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【美白効果の高さで選ぶ】AMPLEUR(アンプルール) ラグジュアリーホワイト メラルミナス
【敏感肌向け】d プログラム ホワイトニングクリアエッセンス EX
【乾燥肌向け】ドクターシーラボ / VC100エンリッチセラム
【脂性肌向け】メラノCC 薬用しみ・ニキビ 集中対策 Wビタミン浸透美容液
【年齢肌向け】クレドポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン
【オーガニック系】 コスメア オーガニックローズヒップオイル
【ドクターズコスメ】ビーグレン QuSome ホワイトクリーム 1.9
肌のくすみ、シミ・そばかすに悩んでいる方であれば、一度は美白美容液を使ったり、試してみたいと思ったりしたことがあるはずです。
一方で、本当に美白美容液に効果はあるの?と半信半疑な方も多いのではないでしょうか。
まず間違ってはいけないのは、美白美容液は名前に美白とはあっても、肌を完全に白くしたり、出来てしまったシミを消す効果はないこと。
医薬品ではなく、あくまでも化粧品または医薬部外品なので、劇的な効果を期待することはできないのです。
美白美容液はシミの元となるメラニンの生成を抑えたり、メラニンの排泄を促すことにより、シミを防ぐだけなので過度な期待は禁物です。
だからといってシミを何もせずに放置していると、どんどん色素沈着が進んで、より色が濃くなったりシミが増えてしまうもの。
シミをこれ以上悪化させないためにも、美白美容液を使って早めに対策することが大切です。
「美白」をうたった商品の中には、他にも化粧水・乳液・クリーム、集中パックなど様々なタイプがありますよね。
色々なスキンケアアイテムで美白できるので、あえて高価な美容液を使わなくても良いのでは?と思う方もいるかもしれません。
ただ、結論から言えば、美白美容液は断然使った方が美白効果を狙うことができるのでおすすめです。
化粧水はそもそも肌に水分を与えるもので、乳液は化粧水の水分とクリームの油分を繋ぐため、クリームは油膜で水分蒸発を防ぐために使うものです。
いずれも美白効果は付属的なもので、化粧水・乳液・クリームだけでは美白効果としては物足りないと言えます。
美白を集中的に行うためには、美容液を使って美容成分を肌に与えてあげることが大切です。
美容液とはそもそも特定の美容成分を高濃度に配合したもので、その美容成分による美肌効果が期待できるもの。
美白を狙いたいなら、美容液から集中的に美白成分を取り入れていきましょう。
※合わせて読みたい: 【薬剤師が解説】美白したいならコレ!美白におすすめの食品やサプリから化粧品まで11種を厳選
美白美容液はデパコス、プチプラなどの価格帯の違いや、ターゲットとしている年代によって選ぶ商品が変わってきます。
大前提として、次の基本の選び方を押さえておくことが大事です。
次の4つのポイントを確認して、正しい目線で美白美容液を選べるようになりましょう。
当たり前のことではありますが、美白成分がしっかり入っていることを確認すること。
パッケージや宣伝で美白系のイメージを与えておきつつも、実際には美白成分が入っていないという可能性もあります。
美白美容液と思い込んで使ってしまうと、美白効果が得られないままになってしまうことも。
次に紹介する成分が含まれていることをラベルで確認してから購入しましょう。
ただし、美白美容液はパッケージに全成分を表示する義務がないので、ラベルを見て判断ができないこともあります。
そのため、信頼できるメーカーであること、口コミやブランドサイトも確認してよく内容を調べた方が安心です。
ラベルをチェックするときに、次の成分名が書かれているか確認してみてください。
多くの美白成分と呼ばれる成分は、以下のいずれかの効能があることがほとんどです。
さらに、それぞれの成分ごとに美白+αとなる効能も併せもつことが多いので、それぞれの特徴を見てみましょう。
美白作用の高さだけで見れば、もっとも優れているのはハイドロキノンです。
メラニンを還元する力が強いので、できてしまったシミを薄くする効果が期待できます。
ただし、ハイドロキノンは肌に刺激を起こしやすいというデメリットもあります。
肌が弱い方は、ハイドロキノン誘導体ともいわれるアルブチンを選ぶ方が肌への負担は少ないでしょう。
効果の強さだけで選ぶのではなく、無理なく続けられるかどうかも大事なポイントです。
自分が使ってみて肌に刺激を感じないこと、肌トラブルが起きないことを優先して決めるようにしてください。
「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」と謳う場合には、医薬部外品として認められていることが必須になります。
この医薬部外品として認められるには、以上で紹介したような国が認可した美白有効成分を配合していることが必要です。
医薬部外品に認められている美白有効成分には20種類程度があります。
「薬用」と書かれている場合もありますが、これは医薬部外品にのみ認められた表記です。
