logo

Top > ライフスタイル > 家事

重曹で掃除や洗濯、消臭もできる!重曹の便利な使い方を紹介






重曹は昔から野菜のあく抜きやお菓子作り、茶渋や油汚れ落としなど、調理から掃除まで幅広く使われてきました。
そんな重曹は、掃除や洗濯をはじめ様々なことに使えることから、今では便利なアイテムとして注目を浴びています。

本記事では台所、風呂、床、トイレなどあらゆる場所の掃除や洗濯で活躍する、重曹の活用方法を解説していきます。

重曹を上手く使って家中をピカピカにしましょう♪

本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。


【目次】重曹で掃除や洗濯、消臭もできる!重曹の便利な使い方を紹介

 

重曹の特徴

重曹の活用方法をご紹介

1. キッチン掃除

2. お風呂掃除

3. フローリングの床掃除

4. トイレ掃除

5. 洗濯

6. 消臭

重曹を使用する時の注意点

重曹の保管方法

重曹を使って掃除をしてみよう

 

重曹の特徴

 

重曹2つ

 

重曹は化学式NaHCO3で表される、弱いアルカリ性を示す物質です。

正式名称は「炭酸水素ナトリウム」、別名では重炭酸ナトリウム、ベーキングソーダ、重炭酸ソーダ、そして重曹と呼ばれています。

 

重曹には「食品添加物」「工業用」「医薬品用」の3つのグレードがあり、純度や不純物の多さによって使用用途が異なります。

掃除に使う重曹は100均で販売されているもの、掃除用と書かれているもので構いません。

 

 

重曹の活用方法をご紹介

 

それでは早速、重曹の使い方を見ていきましょう。

幅広く使うことができるその活用方法を解説していきます。

 

1. キッチン掃除

 

キッチン掃除

 

重曹はキッチンの掃除で最も力を発揮します。

油汚れや茶渋、焦げつきなど、食器用洗剤では取れない汚れを手軽に落とすことができます。

掃除を始める前に、基本の重曹スプレーを作っておくと便利です。

 

※基本の重曹スプレー: スプレーボトルにぬるま湯100mlと重曹を小さじ1杯程入れ、よく振り混ぜる

 

茶渋落とし

 

急須や湯呑についた茶渋は、重曹ですっきりと落としてしまいましょう。

重曹スプレーを吹きかける、あるいは水を含ませたスポンジに粉の重曹を少量つけて茶渋が気になる部分を磨きます。

しつこい茶渋が驚くほど簡単に取れますよ。

 

鍋の焦げ落とし

 

お気に入りの鍋がうっかり焦げついてしまった…そんな時も重曹の出番です。

粉の重曹を鍋の焦げつき部分にたっぷりとふりかけ、水を加えて10分ほど煮立てます。

※熱湯に重曹を入れると噴きこぼれて大変危険です、必ず上記の手順を守ってください。

 

その後、火を止めて数時間そのまま放置、お湯がぬるくなったら焦げつきをスポンジでこすります。

重曹の力で焦げつきが浮かび上がっているため、軽くこするだけでするりと取れます。

 

冷蔵庫や電子レンジなどの掃除

 

汚れが気になるところに重曹スプレーを吹きかけるか、布巾に吹きかけて汚れている部分を拭いてください。

べたべたとしつこい油汚れも、重曹を使えば簡単に取ることができます。

重曹スプレーで拭いたところはしっかりと水拭きしてください。

 

電子レンジのしつこい汚れの掃除

 

電子レンジを掃除せずに数年使い続けていると、重曹スプレーだけでは落ちないほど強力な汚れがこびりついていることがあります。

そんな時には、耐熱皿に水200mlに対して重曹を大さじ2杯ほど入れて溶かし、5分ほど温めてから扉を開けずに5~10分ほど放置します。

ある程度冷めたら耐熱皿を取り出し、乾いた布巾でレンジの中やお皿を拭き取ります。

これで重曹スチームの効果でガンコな汚れもあっという間に落とすことができます。

 

