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ユーカリは約600以上もの種類があると言われており、100mほどのサイズにまで大きくなるものから観葉植物としても育てやすいもの小ぶりなものまで存在します。
また、根を深く張り巡らせ生命力が高いため、砂漠化した地域でも生きていくことのできる植物です。
ちなみにユーカリと聞くとコアラの食べる植物と想起するかもしれませんが、実際にコアラの食べるユーカリは12種類程度です。
あまり日本では馴染みのないハーブでしたが、近年では観葉植物やアロマテラピーとしても人気が高く身近になってきました。
アロマや観葉植物、フラワーアレンジメントなどの様々な場面で見かけることの多くなったユーカリですが、ユーカリは葉っぱだけでなく花も魅力的です。
ユーカリの花は2~5月にかけて咲きます。
その花は少し独特で、遠目で見るとふわふわとした綿毛のようにも見え、とても愛らしい形をしています。
ユーカリは乾燥した地域の植物ですが、湿度に気を付けていれば室内でも育てやすく、お部屋のインテリアとして彩りを添えてくれます。
また、フラワーショップでは切り花としても購入することができ、一本の茎に沢山の小さな葉を付けるユーカリは、ボリュームもありお得な感じがしますね。
ユーカリの花言葉は「再生」です。
ユーカリの生息する地域は乾燥地帯で山火事が起きやすく、山火事が起きた後でも芽が出て育つ植物ということもあり「再生」という花言葉が付けられました。
その他にも「記憶」「思い出」「新生」などの花言葉が付けられています。
アロマテラピーでも使われるユーカリには、身体だけでなく心にも作用してくれる効果や、空気を綺麗にするなどの作用があります。
ユーカリはとても清涼感のあるシャープな香りで、もやもやしてしまった時や気持ちを切り替えたい時は頭をすっきりさせてくれます。
例えば仕事や勉強に集中したい時や、大切な会議の前などのように集中力を高めたい時におすすめです。
ユーカリの香りは集中力を高めると同時に、心を落ち着かせてくれる鎮静作用の一種であるリモネンを含むので、緊張をほぐしたい時にも便利です。
強い殺菌効果をもつユーカリは、空気中の嫌な臭いや汗臭さ・タバコの臭いなどを和らげたり予防する効果があります。
また、ユーカリのように空気清浄効果を持っている“レモン”“グレープフルーツ”“ティーツリー”などとも相性が良いため、一緒に組み合わせてアロマディフューザーやアロマランプを使ってお部屋に匂いを広げたり、オリジナルのアロマ消臭剤を作ってみるのもおすすめです。
殺菌作用・抗菌作用・抗炎症作用のあるユーカリは、虫刺されや火傷、ニキビなどのトラブルを緩和する効果を持っています。
その他にも、シミやただれの炎症を緩和したり、頭皮のトラブルであるフケやかゆみも防止します。
肌へ使うときは、アロマバスで香りを楽しみながら全身のケアをするのが良いでしょう。
ただ、ユーカリは少し刺激が強いため、使用の際は容量や使用方法を守ることが大切です。
抗菌作用・抗菌作用・抗ウイルス作用の強いユーカリは、免疫力を高める効果も持っています。
風邪やインフルエンザの予防にも効果を発揮し、風邪の初期段階であれば回復をより早めてくれる効果を期待することができます。
疲れて免疫力が弱まっている時には、部屋でユーカリの香りをアロマディフューザーで広げるのも良いでしょう。
また、喉の痛みを感じるときは蒸気の吸入をしたりすることで喉の炎症を抑えることができます。
ユーカリは刺激が強いため、蒸気の吸引を行う際は顔を近づけ過ぎないようにご注意ください。
香りが強く刺激的なユーカリには「シトロネラール」という香り成分が含まれており、これが虫除け効果を持ちます。
ユーカリの中でも「シトロネラール」を多く含んでいる種類は“レモンユーカリ”です。
この“レモンユーカリ”は、名前の通りレモンのようにさっぱりとした爽やかな香りがするのが特徴で、レモンユーカリを使った防虫対策はオーガニック思考な方や小さいお子様のいるご家庭でもやりやすいです。
また、他の香りと相性の良いユーカリは、ブレンドすると相乗効果を望むことができ、香りの変化も楽しむことができます。
ユーカリには、アロマオイルの使い方によって様々な効果を発揮します。
