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【ヴァントルテ】VINTORTE SPF50+ PA++++ UV ミネラルクリーム
【アムリターラ 】オールライトサンスクリーンクリーム SPF18 PA+
【アムリターラ】 オールライトサンスクリーンパウダー SPF38 PA+++
【レブロン】 フォトレディ キャンディッド ファンデーション
【ファンケル】AND MIRAI(アンドミライ) スキンアップ ジェルクリームEX
ここ数年よく耳にするようになった「ブルーライト」ですが、あまり良く知らないという方も多いのではないでしょうか。
ブルーライトカットといえば、フィルター構造を取り入れたメガネやサングラスが有名ですよね。
目に悪いという話は有名ですが、実は皮膚にも影響があると注目されています。
でも、一体「ブルーライト」ってどんな光なのでしょうか?
体や皮膚にどんな影響があるのか、まずは説明していきます。
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のことです。
光は虹の色と同じように、紫→青→緑→黄→赤と波長を変えて変化していきます。
もっとも波長が長いのが赤の「赤外線」で、逆に短いのが美容の大敵でもある「紫外線」です。
ブルーライトは紫外線の次に短い波長の色であり、私たち人間が肉眼で見える色の中では最も短い波長になります。
この波長が短いと何が悪いのかというと、波長が短いほどエネルギーが強く、人体へのダメージが大きいのです。
ブルーライトはPCのモニター画面やスマホ画面などのLEDバックライトなど身の回りに多く使われています。
また、太陽光にも含まれているので、全て完璧に避けることは難しいのです。
特に最近では、スマホ画面を見る時間が増えているため、目から入ってくるブルーライトが問題視されています。
例えば、目から侵入したブルーライトは網膜まで届いて、目の疲れや痛みなどを引き起こします。
ブルーライトが大気中の小さな埃や粒子に反射して視覚的にブレを起こすため、その調整を行おうとして目が疲れてしまうのです。
また、ブルーライトはもっと深いレベルからダメージを与えるところが怖いのです。
このダメージに関わるのが「活性酸素」です。
網膜に届いたブルーライトは活性酸素を発生させて、細胞にダメージを与えます。
まさに細胞をサビつかせるようにして、老化を促進させてしまいます。
その他、ブルーライトは体内時計を狂わせてしまい、睡眠障害などを引き起こすとも言われています。
目、肌、身体に、さらには精神的な疲労にも繋がる可能性があるので、早めに対策を行うことが必要です。
目に対してだけでなく、実は意外と大きいのが肌への影響です。
ほとんど外出していないにも関わらず、最近シミが増えた…という人はいませんか?
もしかしたら、それは画面越しのブルーライトが原因かもしれません。
ブルーライトの肌への影響についてまだ不明な点も多いですが、毎日浴び続けることによって生じる皮膚へのダメージが懸念されています。
ブルーライトは肌老化・光老化を促進すると言われています。
ブルーライトは、先述した通り目に見える光の中で最も波長が短い光です。
肌の表皮を通り抜けて、肌の内側にある真皮層まで届きます。
そして、真皮層にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作る線維芽細胞を傷つけてしまうのです。
傷ついた真皮層では正常な細胞分裂やコラーゲンの生成が行われなくなるため、シワや肌弾力の低下による「たるみ」につながります。
さらにブルーライトの場合は、メラニン色素を生成する作用があることも問題です。
当たると肌を黒色化させる日焼けを起こすUV-Bと同じように、メラニンを作って肌に色素沈着を起こさせてしまうのです。
また、ある研究によれば「UVBによるものよりも鮮明で消えにくい」との結果も出ています。
つまり、ブルーライトは紫外線と同じようにエイジングで気になるサインを引き起こす美の大敵と言えます。
美しい肌を維持するには徹底的に対策する必要があります。
それでは、美容と健康にとってダメージが大きいブルーライトをカットするにはどうすれば良いのでしょうか。
日々積み重なるダメージから肌を守るためにも、ぜひ次の対策を取り入れてみてください。
まずは物理的にブルーライトの量を減らすことが大切です。
モニター画面の明るさを落としたり、設定を変えてブルーライトが出ないナイトモードを選ぶのも手です。
少し画面が暗くはなりますが、専用のフィルターやシールを画面に貼るのも簡単でおすすめです。
ブルーライトのカット効果があるメガネを仕事の時だけ使う人も増えています。
目から入った紫外線で日焼けするのと同じで、目から入るブルーライトをカットすることも大切。
目からの侵入を防いで、過剰なメラニン生成を抑えれば美容対策も万全です。
PCを使っているときは画面の調整などで防げても、日常生活で浴びるブルーライトを完全にブロックするのは難しいものです。
そこで、抜かりなくケアするためにも、ブルーライトカット効果のある日焼け止めや化粧下地を使うことをおすすめします。
在宅時間が多い人こそ、室内での日焼け・ブルーライト焼けを防ぐことが大切です。
ブルーライトカットに対応しているコスメとしては、日焼け止めやベースメイク用コスメがあります。
1本で日焼け止めから化粧下地まで兼ねるタイプもあるので、使い勝手やお好みで選ぶと良いでしょう。