※電子レンジ掃除の関連記事:  電子レンジの掃除方法を紹介!油&水垢汚れの落とし方から汚れの防止策まで

 

2. お風呂掃除

 

風呂掃除

 

重曹はお風呂の掃除でも活躍してくれます。

キッチン掃除と同じく、気になる部分に基本の重曹スプレーを吹きかけてスポンジでこすっていきます。

重曹スプレーの他にも、お風呂ならではの掃除方法も活用していきましょう。

 

残り湯で浴槽とバスグッズの掃除

 

残り湯にカップ1杯の重曹を入れて溶かし、洗面器や椅子などを浴槽に入れて1晩浸します。

翌朝スポンジで軽くこすり、シャワーで流せば浴槽もバスグッズもピカピカになります。

重曹を入浴剤代わりに使い、その残り湯を掃除に使えば、お肌もお風呂もツルツルになって一石二鳥です。

 

ガンコな汚れには重曹ペーストを使ってみよう

 

重曹ペースト

 

重曹スプレーでは落ちないガンコな汚れは、重曹ペーストを使って掃除をしましょう。

重曹ペーストは重曹と水を3:1の割合になるように混ぜ合わせて作ります。

汚れにしっかり張り付くように、少しもったりした感じのペースト状態にすると使いやすいです。

 

使い方は、風呂場の汚れが気になるところに重曹ペーストを塗り、ラップでパックするように覆って放置するだけです。

ペーストを塗って30分以上放置したら、風呂用スポンジや不要になった歯ブラシで優しくこすってシャワーで流します。

重曹には柔らかな研磨効果があるため、あまり強くこすってしまうと材質を傷つけてしまうことがある点だけ注意してください。

 

3. フローリングの床掃除

 

フローリング

 

重曹はフローリングの掃除にも使うことができます。

皮脂でべたべたしてしまった部分には特に効果を発揮します。

 

まずフローリング掃除用の「重曹スプレー」と「クエン酸スプレー」を用意しましょう。

床掃除に使う重曹スプレーは、キッチンやお風呂用よりも薄めに作ることをおすすめします。

 

※フローリング掃除用重曹スプレー:ぬるま湯250mlに重曹を小さじ1程入れ、よく振り混ぜる

※フローリング掃除用クエン酸スプレー:水200mlにクエン酸を小さじ1杯程入れ、よく振り混ぜる

 

 

まず床に重曹スプレーを散布し、濡れ雑巾でしっかり拭き取ります。

その後雑巾をしっかり洗い、クエン酸スプレーを散布して再度濡れ雑巾でしっかりと拭き取ります。

 

重曹スプレーだけでも皮脂汚れは十分落ちるのですが、水拭きで重曹を取りきれず、白い重曹の結晶が浮かんでしまうことがあります。

弱酸性のクエン酸を使って重曹のアルカリ性を中和をすれば、結晶が浮かんでくることはありません。

 

重曹とクエン酸を使って掃除すると、フローリングの床がサラサラになりますよ。

ただし、床材が表面が加工されていない無垢や白木である場合は、重曹スプレーを使うことができません。

 

また、重曹スプレーは畳の掃除に使ってはいけません。

アルカリ性の重曹をかけると畳が黄ばんでしまいます。

万一畳に重曹がかかってしまった場合は、クエン酸をスプレーして中和すると黄ばみの進行を抑えることができます。

 

※フローリング掃除の関連記事:  フローリングを綺麗に掃除できていますか?気になる汚れの原因からおすすめの掃除方法を紹介

 

4. トイレ掃除

 

トイレのイメージ

 

重曹はトイレ掃除にも使えます。

酸性の汚れであるカビや黒ずみ、軽い汚れであれば重曹スプレーで十分に落とすことができます。

アルカリ性の汚れである黄ばみや尿石、水垢にはクエン酸スプレーを使うと良いでしょう。

 

便器内の掃除

 

