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1. ショートさんには、カジュアルな印象の「外巻き(ハネ)×ウェーブ巻き」
2. ミディアムさんには、女性らしい柔らかさがある「ツイスト巻き」
3. ミディアム~ロングさんには、毛先を統一させた「ミックス巻き」
4. ロングさんには、無造作ながらもゆるふわな「ミックスウェーブ巻き」
ここでは、実際に使えるヘアアレンジの種類と実際の巻き方をご紹介します。
不器用さんやコテ初心者さんでも、5分あればできる簡単ヘアアレンジも解説していきます。
巻き方によっては女性らしくもフェミニンに、巻く方向をくるっと変えるだけでクールにも見えるコテのヘアアレンジは必見です。
コテ初心者さんでも挑戦しやすいのが、シンプルなコテアレンジでできる「内巻き」です。
その名の通り、毛先を内巻きにワンカール入れているのが特徴で、毛先のすべてが内に入っている状態を指します。
毛先を揃えて内側に入れるだけの簡単アレンジなので、5分もあれば完成し、忙しいビジネスワーカーにも人気です。
ガーリーやフェミニンといった可愛らしいファッション、またピンクやオレンジといった暖色系メイクとも相性が良く、デートや女子会なもおすすめです。
内巻きアレンジなら、カールが強すぎるわけではないため、雨の日や湿気の日も比較的持続力が高いと言われています。
まずは巻きたい髪の量を手に取ったら、髪の中央部分にコテを挟み、ゆっくりと毛先方面に沿ってスライドさせながら内巻きに1回転。
このとき、毛先部分でコテを数秒とどめておくと、内側に入った髪が固定しやすくなります。
ただ、とどめるといっても流れるように、そして滑らせることを意識して行うことがポイントです。
一度内巻きができたら、さらにその髪を少しずつ取り分けて、同じ工程を繰り返すと、単調になりがちな髪にボリュームが出て立体感が増します。
ふんわり感を残したいなら、スタイリング剤は付けない方がベターです。
内巻き特有の可愛さを少し落ち着かせたい方は、あえて毛先にオイルを付けて、濡れ髪にしてイマドキ感を演出するのも良いでしょう。
※合わせて読みたい: product(プロダクト)のヘアワックスが優秀すぎる!おすすめの使い方やスタイリング方法まとめ
内巻きと同様、ワンカールでできる簡単アレンジが「外巻き」です。
こちらは内巻きとは反対に、すべての毛先がワンカールで外側を向いている状態を指します。
「外巻き」とは別に「外ハネ」と言われることも多く、アクティブな印象やカジュアルかつボーイッシュなイメージに仕上げることができると、若い世代を中心に人気のアレンジです。
カールの強さを強くすればポップに、穏やかなカールにすればヘルシーな印象に導いてくれますよ。
手順は内巻きのときと同様に、巻きたい髪の量を手に取ったら、髪の中央部分にコテを挟み、ゆっくりとスライドさせながら外巻きに1回転。
こちらも毛先部分でコテを数秒固定するか、他の部分よりも時間をかけて滑らせるようにすると型が付きやすくなります。
また、一度ワンカールでできた外巻きをさらに少しずつ取り分けて、同じ工程を繰り返すと立体感が増しますよ。
基本的に、外巻きの場合はワックスやヘアオイル、スタイリング剤を付けるのがおすすめです。
外巻きのカジュアルなヘアスタイリングと相まって、こなれ感を演出することができます。
内巻きや外巻きにも似ているコテを使ったヘアアレンジが「ワンカール」です。
ワンカールは、トレンド巻きに必ずと言っても良いほど取り入れられるカール。
ワンカールだけでできるヘアスタイルの一つが、スヌーピー巻きです。
そのネーミングからわかる通り、スヌーピーの耳のように下にいくにつれて丸みを帯びているヘアアレンジで、内巻きと外巻き、それぞれワンカールをミックスさせることでできています。
このようにワンカールを使うことで、簡単でありながらもアレンジしている感がしっかりと出るのは嬉しいポイントです。
ふんわりしつつも、清潔感を出すことができるのも人気の理由の1つ。
エッジが効いていない優等生派のアレンジなので、オフィスヘアやスクールヘアといったフォーマルな場面でおすすめです。
先ほどご紹介した内巻きと外巻きを混在させるだけなので、簡単です。
髪を取り分けるときは、できるだけ少ない束感にした方が、毛流れが四方八方に行き、立体感やボリュームを出すことができます。
