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2. オーガニックヴァージンココナッツオイル(レインフォレストハーブジャパン)
3. エキストラヴァージンココナッツオイル(ブラウンシュガーファースト)
ココナッツオイルはココナッツから抽出された油で、一つ持っておくと様々なシーンで活用することができます。
ここでは、ココナッツオイルの効能効果として代表的なものをご紹介します。
ココナッツオイルには、他の植物油と比べて中鎖脂肪酸という脂肪分を豊富に含んでいます。
中鎖脂肪酸は体内に吸収された後、肝臓でケトン体に変換され、脳や体にエネルギーとして利用されます。
このケトン体への変換の際に体脂肪を分解するので、脂肪燃焼効果に繋がるのです。
実際に研究において、長鎖脂肪酸を摂取した場合と比べて、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸を摂取した場合の方が脂肪燃焼効果がアップしたという報告があります。
ココナッツオイルは脂肪分であるにも関わらず、脂肪燃焼を助けて消費カロリーを高めてくれるすごい油なのです。
ココナッツオイルには、善玉コレステロール値を上昇させる作用がある不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
コレステロールには悪玉(LDL)と善玉(HDL)があり、善玉コレステロールは高い方が健康な状態と言えます。
善玉コレステロール値を上げれば、悪玉コレステロールを減らすことができるので、コレステロール値に悩んでいる人におすすめです。
さらに、含まれる中鎖脂肪酸は、下腹部に脂肪がつく内臓脂肪型の肥満を改善する効果があることがわかっています。
中鎖脂肪酸には食欲を抑えて、脂肪燃焼を促す効果があるので、ダイエット中の方や肥満を防ぎたい人にぴったりです。
ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸には、排便するために重要な腸の「ぜん動運動」を促す作用があります。
まるで潤滑油のようになって、腸の中に溜まった老廃物を出しやすくしてくれます。
さらに、含まれているラウリン酸には腸内環境を整える作用もあります。
善玉菌を増やして悪玉菌を減らす作用があるので、お腹がスッキリしない、ガスが溜まりやすい、体臭が気になるなどの悩みを抱えている人におすすめです。
また、腸内環境は皮膚や免疫力にも影響するため、腸内環境を整えることは美肌や病気の予防、アレルギーの改善など様々なメリットがあります。
ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」には殺菌作用があり、口臭予防にも役立ちます。
オイルを口に含んでうがいすることで、効果的に口内についた汚れを除去できるのです。
悪臭の原因となる菌を除去できるため、口臭トラブルや歯周病予防にも繋がると注目されています。
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは「オイルプリング」といい、ココナッツオイルでうがいをすることで口内の洗浄を行う方法があるほど有名です。
なお、ラウリン酸にはアトピー性皮膚炎などを悪化させる原因となる「黄色ブドウ球菌」や「カンジダ菌」を抑える作用もあることが報告されています。
ココナッツオイルは本来食用ですが、実際には肌の保湿のために使っている人もいます。
含まれる油分に肌をカバーして水分蒸発を防ぐ効果があり、ホホバオイルと同じように肌の水分キープを助けてくれるのです。
ココナッツオイルにはビタミンEの一種であるトコトリエノールが多く含まれているので、抗酸化作用を期待することもできます。
特に加齢による肌変化が気になってきた人におすすめです。
また、髪の毛のケアにも使うことができます。
なかでも髪の毛のダメージケアに役立ち、南の島の人たちは髪の毛を紫外線から守るために使っているというほど。
髪の毛からタンパク質が流れ出るのを防ぐ効果もあり、髪の毛のパサツキやダメージを防いでくれます。
ココナッツオイルの使い方は、大きく以下の2パターンに分けられます。
