涙袋とは、目の下にあるぷっくりとしたふくらみのことです。
このふくらみは、生まれつきある方もいれば、全くない方もいます。
ぷっくりとした涙袋があることで、目が大きく見えたり、ぱっちりとした印象に見えることがあります。
モデルさんや女優さんでも涙袋がある方は多く、最近では「美人の条件」としても挙げられるモテパーツの一つです。
元から涙袋がない方でも、人工的に涙袋を作る方法があります。
それは「涙袋ライナー」です。
涙袋ライナーは、光を集めやすいハイライト色を使って、立体感のある下まぶたを作ってくれるアイテム。
その名の通り、線を引くだけでぷっくりとした涙袋を作ることができるのです。
涙袋ライナーといっても、最近では数多くの商品が販売されています。
ペンタイプのものから、涙袋ライナーとしても使えるアイシャドウまで様々です。
ここからは、涙袋ライナーを選ぶ上で押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
涙袋ライナーにも、ピンクやゴールド、暗めのブラウンといったように様々なカラーがあります。
自分の顔色や他のメイクの色合いとのバランスを取った色を使うことで、よりピントの合った目元に。
色次第で顔の印象も大きく変わってくるため、なりたい顔や目元に合わせて選ぶようにしてくださいね。
涙袋をあまり強調したくない、より自然に仕上げたいという方におすすめなのが「ベージュ系」の涙袋ライナーです。
ベージュ系なら地肌やファンデーションの色合いとも馴染みやすく、派手になりすぎません。
頑張っている感が出過ぎないことから、大人女子さんから高評価な色です。
また、オフィスメイクやスクールメイクに取り入れても違和感がなく、適度なこなれ感を演出することができます。
女性らしい甘い雰囲気を出したい方におすすめなのが「ピンク系」の涙袋ライナーです。
アイシャドウでもピンク系が入っているものは多く、バランスの取れた瞳にすることができます。
ベージュ系ほど謙虚でもなく、ホワイト系ほど前に出過ぎない絶妙な色合いは、男性からも人気です。
暖色カラーは目元に温かみもプラスしてくれるため、キツイ印象に見られがちな一重さんや奥二重さんも取り入れやすいですよ。
涙袋が全くない方や涙袋に中心を置いたゴージャスなメイクがしたい方におすすめなのが「イエロー・ホワイト系」の涙袋ライナーです。
塗るだけでパッと明るくなる色合いは、ちょっぴり派手なメイクをしたいときにもってこい。
パキッとした色は視線を目元に集めやすく、意志のある目元を作ってくれます。
ちょっとしたイベントのときに使用して、涙袋の存在感をアップさせましょう。
涙袋ライナーを選ぶ上で押さえておきたい重要なポイントの一つが「質感」です。
同じ涙袋ライナーでも、質感や種類は様々。
見え方や与える印象も全く異なるので、自分に合ったアイテムを選ぶことが大切です。
形や濃さにこだわりたい方は、「ペンシルタイプ」の涙袋ライナーがおすすめ。
ペンシルタイプは、その名の通りペンのような形をしているので、細かい箇所や細いラインもスルスルと描けます。
そのため、何度も重ね塗りしたり違う色と混ぜて使うなど、使い方のバリエーションが豊富です。
一度に量がドバッと出たりする心配もないため、指でぼかしたり自己流の調整ができるのも魅力的なポイント。
涙袋ライナーを初めて使う方や派手になりすぎないか不安な方におすすめなのが「リキッドタイプ」の涙袋ライナーです。
マニキュアのように筆(チップ)でリキッドをすくい上げ、下まぶたに載せるタイプ。
涙袋全体に軽くハイライトを入れたような、ナチュラルな仕上がりになります。
スクープする量によっては、付きすぎたということもあるので、初心者さんは点で付けて指の平で伸ばして塗るようにすると良いでしょう。
リキッドタイプの涙袋ライナーの多くは、チップがとても小さめに作られています。
大幅に失敗することも少なく安心して使えますよ。
涙袋の立体感や目全体を、明るく見せたい方におすすめなのが「パウダータイプ」の涙袋ライナーです。
ペンシルタイプと作りが似ていますが、ペン先から出てくるのは繊細なパウダー。
または、ペン先にチップが付いたものをパウダーに付けて使うタイプの2種類があります。
これらは涙袋ライナーの中でも最も発色が強く、涙袋に見せやすいのが特徴です。
繊細なパウダーが光を集め、ハイライト効果も期待でき立体感は抜群。
パウダータイプは乾燥しやすいため、保湿成分や美容液成分が配合されているものを選びましょう。
目は顔のパーツの中でも、手でよく触れたり、こすったりしてしまいメイクがヨレやすい部分です。
