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オキシクリーンとは、過炭酸ナトリウムを主成分とした酸素系漂白剤です。
皆さんのよく知る「キッチンハイター」は塩素系漂白剤なので、衣類につくと色落ちしてしまいますよね。
しかし、オキシクリーンには色落ちさせる成分が入っていないため、お洗濯や家中のあらゆる掃除に幅広く使用出来るのがポイントです。
弱アルカリ性のオキシクリーンは酸性の汚れに強く、アルカリ性の汚れ(水垢・石鹸カス・サビ)以外に効果を発揮します。
オキシクリーンにはアメリカ版と日本版の2種類があり、アメリカ版は過炭酸ナトリウム(酸素系)を主成分とし、界面活性剤、炭酸ナトリウム、洗浄補助剤から出来ています。
対して日本版のオキシクリーンには、界面活性剤が入っていないのが特徴です。
過炭酸ナトリウムは、最終的に水、酸素、炭酸ソーダの3つに分解されるため、安心安全に使用することが出来ます。
界面活性剤というとあまり良くない印象があるかもしれませんが、油と水を混ぜ合わせて汚れを落とすためにはとても有効な成分です。
そのため、「日本版よりもアメリカ版のオキシクリーンの方が汚れが落ちる」という声もあります。
安心安全に使用することが出来ますが、お子さんやペットが直接口へ入れるのは危険なので注意してください。
価格:3,250円(税込)
容量:4.98kg
生産国:アメリカ
価格:681円
容量:354mL
生産国:アメリカ
オキシクリーンはお掃除の定番アイテムとして人気が高まってきていますが、どんな効果があるのでしょうか。
汚れを落とすだけではないオキシクリーンの効果をご紹介します。
オキシクリーンの最大の魅力は、水に溶けた時に発生する「酸素たっぷりの泡」です。
この泡が汚れやシミを分解して浮かし、掃除を簡単にしてくれます。
泡がたっぷりな方が汚れ物にしっかりついてくれるので、よく泡立てて使う方もいます。
過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素は、ニオイの元にも効果を発揮します。
何度洗濯してもニオイが気になるものや、トイレやお風呂場などの水回りに定期的に使用すれば臭いも気にならなくなるでしょう。
気になる衣類は、普段の洗濯の際にオキシクリーンを使用するのもおすすめです。
漂白剤と聞くと色落ちが心配になりますよね。
オキシクリーンの成分である過炭酸ナトリウムは、汚れや黄ばみのみを浮かせて落としてくれるため、基本的には色落ちの心配はありません。
ただし、洗濯表示に「手洗い」「水洗いNG」「刺繍や飾りのついたもの」は色落ちする可能性があります。
オキシクリーンは、市販されている「フローリング用洗剤」「壁紙用洗剤」などのように用途が一つではないので、家中の様々な場所で使用することが出来ます。
用途の違う洗剤がたくさんあるとスペースも取るしわけがわからなくなりがちですよね。
主にどんな場所でオキシクリーンが活躍するのかをご紹介します。
ここで挙げた意外にも、家中の拭き掃除に使えますし、お子さんのおもちゃをつけ置きして綺麗に保つことも出来ます。(水分を吸い込みやすい畳や革製品、金属全般には使えないのでご注意ください。)
オキシクリーンで掃除をするためには、通称「オキシ液」と呼ばれるオキシクリーン溶液を作る必要があります。
お湯と混ぜるたけで簡単に作れるのですが、素材や掃除する場所によって濃度が変わるので注意しましょう。
使い続けるうちにだんだんと容量が掴めてくるので、始めは分量を確かめながら作ってみてください。
オキシクリーンのアルカリ性はタンパク質を溶かす作用があるため、粉末や溶液を素手で触ると手が荒れる可能性があります。
お掃除の際は必ずゴム手袋を使用しましょう。
オキシクリーンに付属しているスプーンには4つのラインがあります。
使う場所によって適した濃度が違うため、同じラインでもお湯の量が変わるので注意しましょう。
安全に使用するために、使用量は守ってくださいね。
掃除や洗濯でよく使う場面での使用量を紹介します。
オキシ液を作る時は、40℃〜60℃のお湯が一番「漂白除菌効果」を発揮します。
水でも問題ありませんが、せっかくなら効果を最大限に発揮させたいですよね。
オキシクリーンを入れて溶かしている間に温度が下がってしまうので、60℃で作っておくのがおすすめです。
オキシクリーンは常に酸素を出しているので、保存する際は密閉容器に入れないように注意してください。
また、シルクや革など、水洗い出来ない素材には使用することが出来ません。
金属も変色してしまう可能性があるので、ホックや金属製の飾りがついたものへの使用は避けましょう。
オキシクリーンを使った掃除は、素材や場所別に掃除方法が異なります。
