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これで長持ち&白髪カバー!ヘアマニキュアをキープさせるためのコツ
白髪予防方法とヘアマニキュアの正しい使い方でもう白髪に悩まない♪
早い人で学生から、平均的には30代あたりからチラチラ生えてくることが多い白髪。
読者のみなさんの中でも、若白髪にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者も高校受験あたりから白髪が見えはじめ、アラサーとなった今ではヘアマニキュアが手放せないほどになっています。
今回は、白髪ヘアカラー歴がすっかり長くなってしまった筆者が、白髪がうまく隠れるヘアマニキュアの方法やヘアカラーとの違い、おすすめヘアマニキュアをご紹介していきます。
髪の毛の黒さは、メラノサイト(毛母)というところで作られている物質「メラニン」によって決まるもの。
もともと生まれたての髪の毛は白髪なのですが、加齢などの原因でメラノサイトの機能が衰えると、黒くなるはずの髪の毛が白髪のまま生えてきてしまうと言われています。
ただ、加齢といっても筆者のように10代で白髪に遭遇する方も少なくありません。
メラノサイトの衰え以外では、以下のような原因もあります。
頭皮が硬い、頭皮の毛穴が詰まっているという場合は、マッサージで頭皮の血流を改善させたり、普段から栄養バランスに気を付けてみるといった対策が有効。
また、ストレス対策は早めのストレス発散やマッサージなど、リラックスできる方法を見つけるのが先決です。
一番対策しにくいのは、遺伝による若白髪。
基本的に白髪は30代頃から見え始めるものですが、両親のどちらかが若白髪体質の方の場合、30代に突入する前からすでに白髪が生えてきている可能性があります。
できてしまった白髪は仕方ありませんが、日常生活で気を付けておくべき基本的なポイントを押さえておけば、将来の白髪を予防していくことは可能です。
今後白髪を予防するなら、以下のような健全なライフスタイルと清潔な頭皮環境作りが必須と言えるでしょう。
睡眠や食事、運動といった基礎から固めていくことが、髪の毛の健康を守ることに繋がります。
食事に関しては、髪の毛の主成分である「ケラチン」の合成に必要なビタミンやミネラル分を意識して摂取するのがおすすめです。
また、ケラチンはタンパク質の一種でもあるため、タンパク質を多く含む魚や肉類、豆類を食事に取り入れると良いでしょう。
白髪の対策や予防は可能でも、一度生えた白髪を自然に黒くすることはできません。
そこで使っておきたいのが白髪染め。
でも「ヘアカラー」と「ヘアマニキュア」の違いって何だろう?と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
簡単にご説明すると、以下のような違いがあります。
ヘアマニキュアに似たもの(髪の外側から染料を浸透させるもの)だと「カラーバター」や「カラートリートメント」も人気ですね。
ちなみに、一般的に髪の毛へのダメージが少ないことで知られているのはヘアマニキュアの方です。
ヘアマニキュアは髪の毛の外側だけ染めるので、内部組織が壊れにくくなっています。(ただし、外側を染めるため徐々に脱色していくデメリットもあります)
白髪用のヘアマニキュアは、おしゃれ染めのヘアマニキュアよりも染まり方と色もちが良いのが特徴。
本来の黒髪が持つメラニン成分を補ってくれるものも多いです。
そのため、おしゃれ染め用のヘアマニキュアよりも、白髪用ヘアマニキュアの方が白髪のキラキラ感を抑えやすい仕様になっています。
また、白髪用のヘアマニキュアは液体をそのまま保存できるものや、バスタイムに簡単に使えるもの、何度か分けて使える大容量タイプなど種類もさまざま。
ご自分のライフスタイルや白髪染めの頻度に応じて選びやすくなっているのは嬉しいですね♪
白髪用のヘアマニキュアを選ぶ場合、本来の自分の地毛色に近いものを選ぶと失敗が少ないですよ。
ヘアマニキュアは、基本的にはサロンで行うのが一般的。
そうというのも、ヘアマニキュアはタンパク質を染めるアイテムで、髪以外にもタンパク質で構成されている地肌に付着するとなかなか落ちづらいなど、なにかとハードルが高いためです。
しかし、筆者を含め、自宅でヘアマニキュアを実践している方も意外と多いです。
まずは、ヘアマニキュアで髪の毛を染める前に必要な準備からご紹介します。
「そんなに準備することある?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この準備があるのとないのとでは仕上がりに歴然とした差が現れます。
保護クリームは、ヘアマニキュア前に耳周り、首の周り、生え際などにマニキュアが付きそうな場所に塗っておくクリームです。
保護クリームは、ワセリンやニベアクリームなど油分多めのクリームでも代用が可能です。
筆者も、保護クリームを切らしてしまったときは、 ワセリン を顔まわりになじませてからヘアマニキュアをしています。
比較的お手頃価格で手に入るので、大きいものがあれば重宝するでしょう。
「どうしよう、皮膚にヘアマニキュアが…!」という時のために準備しておきたいのが「ステインリムーバー」。
保護クリームを塗っている場合は、付着した時点でささっとティッシュなどで拭き取れることも多いのですが、知らないうちに肌に着色していたら落とすのがとても困難になってしまいます。
そんな時には、コットンに染み込ませたステインリムーバーを、着色したお肌に数分置いておけば安心。