美白効果を期待するならば、単なる化粧品ではなく「医薬部外品」または「薬用」と書かれているかどうか確認することも一つの指標になります。
ただし、各化粧品メーカーが独自に開発した成分で、美白に優れた成分としてデータが出ているにも関わらず、医薬部外品として認められていないケースもあります。
必ずしも「医薬部外品=効果が強い」とは限らないので注意しましょう。
有効性のデータが出てるのかどうか、商品サイトで確認するのも手です。
敏感肌、乾燥肌、オイリー肌などのような肌質で美容液を選ぶことも大事です。
肌質に合わないものを使うと、刺激感を感じたり、べとつきが気になったり、毛穴詰まりの原因になることもあります。
敏感肌であれば低刺激性のもの、乾燥肌であれば高保湿のもの、オイリー肌であればさらっとした使用感のものが良いでしょう。
また、香りやテクスチャを見ることも大事です。
そのためには、必ずテスターやサンプルを使ってみて、自分に合っているかどうかチェックしましょう。
特に良い香りであることは、気持ちを穏やかにして、スキンケアの時間をより一層楽しくしてくれます。
使っていて心地よいと感じるもの、毎日使いたいと思うものを見つけましょう。
美白効果を高める上で大事なのが保湿です。
美白美容液でも保湿力が高い方がより美白効果を相乗的に高めてくれます。
しっかり肌が保湿されていないと透明感が失われたり、美容液成分も浸透しにくくなってしまいます。
肌が乾燥していると、紫外線の影響を受けやすくなり、シミソバカスのもとに。
さらに、シワやたるみの原因にもなってしまうので要注意です。
例えば、プラセンタやビタミンCのように保湿力を合わせもつ成分か、美白成分+保湿成分を配合したタイプを選ぶようにしましょう。
※合わせて読みたい: 【薬剤師が解説】ワセリンってどんな保湿剤?便利な使い方とおすすめのワセリンをご紹介
具体的にどんな美白美容液がおすすめなのか、タイプ別に薬剤師が厳選した商品をご紹介していきます。
美白効果の高さで知られる新安定型ハイドロキノンを配合した美容液です。
ハイドロキノンは熱や光に弱い性質があるのですが、その性質の改良に成功したのが新安定型ハイドロキノンです。
ハイドロキノン配合の化粧品はクリームタイプが多い中で、こちらはみずみずしいクリームタイプの美容液です。
重たくなりすぎないので、朝も夜も使えます。
メラルミナスペプチドが肌の印象を明るくしてくれるエイジング処方です。
価格:11,880円(税込)
内容量:30ml
※合わせて読みたい: 【薬剤師が解説】話題のドクターズコスメ「アンプルール」の魅力とは?厳選アイテムも紹介
資生堂の低刺激性コスメブランド「d program」の美白美容液です。
クリーン製法で作られ、パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー 無香料、無着色。
低刺激なので、敏感肌の方から全ての肌質の方に使えます。
シミ・ソバカスを防ぎながら、肌質を整えてくれる美容液です。
価格:6,480円(税込)
内容量:50ml
※合わせて読みたい: 【薬剤師が解説】資生堂dプログラムで揺らぎ肌ケア!おすすめラインナップを紹介
高浸透ビタミンCを配合したドクターシーラボの美白美容液。
肌を整えてくれるフラーレン、保湿効果に優れたプラセンタも配合したリッチな美容液です。
シリーズ史上最高濃度の浸透ビタミンCを配合しているので、肌にぐんぐんと美白成分が入ります。
プルプルの肌を叶えてくれる、美白効果だけに留まらない美容液です。
価格:7,344円(税込)
内容量:40g
※合わせて読みたい: 【薬剤師が解説】ドクターズコスメと普通のコスメの違いとは?ドクターズのおすすめブランドも紹介
口コミサイトでも常に人気の高いメラノCCシリーズは、プチプラながら優れた美白効果が期待できるとして話題の商品です。
活性型ビタミンC、ビタミンE誘導体、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム、美白成分のアルピニアホワイトを配合した美容液になります。
気になる部分にポイントで使うのもよし、全顔のケアに使うのも大丈夫です。
さらっとしたテクスチャなのでベタつきにくく、脂性肌の方でも毛穴づまりやテカリが気になりにくい処方です。
価格:939円(税込)
内容量:20ml
※合わせて読みたい: SNSでも話題のメラノCCシリーズを徹底解説!お肌の透明感が気になる人におすすめ
シミができる肌の奥でメラニンの生成を抑えてくれる4-MSK(資生堂独自成分)、トラネキサム酸などの美白成分を中心に、ヒアルロン酸、酵母エキス、アセンヤクエキス、サイコエキスなども配合。
加水分解シルク液、加水分解コンキオリン液、テアニン、アセチル化ヒアルロン酸、トレハロース、濃グリセリン、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、ポリクオタニウム-51で構成された「イルミネイティングコンプレックスEX」が肌のうるおいを保ち、ハリを持たせます。
