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アイライナーは、大きく分けて「ペンシルタイプ」「リキッドタイプ」「ジェルタイプ」「パウダータイプ」の4つがあります。
線の質感も異なれば、与える印象もそれぞれ。
ここからは、そんなアイライナーの種類と定番の引き方をそれぞれ解説していきます。
ペンシルアイライナーは、アイライン初心者さんでも簡単に引くことができるのが特徴。
アイラインを引いているときにミスをしてしまっても、綿棒や指でぼかたり、アイシャドウに馴染ませたりと修正が効きやすいんです。
目元を強調するというよりも、自然に馴染み優しい仕上がりに。
ペンシルアイライナーの中でも「鉛筆型」と芯をくるくると繰り出して使う「繰り出し型」の2種類があります。
鉛筆型は、芯の細さを自分好みに調節することができ、繰り出し式より優しいラインを引くことができるため、アイライナー初心者さんによりおすすめです。
繰り出し式は、一度書くだけで比較的ハッキリとした発色で、繰り出すだけですぐに使えるので削る手間がありません。
ペンシルアイライナーでアイラインを引くときは、一気に描こうとせず、細かい線を繋げるようにして描くと自然に仕上がります。
同じ方向だけで描いてしまうと線にばらつきが出るので、目頭から引いたあとは、目尻から戻るようにすると綺麗なラインが完成しますよ。
ペンシルで描いた後に、綿棒や指でポンポンと軽くぼかすとより自然になるので、試してみてください。
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660円(税込)という破格で買えるプチプラ優秀アイライナーは、「ケイト スムースアイライナーペンシル」です。
ペン先が極細使用になっているため、不器用な方でも簡単にまつ毛とまつ毛の隙間を埋められる使い勝手抜群のアイテム。
カラーはブラックですが、漆黒ではなく柔らかい発色なのでアイシャドウとも馴染みやすく、わざとらしくない盛りメイクができます。
滲んだりかすれたりすることもなく、忙しい朝にもぴったりです。
価格:660円(税込)
色:ブラック
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リキッドアイライナーは、濃いめの発色でキリッとしたシャープな目元に仕上がるのが特徴です。
名前の通り、リキッドで描く線はまるでインクペンのように濃厚。
筆先が細くなっている形状のものが多く、まつ毛とまつ毛の間を埋めたり、目の際など細かい箇所を調整することができます。
上級者になると、重ね書きで線の太さを自分の好みにするなど工夫した使い方もできるんです。
リキッドタイプは、速乾性が高く、ウォータープルーフ処方のアイテムも多く見受けられます。
夏の汗をかく時期でも、ヨレにくくにじまないのも特徴の一つです。
リキッドアイライナーは、ぼかしたり馴染ませたりすることができない種類のアイライナーなので、慎重に引きましょう。
腕をしっかり固定し、手首のスナップを使って安定感のある体勢で描くと、ぶれることがありません。
また、引くときに目の際を少し上に持ち上げながら行うと、ラインがよれず綺麗に引くことができます。
まつ毛の生え際に少し太めのラインを重ねると、より目力が強くなり、目を縦に大きく見せることができますよ。
コスメ好きなら誰もが知っている名品が「フローフシ モテライナーリキッド」です。
こだわりの「大和匠筆」は、黄金比率で配合された4種類の毛を職人の手揉みでブレンドした逸品。
高級感漂う八角形のペンは、握りやすさを追及したことで、アイライナー初心者さんでもぶれずに書くことができます。
しっかり発色するのにラインがぶれず、にじまないのにお湯で簡単にオフできる優秀アイライナーです。
価格:1,650円(税込)
色:4色
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ジェルライナーは、書き方次第で自由自在に仕上がりを変えることができるのが特徴です。
発色が強めなので、意志のある目元を演出でき、目にポイントを置いたメイクやインパクトをつけたいときにおすすめ。
液体と固体の間のようなジェルは、柔らかく扱いやすいため、アイラインに苦手意識を持っている方でも意外と簡単に描けるんです。
ペンシルアイライナーよりもしっかりとした発色で、リキッドアイライナーよりもぶれないラインを引くことができます。
ジェルタイプには、芯を繰り出す「繰り出し式」と、小さなボトルに入っている「ジャータイプ」の2種類があります。
「繰り出し式」は、ペンタイプなので持ち運びが楽で、跳ね上げラインやまつ毛とまつ毛の間など細やかな場所も綺麗に描ける優れものです。
「ジャータイプ」は、持ち運びには不向きですが、ジェルの量などを好みで調整でき、いろんな太さの線を描くことができます。
ジェルライナー(ジャータイプ)は、ジェルの分量を自分で決められるので、適量に調整するのが一番のポイントです。
まずは、筆にジェルを十分馴染ませ、ジェルをすくい上げたら手の甲でしっかり馴染んでいるか試し描きをしましょう。
目をつぶった上で、まぶたを少し上に持ち上げながら短い線を繋げていくように描きます。
このときたまに目を開けて、ラインの確認をすることで形が定まりやすくなり、筆特有の太さの調整もしやすくなるんです。
ジェルライナーは一度乾くと、なかなか修正がしにくいので、失敗したらすぐに綿棒やアイシャドウでぼかしを入れるのが大切です。
とろけるような書き心地がクセになると話題なのが「キャンメイク クリーミータッチライナー」です。
繰り出し式のジェルライナーで、ペン先は驚異の1.5mm!