基本の重曹スプレーを便器の中にまんべんなく吹きかけ、10分程放置してからトイレブラシで磨き上げます。

待っている間にトイレットペーパーや雑巾に重曹スプレーをかけ、床やトイレ本体を掃除しても良いでしょう。

床やトイレ本体を掃除した場合は、その後の水拭きを忘れないでくださいね。

 

タンク内の掃除

 

水洗トイレのタンク掃除にも使うことができます。

重曹1カップをタンクの中に入れ、1晩放置してください。

カビ除去剤ほどの強力な効果ではありませんが、ある程度のカビやカビによる黒ずみを落としてくれます。

 

※トイレ掃除の関連記事:  トイレ掃除の仕方やおすすめアイテムは?汚れの種類や原因、汚れにくくする方法も解説

 

5. 洗濯

 

洗濯槽

 

重曹は掃除だけではなく、洗濯をする時にも大活躍します。

アルカリ性である重曹は洗濯物の主な汚れである「皮脂汚れ」に強く、その汚れをしっかりと落としてくれます。

 

重曹と洗濯洗剤を併用する

 

洗濯洗剤の量を半分重曹に置き換えて使いましょう。

重曹だけ、洗濯洗剤だけのお洗濯よりも洗浄力がアップし、消臭や漂白の効果も期待できます。

ただし、重曹はやや水に溶けにくいため、あらかじめぬるま湯で溶いてから使うことをおすすめします。

 

重曹を柔軟剤の代わりに使う

 

使い方はすすぎの際、柔軟剤の代わりに重曹を入れるだけです。

重曹の量は水10Lに対して大さじ1杯程度を目安にしてください。

柔軟剤代わりに使う時も、あらかじめぬるま湯で溶いておくと溶け残りの心配がありません。

 

重曹を柔軟剤の代わりに使うと洋服をふわふわに仕上げて、静電気を抑えてくれます。

匂いが強い柔軟剤が苦手な方や、お肌が弱い方におすすめです。

 

つけ置き洗いに使う

 

布ナプキンや生理用ショーツなど、汚れが落ちにくいものをつけ置き洗いする時にも重曹が活躍します。

ぬるま湯1Lに小さじ1~2杯程度の重曹を溶かし、数時間つけてからもみ洗いをしてみてください。

重曹のアルカリ性は手の皮脂も除去してしまうため、肌が弱い方はゴム手袋をしてくださいね。

 

※洗濯機掃除の関連記事:  洗濯機の汚れの正体は黒カビ!?洗濯機のおすすめ掃除方法、汚れの防止策を紹介

 

6. 消臭

 

消臭剤イメージ

 

重曹には汚れを落とす効果だけではなく、消臭効果もあります。

粉のままジャムの空き瓶などに入れ、臭いが気になる場所に置いておけば臭いを吸い取ってくれます。

使わなくなった靴下に重曹を入れ、靴の中に入れれば靴用の消臭剤としても使うことができます。

 

ただし、あまり広い空間では効果が薄くなってしまうためトイレや下駄箱、冷蔵庫などで使うことをおすすめします。

気付いた時にときおり粉をかき混ぜてあげると良いでしょう。

 

使う場所や用途にもよりますが、消臭効果が薄くなってきたと感じた時が替え時です。

使い終わった重曹は捨てずに、掃除に活用しましょう。

 

 

重曹を使用する時の注意点

 

 

重曹は食品添加物にも使われるほど安全な物質ですが、使用する時にはいくつか注意が必要です。

まず肌が弱い方、手荒れしやすい方は、重曹を使う時にゴム手袋やビニール手袋をしてください。

目に入らないように注意して、万一目に入ってしまった場合はこすらずによく水で洗い流して医師の診断を受けてください。

 

 

重曹の保管方法

 

 

重曹は常温ではとても安定性が高く、長期保管しても変性しにくいという特徴があります。

ただし、湿気を吸うと固まってしまうため、保管する時は高温多湿の場所は避け、きちんと密閉できる容器に入れてください。

 

また、重曹は毒性が強いものではありませんが、大量に飲み込んでしまったり粘膜に長時間触れ続けると悪い影響が出る可能性もあります。

子どもやペットの手が届く場所に置かないようにしてください。

 

