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もしお部屋に掃除道具がない場合は、掃除グッズを揃えるところから始めましょう。
中にはデザインが可愛らしくカラフルな物もあるので、お掃除前の憂鬱な気分を晴らしてくれるかもしれません♪
ここで取り上げる商品は身近な100均やホームセンター、スーパーマーケットでも手に入るので、気軽に探してみてください。
重曹はお菓子のふくらし粉やエコな洗剤などに使われている、「炭酸水素ナトリウム」というアルカリ性の成分です。
市販品では食用や工業用を目にすると思いますが、どちらも掃除に使用することができます。
工業用のものは純度が低く、口にすることができません。
また、重曹は研磨剤として機能するので、デリケートな表面や塗装された表面に使用する際には気を付けてください。
その他、重曹は塩基性の性質を持っているため、金属製品やアルミニウムなどには使用しないようにしましょう。
使用する前に、あらかじめ目立たない場所で試して、表面に損傷を与えないかどうか確認することをおすすめします。
重曹は油や汚れを取り除くのに効果的です。
シンク、カウンター、お風呂場などの表面を掃除する際に、少量の水と混ぜてペースト状にし、スポンジやブラシでこすります。
その後、水で洗い流すか、濡れた布でふき取りましょう。
重曹は研磨する作用があるので、掃除をする場所の材質によっては注意が必要です。
重曹には臭いを吸収する性質もあります。
冷蔵庫や靴箱などのにおいが気になる場所に、オープンボックスや小皿に重曹を入れておくと、臭いを吸収してくれます。
カーペットに臭いが残っている場合は、薄く重曹を振りかけ、数時間置いてから掃除機で吸い取ります。
そうすることで臭いが消えてスッキリしますよ。
※重曹の関連記事: 重曹で掃除や洗濯、消臭もできる!重曹の便利な使い方を紹介
クエン酸は酸性であるため、水垢やカビの除去に優れた効果を発揮します。
少量を水に溶かしたものをスプレー容器に入れれば、簡単にナチュラルな洗剤を作ることができますよ。
ただし、特定の表面や素材に使用する際には注意が必要です。
使用する前に試しに少量を使用して、影響が出るかどうか確認することをおすすめします。
特に大理石や石灰岩などのアルカリ性の表面には使用しないでください。
使用後は、水で十分に洗い流すことを忘れないようにしましょう。
カビの発生しやすい場所、例えばシャワーカーテン、バスタブ、シンク周辺などにカビが生えている場合は、クエン酸を使って効果的に除去できます。
少量のクエン酸を水に溶かし、スプレーボトルに入れてカビの生えている部分にしっかりと吹きかけます。
しばらく放置した後、スポンジやブラシでこすり、最後に水で洗い流すことで、清潔な表面になりますよ。
浴室のタイルやガラスのシャワードアなどに水垢が付着している場合は、クエン酸が効果的です。
クエン酸を水に溶かし、水垢の付いた部分にスプレーボトルで吹きかけます。
しばらく放置してからスポンジや雑巾でこすると、水垢が落ちてピカピカになります。
コーヒーメーカーやケトルは、時間が経つと内部に水垢が蓄積されます。
そのような場合、クエン酸を水で溶かして内部に注ぎ、しばらく放置したあと十分に洗い流しましょう。
内部の水垢が剥がれ落ちてピカピカになりますよ。
※電気ケトルの掃除関連記事: 電気ケトルのおすすめ商品11選!おしゃれで安いブランドや掃除方法も解説
焦げ付いた料理の跡や頑固な油汚れを落とす際にもクエン酸が役立ちます。
鍋やフライパンに水とクエン酸を入れ、沸騰させてしばらく煮立たせます。
その後、スポンジやブラシでこすり洗いすると汚れが簡単に取り除けます。
メラミンスポンジを使うと、市販の洗剤を使用せずに、水だけで頑固な汚れを効果的に取り除くことができます。
一般的なスポンジとは異なり、メラミン樹脂という硬く微細な繊維で作られており、これらが汚れやシミの表面に浸透して微細な凹凸を作り、汚れを取り除く力を発揮します。
例えば、壁やフローリングのシミや汚れ、キッチンの油汚れ、食器の焦げ付き、浴槽やシンクの水アカやカビなど、さまざまな場所で効果を発揮してくれるでしょう。
使い方は簡単で、普通のスポンジと同様に水に濡らして絞り、汚れのついた表面を軽くこするだけ。
目に見えて汚れが落ちていくので、つい夢中になってしまうかもしれません。
ただし、メラミンスポンジは非常に強力なので、デリケートな材質や塗装された面に使用する際には注意が必要です。
あまりに強くこすると表面を傷つける恐れがあるので、様子を見ながら掃除を進めていきましょう。
メラミンスポンジは使っていくうちに劣化して、スポンジが小さくなっていきます。
使っていくうちに小さくなる消しゴムをイメージすると分かりやすいでしょう。
また、メラミンスポンジはカットすることができるので、用途に合わせてサイズを調整すると使いやすくなりますよ。
