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3. 使い勝手自由自在!自然由来のナチュラル派「バームタイプ」
8. DEUXER(デューサー) ミディアムスムースワックス 3S
アワックスと言っても、質感や期待できるスタイリングの効果は異なります。
どのようなアレンジをしたいのかによって、部分的に使い分ける必要があるのです。
ここからは、ヘアワックスを買うときに知っていてほしい種類についてご紹介します。
髪のツヤ感・動きのある髪にしたい方やワックス初心者さんには、「クリームタイプ」がおすすめです。
クリームタイプは、その名の通りクリームのようなこってりとした質感が特徴で、馴染ませていくと徐々にみずみずしい仕上がりになります。
一見もたつきそうなテクスチャーだと思われがちですが、髪の動きを邪魔することなく、それでいて適度なルーズ感を出してくれます。
一般的に販売されているワックスの多くはこのクリームタイプで、スタンダードなヘアアレンジから凝ったヘアアレンジまで幅広く使える万能型です。
美容室で使われるスタイリングもクリームタイプが多く、美容師さんに勧められて使いだしたという方も少なくありません。
最初から最後までワックス特有のべたつき感もなく、快適に使うことができます。
濡れ髪・ウェッティースタイリングをしたい方や髪のボリュームを抑えたい方、バチっと固定したい方におすすめなのが「ジェルタイプ」です。
ジェルタイプのワックスは、内容成分が水溶性で構成されているため、伸ばしやすく、そして馴染みやすいのが特徴。
はじめはみずみずしいテクスチャーですが、乾燥していくうちにパリッとワックスが髪をコーティングし、崩れにくい仕上がりになります。
髪をまとめやすいのもジェルタイプならではなので、クセっ毛がひどい方や剛毛な方でも思い通りの髪をキープできるのです。
男性がよく使用しているのもこのジェルタイプで、ツンツンヘアの毛先に付けたり、ひっつめた髪を固まらせることもできます。
女性だと前髪の毛先につけ束感を出したり、跳ね上げやクセが出やすい部分にピンポイントで付けるのも良いでしょう。
ヘアワックスの使用頻度が低い方や髪、肌に優しいものを使いたいという方におすすめなのが「バームタイプ」です。
バームタイプは、「シアバター」「ミツロウ」といった自然派由来の油脂を使っているアイテムがほとんどで、ナチュラル志向の方・敏感肌の方にはぴったり。
また、優しい成分だからこそ髪はもちろん、ハンドクリームやリップケア、ネイルケア、かかとやひじなどの保湿剤としても全身に使うことができます。
たまにしかヘアワックスを使わないんだよなという方であっても、使い方次第で自由自在に有効活用できるのは魅力的です。
バームタイプはどのアイテムも始めは固形で、体温によって馴染ませることでオイル状に変化します。
オイルになることから、髪のボリュームダウンやウェッティヘアに仕上げることができるのも特徴の一つです。
コンパクトサイズの缶や瓶に入っているものがほどんどなので、持ち運びに便利で、気になったときにササっと付け直すこともできます。
豊富な泡と水分が髪の隅々まで入り込み、馴染みやすくしてくれる「ムースタイプ」。
クセっ毛を活かしたスタイリングやウェーブ巻き、ミックス巻きなど動きを持たせたヘアにおすすめです。
ムースタイプは、数あるワックスの中で最も髪に馴染ませやすく柔らかい泡が取り扱いを楽にしてくれます。
矯正力やキープ力には欠けるものの、いかにもワックス使っています感をなくしてくれるのは嬉しいポイントです。
水分豊富なため、ワックスを塗ったあとにコテやアイロンを使うと、熱をもってもなかなか髪に型が付きにくくなってしまいます。
そのため、ムースタイプを使うときは、スタイリングの最後に付けるようにしましょう。
巻き髪にエアリー感を持たせたい方には「スプレータイプ」がおすすめです。
一見スプレータイプってワックスなの?と思う方もいるかもしれませんが、毛流れをキープしたりアレンジを手助けしてくれる面ではれっきとしたワックスと言えます。
ミスト状になった樹脂ガスが、髪と髪の間に入りこみ、髪がぺたんこになるのを防いでくれたり、細かいヘアアレンジをキープしてくれます。
ボリュームがなくなりがちな雨の日や湿気が強い日、汗などの外的刺激にも比較的強いです。
他のワックスに比べて1つあたりのサイズ感が大きいことから、持ち運びには不向きなのが難点。
そうとはいえ、油分を含んでいないことからキープ力が強く、一度付けると1日持つアイテムも多くあります。
特徴は分かっても、じゃあどれが自分に合うの…?と疑問を持つ方も少なくありません。
ワックス初心者さんでも簡単に選べるようになる、選び方のポイントを解説します。
選ぶポイントの一つが「髪のレングス(長さ)」です。
長さによってワックスを使い分けることで、こなれ感が出たり、重い印象になるのを防げます。
ベリーショートやショートといった後ろ髪が肩につかないくらいの長さの方は、ある程度固めのテクスチャーやセット力を持つ「ジェルタイプ」「クリームタイプ」がベター。
クールに決めたい方は、「ジェルタイプ」を使い、髪をかきあげたり太めの毛流れ作ると大胆な印象に仕上がります。
