカジュアルダウンすることで、身近な1枚に。
端正なシャツやスラックスにジャケットを羽織ると、少しお堅い印象になってしまうこともあります。
適度にリラックス感のあるアイテムで構成した方が、トラッドスタイルのハードルも下がって気軽に楽しめますよ。
より肩の力を抜きたいならスニーカーも◎
定番のローファーやきれいめのパンプスで、きちんと感を出すのもおすすめです。
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リブ編みのトップスに、ダブルジャケットを羽織ったモノトーンコーデ。
重たくなりやすいモノトーン配色もリネンで仕立てたジャケットに変えるだけで、軽やかな着こなしに仕上がります。
定番のテーラードではなく、ダブルジャケットを選ぶことで遊び心をプラス!
レザー調のトングサンダルでラフになりすぎないよう調節し涼しげな足元を演出すれば、ムードも高まります。
秋冬のイメージが強いモノトーンコーデも、素材や小物使いの気配りで春夏仕様に。
ストライプ柄のシャツ×きれいめスカートで、ロンドンガールになりきってみてください。
上下とも似たような配色を意識するとコーディネートがまとまるのはもちろん、淑女のような気品も感じられます。
白のローファーが外しとなって、今っぽいトラッドな着こなしをアシスト。
オフィスカジュアルにもハマるスタイルです。
※オフィスカジュアルの関連記事: 今更聞けない「オフィスカジュアル」って?基本ルールからおすすめアイテムまでご紹介♪
ティアード調のデザインを採用した、ポップなチェック柄スカートが主役のトラッドスタイル。
甘さのある1枚はシンプルかつきれいめなアイテムで緩和して、バランスを整えましょう。
黒のカーディガンとミニサイズのボディバッグなら抜け感が生まれる上、流行りの気取りすぎない着こなしも同時に叶えられて一石二鳥です。
コックリしたレザーブーツが秋冬ムードを高めます。
※カットソーの関連記事: カットソーで楽におしゃれを楽しもう!着こなしのコツ&失敗しない選び方も解説
白Tシャツにチェック柄のパンツを合わせ、グレーのハイゲージニットをプラスしたトラッドスタイル。
一見派手なチェック柄のパンツも定番アイテムを取り入れることで、コーディネートにすっと馴染みます。
さらに腰が隠れるやや長めのトップスで面積をセーブして、悪目立ちしないように調節するのもおすすめ。
ローファーではなくローカットスニーカーに変えてメンズライクに寄せても、ほどよくカジュアルな印象になります。
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品の良さが際立って所作も美しく見えるトラッドスタイルは、世代を超えて愛され続けている着こなしのひとつです。
初心者さんは白シャツやチェック柄のスカート、トレンチコートなど王道かつ定番アイテムから揃えてみてください。
基本をマスターしたら、自分なりのアレンジを加えて個性を発揮するのもおすすめ。
ルールはないので、時代に合わせて自分なりにアップデートしてみるのも良いですね。
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最終更新日 : 2023/10/31
公開日 : 2021/06/29