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実は毎日の掃除なら「フロアモップ」(フロアワイパー)がけで十分
フローリング溝のゴミが目立つ場合は「フロアモップ」&「掃除機」の合わせ技で
【ゴム跡やペン跡】油には油で!「ハンドクリーム」「クレンジングオイル」で対処
【カーペット下にまさかのカビ?!】程度によってアイテムを変えてお掃除
クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体+2種類シートセット
2. 汚れると落ちにくいもの・変色しやすいものの扱いに注意する
掃除はしているのに、気が付けば黒ずんでいたり輝きが失われていることもあるフローリング。
少しでも汚れていると、せっかくの木目の美しさも台無しですよね。
そもそも、どうしてフローリングが汚れてしまうのか、根本の原因から探ってみましょう。
主なフローリングの汚れといえば、下記のようなものが原因として挙げられます。
皮脂や垢は、足の裏のものが大半です。
カビはカーペットやこたつを敷いているところや、湿気がこもりやすい場所に発生しやすく、黒ずむこともあります。
食べ物かすや油は主にキッチンやダイニング、リビングなど意外と広範囲に及んでいることも。
砂埃は窓の近くや玄関まわり、ダニ関連はベッドルームやクローゼット近く、ソファ周りなどに多いです。
汚れや程度によってはアレルゲンの温床になりやすいものもあるため、注意が必要です。
一度おうちの床全体にどのような汚れがあるかチェックしておきましょう。
次に、フローリングの掃除方法をご紹介します。
フローリングの輝きを保つなら、なるべくなら毎日お掃除しておきたいところ。
でも、毎日の掃除は大変…というイメージはありませんか?
実は、毎日の掃除ならフロアモップをかけておくだけで大半の汚れを落とすことができます。
フローリングは水に弱いため、シートタイプのフロアモップ(フロアワイパー)を使う場合はドライタイプのシートを使いましょう。
フロアモップをかけるタイミングは「朝」がおすすめ。
私たちは、日々知らず知らずのうちに目に見えないごみやちりを巻き上げています。
この巻き上がったごみやちりが落ちてくるのが私たちが寝ている間。
そのため、朝一番で掃除をすることで、より多くのごみやちりを一層できるのです。
フローリングの溝にほこりがたまっていることもありますよね。
もし、フローリングの溝にごみが目立っている場合は、先ほどご紹介したフロアモップ(フロアワイパー)のほか、掃除機を組み合わせた掃除方法がおすすめ。
溝にゴミが目立つ場合だけでなく、時間がある時に念入りにお掃除したい時にも有効ですよ。
<フロアモップと掃除機を使ったフローリングお掃除方法>
常に美しいフローリングを保つためにぜひ行っていただきたいのが「水拭き」掃除です。
先ほど「フローリング=水に弱い」とお話しましたが、水拭きは正しい方法で行えばフローリングへのダメージを防ぐことができます。
<正しい水拭きの方法>
ポイントは「力を入れすぎない」「掃除したところに足跡がつかないようにする」こと。
水拭きの際はごしごし拭くと汚れがより落ちやすいと感じがちですが、フローリングが傷つきやすくなるため実は逆効果となっていしまいます。
また、せっかく掃除するなら掃除したところに足跡がつかないようにするのも大事です。
お部屋の手前から後ろに、後ろ向きに雑巾がけするようにすると足跡がつきません。
ここでは、フローリングの汚れに応じた掃除方法をご紹介します。
キッチンの床に染みつきやすい油汚れ。
油汚れなら、食器用中性洗剤を使って雑巾で拭くとよく落ちますよ。
<キッチン床の油汚れを落とす方法>
もし油汚れが黒ずんでいる場合は、今回ご紹介した方法では汚れが落ちにくいこともあると思います。
そんな時は、食器用スポンジに食器用中性洗剤をなじませ、汚れをやさしくこすって落としてみましょう。
続いて気になりがちなのが床の皮脂汚れ。
汗がついた足でそのまま歩いた時などに付着しがちな汚れですね。
こちらは、基本的に水拭きで解決できる汚れなので、比較的簡単に落とすことができますよ。
基本の水拭き方法をぜひ試してみてください。
もし汚れが頑固担っている場合は、油汚れと同じように中性洗剤を使って落とすと効果的です。
この場合も、仕上げの水拭きを必ず行ってください。
子供の落書きや、ゴムがついた椅子を力一杯引きずった時にできがちなのがゴム跡やペン跡。
実は、これらは身近なハンドクリームやクレンジングオイルで対処することができます。
油性ペンやクレヨン、ゴムといった物質は、油分に溶ける性質を使っています。
メイクと同じですね。
落とし方はとても簡単!
