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何年たっても廃れることのないお団子ヘア。
いつの時代でもどんなファッションと合わせても、おしゃれでかわいい印象を与えてくれます。
そんな団子ヘアには、ほかにも魅力がたくさん。
例えば、お団子はやり方さえ覚えれば簡単に作れるため、不器用さんにぴったりです。
さらに、お団子ヘアには小顔効果もあります。
輪郭があらわになるため、顔の大きさや丸さで悩んでいる人はお団子ヘアを避けてしまいがち。
しかし、お団子は輪郭の縦のラインを強調するので、顔をシャープに見せる効果があります。
また、高い位置でのお団子ヘアは若々しくアクティブな印象に、低い位置なら大人っぽくフェミニンにと、全く異なるイメージを作れるのもお団子ヘアならではです。
フォーマル・オフ・オフィスと幅広いシーンにマッチするお団子ヘア。
魅力がたっぷり詰まっているため、ぜひやり方やアレンジ術を覚えておきましょう。
「お団子ヘアっていつもうまくいかない」
「インスタや雑誌で見るようなかわいいお団子ヘアにならない」
お団子ヘアをおしゃれにきめたいのであれば、基本のやり方をマスターすることが大切です。
基本を知ることで、ネットや雑誌で見るようなかわいいアレンジもできるようになります。
まずは髪をひとつ結びにします。
最後の毛先はゴムを通さないで、輪っかを作りましょう。
この時、輪っかはなるべくきれいな丸になるように。
輪っかの部分は少し毛先を引っ張って、ルーズにします。
残った毛先をロープ網にして、ゴムに巻きつけたらヘアピンでしっかり固定をします。
最後に、後頭部全体の髪の毛をゆるく引っ張り出せば完成です。
結びきれていない襟足や、もみあげ部分が巻かれているとかわいいですよ。
余裕のある方は結ぶ前に全体を軽く巻いておくと、仕上がりにニュアンスが出ておしゃれです。
こんなに簡単だと、「すぐに崩れてきたりお団子の形がきれいに出なかったりするのでは？」と心配うになるかもしれませんね。
しかし、シニヨンのお団子ヘアをかわいく見せるには、くずれそうでくずれないラフな雰囲気を保つことが大切です。
どうしても不安な方は、お団子が完成したあとに全体にスプレーを巻いておくと良いですよ。
高い位置に結ぶ場合、ミディアム程度の長さの髪なら上で紹介したシニヨンと同じやり方でも大丈夫です。
しかし、それ以上の長さの方の場合、お団子がだれてしまいます。
高い位置のお団子ヘアは、お団子の丸みがしっかり出せるよう、お団子がだれない工夫が必要です。
まず、お団子を作りたい位置でポニーテールにします。
高い位置であればあるほど、元気な印象です。
できたポニーテールをきつめのロープ編み or 三つ編みをして、髪の結び目にしっかりまきつけ、ヘアピンで止めましょう。
このとき丸みが出るように、反対の手でお団子部分をおさえると良いですよ。
お団子部分と巻きつけた部分の髪の毛、後頭部全体の髪をゆるくひっぱって完成です。
こちらも事前に巻いておくと、仕上がりがきれいです。
また、「時間が経つと崩れてきてしまうのでは？」と不安な方は、シニヨンと同じくスプレーをまいておきましょう。
「お団子ヘアがいまいちおしゃれにきまらない」という方は、しっかりきっちりお団子ヘアを作りすぎているのかもしれません。
ここで、お団子ヘアがおしゃれになるコツについても見ておきましょう。
ぴっちり硬いお団子ヘアは、ピアノの発表会やバレエを連想させます。
少し老けたイメージにもなってしまうため、お団子ヘアは「ゆるく」を目指しましょう。
ゆるさを作るには、お団子自身・ゴム周りに巻きつけた毛束・後頭部など、すべての部分の髪を軽く引っ張ってほぐせばOKです。