今回はユーカリの効果を有効的に引き出す使用方法を、おすすめのエッセンシャルオイル(精油)を織り交ぜながらご紹介します。
香りを全身で楽しむことのできるアロマバスは、肌の調子を整えるだけでなく鼻や喉、呼吸器の調子を整えることができます。
ユーカリの炎症を抑える効果は、肌などの表面的な炎症だけでなく、筋肉の炎症や疲労も和らげる効果を持つため、アロマバスで全身からユーカリの効能を取り込むのが良いでしょう。
アロマバスは全身からユーカリの効果を感じることができますが、ユーカリは刺激の強いエッセンシャルオイル(精油)なので、体調やお湯の温度によってオイルの容量を変えることをおすすめします。
例)
38度~39度のぬるめのお湯の場合、エッセンシャルオイル2~3滴
40度~42度の熱めのお湯の場合、エッセンシャルオイル3~5滴
芳香浴は、喉の痛みを和らげたり鼻の通りをよくしたりする効果があるため、風邪の引き初めにもおすすめです。
また、朝起きた時や頭をすっきりさせたい時に行にも効果的です。
上記の方法で芳香浴を行うときは、蒸気が直接目に入らないように注意しましょう。
また、勢いよく吸込み過ぎてしまうとむせてしまうことがあるため、適度な距離を保って行うことを心掛けてください。
虫の嫌がる香り成分を含むユーカリのエッセンシャルオイルを使うことで、オリジナルの虫除けスプレーを作ることができます。
「市販の虫除けスプレーは香りが嫌だな…」「子供にも使ってあげたいから出来るだけ安全なものを…」と考えている方は、オリジナルの虫除けスプレーを手作りしてみてはいかがでしょうか。
市販の虫除けスプレーに比べて余計な成分が入っていないため、肌にもとても優しいのが特徴です。
そのため、使用した後にクレンジングを使うことなく、いつも通りのボディケアで洗い流すことができますよ。
事前にキャリアオイル(ホホバオイル・スイートアーモンドオイルなど)・エッセンシャルオイル・精製水・スプレー容器(50ml程度のもの)・計量スプーンを用意してください。
油と水が分離してしまうため、使用の際は良く振ってからにしてください。
添加物を一切含まず天然成分で作っているので、作ってから2週間程度で使い切りましょう。
保管は冷蔵庫や涼しい場所で保管することをおすすめします。
消臭効果の高いユーカリを使うことで、簡単な消臭剤を手作りすることができます。
用意するものも2つだけととてもシンプルです。
事前に重曹・エッセンシャルオイル・お好きな空き瓶・ガーゼ・輪ゴムを用意してください。
オリジナルの消臭剤は、足元に置くとより効果を実感することができます。
変え時の目処は、水分を含んで重曹が湿ってきたり硬くなってきたらと考えてください。
ユーカリのエッセンシャルオイルを用意したら、お手持ちのアロマディフューザーやアロマポットの使用方法に従って使用してみましょう。
また、アロマディフューザーやアロマポットはブレンドオイルで楽しむことも出来るため、自分の好きな香りをプラスしてみるのもいいですね。
ブレンドをするエッセンシャルオイルによっても効果が異なるため、その時の気分や得たい効果によってブレンドオイルを変えてみるのもおすすめです。
こちらのアロマディフューザーは、ユーカリのエッセンシャルオイル付きです。
合わせてユーカリと相性の良いエッセンシャルオイルを購入してブレンドしてみてもいいですね。
ユーカリには様々な効果があり沢山のシーンで使うことができますが、その分香りと刺激が強いために、使用量に注意が必要です。
体調が優れない時や敏感肌の方は、適用量より少なめにエッセンシャルオイルを配合するなど、その時に応じて容量を変えることをおすすめします。
また、小さなお子様がいる場所で使用するときも、適用量より少なめに使用すると良いでしょう。
その他にも、ペットを飼っているご家庭では使用を行うこと自体を避けるようにしてください。
ペットによっては、ユーカリの刺激が強く中毒症状を起こしてしまう恐れがあります。
心と身体の両方の健康を整えてくれ、集中力を高めてくれるユーカリ。
アロマだけでなく観葉植物としても様々な種類があるため、生活に彩りを与えてくれることでしょう。
また、ユーカリに合う自分好みのブレンドオイルを見つけるとより楽しむことができますよ。
公開日 : 2019/01/29