インラインも描きやすく、力を入れなくてもスルスルとなめらかな描き心地はプチプラとは思えないほどです。
透け感がない濃密な発色なため、しっかり目力をつけたいアイメイクにはおすすめ。
価格:715円(税込)
色:2色
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パウダーアイライナーは、アイライナーの中でも最も自然な仕上がりになるのが特徴です。
発色はあるものの、ラインというよりはアイシャドウの細めのチップで描いたような粉状のラインといったところ。
アイシャドウとも馴染みやすいので、失敗しにくいのも魅力的なポイントです。
パウダーアイライナーならアイシャドウとのグラデーションで、陰影を付けることができ、立体的な目元を作ることができます。
ラインがとても曖昧になりがちなので、顔にインパクトを出すメイクとの相性はあまり良くありませんが、顔がキツイと思われがちな方や印象を柔らかくしたい方にはおすすめのアイライナーです。
パウダーアイライナーには、ラメ入りのアイテムやカラーバリエーションも豊富なことから、メイクの仕上がりも自由自在。
まぶたをヌーディカラーでまとめておくと、淡色ラインでも引き立ち、こなれ感を演出することができます。
パウダーアイライナーでアイラインを引くときは、アイシャドウの最も濃い色を入れるイメージで引きましょう。
一度にブラシに乗せられるパウダーの量は少ないので、こまめに色を足すことが大切です。
色のりにムラができやすいため、引くときは左右に小刻みに動かしながら乗せていくと均一の発色になります。
他のアイライナーと異なり、パウダーアイライナーに限ってはアイシャドウをすべて乗せた状態で引くのがベスト。
その方がアイシャドウとのバランスを取りやすく、綺麗に仕上がります。
2色の同系色で作る立体的なアイラインが「キッカ ミスティックパウダーアイライナー」です。
ラメ入りの艶カラーと目元をグッと引き締めてくれるインナーカラーの2色パレット使用。
その日の気分で艶感を調整でき、また2ウェイのブラシを使い分ければラインの太さも自由自在です。
繊細な粒子は時間が経っても粉飛びせず、長時間付けたての状態をキープしてくれます。
価格:4,000円(税抜)
色:2色
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それぞれのアイラインの引く方法がわかったところで、次はアイラインのバリエーションについてです。
猫目のようなキャットラインや男性からも人気なモテ顔タレ目ラインなど、「やってみたい!」とは思っても引く場所がわからないという方のために詳しく説明していきます。
マイペースでわがまま、だけど放っておけない小悪魔的魅力を持っている猫のような目元にするなら「キャットライン」がおすすめです。
目尻からキリッと跳ね上がったラインは、まさに存在感抜群。
キャットラインの跳ね上げを始める場所が分からない方も多いようですが、目の際になればなるほどナチュラルな仕上がりに。
跳ね上げの角度を高くすると、その分アイラインの面積が増え、黒く塗りつぶすことになるので、濃いめのメイクになります。
下まぶたの延長線を書き足していくことを意識すれば、綺麗なキャットラインを引けるんです。
目尻から5~8mmほど、角度を付けながら跳ね上げラインを引いていきます。
このときまつ毛とまつ毛の間をアイラインで塗りつぶし、黒目の上あたりのラインを太めに引いておくことで、さらに華やかさがアップ!
