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リモンチェッロは、イタリアのカンパーニア州ソレントで生まれ、古くから家庭の味として親しまれてきた伝統的なレモンリキュールです。
バカンスで同地を訪れた人々がお土産として持って帰ったことからヨーロッパへと広まり、現在では世界中で人気のイタリア土産の1つとなっているため、名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
ほどよい甘さと、レモンの酸味を活かしたさっぱりとした飲み口から、イタリアでは食後酒として愛されています。
レモンの皮をふんだんに使用しているため、レモン特有の酸味と皮独特の渋みの効いた味わいを楽しめるリモンチェッロ。
甘口ですが柑橘系のすっきりとした後味であることから、男女問わず飲みやすいお酒です。
レモンの酸味は甘いデザートとも相性ぴったり。
ソースの代わりや隠し味として加えるとデザートの甘みが引き立ち、より美味しく味わうことが出来ます。
今回は、基本のリモンチェッロのレシピをご紹介します。
材料はイメージ写真の通りで、1L分のリモンチェッロが作れるレシピです。
調理時間自体は30分ほど、美味しく飲めるようになるまでは2週間ほどです。
度数を抑えたい場合は、スピリタスの代わりにウォッカを使用してみてください。
レモンは皮を使用するため、無農薬のものを選びましょう。
もし無農薬のものが手に入らない場合は、果物にも使える食器用洗剤か重曹を少量溶かした水でよく洗った後、水洗いしてから使用するようにしてください。
レモンを水洗いし、水分をよく拭き取った後、皮をむきます。
白い部分はえぐみが出るので、黄色い部分だけをむくよう気を付けましょう。
白い部分も一緒にむいてしまった場合は、ナイフで削り取ってください。
1でむいたレモンの皮と、スピリタスを煮沸消毒した瓶に入れ、軽くゆすります。
蓋をして密閉した状態で、時々軽くゆすりながら日の当たらない涼しいところで1週間ほど寝かせましょう。
鍋に砂糖、水を入れて火にかけて一度沸騰させます。
沸騰したら火を止め、冷ましてください。
1週間寝かせた2のリキュールをガーゼやざるでこし、皮を取り除いたものと3で作ったシロップを合わせて煮沸消毒した瓶に入れたら完成です!
さらに1週間ほど冷蔵庫で寝かせると、味が馴染んでより美味しくいただけます♪
甘すぎず、クセも少ないため、色々な割りものとの組み合わせを楽しめるリモンチェッロ。
ここでは、本場イタリアでの飲み方から、リモンチェッロ初心者の方でも美味しく飲める飲み方まで、おすすめの飲み方をご紹介します。
本場イタリアで親しまれているストレート。
キリリと冷やして食後に飲むのがイタリア流。
リモンチェッロそのものの味わいを楽しむことができるおすすめの飲み方です。
飲みやすい風味と味とはいえ、アルコール度数30%以上もあるといわれるリモンチェッロ。
「そんなに度数の高いお酒をそのまま飲むのはちょっと...」という方には、ソーダ割りがおすすめです。
リモンチェッロの味わいを残しつつ、よりすっきりとしたテイストになるので、食事のおともにもぴったり♪
「アルコールの香りや味が苦手」という方は、ぜひミルクと混ぜて飲んでみてください。
香りも味もマイルドになり、レモンヨーグルトのような味になるため、デザート感覚で飲むことができます。
寒い日には、お湯とはちみつを加えてレモネード風にしてみるのもおすすめです。
はちみつとアルコールの効果で、体がぽかぽか温まってきますよ♪
「ちょっと違う味にしてみたい」という時は、アイスティーに少しレモンチェッロを加え、大人のレモンティーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
普通のレモンティーとは一味違う香りと味で、はまってしまうこと間違いなしです!
温かい紅茶に加えると、レモンの風味がより一層引き立ちます。
様々な飲み方のあるリモンチェッロですが、お酒として飲む以外に、デザートのアクセントとしても活用できます。
ここでは、おすすめのアレンジ方法をご紹介します。
ソースとしてバニラアイスやヨーグルトにかけるだけ!
レモンソースと比べてよりさっぱりとした、飽きのこない味を楽しむことができます。
ゼラチンと混ぜてゼリーにしてみるのもおすすめ。
華やかな黄色になるので、贈り物やパーティにも最適です。
ブランデーの代わりにマドレーヌの隠し味としていれるのもおすすめのアレンジ方法の1つ。
レモンの酸味でマドレーヌの美味しさがより一層引き立ちます♪
自宅でも簡単に作ることができ、イタリアの家庭の味を体験できるリモンチェッロ。
飲みやすく、見た目も印象的なので、女子会やホームパーティーにもぴったりです。
色々なアレンジ方法があるので、ぜひ自分のお気に入りの楽しみ方を探してみてください!
公開日 : 2020/01/09