お値段こそ少し張りますが、天然のローズや希少なランの香りを使い、気持ちから贅沢な気持ちにさせてくれる1本です。
価格:14,499円(税込)
内容量:40ml
オーガニッックのローズヒップオイルとして、世界中で章を受賞しているほど評価の高い商品。
ビタミンA、C、必須脂肪酸など美肌に必要な栄養をマルチに含んでいて、毎日のスキンケアをワンランク上のものに格上げしてくれます。
USDA ・ BCS Europe ・ BIO GRO NZ ・ ACO など世界のオーガニック認証を受けている、正真正銘のオーガニックコスメ。
高品質ながら低価格であることも魅力です。
最近肌の調子が優れないというときにも頼りになります。
価格:4,730円(税込)
内容量:20ml
プチプラコスメとして幅広い年齢層から支持を得ている「ちふれ」にも美白美容液があります。
1本1,000円台という低価格ながら、美白成分アルブチンと安定型ビタミンC誘導体をダブルに配合した本格派。
メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎます。
保湿成分のヒアルロン酸・トレハロースも配合されているため、お肌をモチモチに整えてくれます。
無着色・無香料・ノンアルコール・医薬部外品であるところも安心です。
価格:1,678円(税込)
内容量:30ml
※合わせて読みたい: 【ちふれの大人気コスメ特集】SNSでも話題の口紅や化粧水など、ちふれのプチプラおすすめ商品を徹底解説!
アメリカの薬学博士が開発したというビーグレンの美白クリームで、ハイドロキノンの吸収率が高いことが特徴。
「QuSome®(キューソーム)」というリポソームを使ったシステムを導入することで、吸収されにくハイドロキノンを肌にしっかり届けます。
通常のハイドロキノンよりも低濃度でも、高浸透であるため同等の効果が期待できるというもの。
必要としている場所に届いて、長く留まって効果を発揮します。
価格:6,480円(税込)
内容量:15g
ここまで美白美容液について紹介してきましたが、美白をより完璧なものとするには美白美容液だけでは不十分です。
きちんとしたスキンケアを行なった上で美白美容液を使わないと、効果が十分に発揮されないこともあります。
基本的な美白スキンケアのポイントを押さえて美白を目指しましょう。
美白の基本は保湿です。
美容液でも保湿はできますが、水分を与える効果は高くありません。
洗顔したら、水分が蒸発して乾燥する前に化粧水をつけることが大切です。
できれば洗顔したら5分以内には化粧水をつけると保湿効果が高まります。
また、洗いすぎも乾燥のモトになります。
夜はクレンジングでメイクをしっかり落とすことが大事ですが、朝は特に汚れが強く無ければ洗顔料を使わないようにしましょう。
化粧水で保湿したら、その後美容液を使用します。
ただし、美容液のタイプによってはブースター的に洗顔後に使うものもあるので、商品ごとの説明に従いましょう。
美容液を洗顔後につけたら、その後は乳液とクリームで仕上げること。
美容液だけでもある程度保湿されたように感じられるかもしれませんが、油分で閉じ込めることが大事です。
毎日の洗顔後のスキンケアで外部刺激や紫外線からのダメージを防ぐことはできても、紫外線を防ぐ効果としては不十分です。
UVクリームやファンデーションなどで紫外線対策をしっかり行い、紫外線をブロックしましょう。
また、物理的に防ぐことも大事です。
日傘や帽子などを活用して、紫外線は目から入ってきてしまうのでサングラスも着用しましょう。
うっかり日に焼けてしまった日は美白美容液でのケアはもちろんですが、パックを使用した集中ケアもおすすめです。
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美白美容液の選び方、おすすめの商品、使い方などを紹介してきました。
憧れの透き通るような白い肌、自分本来の肌色を保つには毎日の美白ケアがものを言います。
一年中紫外線は降り注いでいるので、特別なケアというわけではなく、日常的なスキンケアとして美白美容液を使うことが大切です。
本記事を参考にして、ぜひ自分に合った美白美容液を活用してみてください。
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執筆・監修:薬剤師 笹尾 真波(ささお まなみ)
大学院卒業後、某内資系製薬企業にて市販薬の企画開発・マーケティングなどに携わる。
その後、都内大型門前病院前のドラッグ併設調剤薬局にて、調剤業務および市販薬のバイヤー・在庫管理・販売にも携わる。
その他、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメ販売にも従事する。
また、外資系製薬企業にてDI業務、学術情報部門にて糖尿病や免疫関連の学術情報の検索および情報提供にあたる。
現在は非常勤薬剤師として調剤薬局で勤務する傍ら、正しい薬の使い方や医療情報、美容関係の情報提供に務める。
最終更新日 : 2023/03/08
公開日 : 2019/08/26