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6. ビビットカラーのアイテムを合わせてモードなニュアンスをプラス
ダウンコートとは、ダッグやグースの羽を生地の中に詰め込んだ、ジャンパータイプの防寒着のことです。
ボリュームのあるシルエットと保温性に優れており、冬のコーディネートには欠かせないアウターのひとつ。
ひと昔前まではとても高価なアイテムでしたが、最近はユニクロ・GU ・しまむらなどのプチプラブランドからも発売されています。
デイリー使いはもちろん、アクティブなシーンでも大活躍。
冬の寒さから身を守りつつ、おしゃれを楽しめる一石二鳥のアイテムです。
ダウンコートの種類は、ダッグ(アヒル)とグース(ガチョウ)の羽を用いて作られたものが主流です。
それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
ダックの羽で作られたダウンコートの最大の特徴は、比較的リーズナブルな価格で購入できること。
主に食肉用として育てられたダッグから羽を採取して作られています。
ただ、ボリュームを求めるとやや重くなり、特有の匂いがあることも。
しかし、匂いに敏感な人以外はそこまで気になりません。
ファストファッションブランドなど、プチプラで購入できるダウンのほとんどはダッグで作られています。
着心地よりもデザインや価格を重視したい方におすすめです。
グースはダッグに比べて、少ない羽でもボリュームが出て、軽い着心地が魅力です。
また、鳥特有の匂いはほとんどありません。
お値段は少々高めですが、保温性・通気性に優れているため、ストレスなく快適に着用できます。
長く愛用できるダウンコートを求めている方は、グースの購入を検討するのも良いでしょう。
ダウンコートは毎年新商品が発売されたり、デザインのバリエーションが豊富だったりするので、選び方に迷う人も多いはず。
下記に選び方のポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください♪
膝より下のロング丈なら、体を包み込むようにダウンが温めてくれます。
ふわっとした大きなシルエットになるので、スキニーなど体のラインが出やすいタイトなアイテムと好相性です。
メンズライクなスタイリングを楽しみたい場合や、こなれ感のあるスタイリングに仕上げたいときはショート丈のダウンジャケットがベター。
ショート丈のダウンジャケットなら、重たい印象にならずメリハリを作れるので、ロング丈のワンピースやスカートともマッチします。
お尻が隠れるミドル丈は、パンツ・スカート・ワンピースなど、さまざまなアイテムと合わせやすいのが魅力。
防寒とおしゃれの両立が叶います。
しかし、やや中途半端な丈感でもあるため、コーディネートによってはコツが必要な場合もあります。
まず、チェックしておきたいカラーはブラック・ネイビー・グレーの定番カラー。
着まわしやすく、様々なスタイリングを楽しめます。
ベージュやホワイト、淡いブラウン系のカラーなら、温かみのある女性らしい印象に。
ダウンコートは基本的にカジュアルな印象を与えますが、これらのカラーならフェミニンな雰囲気も演出できます。
周りと差がつくワンランク上のコーディネートに仕上げたい人は、レッド・オレンジ・グリーンなどのアクセントカラーをチェックしてみてはいかがでしょうか。
シンプルなアイテムと合わせても、存在感のあるエッジの効いたルックが完成します。
カジュアルなコーディネートを、モードな雰囲気漂うおしゃれな装いへとアップデートできるところも魅力です。
写真のようにベルト付きのダウンコートは、ウエストマークするとメリハリのあるスタイリングに仕上がります。
キルティングを施したロング丈なら、エレガントな雰囲気に。
丸みのあるコクーンシルエットのダウンコートは、フェミニンで柔らかい印象に仕上げたいときにぴったりのシルエットです。
また、体型カバーをしたい人は、あまりボリューム感のないダウンコートを選ぶのが良いでしょう。
ボリューム感があると大きなシルエットになってしまい、太って見えることもあるため注意してください。
最近ではフードを取り外したり、丈を調節できたりする2way仕様の機能的なダウンコートやダウンジャケットが販売されています。
着用シーンやコーディネートに合わせてスタイリングを変えられるので、ワードローブに加えるとスタイリングの幅がグッとアップ。
ダウンコートを選ぶ時は、デザイン・カラー・シルエットだけでなく、実用性も合わせてチェックしましょう。
ポケット付きなら、スマホやリップなど小物の収納ができて便利です。