 

重曹を使って掃除をしてみよう

 

ベーキングソーダ

 

重曹はキッチンからトイレまで、幅広い場所の掃除に使える便利なアイテムです。

強力な洗剤やカビ取り剤と比べてしまうと効果が緩やかではありますが、その分刺激が弱く有毒なガスが発生することもないので安心して使うことができます。

日頃の掃除や洗濯に、重曹を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

※合わせて読みたい:  魚焼きグリルの掃除はこれで決まり!汚れの落とし方や臭いの取り方をはじめ、汚れの予防対策もご紹介


フォローして最新記事をチェック!



検索

カテゴリ一覧

ファッション(420)
   着回し/コーデ(90)
   髪型/ヘアスタイル/ヘアアレンジ(85)
   眼鏡/コンタクト/カラコン(9)
メイク・コスメ(518)
   ベースメイク(52)
   アイメイク(75)
   リップ/グロス(35)
   ネイル(19)
   コスメブランド/メーカー(241)
美容(168)
   スキンケア(86)
   髪/シャンプー/リンス/コンディショナー/トリートメント(47)
   石鹸/ソープ/洗顔料(11)
   ダイエット(8)
健康(71)
   健康食品/サプリメント/プロテイン(13)
   スポーツ/運動/トレーニング(9)
   冷え/温活(4)
ライフスタイル(284)
   生活雑貨/生活用品(27)
   お祝い/ギフト/プレゼント(25)
   趣味(10)
   お出かけ/観光/旅行/デート(36)
   妊娠/出産/子育て(3)
   家庭菜園/ガーデニング(4)
インテリア(75)
   内装/レイアウト(5)
グルメ(101)
   カフェ/喫茶店/ドリンク(33)
   ケーキ/お菓子/スイーツ/パティスリー/パン(32)
   レシピ(31)
アート/カルチャー(42)
   写真/カメラ(8)
   ハンドメイド/クラフト(19)

スキンケア

エイジングケア(45)
保湿(224)
美白(45)
乳液(53)
クリーム(129)
オイル(36)
化粧水(149)
美容液(117)
基礎化粧品(162)
ニキビ(24)
毛穴ケア(45)
角質ケア(58)
肌荒れ(35)
くすみ(57)
クマ(10)
たるみ(21)
ハリ不足(46)
スペシャルケア(151)
セルフケア(82)
UV対策(54)
日焼け対策(44)
日焼け止め(22)
しわ(13)

肌質

乾燥肌(153)
敏感肌(107)
脂性肌(55)
混合肌(42)

コスメ/メイク

ツヤ肌(152)
マット肌(60)
ミネラルコスメ(59)
デカ目(70)
小顔(5)
韓国(111)
化粧(251)
ポイントメイク(258)
メイクテク(125)
ナチュラルメイク(193)
美肌(167)
メイク道具(35)
化粧下地/ファンデーション/コンシーラー(165)
テカリ防止(28)
アイメイク(192)
リップ/グロス(165)
チーク(103)
カラーメイク(52)

ファッション

春コーデ(118)
夏コーデ(111)
秋コーデ(130)
冬コーデ(132)
スタイル(260)
テイスト(240)
シーン別(54)
大人コーデ(176)
カジュアル(169)
綺麗め(177)
フェミニン(132)

年代別

10代(10)
20代(19)
30代(21)
40代(14)
50代(9)

恋愛

片思い(26)
男性心理(43)
カップル(37)
恋愛観(45)
恋愛テクニック(48)
モテ仕草(5)

ヘアスタイル

ショートヘア(60)
ロングヘア(66)
セミロング(62)
ボブ(66)
スタイリング(100)
ヘアケア(87)
ヘアカラー(34)
ヘアアクセ(27)

ライフスタイル

ホームパーティー(25)
グルメ/レシピ(141)
ヘルシー(50)
運動(23)
筋トレ(9)
リラックスタイム(55)

人気記事ランキング