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無意識レベルで湧き上がる嫉妬。
1度嫌な気持ちを自覚すると、簡単に消し去ることはできません。
では、どんな瞬間に友達へ嫉妬してしまうのでしょうか。
「可愛い」「性格がいい」「明るい」「愛嬌がある」などの長所がある女性は魅力的。
こうした特徴は、友達関係を築くうえでは問題になりません。
ところが、友達がとにかくモテる光景を目の当たりにすると、「羨ましい」「自分がみじめに感じる」と嫉妬心が湧くことがあります。
モテる女性は男性から“熱心なアプローチ”や“親切な対応”を受ける機会が多いでしょう。
嫉妬する側からすると普段の自分とギャップを感じ、同じ女性なのに待遇が違うことに自尊心が傷付いてしまうのです。
親友と呼べるほどに仲が深まれば、好きすぎて独占欲が湧くこともあります。
「自分だけと仲良しでいてほしい」「いつまでも特別扱いされたい」
そう感じる女性にとって、友達がほかの友達と仲良くしていたり、ラブラブな異性がいるのは、嫉妬や“やきもち”の対象になります。
根本には、友達をほかの人に取られるのが怖い「見捨てられ不安」といった心理もあるでしょう。
友達の彼氏が“イケメン・高収入・性格がいい”などの魅力的な男性だと、「いいな」「羨ましいな」という気持ちが湧き上がることがあります。
そして、友達から彼氏の話を聞けば聞くほど、羨ましさが嫉妬に変わっていくのです。
彼氏がいる友達に嫉妬する女性は、そもそも「いい男性と付き合いたい」「彼氏=幸せにしてくれる存在」という意識があるのかもしれません。
さらに、今までの恋愛に満足していない人ほど、上手く行っている友達を見て嫉妬してしまう傾向があるでしょう。
自分自身が幸せを実感していないと、他人の幸せを喜ぶことはできません。
辛い出来事に見舞われて気分が沈んでいれば、無意識に嫉妬心に駆られてしまうことだってあるでしょう。
心のどこかに「自分より幸せにならないでほしい」という心理がある可能性も。
また、自分に自信が無かったり自分を責める癖がある人は、幸せそうな人に嫉妬しやすい傾向があります。
友達が「いい子だね」「可愛いね」と褒められて嫉妬してしまう人は、他人と自分を比べる癖がついているかもしれません。
本来、友達が褒められるのは素敵なこと。
それなのになぜか「むかつく」「なんであの子ばかり」と感じるのは、友達を基準に自分の存在価値を判断しているからです。
嫉妬する側は決して競争したいと思っていません。
しかし、自分で自分を認めることができなくて、「周囲より優れてる」と実感しないと心のバランスを保てないのです。
結婚に焦りを抱いていると、「友達が先に結婚した」という事実にショックを受けやすくなります。
「置いていかれた」「裏切られた」「私より幸せになった」という感覚から、友達を祝福したいのに嫉妬してしまうのです。
結婚を機に友情関係が壊れてしまう話は多々あります。
結婚は人生を大きく変える出来事だからこそインパクトがあり、根強い嫉妬心に繋がるでしょう。
「お金持ちと結婚した」「イケメンと結婚した」となると、なおさら嫉妬の原因になってしまうことがあります。
実家がお金持ちで、素敵な家族に恵まれてすくすくと育った友達。
自分よりも恵まれた環境にいる友達を見て、「あの子はいいよね」「私の苦労なんて分からないでしょ」と嫉妬心を燃やすことがあります。
育ちにコンプレックスがあり不自由さを感じて生きてきた人ほど、強い嫉妬が湧き上がりコントロールが難しいでしょう。
関わりの薄い相手なら「他人は他人」と割り切れますが、仲良しになると話は別。
関わるほどに価値観の違いや違和感が増え、分かり合えないもどかしさは嫉妬を招きます。
テレビに出ている有名人や、大して仲良くない人に嫉妬することは稀ですよね。
仲の良い友達ほど嫉妬心が湧きやすい傾向があります。
では、友達に嫉妬してしまう原因はいったい何なのでしょうか。
人と人との距離感が近くなれば、価値観のズレや違和感などの摩擦が生じやすくなります。
そして、誰かと関わる時に完全に摩擦を無くすことはできません。
摩擦は心の深い所にある「固定観念」「期待」「劣等感」「トラウマ」などが原因。
こうした感情は誰にでもあるため、無理に否定する必要はありません。
しかし、友達と一緒にいる時間が長かったり、何でも話せる深い関係性になると、摩擦が強くなって嫉妬心が芽生えます。
もし嫉妬がやめられなくて辛いのなら、自分の許容範囲に対して距離感が近すぎるのかもしれません。
自分に自信がないと「自分の方が劣っている」と感じやすくなって、些細なきっかけでも深く傷つきます。