大きめのサイズを購入したら、好みの大きさにカットしておきましょう。
すぐ使えるうえに、衛生的に管理することができます。
さまざまな形状のスポンジがあるため、使用する場所別に用意すると便利です。
バスルームなど広範囲を掃除する場合には大き目、天井の掃除には柄付き、シンクや洗面台など細かい部分には小さ目など、用途に合わせて選んでみてください。
床や壁、鏡やシンクなど、あらゆる拭き掃除に使える雑巾は1枚あると便利です。
洗って何度も使えるため、エコで経済的なのも嬉しいですね。
ただ、雑巾に水分が残っていると、カビや臭いの原因になりやすいです。
洗い終わったらお風呂場やベランダなど、換気できる場所に干しておくことをおすすめします。
こちらは用意しなくても問題ありませんが、ナチュラル系の洗剤を手作りする場合はあると役立ちます。
クエン酸と水、重曹と水など、スプレーボトルの中で振り混ぜれば、あっという間に手作りクリーナーが出来上がり。
ナチュラル系の洗剤は素材が自然なものなので、汚れ落ちは市販の洗剤に比べると劣りますが、日々のお手入れや軽い汚れには十分な効果を発揮してくれます。
ブラシの先が開いたり、コシがなくなったりしてきた歯ブラシはお掃除に大活躍します。
タイルの目地や蛇口回りなど、細かい部分の掃除に便利です。
使い古しの歯ブラシはすぐにごみ箱行きにせず、活用していきましょう。
お風呂場の壁や鏡などに水分が残っていると、カビや水垢の原因になってしまいます。
スクイージーや水取りワイパーを使って水分を残さないようにすることで、汚れの溜まりにくい状態になってきますよ。
水回りを使ったあとは必ず水取りをするように習慣づけると、今後の掃除が楽になるでしょう。
キッチンやバスルーム、トイレなど、場所によって汚れの性質が異なります。
ここでは、場所別に毎日のお手入れのポイントや、見落としがちな箇所をご紹介します。
キッチンは調理油や食べカス、水垢やカビなど、様々な汚れが日常的に溜まる場所です。
シンクには食べカスや油汚れがたまりやすいので、毎日の習慣として、使用後に水で流すようにしましょう。
主に重曹は油汚れ、クエン酸は水垢に効果的です。
それぞれ少量を水に溶かしたものをスプレーボトルに入れて使用すると、日々のお手入れに使いやすいですよ。
週に一度、シンク全体を洗剤を使って洗浄し、汚れを取り除きます。
排水口は定期的に掃除して、詰まりを防ぎます。
その際、重曹とお酢を混ぜた自然派の排水口クリーナーを活用するのがおすすめです。
ガスコンロは調理時に汚れが付着します。
火の熱が冷めた後に洗剤で拭き取り、頑固な汚れは重曹ペーストを塗布してから拭き取ると良いです。
コーヒーカップやティーカップの中に茶渋やコーヒーステインがついたら、湿ったスポンジに少量の重曹を振りかけてこすってみましょう。
頑固なシミも落ちやすくなりますよ。
換気扇のフィルターは、油や汚れがたまりやすい場所です。
取り外してお湯と重曹を混ぜた洗剤に浸しておくか、ペースト状にした重曹を塗ってこすり洗いしましょう。
汚れが浮き出てきたら、水で洗い流します。
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バスルームは湿気の多い場所なので、カビや水アカに注意が必要です。
浴槽やシャワーカーテンは、毎日使用した後に水気をしっかり拭き取り、カビ防止のため換気を心掛けましょう。
カビが発生した場合は、市販のカビ取り剤を使うと効果的です。
週に一度程度、浴槽やシャワーカーテン、シンクなどを掃除することで、カビや水アカを防ぎます。
※お風呂掃除の関連記事: 【場所別】お風呂掃除のやり方!簡単な掃除方法から掃除の頻度まで紹介
ブラシを使ってトイレの中の汚れをこすり落とし、便座や便器の外側は洗剤や除菌クリーナーなどを使って拭き取ります。
トイレ掃除に抵抗がある場合は、ゴム手袋やビニール手袋などを着用しすると良いでしょう。
死角になるのが便器のふち部分。
便座の裏側も汚れが溜まりやすい部分です。
水垢や汚れが見えづらいので、便座を上にあげて掃除するようにしましょう。
トイレの床や便座、便器の外側も除菌クリーナーを使ってピカピカに磨き上げます。
清潔に保つために、掃除するタイミングを決めるなどして定期的に掃除するのが望ましいです。
※トイレ掃除の関連記事: トイレ掃除の仕方やおすすめアイテムは?汚れの種類や原因、汚れにくくする方法も解説
洗面所も湿気の多い場所なので、カビに注意が必要です。
水垢は定期的に重曹やクエン酸を使って落としましょう。
鏡は、ガラス用洗剤を使って綺麗に拭き取ります。
排水溝に髪の毛やゴミが詰まることがあるので、汚れに気付いたらすぐに取り除くように心がけてください。
見落としがちなのは、洗濯槽やフィルターのお掃除。