そのため、涙袋ライナーを選ぶときは、できるだけ「ウォータープルーフ」を選びましょう。
時間が経つと皮脂や汗で取れがちなのは、アイシャドウやマスカラだけではありません。
ウォータープルーフのアイテムを使うことで、下まつ毛に塗ったマスカラもにじみにくくなり、より良い状態の涙袋をキープできます。
涙袋ライナーを選ぶコツをご紹介してきました。
そうとはいえ、涙袋がない方や物足りなさを感じている方は「これまで何となく涙袋を作っていた…」「とりあえずラメをのせておいた…」なんて方も多いかもしれません。
ここからは、綺麗な涙袋を描くための方法をレクチャーします。
描き方をマスターしていつも綺麗で憧れられる自然な涙袋を手に入れましょう。
まずは、涙袋が本来どの位置にあるのかをしっかりと見極めることが大切です。
薄目か思いっきり笑顔をしたときに、下まぶたに現れるぷっくりとした袋こそが「涙袋」。
その時に分かる薄っすらとした涙袋の輪郭を、アイライナーペンシルなどで細く描きます。
この時、実線で描いてしまうとクマのように仕上がってしまうため、消え入りそうな濃さで描くイメージが大切です。
また、描きすぎたと思ったら、指で軽くぼかすとちょうど良くなります。
涙袋の輪郭を描いたら、輪郭内を涙袋ライナーやハイライトのアイシャドウで埋めていきましょう。
この時、すべてを埋め尽くす感覚で乗せてしまうと不自然な仕上がりになるので、点で乗せて指で馴染ませたり気持ち少なめに乗せていくのがポイントです。
目の中心付近に乗せると目が縦長に見え、デカ目効果も期待できます。
また、目の内側の目頭あたりまでハイライトを持ってくると、鼻も高く見えるため試してみてください。
より自然に仕上げたい方や思ったより付きすぎてしまった方は、優しく小刻みに指でぼかしましょう。
この時に引っ張るようにしてぼかすと、涙袋ライナーがヨレてバランスが悪くなってしまう原因にもなるため注意が必要です。
ぼかすことでラメ感の調節やふんわりした印象も出せるため、大切な工程の一つ。
「さりげなく」を意識してメイクすると、こなれ感を演出できますよ。
涙袋ライナーの種類や選び方のポイント、メイク方法がわかったところで、次はおすすめで人気の涙袋ライナーを紹介していきます。
質感やどういう目元になるかもまとめていくので、参考にしてくださいね。
涙袋の影を作る名品が「ケイト ダブルラインエキスパート」です。
大人気アイテム「ダブルラインフェイカー」を継ぐ商品とも言われており、薄いブラウン発色はさりげなく描きたい涙袋の影にもってこい。
NMB48で最近ではコスメユーチューバーとしても話題の「吉田朱里」さんも紹介していたアイテムです。
一般的なアイライナーに比べて薄付きなダブルラインは、重ねるほどに濃くなり、濃淡を自分好みに調整できる優れものです。
真っ黒じゃないからこそ、目元が垢抜けて、メイク上級者の雰囲気を出すことができます。
ペン先は極細使用になっており、涙袋の細かい部分もさりげなく演出してくれます。
元はアイライナーなので、目に立体感や奥行きを出す二重、目頭切開用としても使えます。
また、線の太さも思い通りなので、眉毛のちょい足しや唇の輪郭に沿って描けば、口角アップも期待できる万能アイテムです。
価格:850円(税抜)
内容量:0.5g
色:1色
隠れ優秀コスメとして話題なのが「キャンメイク アイライナーペンシル」です。
400円というコスメ商品としては破格で持っておいて損がない商品。
涙袋メイクとしておすすめな色が、3色ある中でも「パールベージュ」です。
落ち着いたホワイト系の色みと目を凝らせばかすかにわかるパールは、涙袋用としてぴったり。
ウォータープルーフ処方なので、時間が経っても皮脂や汗に負けることなく、付けた時のままをキープしてくれます。
下まぶたにつけるコスメがにじまないのは、女子にとっては嬉しいポイントです。
ペンシルタイプですが、芯は極細の2mm。
芯自体は比較的柔らかめなので、あまり出し過ぎると折れやすいです。
見た目より強めの発色感は、存在感のある涙袋メイクをしたい方におすすめ。
目力が増し、クリクリしたお人形のような目を演出してくれますよ。
ホワイト系なものの、肌馴染みが良いため、どんなメイクとも相性が良く、今あるコスメにプラスしてあげましょう。
価格:400円(税抜)
内容量:0.2g
色:3色
美容大国「韓国」で誕生したブランドから紹介するのは「エチュードハウス ティアーアイライナー」です。
涙袋用のアイライナーとして人気を集めています。