ブルーライトはUV-A,UV-Bをカットする効果のある、通常の日焼け止めだけではカットできません。
必ずブルーライトカット成分が入っているものを選ぶようにしましょう。
「酸化セリウム」という紫外線散乱剤やマリーゴールドから抽出された「ルテイン」などがブルーライトカット効果がある成分です。
ブルーライトカット効果をしっかりと実感するためにも、カット率を確認しましょう。
目安として決まりはありませんが、95%以上のカット率があると安心です。
商品によっては明記されていることもあるので、あらかじめチェックしてみましょう。
UVカットクリームには、紫外線吸収剤または紫外線散乱剤が使われています。
どちらも長所がありますが、肌にとって負担が少ないのは「紫外線散乱剤」の方です。
一旦吸収して紫外線のダメージを抑える「紫外線吸収剤」よりも、散乱させるだけなので肌への負担は少なくなります。
ただし、散乱剤のタイプは汗に弱いのでこまめな塗り直しをすることが大切です。
塗り直しのときは、パウダータイプが使いやすいのでおすすめです。
ここからは、具体的におすすめのブルーライトカットコスメをご紹介します。
紫外線カット効果が高いタイプ、下地として使えるタイプ、さらにスキンケアもできるタイプなど、さまざまな種類があります。
ぜひ、あなたに最適のブルーライトカットコスメを見つけてくださいね。
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)から誕生したブルーライトカット効果のあるUVクリームです。
石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など、お肌に負担のかかる9成分をカットしている低刺激なタイプ。
ブルーライトは「酸化セリウム」という紫外線散乱剤によりカットしてくれます。
さらに、肌の炎症を落ち着かせる効果のある「オウゴンエキス」には、毎日晒されている肌ストレスから守る効果もあります。
植物エキスをふんだんに使っているので、肌ダメージからの回復を促してくれる栄養たっぷりなタイプです。
紫外線カット効果がSPF50+,PA4+としっかりあるところも高評価のポイント。
強いカット効果があるのに、石鹸落ちで専用クレンザーが不要の優しいつけ心地です。
お化粧崩れを防ぐ効果もあるため、メイク下地としても優秀なクリームです。
価格:3,300円
内容量:30g
備考:SPF50+PA++++
オーガニックコスメブランドとして絶大な信頼を得ているアムリターラのUVクリーム。
このサンスクリーンクリームは、高含有された紫外線散乱剤の酸化セリウムがブルーラットカット効果を発揮します。
天然ミネラルであるセリウムは、酸化チタンや酸化亜鉛に比べ光活性が少ないため、肌への負担が軽減されます。
しかもこの商品は、絶妙なベージュの色味でブライトニング効果にも優れているところが魅力。
SPF18 PA+と軽めのカット効果ですが、在宅時間のスキンケアにはちょうどいい使用感です。
ファンデーションを塗らなくても、肌ムラのない白い肌に見せてくれます。
スキンケア効果もあり、しかもオーガニックなので心地よく使えるアイテムです。
価格:3,800円
内容量:40g
備考:SPF18 PA+/ ブルーライトカット率94.2%
※合わせて読みたい: 「AMRITARA(アムリターラ)」の超ストイックなコスメ作りが凄い!日焼け止めからファンデまでおすすめのオーガニックコスメを紹介
上で紹介した商品と同じアムリターラのアイテムで、こちらはパウダータイプになります。
ALL LIGHTとあるように、UV-A、UV-B、ブルーライト、近赤外線の全てに対応!
パウダータイプなのでお直しにもちょうど良く、メイクの仕上げにつかうプレストパウダーにも使えます。
セリウムは植物由来成分でコーティングすることで肌への負担を最低限に減らしているところも特徴。
真っ白なパウダーなので付けすぎると白浮きする人もいますが、調整して使えば問題ありません。
パウダーなのにホホバ種子油が入っているので保湿効果もあります。
ベトつきやすい時期の肌の仕上げから、冬場までオールシーズンOKなアイテムです。
価格:4,300円
内容量:10g
備考:SPF38 PA+++ / ブルーライトカット率95.9%
国産オーガニックコスメのブランドとして人気のナチュラグラッセ のメイクアップクリーム。
なんと、1本で5つの機能(化粧下地、ファンデーション、日焼け止め、保湿美容液、ブルーライトカット)を合わせ持っています。
実はこのアイテムは単にベースとして優秀なだけでなく、ブルーライトカット効果もあるのです。
マリーゴールドから抽出された「ルテイン(成分名:キサントフィル/保湿)がブルーライトから肌を守ります。
ナチュラグラッセ は仕上がりの良さにも定評があるので、ファンデとしての能力ももちろんお墨付き。
肌に必要不可欠な必須脂肪酸を豊富に含むサンチャイインチオイルを配合し、肌のバリア力を高めてくれるスキンケア効果もあります。
セットのルースパウダーとメイクアップクリームを組み合わせば、理想的なサラつや肌が簡単に手に入ります。
使っていて心地よく、「素肌が綺麗な人」と印象を与えてくれるベースメイクアイテムです。
価格:2,200円
内容量:15g/3.5g
備考:メイクアップクリーム :SPF44 PA+++ ルースパウダー :SPF40 PA+++ / ブルーライトカット率99.2%
※合わせて読みたい: 【素肌が喜ぶミネラルコスメ】ナチュラグラッセ(Naturaglace)のおすすめ商品16選!
