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ワードローブのミニマル化を考えるなら、こんな定番アイテムを残しておこう!
簡単に言うと「最低限のものしか持たない」生活様式を指す言葉です。
このような生活サイクルのライフスタイルで、minimal(最低限の)という言葉から派生した言葉でもあります。
ミニマリストの著名人やセレブのSNSで知った方や、ハッシュタグ「#持たない暮らし」で知った方も多いかもしれません。
必要なものを自分で厳選し、気に入ったものだけを使い回すという生活に憧れを持つ方、必要なものだけで生活することで現代の「大量消費」「大量生産」に疑問を持ち始めた方もいるようです。
ミニマリストになるには、インテリアからモノの見直しをしたり、服(ワードローブの中身)から見直したりと、色々な始め方があります。
今回は「服」にフォーカスして、少ない服で着まわしをするミニマリストになるメリットや、季節のコーデ、アイテムの選び方をご紹介します。
※合わせて読みたい: SNSでも話題の「ミニマリスト」とは?ミニマリストに学ぶモノを手放すコツやライフスタイルについて
ミニマリストになるためには、余計なものを買ったり増やしたりするのはタブーです。
せっかくコーデを考えるならおしゃれに着まわしたいところですが、最低限のアイテムだけでコーデをするのに不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、少ない洋服での着まわしをすることで期待できるメリットをご紹介します。
服数が少ないため、日々のコーデ・組み合わせを考える時間が大幅に減ります。
着まわしやすい服を選んでおけば、朝の時間をより有意義に使うこともできます。
服数を吟味すると当然服の枚数は少なくなります。
そのため、服のために必要な収納スペースが減り、他のアイテムの収納にスペースを充てることができるように。
お部屋がすでに服でいっぱい…という方には大きなメリットと言えるでしょう。
服の枚数が少ないため、服の管理がさらに簡単になります。
また、服の枚数が少ない分、1着分のお手入れにもより時間をかけることができますね。
少ない服で着まわしすることができるようになれば「このコーデにはあのアイテムが必要!」「あれを買わないとコーデが決まらない!」という買い足しループから抜け出すことができます。
これで、お金も買い物にかかる時間もセーブできるように。
普段仕事や子育て、学業などで忙しい方や、家計を見直したい方には嬉しいポイントと言えるでしょう。
要る洋服とそうでない洋服を吟味し続けると、自分のスタイルがどんどん確立されていきます。
自分が欲しい服ではなく「自分に似合う服」「自分が大好きな服」のみ手元に残るため、自分の良さがどんどんアピールできるようになると感じる方も多いようです。
筆者は不要な服や自分にはもう合わない服を処分し、自分が気に入った服メインでコーデを回し始めてから、家族や友人、同僚に「なんかおしゃれになったね!」と言われる機会が増えてきています。
自分に似合うもの、合うもの、大好きなものだけを着回しているだけなのに、周囲からの評価がアップするのはとても嬉しいですよね。
少ない服で着まわすことがポイントとなるファッションのミニマリスト化ですが、「おしゃれにはならなさそうで不安」「結局地味になりそう」と思う方もいるのではないでしょうか。
ここからは、どうしたら「少ない服で」「おしゃれな」着まわしが楽しめるのかをお伝えします。
季節ごとに素材を変えたものを購入するとなると、やはり服の枚数は大幅に増えてしまいます。
下記のようにオールシーズン着回せる素材の洋服を選んでおきましょう。
麻は夏しか使えないイメージが先行しがちですが、秋冬はインナーとして使えるようなものを選べばオールシーズン使うことも可能です。
少ない手持ちの服どうしでコーデするとなると、派手めの配色や柄物、生地感のものは飽きやすくなるのはもちろん、合わせられるアイテムも限られてしまいがちです。
なるべく、派手めのものや特殊な生地感のものは避けて洋服選びをしてみましょう。
奇抜すぎる柄物は避けるかわりに、ベーシックなカラーやデザインのものを選ぶと、コーデの幅がぐっと広がります。
通勤着やデート着、普段着など、色々とシーン別に服を買い分けていたらいつまでたってもミニマリストにはなれません。
それなら、オンとオフで兼用できるようなアイテムを揃えておくのがおすすめです。
「実際どんなアイテムを選ぶべきなのか迷う…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、ぜひ手元にキープしておきたい定番アイテムをご紹介します。
カジュアルコーデにもきれいめコーデの外しとしても使えるデニムパンツ。
ダメージ加工がないプレーンなデニムがおすすめです。