そして、傷ついた心のバランスを取るために、相手に嫉妬心を向けてしまうのです。
こうした思考があるとしたら、「自己肯定感(自分で自分を認める力)」が低いのが原因と言えるでしょう。
誰しも少なからず「承認欲求」を持って生きています。
承認欲求とは「自分を受け入れて欲しい」「存在を認めてほしい」という欲求のこと。
承認欲求が満たされていないと、自分が優位だと思いたい気持ちが強くなり、嫉妬や怒りを招きやすくなります。
こうした思考を抱えている人は、承認欲求が満たされていない傾向があります。
そして、友達がモテたり褒められた時には、我慢していた承認欲求が限界を迎えて嫉妬してしまうのです。
他人のことが気になって仕方ない人は、無意識に他人と自分を比較している可能性があります。
前述したように「自己肯定感」が低いと、他人からの評価で心が揺らぎやすくなり、周囲の様子ばかり伺ってしまいます。
そして、友達が成功すると「それに比べて自分は…」と悪い連想をしてしまいます。
「自己肯定感」が高いと友達との境界線がハッキリするため、他人事と思ってフラットに受け入れられるでしょう。
嫉妬心の根本には「現状への不満」があります。
そもそも今の自分に満足していたら、他人に嫉妬する理由が生まれません。
これらに当てはまるなら、たくさんの不安を感じている可能性があるでしょう。
嫉妬してしまう人は、自分より幸せそうな人を受け入れる余裕がないのです。
仲良しの友達に嫉妬すると自分も辛いですよね。
「本当は仲良くしたいのに」「嫉妬しても全然気持ちが軽くならない」
こうした悩みを抱える人へ向けて、友達に嫉妬してしまう時の対処法を紹介していきます。
嫉妬は「消したい」と思っても消えてくれません。
自然と湧き上がってしまう感情だからこそ、嫉妬している自分を受け入れるステップが大切です。
もし自己嫌悪や不快感が止まらないなら、思い切って遊びに行ったり好きなことに熱中して、気持ちを逸らしましょう。
また、紙に気持ちを書き出すと、誰も傷つけずに心をスッキリさせられます。
この方法は愚痴や悪口を言いそうになった時におすすめ。
自分の思考を客観視するきっかけにもなります。
「なぜ嫉妬したのか?」を紐解いていくと、自分が抱えている“悩み”が見えてきます。
こうした嫉妬の原因に気付いたら、解決のためのアプローチが具体的に見えてくるでしょう。
嫉妬を悪いことと思いすぎず、自分自身の“悩み”と向き合う良い機会にすることが重要です。
嫉妬の裏には「憧れ」や「理想」が隠れています。
友達の優れているところに魅力を感じていて、自分にはその魅力がないから嫉妬しているのです。
つまり、理想の自分に近づけば嫉妬は和らぐということ。
嫉妬してしまう時は、自分を好きになるために圧倒的な努力を重ねましょう。
例えば友達が可愛すぎて嫉妬するなら、「どこのコスメ使ってるの?」「どうやってスタイルキープしてるの?」と聞くのもアリ。
「可愛いから気になっちゃった」と伝えれば、嫉妬心を「褒め言葉」に変えつつ自分磨きのきっかけを作れます。
嫉妬心が抑えきれない時には、無理に我慢するより何かに夢中になった方が気持ちが楽になります。
新しい料理に挑戦したり、映画を観にいったり、本を読んだり、習い事を始めたり…。
グルグルと回る思考を忘れる瞬間を作りましょう。
充実した毎日を送れると、友達のことを考える時間が減ってストレスを軽減できます。
さらに、夢中になった先で成功体験を詰めば、自分に自信が持てるようになるでしょう。
人はたくさんの人に依存して心のバランスを保ちます。
友達が少ないと1人への依存度が高まり、距離感が近くなりすぎたり強い期待を寄せてしまうでしょう。
交友関係を広げることで心の拠り所が増えます。
また、新しい価値観が吹き込まれて、他人を受け入れる余裕に繋がる効果も。
嫉妬してしまう相手へ向けていた信頼や愛情を、他の人達にも分散してみましょう。
何もかも上手く行っているように見える友達も、少なからず悩みやコンプレックスを抱えています。
例えば「誰からも好かれる友達」が八方美人で我慢を重ねていたり、「イケメンな彼氏がいる友達」が彼氏との価値観の違いに悩んでいたり…
また、過去の苦労話を聞くと相手への印象が少し変わるかもしれません。
嫉妬心が次々と湧き上がる時ほど、相手の話をじっくり聞くようにしましょう。
嫉妬する側の気持ちを刺激しやすい人もいます。
もし何度も嫉妬された経験があるなら、原因を知ることで円満な人間関係が維持できるかもしれません。
友達に嫉妬されやすい人の特徴を見ていきましょう。
