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グラデーションネイルとは、単色もしくは複数の色を使用して色調や濃淡を徐々に変えることで、グラデーションを作り出すネイルです。
これは、ポリッシュネイルとジェルネイルのどちらでも作ることができ、ふんわりと色が混ざるので、女性らしい優しいイメージのデザインのネイルになります。
また、爪元をあえて透明にすることで、爪が伸びてきても綺麗な色を保てるのもグラデーションネイルの特徴です。
※ネイルの関連記事: 人気のネイルデザインやポリッシュを紹介!セルフネイルのやり方やネイルサロンの利用の流れも解説
ここでは、グラデーションネイルを始める際にあると便利なアイテムを紹介します。
スポンジを使ってグラデーションネイルに挑戦すると、どうしても爪からはみ出してしまい指が汚れがちです。
塗り終わってからふき取れば問題ないですが、手間ですよね。
そんな手間を省くには、ネイル用のマスキングシールやマスキングリキッドがおすすめです。
マスキングリキッドの使い方は簡単で、爪の周りに薄く塗り完全に乾いてからネイルをしていきます。
中途半端に乾いたままでネイルをしてしまうと、はみ出したところとマスキキッドが混ざり、マスキングリキッドがべとつき、余計に汚くなるため注意してください。
ネイルが塗り終わり、完全に乾いたタイミングで、端からゆっくりとはがしていきます。
もし指に残ってしまっても、手を洗えば落ちますよ。
グラデーションネイルは普通のネイルと違い、塗っては乾かしての工程が多いため、完成までに1時間半以上はかかってしまうでしょう。
その間にうっかり爪を何かにぶつけてしまうと、1番最初からやり直さなければいけないこともあります。
終わる直前でこのような失敗をすると心が折れるので、初めてセルフネイルをする人や、普段セルフネイルに慣れていない人は、利用することをおすすめします。
ネイルガードは百円均一にも販売しているので、ぜひ用意しておいてください。
グラデーションネイルを綺麗に仕上げるには、次の色を塗るまでにしっかり乾かすことが重要です。
色が重なれば重なるほど乾きにくくなるため、待つのが苦手な人はそわそわしてしまうかもしれません。
待つのが苦手な人や、乾いたかな?とついつい触ってしまう人にはネイル用速乾液がぴったりです。
乾きの早いトップコートと合わせて使うと、より効果を実感できることでしょう。
液体のものではなく、スプレーになっているものもありますよ。
スポンジの代わりにもなるアイシャドウチップも、あると便利なアイテムの1つです。
細かい部分をぼかすことができるので、アイシャドウチップにぼかしたいところの色をのせ、境界線部分や上手くぼかせなかった部分にポンポンと押し当ててあげます。
この方法は、修正する以外にも、爪の中央にぼかした色をのせるチークネイルをしたい時にも使えます。
もし使い古したアイシャドウチップを使う場合は、よく化粧品を落としてから使うようにしましょう。
グラデーションネイルは基本のやり方さえ覚えてしまえば、SNSに投稿されているようなデザインも夢ではありません。
ここでは、初心者も簡単にできる基本的なやり方を写真付きで紹介します。
なお、参考画像ではわかりやすくネイルチップを使用しています。
自分の爪に直接グラデーションネイルをする場合、ベースコートは直接自爪に塗り、ネイルチップを使う場合はネイルチップに直接塗るようにしてください。
スポンジを使ったグラデーションネイルは、特別な技術がなくても自然にグラデーションになってくれるため、初心者に1番おすすめの方法です。
まずは、ベースコートをしっかり塗り爪の土台を整えます。
ベースコートが乾いたら、スポンジにグラデーションにする色を爪と同じくらいの大きさで染み込ませます。
色は先に塗った方が表面側にくるので、好みに合わせて上下を調整してください。
スポンジの表面に浮いていたネイルが染み込んだら、乾く前に爪に押し当てます。
1回目は非常に薄くつきますが、ここで慌て何度も押し当ててしまうと汚いグラデーションになってしまうので、乾くまでは触らないようにしましょう。
完全にネイルが乾いたら2回目を押し当て、自分の好きな色の濃さになるまでこれをくり返します。
自分の好きな色が出てきたら、よく乾かしてトップコートを塗ります。
トップコートは強く押し当てるように塗ってしまうとグラデーションの層を壊したり、歪ませたりするので、軽くなでるように一定の方向から塗るようにしましょう。
少しスポンジの質感がでますが、トップコートを塗ることで落ちついた艶のあるグラデーションネイルが完成します。
シロップネイルやラメなどの透明感のあるネイルであれば、単色で透明感のあるグラデーションネイルが作れます。
用意するものが少ないので、好きな色をいっぱい使いたい人におすすめです。
まずは多めにベースコートを塗り、乾く前に1回目の色を入れます。
爪に透明な部分を残しておきたい人は、爪の半分くらいから塗り始めましょう。
この時、基本的に奥から手前にさっと引くように滑らせます。
あまりにネイルの量が多いとグラデーションにならないので、できるだけ薄く塗っていくことを意識しましょう。
完全に乾いたら、2回目は今塗られている部分の半分の位置から始めます。