髪が短いことによって、強めの毛流れでも違和感がなく、重くなることがありません。
少しエアリー感を出したい方やキッチリ固めるのが苦手な方は、ナチュラルながらも甘めにもスタイリングできる「クリームタイプ」が良いでしょう。
後ろ髪が肩や鎖骨につく程度のボブやセミロングの方は、硬すぎず柔らかすぎないテクスチャーやセット力の「バームタイプ」や柔らかめの「クリームタイプ」がおすすめ。
硬い質感のワックスだと、せっかくアレンジの効くセミロング・ボブのスタイリングの幅を狭めてしまう原因になってしまいます。
アイロンやコテで毛先に動きを出しつつ、ナチュラルにキープできるのがベストです。
また、毛量が多い方はワックスを髪の内側だけ根元から毛先にかけて全体的に付けると、さりげなくボリュームダウンできます。
あくまで髪の動きを自然に活かしつつ、押し固めないワックスを選びましょう。
後ろ髪が胸あたりから腰にかけてあるロングの方は、ナチュラルさを意識した「ムースタイプ」「スプレータイプ」がおすすめです。
間違っても「ジェルタイプ」といった固めのワックスを使用し、髪の動きを封じたり不自然さを出すのはNG。
何もしていない状態でもロングというだけで重たさが感じられてしまう可能性があるので、いかにエアリーに軽く見せるかが大切です。
髪に動きを出さないストレートヘアやワンカールスタイルの場合は、髪に適度なツヤ感を出す「ムースタイプ」にし、巻き髪など細かいアレンジを効かせるときは軽く見える「スプレータイプ」が良いでしょう。
髪がダメージにより広がったり、パサついている場合は、「クリームタイプ」や「バームタイプ」を部分使いすると元から美髪のように仕上げてくれます。
ワックスを選ぶときは、毛量やそのときの髪の状態(髪質)を把握した上で選びましょう。
毛量が多く、ボリュームダウンしたい方は、セット力の高い「ジェルタイプ」「硬めのクリームタイプ」で膨らみがちな髪を抑えてあげましょう。
反対に軟毛で髪が少なく、ボリュームアップしたい方は、セット力が弱めで髪の動きを極力封じない「スプレータイプ」「ムースタイプ」がベター。
その他、髪が傷んでいるときは、ツヤ感を出せるものを使って美髪に見せたり、植物由来エキスといった成分にこだわるのも良いでしょう。
頭皮や髪に直接触れるものだからこそ、肌に優しいものだと安心です。
スタイリングや仕上がりを考えて選ぶことも、ワックス選びでは大切なポイントです。
結婚式やパーティー、イベントのときなどアップスタイルの場合は、髪の立体感や繊細な動きをキープできる「スプレータイプ」がおすすめ。
髪が剛毛で言うことを効かないからといって「ジェルタイプ」を使ってしまうと、ペタッと張り付き、せっかくの立体感も台無しです。
一方、ショートでアップスタイルにしない場合は、「ジェルタイプ」で固めるとフォーマルな場面でもしっくりきますよ。
そのときのTPOやシチュエーションに合わせて、特徴を活かせるワックス選びが大切です。
ここからは、ヘアワックスの正しい使い方についてご紹介します。
スプレータイプ以外のワックスは、手の平に適量取ったらテクスチャーを均一化させ、髪に伸ばすといった流れがベーシックです。
ただ、髪型によっては伸ばし方にもコツが必要です。
ワックスを既に持っている方も、これから使う方も参考にしてください。
ショートヘアの方は、ワックスを手の平で馴染ませたら、無造作かつ不規則にグーパーグーパーするようにクシャクシャと揉みこみましょう。
このときピンポイントに付けるのではなく、全体的に付けるのがポイントです。
全体的に付けることで、フォルムがふんわりとし、立体感を出すことができます。
また、暗髪であってもワックスによって毛流れが強調されることによって、抜け感が出ておしゃれなイメージになります。
※合わせて読みたい: 黒髪ショートのヘアカタログ!自分をより良く魅せられるおすすめの黒髪ショートスタイルは?
ミディアムヘア・ボブの方は、気になる部分をつねるようにピンポイント付けしましょう。
巻き髪の場合は、髪の動きを活かすために毛先部分のみに付け、髪をボリュームダウンしたい方は髪の内側のみに付けるなど仕上げを想定したスタイリングが大切です。
全体的にワックスを付けてしまうと、重たさが出てしまったりこなれ感に欠けてしまう可能性もあります。
ワックスならではの束感を活かした、シースルーバングなどワックスでしか出せないスタイリングを楽しむのも良いでしょう。
ロングの方は、ワックスを手の平に馴染ませたら、髪の根元からではなく、耳横あたりから毛先にかけて軽いタッチで付けていきます。
根元から付けてしまうと、湿気に負けてしまったようにボリュームダウンしてしまうので注意しましょう。
また、ロングさんの場合根元から付けずとも、髪が長い分、重さである程度落ち着かせてくれる効果があります。
トレンドのルーズヘアは、ワックスを毛先部分にくしゃくしゃっと握るように揉みこむだけで完成するのでおすすめです。
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最終更新日 : 2023/04/06
公開日 : 2019/09/09