深い仲になると摩擦が生じて嫉妬に繋がると前述しました。
嫉妬されやすい人はプライベートをオープンに話す傾向があり、自ら嫉妬の火種をまいてしまうのです。
また、自分のことをたくさん喋る「お喋りさん」も、必要以上に情報を伝えてしまいがち。
ある程度自分の話をしたら、同じくらい相手の話を聞く側に回りましょう。
話を聞くことで、相手が「自分を受け入れてくれた」と感じるメリットもあります。
「彼氏ができた」「上司に褒められた」「プレゼントをもらった」などの嬉しい出来事は、嫉妬深い人の前でむやみに共有すると危険。
嫉妬されやすい人は相手の気持ちを深く考えず、すぐに喜びを共有する傾向があります。
他人からすると「自慢癖がある」と思われる原因にもなり、妬まれるきっかけを自ら生んでしまうのです。
何か嬉しい出来事を報告したい時は、人を選ぶようにしましょう。
生まれつき容姿にコンプレックスを抱いていたり、人間関係に悩んでいる人からすると、何もかも恵まれている人の存在は辛い気持ちを刺激します。
本人に悪気がなくても、知らないうちに妬まれやすい特徴を持っている可能性があるのです。
嫉妬されないためには、謙虚に振る舞ったり周囲を引き立てるための工夫も時には必要。
こうした上手な立ち回りを知らないと、たちまち嫉妬の対象になってしまいます。
自己肯定感が低い人や承認欲求が強い人は、褒められることで心が安定します。
そして、嫉妬されやすい人は褒める習慣がない傾向があるのです。
褒められなければ相手の気持ちはいつまでも満たされず、欲求不満からトラブルが生じやすくなるでしょう。
日頃から他人を褒める人は、同じように周囲からも受け入れられます。
嫉妬されやすい人は明るい頑張り屋さんが多いです。
人前で弱音を吐くことはほとんどなく、それが原因で「悩みなんてなさそう」「羨ましい」と思われてしまうことも。
同性と関わる時には少しくらいダメな所も見せた方がベター。
良い自分ばかり見せ続けると、相手の劣等感を刺激して嫉妬の原因になってしまうことがあります。
実際に友達から嫉妬されてしまったら、どうやって乗り切ればいいのでしょうか。
友達の嫉妬心を静めるための対処法を紹介していきます。
何気なくSNSなどにアップしている「幸せ」「楽しい」アピールが、友達から嫉妬される原因になってしまっていることがあります。
友人からの嫉妬を感じる時は、充実している自分をオープンにするのを少し控えてみましょう。
もし「自慢したい」「注目されたい」という気持ちがある場合、それは自己顕示欲かもしれません。
周囲の嫉妬心を煽るリスクがあるため注意が必要です。
嫉妬している人は何かしらの欲求不満を抱えています。
友達を積極的に褒めて自信を与えることで、「自分の方が劣っている」という感覚を和らげてあげましょう。
嫉妬の原因一つ一つにアプローチするのは困難ですが、「褒める」という対処法なら根本から相手の気持ちに寄り添えます。
まずは相手の良いところを見つけて言葉にしましょう。
失敗談や悩みを話すことで程よい「隙」になります。
「この子にもダメなところがあるんだ」と分かれば、嫉妬心が少し軽減されるかもしれません。
「楽しい」「嬉しい」アピールが癖になっていると、ついつい隙のない完璧人間に見えてしまいがち。
また、無理に良い自分を見せようと頑張っている場合は、リラックスして自然体の自分を出してみましょう。
男性からモテる女性は嫉妬されやすくなります。
「異性に媚びてる」「あざとい」「ぶりっこ」と思われると特に危険です。
女性といる時にはキメすぎないファッションやメイクを心がけて、色気を出しすぎないようにしましょう。
さらに、男性と女性で態度を変えると媚びてる印象になります。
また、嫉妬深い人に対しては、女性同士の恋バナもなるべく濁した方が無難です。
もし実際は上手く行っていても、むやみに幸せアピールしないようにしましょう。
嫉妬はする側にもされる側にも何かしらの原因があります。
もちろん、最初から嫉妬しなければ問題にはなりません。
しかし、無意識に湧き上がる嫉妬を消すのは困難です。
お互いが嫉妬への対処法を取り入れて、良い友達関係のために歩み寄ることが大切です。
また、いざ嫉妬に陥るとたくさんの「イライラ」や「不信感」で、どうしようもない気持ちになりますよね。
心の距離が近くなりすぎると、相手との摩擦が増えやすくなります。
お互いを相手を傷つけない程度な距離感を探って、自分にできることはないか冷静に振り返ってみましょう。
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公開日 : 2020/07/27