シンプルなデニムでも、ロールアップしたりベルトで表情を変えてみたりと色々な楽しみ方ができるので重宝しますよ。
襟付きシャツがあれば、オンもオフにも使いやすくなります。
春夏はアウターとして軽く羽織ってみたり、オンの時にはジャケットのインナーに使ってみたりと多様な使い方ができます。
あらかじめ肩や袖がフィットするかチェックしてから購入しましょう。
※合わせて読みたい: 「白シャツ」を使ったおしゃれなコーデ集!カジュアルなのに上品に仕上げよう♪
流行に左右されにくいアイテムの1つであるボーダーシャツ。
顔の形や体型に合わせて、お好みのネックラインのものを選んでみてください。
薄手のものも良いですが、おすすめは「セントジェームス」や「オーシバル」などのブランドに代表される目が詰まった1枚。
厚手でしっかりした生地感のものなら、高見えするだけでなくこれ1枚着るだけでもサマになります。
デニムやチノパン、スカートとも相性が良いアイテムです。
※合わせて読みたい: 大人カジュアルコーデの定番「セントジェームス」って?季節を問わず使える着回し集も紹介
仕事着としてもカジュアルコーデのアウターとしても使いやすいテーラードジャケット。
シックなカラーのものを選んでおけば、コーデ問わず使いやすいです。
サイズ感はジャストサイズのものを選ぶのがおすすめ。
デザインが豊富なジャケットジャンルなので、ご自身のお好みのテイストにあったものを探してみてください。
デニムだけ使い回すのも良いですが、デニムだけだとオフィスコーデが難しくなってしまいます。
それなら、ワイドパンツやセンタープレスパンツなどのきれいめパンツを1つ持っておきましょう。
お手持ちのアイテムに合わせやすいデザインのものを選ぶようにしてください。
パンツ派ではない方は、スカートを合わせてみるのもOKです。
プリーツスカートやペンシルスカートなど、お手持ちのアイテムやお好みのスタイルにマッチしたものを探しましょう。
ちょっとした時に羽織れるカーディガンがあれば、朝晩の寒さが気になる時期の防寒対策にも役立ちます。
身長や肩にあった長さ・サイズ感のものを選んで着こなしてください。
コーデに少し色味をプラスしたい時や、首回りが寂しい時に役立つストール。
大判のものがあれば様々な巻き方も楽しめるため、いつものコーデにアクセントを加えることもできますよ。
合わせて読みたい: いくつもある「ストール」の巻き方をマスター!ストールでいつものコーデを格上げしてみよう♪
手元に残しておくべきアイテムは選べましたか?
次に、手放した方が良い服を見極めていきましょう。
手放すべきは、下記のような着ない服と着れない服です。
一度クローゼットやチェスト内をチェックしてみて、着ない服や着れない服が無いかチェックしてみてください。
ここからは、少ない服での着まわしにも役立つお手本コーデをご紹介します。
ベーシックアイテムを中心としたコーデを季節ごとに取り上げます。
ゆったりフィットのベージュコートは、春だけでなく秋も着まわしがきくアイテム。
デニムやチノパンを合わせてコンパクトなコーデが楽しめますね。
シンプルな分、シューズやバッグでその日のコーデを彩ってみるのも楽しいですよ。
光沢のあるブラウスをアクセントにもってきたコーデ。
なるべくなら特殊な生地は避けた方が良いのですが、こちらのように主張しないカラーのものなら、普段のコーデを美しく見せてくれそうですね。
サンダルもバッグもナチュラルカラーのものを選んでいるため、とても上品な着こなしに仕上がっています。
リネンロングワンピースは、フロント部分が全てあくタイプのものを選べば、ワンピースとしても軽いアウターとしても楽しめます。
プレーンな仕上がりで、特に着る季節も選ばないため、冬場は上からセーターを着てスカートっぽく着こなしてみたり、春先のライトロングジャケットとして羽織ってみるなど、季節感のあるコーデを存分に楽しめること間違いなしです。
ボーダーシャツと相性が良いジージャンを合わせたカジュアルコーデ。
赤ボーダーがシンプルコーデの良いアクセントになっていますね。
パンプスを合わせるときれいめに、こちらのようにスニーカーやスポーツサンダルを組み合わせるとアクティブなコーデに変身しますよ。
ホワイトシャツでも、フェミニンなバルーンスリーブのシャツを組み合わせるとおしゃれ感も倍増。
こちらはスカートと合わせていますが、マニッシュなパンツとパンプスを組み合わせるのも◎
甘すぎずピリッとスパイスが効いた上級者コーデに仕上がりますよ。
※合わせて読みたい: この春に着たい春コーデ20選!使えそうなアイテムや着まわしのポイントをご紹介
コットンリネンのストレートパンツは、春先〜秋口まで使えるパンツ。
トップスは無地のタンクトップだけにして夏らしく合わせてみたり、上からカーディガンのようにホワイトシャツやリネンのロングワンピースを羽織ってみても素敵ですね。