一通りワンカールにしたら、髪の表面部分を細めに取り、さらにワンカール強めに入れると抜け感が出ておすすめです。
仕上げはあえてオイルなどツヤ感のあるスタイリング剤を使うことによって、毛先がより綺麗に映えます。
内巻きの上品さと外巻きのボリューム感を兼ね備えているのが「ミックス巻き」です。
毛量が元から少ない方や暗髪ながらも華やかにしたい方におすすめ。
一度に巻く束感を多めにすれば、結婚式やパーティーといったドレスアップの場面にもぴったりな豪華な仕上がりになります。
反対に一度に巻く束感を少なめにすると繊細さが出て、アレンジしている感やこっている感を演出できます。
普段オフィスでは内巻きにしておしとやかな雰囲気を出しつつも、休日ヘアとしてミックス巻きを取り入れると、彼もギャップにキュンキュンさせられるかもしれません。
「ミックス巻き」は手が込んでいそうに見えますが、実はコテの扱いに慣れると誰でも簡単にできます。
細めに毛束を取り分け、「内側に入れこむように巻く」→次の毛束は「外側に押し出すように巻く」、この工程の繰り返し。
「内側に入れこむように巻く」つまりは、上記の写真のように顔に向かって巻いていくという意味です。
「外側に押し出すように巻く」は、上記の写真のように後頭部に向かって巻いていくという意味。
交互に巻いていくことによって、簡単ながらも凝ったアレンジをしているかのように見えます。
これまでご紹介した「内巻き」「外巻き」に比べると巻き方が単調ではないため、「どこを巻いたかわからなくなった…」と思う方もいるようです。
そんなときはブロッキングと呼ばれる方法をおすすめします。
ブロッキングとは、前髪以外の髪がある部分をクシもしくは爪、ピンを使って場所分けしてあげることです。
後頭部の髪を4等分くらいに分ければ、どこを巻いたかも一目瞭然ですし、巻き損ねを防ぐことができます。
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おしゃれ上級者さんやこなれた雰囲気を出したい方には「ウェーブ巻き」がおすすめです。
ウェーブ巻きとは、クセっ毛のような波打ったカールが特徴的で、ゆるさの中にも女性らしさがしっかりと残る髪型と言われています。
暗い髪色にウェーブ巻きを取り入れればアンニュイな雰囲気に、ハイトーンの髪色に取り入れればハイトーンならではの幼さを封印し、落ち着いた大人女子を演出できます。
また、ウェーブ巻きの魅力的なポイントとして挙げられるのが、コテはもちろん、ストレートアイロンでもできるという点。
コテの場合、髪にカール部分を当てれば、手軽にウェーブが出来上がります。
ストレートアイロンの場合は、軽く髪をはさんだら手首を捻りながら、下にスライドさせると簡単にウェーブ巻きが完成します。
コテを持っていない方でも挑戦できるヘアスタイリングです。
まず、髪をブロッキングして、巻き損ねを防いだら下準備は完了です。
ウェーブ巻きを綺麗に仕上げるポイントは、毛先から巻いていくことです。
毛先にカールを強めに入れ、ウェーブとのつなぎを良くしたら、次は毛先のカールとは反対方向のカールで巻いていきます。
仮に毛先のカールを外巻きにした場合は、上記写真のように次に巻く方向は内巻きに。
巻くときはコテの丸みを活かして、半円ずつ髪に触れるようなイメージで波打たせていきましょう。
上記写真のように毛束はすべて均等なウェーブではなく、ウェーブの幅や向きを変えることによって、強弱が出て立体感が増します。
また、ウェーブを作りながらコテで挟んでいない部分の髪をコテに沿う形で押し付けると、温まりやすくしっかりとしたウェーブになりますよ。
後ろ髪以上に大事な前髪。
コテをするときに、前髪だけは上手くいかないと思ったことがある方も少なくないはず。
そもそもコテを使って前髪を仕上げる場合は、比較的前髪が長いか、もしくは前髪を分けている方との相性が良いようです。
ぱっつん前髪の方や前髪を短くしたくない方は、コテではなくストレートアイロンを使うのがおすすめ。
コテを使った場合の前髪のやり方は、巻きたい量の髪を取り分けたら中央部分からコテを挟み、ゆっくりと流したい方向にスライドさせます。
このとき、前髪を内面と外面に分けて巻くようにすると、膨らみが出て横から見ても立体的な仕上がりになります。