お手持ちのハンドクリームやクレンジングオイルを汚れになじませ、スポンジで吸い取るだけで完了します。
ただし、お掃除後の床は大変滑りやすくなっているため、水拭きと乾拭きを徹底するなど、拭き取りは十分に行っておきましょう。
カーペットやベッド、こたつの下、結露しやすい窓際などはカビの温床になりやすい場所。
カビが発生しているのを見つけてしまったら、すぐに対処することが大事です。
カビの程度によって、どう掃除すべきかご紹介します。
できたての小さなカビなら、油汚れと同じように、中性洗剤で落としてみましょう。
油汚れの落とし方と同じ方法で落とすことができますよ。
カビが広がっており、中性洗剤では落ちにくそうなレベルなら、アルコールを使った掃除方法を試してみましょう。
<無水エタノールを使った床のカビ落とし方法>
注意点としては「絶対に掃除機を使わない」こと。
普段のお掃除の流れで掃除機を使いそうになってしまいますが、カビの場合は掃除機を使うとカビ胞子を部屋中にばらまいてしまうことに。
必ず拭き掃除で対応してくださいね。
また、無水エタノールは殺菌能力が高いのが魅力ですが、フローリングの種類によっては変色を引き起こすことがあります。
まずは試してみる前に、床の目立たない場所でアルコールスプレーを噴射してみて変色しないかチェックしてからお掃除に入りましょう。
もし、無水エタノールのアルコールスプレーを使ってもカビがおさまらない場合は、自分で対策し続けるよりはクリーニングの専門業者に依頼するのもアリ。
自己流の除去方法で床を傷つけてしまうこともあるため、どうしても取れない場合は無理して頑張らず、業者さんの力を借りましょう。
ここまで、フローリングのお掃除方法をご紹介しました。
床掃除におすすめのアイテムをご紹介する前に、ここで一度、お掃除には実は向いていないアイテムをみておきましょう。
おすすめできないのは「アルカリ性の洗剤」。
有名なものだと「セスキ炭酸ソーダ」が該当します。
お掃除やお洗濯に大活躍のセスキ炭酸ソーダは確かに床の汚れも良く落としてくれるのですが、床掃除に使ってしまうと汚れだけでなくワックスまでも落としてしまいます。
フローリングを守るワックスが剥がれてしまうと、傷みやすくなるだけでなく汚れがつきやすくなり落ちにくくなるというデメリットが発生します。
フローリングの床掃除には、なるべく中性洗剤を使うよう注意しておきましょう。
ここでは、フローリングのお掃除に役立つ便利グッズをご紹介します。
立ったまますいすいと床掃除ができるアイテムといえば「クイックルワイパー」。
こちらはワイパー本体と、ウエットタイプ・ドライタイプのシートが1枚ずつ付属したおためしセットなので、届いたその日にすぐ使えますよ♪
ご自宅のフローリングが、ウエットタイプとドライタイプのどちらに適しているか見極めるのにも良いですね。
ワイパー本体は、ワイパー部分が回転するため、モップがけもソファ、ベッド下のお掃除も楽にできます。
シートはどちらも、クロスを濡らさなくても使える便利なタイプ。
立体構造シートが汚れの原因になるミクロレベルのほこりも、しっかり吸い取ってくれるスグレモノです。
「お掃除したいけれど、水拭きや掃除機かけはしんどいかも…」という日のお掃除にもおすすめです。
価格:1,212円(税込)
セット内容:ワイパー1本、ドライシート・立体吸着ウェットシート各1枚
サイズ:10cm × 6.5cm × 28.5cm
水拭きする際に、近くにバケツがあればとても便利ですよね。
でも、あまり大きすぎるとかさばるし、収納にも困る…という方におすすめなのが、折りたたみ可能なバケツ。
不要な時は折りたためるソフトタイプ(シリコン)のバケツなので、収納場所も選びません。
価格:1,282円(税込)
本体サイズ:使用時…約24.3cm × 25.2cm × 15.9cm 折り畳み時…24.3cm × 25.2cm × 5.3cm
本体重量:約257g
「なぜ床掃除にアロマオイル?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は香りには気持ちを落ちつかせたり、元気にする効能が期待できるもの。
億劫に感じがちなお掃除も、アロマオイルの香りでモチベーションがアップするかもしれません。
おすすめの使い方は、水拭きの際に使うバケツに数滴垂らす方法。
水拭きの際にアロマオイル入りのお水で雑巾をかたく絞って床を拭けば、お部屋中に自然な香りを漂わせることができますよ。
価格:1,497円(税込)
香り:真正ラベンダー ・ ティートリー ・ オレンジスイート ・ ペパーミント ・ グレープフルーツ
サイズ:各5ml
これから先の床汚れを防ぐには、こまめな掃除が必要です。
ただ、日によっては忙しかったり疲れていたりと、お掃除ができない日もありますよね。