肌になるべく負担を与えないように、低刺激処方に徹底的にこだわっているのがETVOSの魅力です。
このファンデーションは、ETVOSでも最も人気の高いタイプのミネラルファンファンデで、セミマット肌を長時間キープ。
余分な皮脂は吸着して乾燥させないよう潤いは与えてくれるので、パウダリーでもしっとり。
毛穴や色むらが気になる年齢肌にも使いやすいタイプです。
SPF50+ PA++++と最高ランクの紫外線カット効果に加えて、ブルーライトまでカット。
日焼け止め不要。・クレンジング不要。・メイク直し不要という3つの不要を実現しています。
1つ持っておくと外出先やオフィスでのお直しにも便利ですよ。
価格:5,060円
内容量:10g
備考:SPF50+ PA++++
※合わせて読みたい: 「エトヴォス(ETVOS)」の人気商品をまとめて紹介!肌に優しいミネラルコスメ&セラミドスキンケア
ブルーライトカットをプチプラコスメで取り入れたいという方には、こちらのレブロンのファンデーションがおすすめです。
肌表面に防御膜を形成する独自のBLシールド処方で、スマホ画面などからのブルーライトをカットしてくれます。
レブロンというと日本人には強いイメージがあるかもしれませんが、鉱物油フリー・パラベンフリー・合成色素フリーと肌への優しさも配慮されています。
クリーミーなリキッドながら軽いつけ心地なので、素肌のような仕上がりに。
溶け込む感じにスッと馴染むので、ファンデの重苦しさが苦手な方にも人気です。
価格:1,800円
内容量:22ml
備考:SPF13
※合わせて読みたい: 【レブロン/REVLON】プチプラなのに実力派コスメが勢揃い!レブロンの使える優秀ヒット商品を紹介
無添加コスメで人気のファンケルから登場した「AND MIRAI」は、ベースメイクではなく、スキンケアでブルーライトケア対策できるアイテム。
まるで塗るマスクのように、肌にうるおいを与えてくれるスキンケア用ジェルです。
1品5役(乳液・美容液・パック・クリーム・メイク下地)もこなす優秀なアイテムです。
イエローバリア成分EXがブルーライトから肌を守ってくれるので、メイク前に仕込めば簡単にブルーライト対策ができます。
普段使っているファンデやメイク下地を変えたくないという方にも導入しやすいのではないでしょうか。
ナイアシンアミドやパンテノールなどのビタミンが、寝不足によるくすみもケアしてくれます。
価格:4,300円
内容量:90g
※合わせて読みたい: FANCL(ファンケル)で肌に優しい無添加コスメ生活!おすすめ商品12選を一挙解説
今回はブルーライトをカットするコスメをご紹介しました。
ブルーライトは肌にダメージを与えて、乾燥やシワなどを引き起こす原因として注目されています。
その悪影響の全容はまだ明らかになっているわけではありませんが、予防しておくに越したことはありません。
まだ対処できていなかったという方は、ぜひ本記事を参考に対策を取り入れてください。
PCやスマホを使う時間が長い人ほど、肌や目などのブルーライト対策を行うことをおすすめします。
執筆・監修:薬剤師 笹尾 真波(ささお まなみ)
大学院卒業後、某内資系製薬企業にて市販薬の企画開発・マーケティングなどに携わる。
その後、都内大型門前病院前のドラッグ併設調剤薬局にて、調剤業務および市販薬のバイヤー・在庫管理・販売にも携わる。
その他、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメ販売にも従事する。
また、外資系製薬企業にてDI業務、学術情報部門にて糖尿病や免疫関連の学術情報の検索および情報提供にあたる。
現在は非常勤薬剤師として調剤薬局で勤務する傍ら、正しい薬の使い方や医療情報、美容関係の情報提供に務める。
最終更新日 : 2022/03/16
公開日 : 2020/06/10