フードは、顔まわりにボリュームが出て小顔効果が期待できる上、雪や雨が降ってきた時は一時的に頭をカバーできます。
ダウンコートをアクティブシーンにも活用したいと考えている人は、このようなプラスアルファあったら便利な機能で選ぶのもおすすめです。
コーディネートを間違えると、コンサバっぽくなってしまったり、ダウンコートだけ浮いてしまったりすることも。
ダウンコートやダウンジャケットをおしゃれに着こなすには、いくつかテクニックやコツが必要です。
トップスとダウンを同系色で揃えると、統一感のあるコーディネートに。
また全く同じ色にせず、同系色でも濃淡をつけるとメリハリが生まれ、こなれ感がアップします。
淡いカラーのコンビなら、ボトムに暗いカラーを合わせたり、ブラックのシューズをセレクトしたりして、コーディネートを引き締めるのもおすすめです。
ダウンコートはボリューム感がある分、着丈やコーディネートによっては少し重たい印象を与えることもあります。
そんなときは淡いカラーを投入して、重たさを軽減するのがベターです。
ホワイトやライトブルーなら清涼感がプラスされ、軽やかな雰囲気を演出できます。
ペールトーンやパステルカラーなら、軽さだけでなくフェミニンな印象を与えられるので、女性らしさを格上げできますよ。
▼ペールトーン/パステルカラーの関連記事
・ 流行りのペールトーンってどんなカラー?人気カラー別のコーディネートもチェック
ミドルやロング丈のダウンジャケットは着膨れしやすいため、アクセントカラーやエッジの効いた小物を合わせて、目線を小物に向けるのがおすすめです。
写真のように存在感のあるマスタードカラーのパンツを取り入れれば、足元がキュッと引き締まり、ふわっとしたシルエットを落ち着かせることができます。
ダウンコートを着てちょっと太って見えると感じたら、小物で調節してみてください。
ブラック・ホワイト・グレーの3色でコーディネートをすると、シックで大人っぽい装いに。
ただし、ブラックの占有面積が広すぎると重たくなりやすいので注意してください。
写真のようにネックウォーマーがセットになったアイテムを取り入れると、トレンド感がUP!
ダウンコートを着ると子供っぽい印象になってしまう人や、コンサバな着こなしを避けたい人は、ぜひトライしてみてください。
トレンドカラーのダウンコートを羽織れば、それだけでこなれ感のあるルックへと変身。
2022~2023年はグリーンやイエロー、オレンジなど、明るく深みのあるカラーがトレンドです。
また、秋冬では毎年定番となっているマスタードやボルドー、カーキなどのトレンドカラーを投入して、季節感を高めるのも良いでしょう。
※カーキ色の関連記事: カーキ色に合うおすすめコーデを季節別に紹介!簡単に大人スタイルになれる♪
淡いカラーのダウンコートを羽織ったら、彩度の高いアイテムを組み合わせましょう。
基本的にカジュアルな装いになるダウンコートコーデに華やかさが加わり、モードな着こなしへとアップデートできます。
濃淡の異なるカラーを組み合わせることでメリハリが生まれ、コーディネートに奥行きが生まれるのも魅力です。
※モードコーデの関連記事: 今さら聞けない「モード系」ファッションって?モード系の意味や着こなし方を紹介
ダウンコートの選び方で迷ったら、ブランドで選ぶのもおすすめです。
ここからは、ダウンコートのおすすめブランドを紹介します。
フランスを代表するカジュアルファッションブランド・ダントンも、ダウンコートの定番ブランド。
ヨーロッパらしいスタイリッシュなデザインはもちろん、機能性・防寒性もしっかりと高いのが魅力です。
レディースラインは程よく身体のラインにフィットするすっきりとしたサイズ感なので、着ぶくれが気になるという人にもおすすめ。
トレンド感のあるダウンベストやインナーダウンジャケット、ミドル丈のダウンコートまで幅広いラインナップから自分にぴったりのものを見つけてみてください。
ラグジュアリーなダウンコートをお探しなら、フランス生まれのダウンウェアブランド・モンクレールをチェック。
最高品質のダウン(ホワイトグース)を使って作られたダウンコートは保温性がありながらも軽やかな着心地のため、世界中の登山家たちに愛用されています。
また、スポーティーな中にも、洗練されたエレガントさを感じさせるデザインも人気の理由のひとつ。
すっぽりと包み込むロングダウンコートやキルティングデザインのダウンジャケットなど、定番デザインからトレンド感のあるものまで、デザイン性の高いアイテムが揃います。
カナダグースは1957年、カナダのトロントにて創業したダウンブランドです。