コテよりも柔らかいカールを作りたい方は、ストレートアイロンを使うと好みのカールにすることもできます。
コテやアイロンを使った基本的なアレンジを知ったところで、ここからは実際にそれらを組み合わせてできるヘアスタイリングをご紹介します。
普段のコテを使ったヘアアレンジにひと工夫加えるだけで、より凝って見えるスタイリングになりますよ。
ショートヘアさんにおすすめのヘアアレンジが「外巻き×ウェーブ巻き」です。
毛先は外巻きにし統一感を出した上で、頭皮から髪の中央部分までをウェーブ巻きにすることで、髪全体に動きを出すことができます。
外巻きとウェーブ巻きの二つを同時に取り入れることによって、カジュアルさが出て健康的な印象に。
髪に動きがある分、ラフなファッションやシンプルなファッションとの相性が良く、アクセサリーなどを付けずとも手軽に盛ることができます。
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アレンジの融通が利きやすいミディアムさんには、「ツイスト巻き」がおすすめです。
ツイスト巻きとは、髪のねじりを利用した巻き髪のこと。
やり方は、髪の頭皮に近い比較的高めの位置から髪をねじり、そのねじった状態の髪のままコテで温めます。
数秒挟んで温まったら、下にずらすようにしてほどいていく手順です。
ツイスト巻きは、ねじって巻くことから「ねじり巻き」とも言われています。
髪本来のねじりを利用した巻き方で、頑張りすぎていない適度なラフ感を出せるのが特徴です。
ミディアムさんであれば細めのツイスト巻きにし、ボリュームを出しすぎず、それでいて繊細な仕上がりを目指しましょう。
※合わせて読みたい: ボブやショートボブ向けのヘアアレンジまとめ♪
ミディアム~ロングさんにおすすめのコテを使ったアレンジが「毛先を統一させたミックス巻き」です。
毛先を統一させることによってまとまり感が出て、ロングで重めに見えがちなスタイルもすっきりとした印象になります。
ミックス巻きで髪のボリュームが気になる方は、オイルテイストのヘアワックスを揉みこんであげると、ツヤ感で美髪に見せながら落ち着いた毛量に見せてくれます。
また、髪の長さに統一がないレイヤーさんであってもミックス巻きならそれが目立つこともないため、アレンジする人を選ばないのも魅力的です。
ロングさんにおすすめのヘアアレンジは、「ミックスウェーブ巻き」です。
ミックス巻きといっても、写真の通りウェーブ巻き(波巻き)でベースを作っているのがポイント。
全体をウェーブ巻きにしたら、髪の表面側から数本束を取り分け、ミックス巻きを作ります。
するとウェーブ巻きだけでは出なかった立体感を出すことができ、まるで美容室でプロが仕上げたかのような雰囲気に。
ウェーブ巻きにするときは、できるだけ下に行くほど1ウェーブの幅を広くしてあげると頭全体を通して△のようなシルエットになり、小顔効果が狙えます。
ベリーショート~スーパーロングまで、女性のヘアスタイルは男性に比べてとても幅広いのが特徴です。
幅広いバリエーションのヘアスタイルがあるものの、飽きっぽい女性は髪を結んだり編んだりして変化を楽しみたいという方が多いもの。
変化を楽しめる要素の一つが、コテを使ったヘアアレンジです。
不器用だからできない…という方も、毛先に動きを付けるだけでも印象はガラッと変わります。
はじめは毛先だけ、慣れてくれば様々な巻き方をミックスさせて徐々に慣れていくのがおすすめです。
コテやアイロンは熱を使って髪に動きを出すため、コテの使用前後はしっかりとヘアケアをすることもお忘れなく。
メイクやファッションよりも手軽に変化を楽しめるコテアレンジで、いつも新鮮なヘアスタイルを楽しみましょう。
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監修:Hair Design wave’s 代表 青木 亮(あおき りょう)
株式会社ジャスティスの代表取締役として、埼玉県さいたま市大宮駅前で美容室「 Hair Design wave’s 」を3店舗経営。
お客様のニーズに応えるため、髪に向き合って妥協せず作り上げたシャンプー「Amino Silk」を開発。
また、面倒な予約やキャンセルの煩わしさをなくすために、全国でも珍しい"予約のいらないサロン"を運営している。
最終更新日 : 2022/07/08
公開日 : 2019/08/25