うっかり忘れてしまいがちな行程ですが、この「ほぐし」があるのとないのとでは仕上がりに大きな差をつけてしまうため、忘れないようにしてくださいね。
お団子ヘアのゆるくて女の子らしいボリュームを作るには、「ねじり」が便利です。
ゴム周りに巻きつける髪の毛は三つ編みかロープ編みをすることで太さが出て、お団子とバランスが取りやすくなりますよ。
また、お団子部分にもねじりや三つ編みを加えると、ボリュームが出ておしゃれな印象になります。
「結び目のゴムくらいどうってことない」と思うかもしれませんが、ゴムが見えていると野暮ったい印象になってしまいます。
必ず毛束を巻きつけて隠すか、シュシュなどのヘアアクセサリーで隠すなどしましょう。
お団子ヘアは髪が長くないとできないというわけではありません。
ショートやボブといった短い髪でも、工夫をすることでおしゃれなお団子ヘアが実現できます。
ここでは、ショート～ボブヘアにおすすめのお団子ヘアアレンジをご紹介します。
編み込みさえできれば、おしゃれなシニヨンが簡単に作れます。
まずは後頭部で編み込みを作りましょう。
毛先の方は三つ編みでOKです。
出来上がったら、低い位置で結びます。
三つ編み部分は最後まで輪っかを通さず、残った毛先はゴム周りにぐるぐるっと巻きつけてください。
最後に全体の髪の毛を引き出して、ヘアアクセサリーをつければ完成です。
編み込みがきれいにできると、それだけでこなれ感が生まれます。
後ろ手編み込みは、練習あるのみ！
何度も繰り返し編み込んで、指に動きを覚えこませましょう。
なんてことのないハーフアップも、ねじりが入るとおしゃれな印象に。
耳より上、1/3くらいの髪の毛でハーフアップお団子を作ります。
ゴムに髪の毛を通し切らない、ゆるい結び方でOKです。
残ったサイドの髪の毛をねじって、お団子の結び目まで持ってきます。
その後、サイドの髪の毛はゴム部分にぐるりと巻きつけて、全体をほぐせば完成です。
ハーフアップもそのままだと「ただ束ねただけ」といった印象になってしまいますが、ねじりとほぐしを加えることで、おしゃれヘアに変身します。
短いからこそちょこんとしたお団子の並びがかわいく見える、ダブルお団子。
まず耳より3cmほど上の髪の毛を束ねて、小さなお団子を作ります。
その後、下の髪も束ねて上のお団子と同じラインになるようにお団子を作りましょう。
このとき、お団子はきちんと丸くなるように＆ゴムから残った部分が長くなりすぎないよう要注意です。
最後に全体を軽くほぐして完成！
最初にゆるく巻いておくと、ルーズな雰囲気が出ておしゃれです。
短い髪だとシニヨンかハーフアップしかできないと思っていらっしゃる方も多いですよね。
しかし、ショート～ボブでも高い位置のお団子が作れます。
まず、お団子を作りたい位置で結びましょう。
なるべく多くの髪の毛を持っていくのがポイントです。
残った後れ毛は、逆クルリンパをして毛先が上を向くようにします。
クルリンパで出た毛先をヘアピンで留めて、全体の髪の毛をゆるくひっぱったら完成です。
最初にワックスをつけておくと髪がまとまりやすく、きれいに仕上がりますよ。
▼ショート・ボブのヘアアレンジ関連記事
・ 大人かわいいボブの髪型まとめ。巻き方やヘアアレンジまで徹底解説！
・ 短くてもキュート！ベリーショートのおすすめヘアスタイルとヘアアレンジを紹介
セミロング～ロングヘアは長さがあるため、高いお団子も低いお団子もいろいろ楽しめます。
その中でも、おしゃれに見えるお団子ヘアアレンジをご紹介します。
ルーズなハーフアップは、おでこを出すことでさらに抜け感をプラス。
まず、黒目の端～端までの間の前髪とつむじまでの範囲の髪の毛をまとめて、1つの束を作ります。
それを2つにわけて、ねじっていきましょう。
つむじあたりまでじねれたら、ゴムで結っておだんごにします。
