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セントジェームスの人気アイテム5選&おすすめのコーディネートを紹介
【22~25度】過ごしやすい日の主役はウエッソン!1枚で着るさらっとコーデ
【19~22度】羽織りもの投下!朝夜の寒暖差にも対応OKなコーデ
【15~18】肌寒さにはレイヤード!流行りのニットベストを使ったコーデ
【10~14度】秋の終わりは軽めのアウターをイン!定番カジュアルコーデ
【7~9度】セントジェームスには冬本番の防寒コーデをすっきり見せる効果があります!
フランスはノルマンディーの地名に基づいて設立された「セントジェームス」の歴史は、1800年代まで遡ります。
湿度の高いセントジェームス村で育てられた羊毛は、丈夫で耐寒性に優れていたことで、村では織物の技術が発展していきました。
1850年代に海軍公式の制服を提供したことをはじめ、1889年のブランド設立以来約130年に渡り、伝統的な裁縫手法を活かしたマリンアイテムを作り続けてきました。
当初は漁師や船乗りなど航海用の作業着として親しまれていたボーダーカットソーが、1950年代には休日のスタイルにも取り入れられるようになり、1980年代、フランスの人気ブランドはついに東京にもやってきました。
今ではカジュアルファッションにかかせないアイテムとして、幅広い年代に愛されています。
ここでは、まずセントジェームスを代表する人気アイテムと、そのアイテムを使用したコーディネートをご紹介します。
セントジェームスの代名詞は、こちらのボーダーカットソーです。
馴染み深いボートネックのシルエットは、多数のブランドに影響を与えています。
中でもこれからご紹介する「ウエッソン(OUESSANT)」という代表的なモデルは、セレクトショップをはじめ、オンライン通販でも定期的に在庫切れになるほどの人気を誇ります。
コットン100%で作られた厚手の生地は、100年以上の伝統的な技術を活かし丈夫に編み込まれているため耐久性が抜群。
何度洗濯機で洗っても簡単にはへたれないのが特徴です。
ベーシックなホワイト×ブラックのボーダーに、ブラックアイテムを合わせたコーディネート。
バッグやパンプスなどの小物をコンパクトにまとめることで、ボーダートップスが主役のコーデもカジュアルになり過ぎず、スタイリッシュに見せられます。
アウターによって着ぶくれしやすい秋冬コーデは、色味の調整がとても大切。
ブラックやネイビーなどの締め色をベースに選ぶことで、膨張色であるホワイトの面積が抑えられるので、「ボーダーを着ると太って見える」という方にもオススメです。
カジュアルなボーダーに比べ、シンプルなブラックは季節問わずヘビーユーズ間違いなし。
コーディネートを考える時間がない時は、手持ちのデニムやスカートと合わせるだけでさまになるので、1枚持っておくと便利です。
個性的なアイテムを散りばめた前衛的なコーディネートをキュッと締めてくれる、オーセンティックなブラック。
厚手の生地でしっかり存在感があるのに、他のアイテムを引き立ててくれるのが何とも不思議ですよね。
「セントジェームス」が演出するホワイトは、まさに「純白」。
デニムと合わせたシンプルなコーデも、カジュアルな印象の中にすっきりとした女性らしさを残してくれます。
印象がぼやけがちなオールホワイトコーデも、ウエッソン独特の生地感とコーデュロイを組み合わせた「素材遊び」で地に足のついたトレンドスタイルに。
ホワイトの難点は、うっかりついた食べ物のシミが目立つことですが、市販のシミ取りでササッと応急処置しましょう。
丈夫な生地なので、どれだけガシガシこすっても平気です。
秋冬のトレンドカラーであり、どんなカラーとも合わせやすくコーデの中核を担うブラウン。
流行りのアイテムも良いけれど、トラディショナルなアイテムからカラーチェンジするのが上級者。
スタイルは定番なのになぜかトレンド感のあるコーデは、色味が勝敗のポイントです。
また、カジュアルファッションだけでなく、キレイめスタイル、ビジネスシーンにも活用できます。
タイトスカートやハイウエストなボトムと合わせメリハリをつけて、気取らないキャリア女子スタイルが完成します。
ベーシックアイテムでセントジェームスの魅力にハマったら、次に欲しいのは遊びの効いたカラーアイテム。
大人になるにつれ嫌煙しがちなパステルカラーも、身体のラインにフィットしたブルージーンズと合わせれば甘すぎないカジュアルコーデに。
特に難しいファッションテクニックは要らず、トップス以外はシンプルなアイテムを持ってくるだけで、バブリーなショッキングカラーもすんなり挑戦出来るのだから、やっぱりウエッソンは凄いのです。
ハッキリした色味は、肌全体の露出量が少ない方が際立つので、足元にはホワイトの靴下をインするのがオススメです。
ウエッソンシリーズの最後は鮮やかなカラーボーダー。
くすみの効いたブルーは、90年代のようなオールド感で人気のカラーです。
同じく90年代に流行したコンバースやニューバランスなど、ローテクスニーカーと合わせてさらっと着こなしたいですね。
ホワイトデニムで出掛けたい日は、明るいグリーンをゆったり合わせてこなれ感のある印象に。
肌の色をパッと明るく魅せてくれるホワイトベースのカラーで、見た目からエイジングケアしましょう。
「セントジェームス」第二の主役は、かつてフランス海軍の公式制服として採用されたことで名のついた「ナヴァル(NAVAL)」です。