※合わせて読みたい: 万能パンツ「ベイカーパンツ」を使ってる?おすすめコーデや選び方をチェックしよう♪
無地の薄手ニットカーディガンを上からかけるだけでこなれ感が漂っているコーデです。
全体の色数も限られていて、他のコーデでも着まわしがきくアイテムでミニマムにまとまっています。
夏のオフィスコーデなら、こちらのようなシンプルなカッティングのトップスとセンタープレスパンツを合わせるのも素敵。
秋口ならこちらのパンツにブーツを合わせてみたり、春先ならトップスにテーラードジャケットとストールを合わせてみても良いでしょう。
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夏のジャケットコーデは、トップスもボトムスも同じ素材で軽やかに着こなすのがカギ。
トップスとボトムスがライトトーンの場合は、インナーやシューズにブラックやネイビーなどの締め色カラーを持ってくると全体がきれいに引き締まります。
リネンシャツをアウターとして白タンクと合わせた爽やかコーデ。
カップルでペアコーデをするのにも良さそうなシンプルな着こなしです。
タンクトップは、他の季節であればインナーとして使ってみても良いでしょう。
秋から冬にかけては、重めのカラーを使うのが楽しくなる季節ですよね。
ミニマリストが一番多く持っているであろうブラックのアイテムが一番活躍する季節でもあります。
こちらは、全てオールブラックでまとめることで季節感も取り入れられているマニッシュコーデ。
どの季節にも重宝するブラックアイテムがあれば、スタイリッシュなコーデも楽しめます。
全てブラックでまとめれば、カジュアルな印象のボーダーシャツもモード感ある印象になります。
ブラックの配分を減らしたきれいめコーデ。
ミドル丈のジャケットはこちらのようなタイトめのひざ下スカートだけでなく、パンツとも相性が良いため、迷ったら1着持っておくと普段のコーデにも役立ちます。
足元は甲部分がオープンになったミュールを合わせることで、よりすっきりさを演出できていますね。
ニットonニットのあったかコーデ。
ボリューム感のあるニットカーディガンは、タイトめのTシャツやボーダーシャツ、カラーシャツとも相性がよく、晩秋〜初春にかけてもっとも使いやすいアイテムの一つです。
ローゲージのものになるとボリューム感も増すため、よりオールマイティーに使う場合は、ハイゲージのものを取り入れてみるのもおすすめです。
薄手のレオパードスカートも、季節問わずコーデのアクセントとして使えるアイテム。
こちらのように、色数は少なめにしてシックにまとめると大人のフェミニンコーデの出来上がりです。
春はジージャンや薄手のカーディガンと合わせて、秋〜冬はレザージャケットを羽織ってワイルドに仕上げてみるのも楽しいでしょう。
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冬から初春にかけてヘビーに使えるベーシックなブラックジャケット。
ホワイトのアイテムと合わせて、ハイコントラストな着こなしを楽しむのにぴったりなアイテムですね。
こちらは、あえてジョガーパンツを合わせてカジュアルダウンさせたきれいめコーデに仕上がっています。
秋コーデにも使っていたボリュームニットカーディガンは、中に着る物をすっきりさせてメリハリをつけましょう。
こちらも、レディライクなワントーンで仕上げると、より女性らしく大人っぽさを演出できます。
プレーンなノーカラージャケットをふんわり羽織ったカジュアルコーデ。
冬というとブラックや濃いめの色がメインのコーデが多いですが、ジャケットの質感にマッチしたパステルカラーを使って柔らかい印象のコーデを楽しむのも良いですね。
先ほどのコーデ同様のジャケットとパンツでも、インナーとシューズにブラックを使うことでまた違った印象になります。
レッドのタータンチェックストールが良いアクセントになっていますね。
ロングコートにハイウエストのデニムパンツを合わせると、スタイルアップ効果も期待できます。
トレンチコートにプレーンなロゴニット、デニムを合わせたシンプルなコーデです。
少しボリュームのあるネックレスをつけることでシンプルになりすぎず、おしゃれ上級者に見せることができます。
服を増やさない代わりに、小物でアクセントを加える工夫をすれば、シンプルなコーデでもさまざまな楽しみ方ができるようになります。
服を減らし、最低限の枚数の服でおしゃれを存分に楽しむ方法や、お手本コーデをご紹介してきました。
いきなり服を減らすのは難しいかもしれませんが、まずは手持ちの不要な衣類を数枚だけ減らしてみることから始めましょう。
これで、あなたの普段のコーデがよりブラッシュアップされ、着こなしセンスがさらにアップするはずです。
必要な服、お気に入りの服だけでおしゃれをもっと楽しんでみませんか?
最終更新日 : 2023/07/06
公開日 : 2019/07/24