細かく繊細なラメは、クリスタルやオパールといったジュエリーのような輝きがあり、角度によってキラキラ感が変化するのが特徴。
同時に立体感も演出してくれるので、潤んだような瞳に見せてくれます。
キャップと一体化した筆は、先がとても細くなっており、細かい箇所も塗りやすいのは嬉しいポイント。
肌に乗せた瞬間に高密着するパールは、よれにくくにじみにくいです。
ただ、塗った瞬間からよれないからこそ、ムラにもなりやすいため、塗るときは力を入れすぎず綿棒などで即ぼかすようにしましょう。
ラメは長時間経ってもとばないため、メイク直しする必要もありません。
マニキュアのような可愛らしい見た目は、韓国コスメらしく持っているだけで気分が上がります。
黒目下に重ね塗りすると、黒目が大きく見えデカ目効果も期待できるので試してみてくださいね。
価格:850円(税抜)
内容量:8g
色:4色
ラメ好きの方必見の涙袋ライナーが「3CE アイスイッチ」です。
アマゾンチョイスにも選出されるほど、日本でも大人気のアイテム。
繊細なラメというよりは、ギラギラしたグリッタータイプで、遠くから見ても輝きを感じることができます。
ギラギラの中には、大小異なる大きさのラメがザクザク入っており、まるで目元に雪の結晶やジュエリーを乗せているかのような仕上がりに。
色は3色展開で、パッケージだけで色みの差はわかりませんが、付けてみると発色の違いに驚きます。
見る角度を変えるとはっきりとした発色感がわかり、それぞれ全く違う印象の目元を演出してくれます。
涙袋をポイントに置いたメイクはもちろん、ラメ感のないアイシャドウに華やかさをプラスするのもいいですよね。
テクスチャーは、シリコンのような細筆がたくさんのラメをスクープしてくれるため、いざ付けてみるとラメが少ないなんてことはありません。
むしろ付きすぎるくらいなので、涙袋に乗せるときは筆を縦向きにし、チョンチョンと点で付けて量を調節するのがベターです。
価格:1,790円
内容量:4.3g
色:3色
目の立体感を出すことを考えて作られたのが「クオレ ティアーズシャドウ&ライナー」です。
涙袋の輪郭を作る専用のリキッドライナーとその中を埋める微細なパール配合のパウダーが1本になった高機能アイテム。
これ1本で、整形級の本格的な涙袋を作れると話題を集めています。
涙袋の影を作るリキッドライナーは、影用ということもあり、とても弱めの発色が特徴です。
だからこそ指や綿棒でぼかす必要もない上に、ファンデーションなどベースメイクがよれる心配もないのは女性にとってはとても嬉しいポイント。
輪郭内を埋めるパウダーも、とても柔らかめな発色でナチュラルメイクとの相性は抜群です。
パウダー内には保湿成分の「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」などが入っているので、乾燥する心配もありません。
その他にも、二重幅にもライナーを書き足せば、はっきり二重にも見せてくれますよ。
リキッドライナーもパウダーともに、「ウォータープルーフ処方」なので、長時間付けていても汗や皮脂で落ちることがないのは魅力的です。
この2つを使えば、涙袋メイク初心者さんでも簡単に綺麗な涙袋が作れるのでぜひ試してみてください。
価格:1,200円
内容量:
色:2色
お手軽にしっかりめの涙袋が作れるのが「キャンメイク ライティングリキッドアイズ」です。
涙袋を美容液成分でしっかりケアしながら使えるプチプラ涙袋ライナー。
色は地肌をコントロールしてくれるような明るめの3色で、涙袋用ではありますが、くすみなどもパステルカラーで飛ばしてくれる効果もあります。
また、見たままの発色なので、付けてみたら違ったなんてことはありません。
キャップに付いているチップは比較的大きめです。
そのため、チップを寝かせるように使ってしまうと、涙袋の輪郭を大きく飛び出してしまうこともあります。
チップの先だけを使うイメージ、かつ点で乗せるようにして塗ると付けすぎを防止できますよ。
リキッドは透明感がなく、まるでコンシーラーのような発色感です。
そうとはいえ、指や綿棒でぼかすことで透け感が生まれ、重たさが一気になくなります。
リキッド自体は高密着とまではいかないので、急いでぼかす必要はありません。
その分伸びが良く、ムラが出ないのは魅力的なポイントの一つです。
価格:600円(税抜)
内容量:4g
色:3色
マットタイプからツヤ感のあるものまで、同じアイシャドウでも様々なテクスチャーがある「アディクション ザアイシャドウ」。
豊富なカラーバリエーションは、全部で99色!