今回はオキシクリーンを愛用している方や、これから使い始める方が「よく使う!」「ここに使いたい!」という場所を集めてみました。
筆者も日々の掃除で使用していますが、どの場所にも効果抜群なのでぜひ試してみてください。
特に汚れ物をオキシ液につけておく「オキシ浸け」はSNSのハッシュタグでも大人気です。
お風呂は毎日掃除していてもカビが発生しやすい場所です。
家族が日々の汚れを落とす場所でもあるので、いつも清潔で気持ち良い空間にしておきたいですよね。
オキシクリーンは浴槽、床、小物、壁の全てに使うことが出来、除菌効果もあるのでカビ対策にもなります。
汚れやすい浴槽や床にはお湯を張ってオキシ液を混ぜ、時間を置いて汚れを浮かせましょう。
小物類は浴槽に全て入れておくことで、効率良くオキシ漬けが出来るのでおすすめです。
<浴槽の場合>
<床の場合>
洗濯槽の裏には目には見えない汚れやカビがたまりやすく、定期的に掃除をしないと匂いの原因にもなってしまいます。
しかし、市販の洗濯槽クリーナーは結構お値段が高いですよね。
オキシクリーンなら少量の粉末をお湯に溶かすだけなので、定期的に使ってもコスパが良いのでおすすめです。
「オキシクリーンは分量が覚えずらいし、オキシ液を作るのが面倒」という方には、こちらの洗濯槽用オキシクリーンがおすすめです。
空にした洗濯槽に本品を入れ、洗濯槽洗浄コースのボタンを押すだけです。(洗濯槽洗浄モードが無い場合は通常モードでOK)
お湯を使用するのが効果的ですが、水でも問題ありません。
価格:1,944円(税込)
容量:320g(80g×4包)
生産国:アメリカ
※洗濯機掃除の関連記事: 洗濯機の汚れの正体は黒カビ!?洗濯機のおすすめ掃除方法、汚れの防止策を紹介
子どもの食べこぼしや泥汚れ、うっかりコーヒーやワインをこぼしてしまった時もオキシクリーンの出番です。
頑固な汚れはオキシ液を作ってしっかりオキシ漬けしてから洗濯機で洗いましょう。
汚れがちな子どものおもちゃやぬいぐるみも綺麗になるので、オキシ漬けがおすすめです。
つけ置き時間は20分以上が効果的です。
オキシクリーンは塩素系漂白剤なので色落ちの心配もありません。
靴の場合は大きなビニール袋に靴を入れ、オキシ液を入れて口を縛れば靴全体をつけ置きすることが出来ます。
シミが小さい場合や頑固な汚れの場合は、スポットで使えるスプレータイプが簡単です。
血液汚れやコスメの汚れも簡単に落とすことが出来ます。
価格:681円(税込)
容量:354mL
生産国:アメリカ
長く愛用しているものは、洗濯してもだんだん黄ばみが気になってくるもの…
白さをアップさせたいならホワイトリバイブの使用がおすすめです。
価格:2,138円(税込)
容量:1.36kg
生産国:アメリカ
キッチン周りは油汚れや匂いが気になりますよね。
こまめに掃除しようと思っていても、つい「まとめて掃除」になってしまう方も多いのではないでしょうか。
掃除をする際に、油汚れや焦げ付きなどが気になるものをまとめてオキシ漬けするのがおすすめです。
カップについたコーヒーなどの着色や、コンロの五徳も汚れがスルスル落ち、頑固な焦げ付きも落としやすくなります。
シンクの中なら一度にたくさんのつけ置きができて、排水溝の掃除・消臭にもなるので一石二鳥です。
ご家庭のシンクの大きさにもよるので、広めの場合は分量を倍にして調節してみてください。
つける時間が長いので、寝る前や出かける前に行うのがおすすめです。
※キッチン掃除の関連記事: コンロの掃除法を五徳・天板など場所別に解説!重曹をはじめ掃除に必要なアイテムも紹介♪
トイレは汚れだけではなく匂いも気になりますよね。
オキシクリーンは漂白・除菌効果があるのでトイレ掃除にも使うことが出来ます。
時間を置くことで、泡が汚れやくすみ落としに効果を発揮します。
作った溶液を少し水で薄めて残しておき、便器の外やトイレ全体の拭き掃除にも使ってみましょう。
※トイレ掃除の関連記事: トイレ掃除の仕方やおすすめアイテムは?汚れの種類や原因、汚れにくくする方法も解説
外からの汚れがたまりやすい玄関やベランダの掃除にもオキシクリーンはおすすめです。
オキシ液をかけて短時間そのままにすることで、汚れが浮いて落としやすくなります。
汚れがひどい場合は放置時間を少し長めに取ってみましょう。
日頃からこまめな掃除をしておくことで、年末の大掃除の手間をうんと省くことができます。
特に油汚れの多いキッチンや、玄関・ベランダなどは、汚れが溜まると掃除するのも一苦労ですよね。
ただ、オキシクリーンを使えば、数時間放っておいてあとは軽くこするだけでピカピカになります。
あれこれお掃除洗剤を買う必要もなくなりますし、コスパも最強です。
ぜひ一家に一箱、常備しておいてはいかがでしょうか。
最終更新日 : 2021/09/13
公開日 : 2019/08/05