ウエッソンに比べ少し薄手の生地が特徴で、ボーダーと無地の絶妙なバランスがシルエットをよりすっきり見せてくれるアイテム。
定番はブルー×ホワイトのマリンカラーです。
レディースはもちろん、メンズファッションの定番商品としてウエッソン同様、長く愛され続けています。
ホワイトの無地が定番のインナーをナヴァルに変え、ブルーのアクセントが足されたことでありきたりなコーデも一気にトレンド感がアップ。
ボートネック部分の無地がカジュアルさを抑え、涼しげで爽やかな印象を演出します。
上質なブランドバッグと合わせてもちぐはぐ感が出ないので、シックなコーディネートにも合わせやすいナヴァル。
かっちりした印象を和らげたい時や、オフィスカジュアルのアクセントに使える便利な1枚はマストハブと言えるでしょう。
他のアイテムとの組み合わせ次第で、どんな季節でも着まわせるのがセントジェームスの洋服の嬉しいところ。
ここでは、セントジェームスを使用したおすすめのコーディネートを気温別にご紹介します。
タイトスカート、小さめバッグ、ブラックパンプスというキレイめアイテムたちが、ウエッソン1枚で一気にカジュアルダウン出来るお手本のようなコーディネート。
上半身にホワイトを持ってくる時は印象がぼやけてしまいがち。
髪をスッキリまとめ、大ぶりのピアスで視線を上にずらすのがメリハリを持たせるポイントです。
※カジュアルダウンの関連記事: カジュアルダウンってなに?言葉の意味や着こなしのポイント、お役立ちアイテムも紹介
ビンテージのストレートジーンズには、ちょっと大きめのウエッソンを合わせてグランジ風に着こなすのが可愛いです。
メイクは眉とリップのみサッと整えて、髪もラフに流す自然体スタイルに。
足元やバッグに女性らしいものを選べば、力の抜けた上級者スタイルが完成です。
キャンパス地のトートバッグとデニム、カットソーの色味を合わせたワントーンコーデ。
ボートネックは首元から鎖骨をスッキリ見せてくれるので、それ以外の肌の露出を抑えることでマニッシュな印象に調整しましょう。
ウエッソンにウエッソンを重ねたマリン風コーデで、寒暖差対策もバッチリ。
身体のラインを出し過ぎないフォルムと柔らかい色味が、程よい女性らしさを作り出してくれます。
春秋の定番・Gジャンを羽織る日は、ブラックがベースのコンサバコーデでトーンを調整。
上半身の遊びを無くしたシンプルな装いで、流行りのミニショルダーもしっかり映えますね。
室内と外気の気温差が激しい秋のファッションは、もっちりしたニットで寒さ対策しましょう。
ニットを重ねた時、裾からチラッと見えるボーダーがホワイトコーデをキュッと締めてくれます。
ローゲージのニットベストをファーバッグ、フレアスカート、バレエパンプスと合わせて思いっきりガーリーに仕上げたコーデ。
高見えが難しいガーリールックも、左肩に見える「SAINT JAMES」のロゴが全体の格をグッと上げてくれます。
チノスカート、コンバースのオールスターでカジュアルにまとめた薄手のコーデに、ブラックのニットベストを重ねて寒さ対策。
1個上のコーデ同様、左肩のワンポイントが全体のバランスを整えてくれます。
すっかり寒くなった冬の始まりに登場するのが、厚みのあるトレンチコートですよね。
光沢感のあるベージュと、セントジェームスが作るビビットな白の相性がピッタリ。
自分の肌を明るく見せてくれる配色です。
こちらも冬場に活躍するロングのニットカーディガンと、ボーダートップスを合わせたコーデ。
一見シンプルな組み合わせですが、ボーイッシュなVANSのスニーカーとガーリーな巾着バッグを一緒に揃えることで、バランスを計算した上級者スタイルです。
ポインテッドトゥのバレエパンプス、シャネルのチェーンバッグなどラグジュアリーな小物を取り入れたい日は、トップスにナヴァルの王道カラーを選んで爽やかさをプラス。
一気にこなれ感が足され、高級アイテムがデイリーな印象になります。
「オシャレは我慢」なんて言っていられる季節が過ぎ、気温が10°を下ればいよいよ「防寒 >オシャレ」ですよね。
コート、ボトムにウール素材を選んだあったかコーデも、胸元のホワイトで軽さを出せるのがナヴァルのポイントです。
着ぶくれしがちなキルティングコードも、ナヴァルと合わせればすっきりとした印象に。
特に寒さの厳しい日には、キルティングコートの下にニットカーデを仕込んでも◎
女友達との気の抜けたお出かけは、飾らないリラックススタイルで過ごしたいもの。
ママ友会、子供の運動会、彼氏の実家へ挨拶…など、「やり過ぎ感」を避けたキチンとコーデに迷う場面は意外とあります。
そんな時、セントジェームスの厚みと高級感が「頑張らないオシャレ」を実現します。
色味のトーンを合わせれば、オフィスカジュアルとしても活躍するセントジェームス。
1日中パソコン作業や会議で肩の力が抜けない内勤デーは、楽なスタイルで疲れ知らず。
1枚でも、カーデを羽織ってもさまになるので、変わりやすい冬の室内温度にばっちり対応出来ます。
ブランド設立から100年以上経った今も愛され続ける秘訣は、メイドインフランスの高い品質。
「セントジェームス」を着こなすポイントは、ずばり"慣れ"。
特別な時にだけ着るのではなく、毎日のワードローブに組み込んで、じゃんじゃん洗って肌に馴染ませていくことで味を出します。
長く付き合っていくことで自分仕様に「育てる」トラディショナルなファッションを楽しんでください。
最終更新日 : 2021/12/10
公開日 : 2019/11/27