それぞれの目的により使い方も異なりますので、正しいココナッツオイルの使い方をマスターしましょう。
ココナッツオイルは食用に扱われているものなので、基本的には食べたり、飲み物にいれて飲んだりして使います。
具体的には次のような使い方があります。
ココナッツオイルに含まれている油は、飽和脂肪酸と呼ばれる加熱しても変性しにくいタイプです。
油を摂取するときに気をつけたいのが「酸化」のダメージですが、安定した油脂なので安心して加熱調理に使えます。
また、温度を高くすると液体になるので、飲み物などに入れるとサラッと広がり、少し甘い風味づけにもなります。
ココナッツオイルは本来は食用のものですが、品質が高いものであれば肌に付けて使うこともできます。
例えば次のような使い方があります。
ビンに入っている状態では固形のオイルであっても、手のひらに出して少し温めてあげることでサラッとした液体のオイルに変わります。
適量手に取って、髪の毛や頭皮につければ髪の毛のダメージケア、頭皮の保湿やマッサージにも使えます。
さらに、伸びが良いオイルなので、ボディーマッサージや保湿のため全身に付けたり、ポイントメイクを落とすクレンジングオイルとしても重宝します。
ただし、肌質によって、またオイルの品質によっては肌トラブルを起こすこともあります。
そのため、手や腕で刺激感やカブレが起きないかどうかをテストしてから使用することをおすすめします。
ココナッツオイルダイエットは、ただ単にココナッツオイルを飲めばいいと思ってるもいますが、それだけではダメです。
また、それ以外にもココナッツオイルダイエットが向いていない人もいるので、正しい方法を理解してから使いましょう。
ココナッツオイルダイエットの正しい方法については以下にて紹介します。
まず知っておかなければならないのが、ただ単にココナッツオイルを飲めばいいだけではないということです。
ココナッツオイルダイエットの仕組みは、主に肝臓でケトン体が生成されることで脂肪燃焼が進むという流れです。
しかし、糖質制限をせずに大量に糖質を摂取していては、糖質から生成されたブドウ糖がエネルギー源として優先されるため脂肪燃焼が進みません。
ココナッツオイルダイエットの鍵を握る「ケトン体」は、糖質やグリコーゲンが枯渇してから生成されるためです。
糖質制限と合わせて、ココナッツオイルを取り入れることで脂肪燃焼効果を高めていくことが成功への近道です。
※合わせて読みたい: 糖質制限ダイエットはメリットだけじゃない!長続きさせるためのポイントや糖質制限メニューをご紹介
まずはココナッツオイル選びが大切です。
ココナッツオイルにはヴァージンココナッツオイルを使用するようにしましょう。
ヴァージンココナッツオイルは、無添加かつ100%ヤシの油でできており、ミネラルも豊富な安全なオイルです。
さらに、体への負担を減らすにはオーガニックなタイプを選ぶのがおすすめです。
自分で決めた時間に、1日当たりココナッツオイル大さじ3杯程度を目安に摂取してください。
ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸が3時間ほどで活発に脂肪を分解してくれるので、朝食で取り入れるのがおすすめです。
朝にココナッツオイルを摂取しておくことで、日中の仕事をしている活動時間に脂肪燃焼効果が期待できます。
食事だけでなく、飲み物にプラスすると簡単に取り入れることができます。
順番ではないのですが、ココナッツオイルの摂取とともに1日の食事の中で糖質制限を行いましょう。
活動量の少ない夕食で糖質制限を行うのが簡単な上に、ダイエット効果も得られやすいのでおすすめです。
ココナッツオイルダイエットは、行なってはいけない人や向いていない人がいます。
思わぬ副作用が出て健康トラブルに陥る可能性があるので注意が必要です。
特に次のような人はココナッツオイルを過剰に摂取することは控えましょう。
現在病院で治療中の方は、自己判断で糖質制限やココナッツオイルダイエットを行うことは避けるのが望ましいでしょう。
もし行う場合には、医師に確認してからの方が安心です。
特に腎臓や肝臓において負担がかかってしまう可能性もあるため注意が必要です。
また、体脂肪率が低い人の場合には、すでに脂肪が少なくなっている状態です。