キャットラインはくっきりとした実線があることで映えるため、リキッドアイライナーや透け感のないジェルアイライナーがおすすめです。
柔らかく、優しい印象の目元にするなら「タレ目ライン」がおすすめです。
一重さんやツリ目の方、切れ長の目の方には効果的なラインといわれており、存在感はないものの、女性らしいキュートな印象になります。
タレ目ラインは、引き方によっては目を大きく見せてくれたり、まん丸く見せてくれたりといった効果も期待できる種類です。
まずは、通常のアイラインを引くときのように、まつ毛とまつ毛の間を埋めながら塗りつぶします。
その次に、目尻の先を指で少し下に引っ張り、指をガイドとしアイラインの引く位置を定めます。
位置としては、涙袋の延長線上まで引くと自然な仕上がりになり、ちょうど良いといわれています。
タレ目ラインを引くときは、仕上がりが優しい印象になるので、ペンシルアイライナーやジェルアイライナーといったエッジが効きすぎていない種類がおすすめです。
大人っぽく、色気のある目元を演出したい方におすすめなのが「切れ長ライン」です。
目の横幅を意識したラインにすることで、デカ目効果はもちろん、セクシーでこなれ感を出すことができます。
一重さんや奥二重さん、二重さん問わず使えるフレームで、比較的テクニックが必要ないメイクともいわれているんですよ。
切れ長ラインの引き方は、柔らかいラインが特徴のペンシルアイライナーでまつ毛とまつ毛の隙すき間を埋めていきます。
続いてパキッとした発色のリキッドアイライナーで、目尻にかけて3~6mm多少上がり気味か、真っすぐのラインを伸ばしていきましょう。
このとき目を細めたり、閉じたりしながら確認して引くと失敗しません。
下まぶたは目尻3分の1からぼかすようにして上のラインと繋げれば、さらにインパクトのある目元を演出することができます。
切れ長ラインは、ブレがなく、はっきり発色のリキッドアイライナーがおすすめ。
一方、切れ長ライン部分以外の箇所は自然な仕上がりを意識するためにペンシルアイライナーにすると良いでしょう。
「雑誌やテレビでトレンドのメイクをしても、イマイチ決まらない…」、そう思ったことはありませんか?
それは、目の形が違うからです。
目の形によって、向いているアイラインの引き方は異なります。
ここからは、目の形別のアイラインの引き方テクニックを徹底解説。
これを読んで自分に合うアイラインを見つけましょう。
目元がハッキリとしていることから、派手に見られがちな二重さん。
あえてメイクを盛りすぎず、抜く勇気をもって、生まれつき美少女風に仕上げましょう。
目元はメイクパーツの中でも、色を使って表現したい部分です。
そうとはいえ、二重さんに濃い色を集中させると必要以上に厚化粧に見えたり、キツイ印象に見えてしまうことも。
そんな二重さんにおすすめのアイライナーは、線の主張が控えめなペンシルアイライナーやパウダーアイライナーです。
色は柔らかさや抜け感を意識した、ブラウン系やグレー系。
まつ毛とまつ毛の間はあえて埋めず、目尻のみアイラインを引き綿棒や指でぼかすと、ナチュラルさが残るメイクになります。
どうしてもクールな印象に見られがちな一重さんには、彫りを意識した意志のある目元に持っていくのがおすすめです。
しっかりアイライナーを引きつつも、バランスを見ながら徐々に太くしていくことで、垢抜けた印象に。
一重さんは、アイラインを引いても、まぶたに厚みがあるためラインが隠れがちです。
そのため、一気に引いて太くなりすぎたり、かえって目が小さく見えてしまうといった失敗が起こることも少なくありません。
そんな一重さんにおすすめのアイライナーは、しっかり発色のリキッドアイライナーや安定感のあるジェルライナーです。
色はパキッとした印象にしてくれる漆黒やブラック。
乾いていないうちに瞬きをすると、まぶたの重なりでアイラインがにじむことがあるため、ウォータープルーフ処方のアイライナーを使い、表面を綿棒でポンポンと肌に馴染ませると落ちにくくなります。
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「二重メイクをするとまぶたの重なりを感じる…だけど一重でもないからアイラインが難しい…!」と思っている奥二重さんは多いのではないでしょうか。
奥二重さんは、極細アイラインを引くことで二重のような目元を作ることができます。
アイラインが太すぎると、一重さん同様せっかく引いたアイラインが隠れてしまい、残念な印象に。
極細のアイラインを引くことで、二重の幅からわずかなアイラインが見え、まるで二重さんかのような仕上がりを演出することができます。
また、黒目の上部分だけ太めのアイラインにすると、目に縦幅が出てデカ目効果もあるのでおすすめです。
そんな奥二重さんにぴったりのアイライナーは、にじみにくいリキッドアイライナーです。
一重さんと同様にウォータープルーフ処方のものを使うと安心して引くことができます。
奥二重さんは目尻が上がることで、ツリ目に見えるため目尻ラインは跳ね上げず下に伸ばしてタレ目にすると優しい印象になりますよ。
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アイラインは、アイライナーの質感や細さでも仕上がりの印象や雰囲気は異なります。
コツを掴めばどんな目幅でも、その人に合った魅力的な目元を作ることができるんです。
目尻やまぶたのアイライナーが上手く引けるようになったら、目と目の間を近く見せる「目頭切開ライン」など、応用を効かせていくとさらにピントの合った目になれます。
アイラインの引き方の基本をしっかりおさえて、自分の目をさりげなく盛りましょう。
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最終更新日 : 2021/04/29
公開日 : 2019/03/07