軽い着心地と高い保温性をもち、デイリー使いはもちろんアウトドアやビジネスなど幅広いシーンで重宝します。
スタンダードなデザインなので、トレンドに左右されず長く愛用できるのも魅力。
また、XXSから用意されていたり、2・3way仕様のダウンも発売されていたりと、実用性の高さも人気の理由です。
洗練された、大人カジュアルスタイルを楽しめるミラオーウェン。
同ブランドからは、少しくすみがかったニュアンスカラーのダウンも発売されています。
ふわっとしすぎず、適度なボリューム感で着膨れしにくいのもポイント。
さらっと羽織るだけで旬のスタイリングが叶い、おしゃれな雰囲気を演出できます。
ユニクロのダウンは、比較的リーズナブルな価格で購入できます。
カラーバリエーションが豊富なので、お気に入りがきっと見つかるはず。
保温性はもちろん、撥水加工が施されていたり、ポケットやフードが付いていたりと、デザイン性だけでなく機能性も十分です。
また、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインで、さまざまなコーディネートに合わせやすいのも魅力です。
※ユニクロの関連記事: ユニクロで叶えるおしゃれコーデ20選!シーズン別におすすめコーデを紹介
最後に、ダウンコートを使ったおしゃれコーデをご紹介します。
雰囲気の違うコーディネートを集めたので、ぜひ参考にしてみてください♪
ブラックのニットに、ピンクの花柄ワンピースを合わせた大人カジュアルコーデ。
そこへミドル丈のダウンコートを投入するとさらに柔らかい雰囲気へと変化します。
程よいボリューム感のあるダウンコートでスタイリッシュな着こなしに。
足元はコーデ全体を締めてくれるヒールのブーツを合わせることで、まとまりのあるコーディネートが完成します。
※花柄の関連記事: 花柄のおしゃれな着こなし方&春夏秋冬別のおすすめコーディネート10選♪
オープンカラーのダウンジャケットは、意外と着こなすのが難しく、一歩間違えるとコンサバっぽくなりがち。
しかし、少しくすみがかったニュアンスカラーを合わせたり、タックやセンタープレス入りのパンツを履いたりすると、モダンなスタイリングに変身します。
ブラックのショートブーツで、コーディネートを引き締めるのもあり。
パンツに合わせてローファーを合わせるのもおすすめです。
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ショート丈のダウンジャケットに、ジーンズを合わせた大人カジュアルコーデ。
ボリュームのあるシルエットを、ジーンズで引き締めると着膨れを防ぎ、メリハリのあるスタイリングに仕上がります。
トップスには、パッと視線を集める鮮やかなカラーをセレクトし、エレガントな雰囲気を漂わせるのも◎
足元は細身のパンプスで女性らしさをプラスすれば、バランスの良いコーディネートが完成します。
ホワイトのワントーンスタイルに、カーキのダウンコートを投入。
膨張色であるホワイトをグッと引き締め、品のあるスタイリングへと昇華します。
カーキ×ホワイトは知的な雰囲気を与えられるコンビなので、大人の余裕を感じさせる、洗練されたカジュアルコーデが完成します。
また、スニーカーでカジュアルにまとめるのも良いでしょう。
フラットシューズでレディ感をプラスするのもおすすめです。
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存在感のあるビビットカラーをコーディネートの主役に据えた、大人ミックスコーデです。
落ち着いた印象のハイウエストマキシスカートは、縦ラインを強調できるのでスタイルアップ効果も◎
カジュアルになりやすいダウンジャケットは、落ち着いたテイストのアイテムと組み合わせてラフになりすぎないようにバランスを整えると、大人女性でも着こなしやすいですよ。
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数あるアウターの中でも、特にダウンコートは保温性と通気性に優れたアイテムです。
真冬の寒さから身を守りながら、おしゃれを楽しめます。
最近ではファストファッションブランドからも、ハイブランドに負けないダウンコートが発売中。
以前に比べて手に取りやすくなっているので、まだダウンコートを持っていない人は、ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
着こなし方や選び方に迷ったら、本記事をぜひ参考にしてみてください♪
最終更新日 : 2024/02/02
公開日 : 2020/09/14