ケトン代謝によって脂肪からケトン体が生成されてしまうと、体にとって最低限に必要である脂肪まで燃焼してしまうことになりかねません。
その結果、エネルギー不足による体調不良が引き起こされる可能性があるので注意が必要です。
女性の場合は体脂肪が低くなりすぎると、生理が止まってしまうこともあります。
ココナッツオイルダイエットは、基本的には健康な人がダイエットを行うときに補助的に活用すると良いでしょう。
どんなココナッツオイルでも良いわけではありません。
ココナッツオイルの製法や成分構成は非常に重要ですので、最低限エクストラヴァージンであることや、オーガニック認証を受けていたり、中鎖脂肪酸の割合が多いものをおすすめします。
ここでは数あるココナッツオイルの中でもおすすめのオイルをご紹介します。
セシル無香ココナッツオイルは、認知症研究でお馴染みの白澤卓二教授が紹介しているココナッツオイルです。
まだまだ研究中ですが、認知症にも効果が期待されているココナッツオイルの代表例です。
無香料でどんな料理にも合わせられますし、中身も通常のヴァージンココナッツオイルなので中鎖脂肪酸もしっかりと含まれています。
特に無香ココナッツオイルは熱に強いため、揚げ物や炒め物にサラダ油の代わりに使うと効果的に摂取することができます。
ココナッツオイル特有の香りが弱く味の邪魔をしないので、ココナッツオイルが苦手な人でも気にせずに摂取することができます。
価格:1,991円
内容量:690g
レインフォレストのオーガニックヴァージンココナッツオイルは、シンプルな加工で新鮮なココナッツからオイルを抽出したオーガニックヴァージンオイルです。
フレッシュなココナッツの皮をむき、白い実を低温圧搾でしぼるシンプルな製法で作られています。
全工程で熱は一切使用しておらず、ココナッツの風味を抑えてあります。
どちらかというとライトな風味が特徴で、ココナッツオイルの匂いが好きじゃない人でも安心して料理に使うことができます。
安心安全なオーガニックなので、妊娠中や授乳期間にもおすすめできます。
味やお腹の調子などが気になる人は、ジュースやヨーグルトに混ぜて飲んでも効果的です。
価格:1,680円
内容量:458g
数多くのオーガニックアイテムを販売しているブラウンシュガーからは、有機JAS認証を取得しているココナッツオイルが販売されています。
「ひとつでも多くの食卓にココナッツオイルを届けたい」という想いから、企業努力を重ねて、最高品質のオイルを低価格で販売してくれています。
ブラウンシュガーファーストのココナッツオイルはメディア掲載も多く、VOGUE JAPANやELLEなどの一流雑誌でも特集を組まれるほどの人気ココナッツオイルです。
ココナッツの実を採取してからすぐに加工しているため、最高品質のココナッツオイルを体感できます。
香り高いココナッツオイルが好き!という方やパッケージも重視したいという人にもおすすめです。
価格:1,922円
内容量:425g
ココナッツオイルは単なるオイルなだけではなく、様々な効果があることが分かってもらえたと思います。
その反面、ただ単にココナッツオイルを選んで、飲んでるだけでは効果が期待できません。
紹介したオイルのように、ココナッツオイルを選ぶ際には以下の3点に注意しつつ、最適なものを選びましょう。
ココナッツオイルダイエットをする際には、糖質制限をはじめ他の食生活にも気を付けながら、過度に摂取することは避けてください。
これからの生活にココナッツオイルを取り入れて、健康と美容に役立てていきましょう。
監修:薬剤師 笹尾 真波(ささお まなみ)
大学院卒業後、某内資系製薬企業にて市販薬の企画開発・マーケティングなどに携わる。
その後、都内大型門前病院前のドラッグ併設調剤薬局にて、調剤業務および市販薬のバイヤー・在庫管理・販売にも携わる。
その他、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメ販売にも従事する。
また、外資系製薬企業にてDI業務、学術情報部門にて糖尿病や免疫関連の学術情報の検索および情報提供にあたる。
現在は非常勤薬剤師として調剤薬局で勤務する傍ら、正しい薬の使い方や医療情報、美容関係の情報提供に務める。
公開日 : 2019/01/29