ねじったところをメインに、髪の毛全体をゆるくひっぱって完成です。
ゆるいパーマヘアとよく合うアレンジですよ。
お団子はそれだけでもかわいいですが、一工夫を加えるとさらにおしゃれさが増します。
まず1/3ほど片側サイドの髪を残しておきましょう。
残りの髪は、後ろの低い位置で1つに結んでおきます。
残ったサイドの髪を段違いでさらに2つにわけて、ロープ編みにします。
お団子に巻きつけるため、巻きつける方向に引っ張りながら編むと良いですよ。
ロープ編みが完成したら、それぞれをお団子にぐるりと巻きつけて完成です。
ロープ編みはすべてきちんとほぐすことで、編み目がきれいにでます。
三つ編みや編み込みができない方にもおすすめのアレンジ方法です。
ヘアアレンジの定番、くるりんぱでお団子を作ってみましょう。
まず最初に、両サイドの髪を残してセンター部分だけで低めのお団子を作ります。
その後、両サイドの髪をお団子の上で1つ結びにして2回くるりんぱ。
くるりんぱで出た毛先は、お団子まわりに巻きつけます。
全体をゆるくほぐして完成です。
くるりんぱはお団子以外でも使える定番アレンジ術なため、きれいなやり方をマスターしておくと良いですよ。
※くるりんぱ関連記事： 【くるりんぱのヘアアレンジ】コツさえ覚えれば簡単♪くるりんぱを使ったショート・ボブ・ロング向けヘアアレンジ
お団子のボリュームが足りなくてくたっとなってしまう…そんなときは、お団子自体を三つ編みにしてボリュームを出すのがおすすめ。
まずはお団子を作りたい位置でポニーテールを作ります。
その後、ポニーテールをきつめの三つ編みにしましょう。
毛先は小さなお団子にしてくださいね。
三つ編みをポニーテールの根元のゴムにぐるっと巻きつけて…
完成です。
全体を軽くほぐして、バレッタなどをつけるとかわいいですよ。
お団子は毛先をゴムに巻きつけて作るのがほとんどですが、あえて残しておくのもアリです。
やりかたはとても簡単！
サイドの髪を多めに残して、センターでお団子を作ります。
このとき、毛束をすべてゴムに通さず輪っかにしておいてください。
残ったサイドの髪の毛は、ロープ編みにしてお団子の根元に巻きつけてゴムを隠しましょう。
ロープ編みが面倒な方は、ゴム部分をシュシュで隠してもOK。
これで完成です。
普通のお団子よりも女性らしく、フェミニンなイメージが強くなります。
ふんわりした雰囲気のファッションを好む方におすすめです。
かわいさが強いハーフアップも下の方でゆるく結ぶと、アンニュイでセクシーな印象になります。
まず耳から上の部分の髪の毛だけをとり、耳の下の位置でお団子を作ります。
毛先を全部通さず輪っかを作ったら、残った毛先をお団子に巻きつけましょう。
その後、ヘアピンやバレッタなどを飾れば完成です。
だらしなくなりすぎないよう、お団子の形は綺麗に作るよう意識しましょう。
オンでもオフでも使えるアレンジなので、覚えておくと便利ですよ。
▼ロング・セミロングのヘアアレンジ関連記事
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お団子ヘアはとても簡単に、おしゃれな印象を作れます。
まとめ髪としても手軽なため、使えるシーンは幅広いでしょう。
また、基本のやり方をしっかり覚えておくと髪の長さや量を問わず、自分の髪にぴったりな「きれいに仕上がるコツ」が見えてきます。
そのため、まずはシンプルなお団子を練習してみてください。
基本のお団子ヘアをマスターしたら、オンもオフもゆるくかわいいアレンジを楽しんでくださいね。
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最終更新日 : 2021/03/03
公開日 : 2021/02/26