それなら、お掃除ロボットに全て床掃除を頼んでみるというアイデアはいかがでしょうか。
価格はお高めなのですが、毎日の掃除にかかる時間をセーブでき、他のことに時間が使えるというメリットはかなり大きいですよね。
初期投資は高いかもしれませんが、長い目でみるとお値段以上の大きな投資となること間違いなしです。
アイロボット社のブラーバジェット240は、ウエットモードやドライモードが選択できるだけでなく、外から持ち込まれた花粉を除去する能力にも優れているモデル。
部屋の隅からベッド・ソファ下にも入り込んでフローリング掃除をしてくれます。
動作も静かで、センサーにより段差を判断するため落下の心配もありません。
価格:29,629円(税込)
サイズ:奥行き17cm x 幅17.8cm x 高さ84cm 本体重量:1.2kg
稼働面積:ウェットモード最大12畳まで、ダンプ・ドライモード最大15畳まで
「お掃除ロボットも良いけど、家が広いわけでもないし、もっとお手頃で手軽に使える便利グッズはないかな?」と思っている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめしたいのが、履いて歩くだけで床がきれいになるマイクロファイバーモップスリッパ。
マイクロファイバーが、目にも見えないくらいのほこり汚れをさっと吸着してくれます♪
まるごと水洗いできるスリッパなので、汚れが気になったらすぐに洗えるのも魅力です。
価格:864円(税込)
サイズ:22.5cm〜25cmまで対応
今後フローリングの汚れを防止するための方法をご紹介します。
フローリングの床にワックスをかけると、フローリングを汚れやほこりから守ってくれます。
他にも、床が美しく輝く、床自体の耐久性がアップするなどのメリットも得られるのが魅力です。
ワックスがけには下記のアイテムを用意しておきましょう。
手順は下記の通りです。
雑巾を手のひらサイズに小さくたたむのは、雑巾にかかる力を均等にするためです。
雑巾にかかる力が均一化されることで、塗りムラを防ぐことができます。
ワックスが乾くまでにかかる時間は、速乾タイプで30分ほど。
乾くまではオお部屋に入らないよう注意しましょう。
もう一つの注意していただきたいのが、ワックスの選び方です。
フローリングタイプによっては、ワックスがけが禁止されているものや、指定ワックスがある場合もあります。
ワックスがけの前に、ご自宅のフローリングがワックスに対応しているか、どのようなワックスが適しているかをチェックしておきましょう。
ここまで基本のワックスがけをご紹介してきましたが「ハードルが高すぎる」「失敗が怖い」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はワックスだけでなく、フロアワイパーと一体化した「ワックスワイパー」というものも販売されています。
立ったままお掃除感覚でワックスがけできるので、初心者さんにも比較的取り扱いやすいですよ。
価格:1,166円(税込)
サイズ:13.6cm × 6.5cm × 28.6cm
例えばコーヒーやカレー、除光液、ネイルポリッシュ、ヘアカラー剤などが当てはまります。
一度落ちにくいものを落としてしまうと、そこだけ汚れが目立ちやすくなるもの。
付着すると落ちにくいものや変色しやすいものをフローリングのあるお部屋で扱う場合は、床に不要な服や新聞紙を敷くなどして対応しましょう。
油汚れが気になるキッチンには、初めからマットを敷いておくと床を油で汚さずに済みます。
丸洗いしやすいものならベターです♪
最近ではマット用滑り止めシートも豊富に販売されているので、ぜひ活用しておきましょう。
チェアやテーブルは、移動させるたびに細かい傷がつきやすいですよね。
美しいフローリングを保つには、汚れ対策だけでなく傷によるフローリングの劣化を防ぐのも重要です。
チェアやテーブルには脚カバーを付け、できるかぎりフローリングを傷から守りましょう。
普段から掃除を心がけることで、いつでも床掃除がしやすい環境を作ることができます。
散らかっていると、掃除しにくくなるだけでなく、掃除道具を探すのにさえ時間がかかってしまうなど非効率です。
常に美しいフローリングを保つなら、お部屋の掃除もこまめに行っておきましょう。
気づけば汚れで曇っていることも多い、フローリングのお掃除方法やおすすめのアイテムなどをご紹介しました。
フローリングをぴかぴかに保つ一番の近道は、普段からのフローリング掃除。
時間がある時に、掃除機がけやフロアモップがけをするだけで、お掃除の手間が省けるだけでなく、フローリングを常に美しく保つことができます。
床はお部屋のなかでももっとも面積が大きいもの。
この床がきれいになるだけで、お部屋そのものもがより美しく見えるようになりますよ♪
最終更新日 : 2020/09/22
公開日 : 2019/09/11