洗濯機は洗剤や石鹸カス、衣類の繊維などが溜まりやすく、カビや汚れが発生しがち。
そのため、定期的に洗濯機クリーナーを使って掃除しましょう。
縦型洗濯機とドラム式では使える洗剤が異なる場合があるので、選ぶ際はご自宅の洗濯機をよく確認することをおすすめします。
※洗濯機掃除の関連記事: 洗濯機の汚れの正体は黒カビ!?洗濯機のおすすめ掃除方法、汚れの防止策を紹介
汚れの性質によって使う洗剤や掃除方法が異なります。
できるだけ短時間で効率的に掃除を済ませるためにも、覚えておきたいポイントを紹介していきます。
油汚れはキッチンや換気扇によく見られる汚れです。
こびりついた頑固な油汚れは、洗剤を使って丁寧にこすることで取れやすくなります。
日々の汚れは、重曹を少量溶かした水をスプレーしてこすり洗いするのもおすすめです。
コンロや電子レンジの中など、キッチン周りに使う洗剤はナチュラルなものが安心ですよね。
カビはタイルの目地や天井、便座の中など湿気の多い場所に発生しやすいです。
生えてしまったカビには、クエン酸を水に溶かしたナチュラル洗剤や市販のカビ取り剤、メラミンスポンジなどが効果的です。
また、カビ防止のために換気をしっかりと行うことが重要です。
バスルームや洗面所など、湿気が溜まりやすい場所は特に気を付けましょう。
水垢はバスタブや浴室の壁、蛇口などに付着しやすいです。
水道水に含まれるカルシウムやミネラルが固まったもので、長時間水分が残っていることでできやすくなります。
重曹やクエン酸を使ってこすり洗いをするか、専用の水アカ取り剤を使用すると良いでしょう。
メラミンスポンジに水を含ませてこするのもおすすめです。
水垢はアルカリ性の性質を持っているため、酸性の性質を持つクエン酸は汚れを中和させて落としやすくしてくれます。
頑固で落としづらい場合には、クエン酸水を含ませたキッチンペーパーなどを貼り、食品用ラップで覆って十数分パックをすると効果的です。
重曹は研磨作用があるため、少量の水と混ぜてペースト状にし、こすり洗いをすると良いでしょう。
ただし、材質によっては傷や変性の可能性があるので、目立たない場所で試してから全体に使用することをおすすめします。
鉄錆は洗面台や排水口、水栓などで見られることがあります。
レモン汁や酢を使って鉄錆を溶かし、スポンジでこすると効果的です。
軽い錆汚れであれば、歯磨き粉で落とすこともできます。
歯磨き粉を汚れに塗布し、歯ブラシやスポンジでこすってみてください。
水分が残っていると、そこがカビや水垢の発生源となります。
水回りを使ったら、あまり時間を置かずに水分をふき取るようにしましょう。
スクイージーやワイパーなど、水切り道具を1本持っておくと楽ですよ。
雑巾を使わずに水気を取ることができます。
また、バスルームや洗面所の使用後、壁や鏡などにサッとかける習慣をつけると良いでしょう。
目に見えてきれいになっていく様子が病みつきになるかもしれません。
汚れを溜めないように、できれば毎日掃除をするのが理想的です。
しかし、仕事や休日の予定などで忙しいときは、日々の掃除が難しい場合もありますよね。
汚れが蓄積するとキレイにするまで時間がかかるから、つい後回しにしてまた汚れが溜まって…と無限ループにハマってしまいそうです。
そんなときでも、できるだけ手間をかけずに水回りの掃除ができる方法があるので紹介します。
汚れているところに洗剤をかけて放置するだけで、簡単に汚れが落ちる商品がたくさんあります。
「忙しくてどうしてもこまめな掃除ができない」「急遽自宅に人を招くから "なる早" できれいにしたい!」などとお悩みのときは、楽で簡単にできるお掃除方法に頼りましょう。
このような洗剤は強力なものが多いため、手袋やメガネ、マスクを着用するなど、安全に使用することが大切です。
使用方法をよく読み、正しく使用するように気を付けましょう。
自分ではとても手に負えない長年の汚れや手が届かない場所のお掃除。
思い切ってプロのハウスクリーニングをお願いしてみるのも一つの手です。
排水溝やトイレなどの汚れは、つい目を背けたくなりますよね。
ハウスクリーニングの業者によって、場所別のプランや水回りを数ヵ所まとめてお願いできるプランなど、要望に合わせて選ぶことができます。
目的や予算に合わせて依頼してみましょう。
毎日使う水回りは、常に清潔にしておきたいですよね。
汚れが溜まって掃除が大変になってしまう前に、日々の簡単なお手入れを習慣化していきましょう。
時には、お掃除がむずかしいタイミングもあると思います。
そのような場合は簡単かつキレイにできる洗剤やプロの手を借りる方法もあります。
ピカピカに光る水回りを目指して、定期的に磨いていきましょう。
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最終更新日 : 2024/07/11
公開日 : 2023/08/22