自分にぴったり合う色が必ず見つかると言われている万能アイシャドウです。
涙袋としておすすめなのが、黄色みがかった色の「92番 マリアージュ」。
99色の中でも人気必至の色で、美容雑誌や百貨店オンラインショップでも売り切れ続出なカラーです。
ブルべさん、イエベさん問わず使えるシャンパンゴールドは、華やかっぽいのに上品さをしっかり残した仕上がりに。
色合い的にも肌馴染みが良く、どんなメイクにもすぐに溶け込んでくれます。
しっとりとしたパウダーは肌に高密着してくれるので、長時間経ってもよれません。
また、適度なツヤ感も演出してくれるので、どこか色気が漂う大人女子に魅せてくれます。
「単色で2,000円ってちょっと高いかな…」と思われがちですが、持ちがいいためコスパも良いです。
イベントメイクや夜のデートなど、潤んだ瞳で彼をときめかせてみてくださいね。
価格:2,000円(税抜)
内容量:
色:99色
光と色のレイヤーで、作りたい影を自由自在に操るのが「カネボウ モノアイシャドウ」です。
高級感のあるブラックとキリッとした女性を連想させるスクエア型のパッケージは、ワンランク上の女性を演出してくれます。
モノアイシャドウの最大の特徴は、クリームタイプとパウダータイプのアイシャドウの良さを一つにした「新処方アイシャドウ」というところです。
指に付けたときや涙袋に乗せた瞬間までは、トロリとしたクリーム状のテクスチャー。
だからこそ、塗りやすくムラにならない良さがあります。
まぶたや涙袋に乗せると、みるみるうちにテクスチャーがパウダー状に変化し、ピタッと密着するんです。
クリームタイプ独特のべたつきやヨレがパウダー状になることで解消されるのは、使いやすいはずですよね。
さらに「ウォータープルーフ処方」で、付けたての状態が1日中続きます。
見たままの発色感とギラつかない繊細なラメは、上質で媚びない女性といったところ。
色合いに奥行きがあり、安っぽさを感じさせません。
また、アイシャドウ内にはボタニカル成分として「ホホバオイル」「スクワラン」が配合されているため乾燥対策もばっちり。
涙袋に乗せれば、無理して涙袋作りました感が出ず、大人の余裕を感じさせることができます。
価格:3,200円(税抜)
内容量:4.8g
色:9色
女性の誰もが憧れる、ぷっくりとした涙袋。
整形しないと手に入らないなんてことはありません。
毎日のメイクにちょっとしたひと手間を加えるだけで、美人の条件「涙袋」が簡単に作ることができます。
今や女の子のメイクパーツの中で欠かせない存在になっている「涙袋」を作って、愛され顔になりましょう。
乾燥肌(76) |
敏感肌(55) |
脂性肌(21) |
混合肌(12) |
ツヤ肌(67) |
マット肌(40) |
ミネラルコスメ(13) |
デカ目(32) |
小顔(1) |
韓国(21) |
化粧(61) |
ポイントメイク(67) |
メイクテク(29) |
ナチュラルメイク(65) |
美肌(70) |
メイク道具(11) |
化粧下地/ファンデーション/コンシーラー(22) |
テカリ防止(2) |
アイメイク(19) |
リップ/グロス(24) |
チーク(11) |
春コーデ(20) |
夏コーデ(19) |
秋コーデ(26) |
冬コーデ(26) |
スタイル(46) |
テイスト(38) |
シーン別(16) |
大人コーデ(19) |
カジュアル(11) |
綺麗め(9) |
フェミニン(10) |
10代(1) |
20代(7) |
30代(7) |
40代(3) |
50代(2) |
片思い(21) |
男性心理(23) |
カップル(26) |
恋愛観(26) |
恋愛テクニック(33) |
ショートヘア(20) |
ロングヘア(19) |
セミロング(16) |
ボブ(20) |
スタイリング(27) |
ヘアケア(39) |
ヘアカラー(10) |
ヘアアクセ(8) |
キッチン用品(16) |
ホームパーティー(12) |
食生活(79) |
ヘルシー(36) |
運動(10) |
筋トレ(4) |
リラックスタイム(7) |