最初に半分から塗り始めた場合は4分の3ほどから塗り、乾く前に透明なベースコートやトップコートをさっと塗り重ねましょう。
そうすることで、境界線がぼやけ自然なグラデーションができやすくなります。
完全に乾いたら、3回目の色を塗り乾く前に透明なベースコートやトップコートを塗り重ねます。
あまりしつこく塗ると、グラデーションがよれてしまうので、さっと塗るだけにとどめます。
完全に乾いたら、丁寧にトップコートを塗り完成です。
単色でのグラデーションネイルは、濃い色でもふんわりとした印象を与えるため、普段使わない派手めの色にも挑戦してみるのも楽しいかもしれません。
単色のラメでグラデーションネイルを作る場合は、よく筆先をしごきできるだけ少量を爪先から奥へ塗っていきます。
あまり幅を広くとりすぎてしまうとうるさい印象が出てしまうので、3分の1を目安に塗っていきましょう。
2色以上のネイルの場合、配色によっては色が出にくいことがあるため注意してください。
一般的には濃い色に薄い色を重ねていく方が難易度が低く、またピンクや乳白色などの肌と馴染みやすい色でのグラデーションは失敗が目立たないので、初心者におすすめです。
薄い色の上に濃い色を重ねる場合は、爪の先もしくは爪の付け根といった端から塗り、できるだけ薄めに塗るのがコツです。
グラデーションネイルのやり方ですが、まずベースコートを塗り、乾いた後にしっかりと下の色を塗っていきます。
上に重ねる色と少し被るように、下の色はグラデーションさせるより一回り大きく塗っていくのがポイントです。
完全に乾いたら、上に重ねる色を塗っていきます。
乾く前に透明なベースコートやトップコートを塗り重ね、境界線をぼかしてしっかり乾かします。
これをグラデーションしたい色の分繰り返して、トップコートを塗って完成です。
今回は横のグラデーションで紹介しましたが、この塗り方ができるとグラデーションの角度を縦だったり斜めだったり、好きな方向から作れるので、グラデーションネイルの幅が一気に広がります。
※セルフネイルの関連記事: セルフネイルのおすすめデザインまとめ!初心者でも綺麗に簡単セルフネイル♪
グラデーションネイルを応用していくことで、お店でしてもらうようなネイルにも挑戦できます。
ここでは、真似したくなるようなグラデーションネイルのデザインを紹介します。
大ぶりのラメがかわいい白・オレンジ・茶色の大人っぽいグラデーションネイルです。
オレンジのグラデーションを入れた部分にラメを入れることで、指先に模様ができているのがかわいいですよね。
グラデーションネイルは層になっているので、途中に好きなラメやシールを閉じ込めることもできます。
単色のグラデーションネイルの上に、シールやビーズの装飾でドレスのような特別感のあるネイルが作れます。
細い模様は、細い筆を用意しておくと綺麗に作れるので百円均一で用意しておきましょう。
パステル調のかわいい色でも、縦グラデーションにすることで幼すぎない雰囲気を作ることができます。
単色で使うにはかわいすぎるかもしれないと思ったら、縦グラデーションに挑戦してみましょう。
指先だけに偏光ネイルを入れることで、ユニコーンネイルを自宅で再現できます。
やり方は、単色ネイルでグラデーションを作る時と同じなので、簡単に作ることができますよ。
普通のネイルでグラデーションを作った上にラメのグラデーションネイルを重ねることで、ひと味違うラメネイルの出来上がり。
宇宙や海、星空などをモチーフにしたデザインを作りたいときにぴったりです。
マーブルネイルもグラデーションの応用で作ることができるんです。
最初に塗るベースコートを多めに塗り、乾く前にぼかしたいネイルの色を重ねて、クリアなベースコートやトップコートで馴染ませて乾かします。
これを、1番上を塗り終わるまでくり返していくと、にじみのあるグラデーションネイルを作ることができます。
こちらは南国を思わせるグラデーションネイル。
色がかわいくなりすぎてしまうときは、金や銀でできた小さめの飾りをつけてバランスをとることで、大人っぽさを出すことができます。
ストーン系はかわいさを強調してしまう可能性があるので、つけすぎないよう注意してください。
グラデーションの色が濃いと混ざりにくかったり、色がけんかして汚い色になりやすいことも。
しかし、ピンクと青を配色することできれいな紫ができ違和感なく馴染んでいます。
色の配色に迷った場合は、色相環を参考にしてみてください。
色相環で横に並ぶ色であればきれいに混ざってくれますし、対面の色であれば混ざった時に黒っぽくなりやすいといった特徴があります。
SNSでグラデーションネイルを検索して、参考にしてみても良いですね。
グラデーションネイルは、一度やり方を覚えてしまえば、できるデザインの幅が広がり、今まで以上にセルフネイルが楽しくなることでしょう。
失敗しないコツは、つけるネイルの量を調整し、焦らず乾かす時はしっかり乾かすことです。
待ち時間に退屈しないように、暇つぶし用の動画や映画などを1時間半~2時間分ほどあらかじめ準備をしておくことをおすすめします。
ぜひ本記事を参考に、グラデーションネイルに朝鮮してみてください。
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最終更新日 : 2021/11/02
公開日 : 2021/11/02