数分放置した後に優しくこすれば色が落ちますよ。
耳周りに保護クリームを塗るだけでは不安という場合は、イヤーキャップを準備されることをおすすめします。
イヤーキャップはシャワーキャップの耳版のようなもの。
耳をカバーしておけば、髪の毛をかき上げた時にうっかり染まってしまった耳を露出せずに済みます。
マニキュアを塗り終わった後の保温・保湿に使用します。
詳しい手順は後ほどご紹介しますが、頭部に巻いておくことでマニキュアが乾燥するのを防いでくれます。
大半のヘアマニキュアには染髪用コームと手袋が付属していますが、もしない場合はご用意ください。
基本的なヘアマニキュア方法と合わせて、より仕上がりをアップさせるためのポイントも押さえておきましょう。
ヘアマニキュアをする際に髪の毛を乾いた状態にしておくのには理由があります。
それは、髪の毛が濡れているとマニキュアが薄まってしまうため。
たしかに、ヘアマニキュアを塗布する際は髪の毛が濡れていたほうが伸びは良いです。
しかし、色が濃く入るのは乾いた髪の毛の方。
髪の毛が乾いている状態の時にヘアマニキュアをすることで、マニキュアの色がより濃く塗られ、カラーも長持ちしますよ。
ヘアマニキュアを塗布する際は、頭皮にマニキュア液がつくのでは…と気になる方もいらっしゃるかと思います。
頭皮にマニキュア液を塗布する際に、コームの先をなるべく髪の毛に垂直にしてなじませていくのがおすすめ。
コーム先端は地肌に当たる面積がとても少ないため、コームの先を立たせて塗布していくことで頭皮にマニキュアがつきにくくなりますよ。
また、放置時間に関しては30分としましたが、基本的にはお使いのヘアマニキュアの説明書にしたがって時間をおいてみてください。
仕上げにヘアマニキュアがついた髪の毛をすすぐ際にも注意が必要です。
高温のドライヤーを長時間髪の毛にあてているとダメージヘアになりやすいのと同様に、あまり温度が高い熱湯で髪の毛を洗い流すと、髪の毛の表面にはりめぐらされているキューティクルがめくれやすくなってしまいます。
それだけでなく、頭皮に必要な油分まで洗い流されて頭皮が過乾燥状態になってしまうことも。
ヘアマニキュアはヘアカラーよりも比較的髪の毛にはマイルドですが、それでも髪の毛の負担になりやすいものです。
なるべく、体温に近い36度〜38度ほどのお湯で流すよう心がけてください。
ヘアマニキュアの使い方をご紹介しましたが、「せっかく染めたのは良いけれど、いつもカラーが長続きしない」「気づいたらカラーが抜けてすぐに白髪がキラキラしはじめる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、ヘアマニキュアを使う前&使った後にできる、髪色キープのためのちょっとしたコツをご紹介します。
ヘアマニキュアは、髪の毛の外側から染色していることをお伝えしました。
そのため、髪の毛の表面にスタイリング剤や髪の毛の油分・汚れが残っている場合、塗布したヘアマニキュアを弾いてしまうことがあります。
せっかくヘアマニキュアを塗布しても、汚れている部分だけムラになってしまうこともあるので、ヘアマニキュアをする前は必ずシャンプーをしておきましょう。
また、シャンプーをした後はトリートメントやコンディショナーを使わないよう気を付けてください。
ついつい普段の癖で使ってしまいがちですが、 トリートメントやコンディショナーといったコーティング剤や油分多めのアイテムを使ってしまうと、ヘアマニキュアが弾かれてしまいます。
シャンプー後の爽快感や汚れ落ちを重視すると、洗浄力が強いシャンプーを選びがち。
しかし、ヘアマニキュア後は成分がマイルドなもの(カラー用シャンプー、ノンシリコンシャンプーなど)を選んでおくことをおすすめします。
あまり洗浄力が高いものだと、ヘアマニキュアも落ちやすくなってしまうため注意が必要です。
また、ヘアマニキュアをした後の日、シャンプーをすることがあるかと思います。
シャンプーをしたら、すぐにドライヤーで髪の毛を乾かすよう心がけてください。
濡れたままの状態が続くと、髪の毛の性質上キューティクルが開いてしまいます。
もしこの状態が長時間続くとなると、髪の毛の表面に塗られているマニキュアの色も抜けやすくなってしまいます。
そのため、入浴後は早めにしっかりと乾かすようにしましょう。
シャンプーを使うたびに必ずリンスやコンディショナー、トリートメントを使う方は多いかと思います。
でも、ヘアマニキュアをしてから毎日使うのは実はNGです。
ヘアマニキュアは、髪の毛表面に色を定着させているだけでなく、同時に髪の毛表面をコーティングする役割も果たしています。
一方、リンスやコンディショナーにも髪の毛をコーティングするはたらきがあります。
同じ機能があるヘアマニキュアとコンディショナーを使ってしまうと、もともとコーティングされていたヘアマニキュアとコンディショナー類が混じり合ってカラーが薄くなる可能性があります。
そのため、コンディショナー類は毎日使用するのではなく、週に数回ほどの使用にする、パサつきが気になった時だけにすると決めておくのがおすすめです。
ヘアマニキュアをした髪の毛にコテやヘアアイロンを当てると、熱でカラーが飛んでしまうことがあります。
色落ち・色飛びを考えると、なるべく高温のコテやヘアアイロンは控えておいた方が良いでしょう。
どうしても使わないといけないという日は、温度を160度以下に設定して、髪の毛へのダメージを最小限に抑えておくのがおすすめです。
白髪にお悩みの方におすすめのヘアマニキュアをご紹介します。
お風呂で簡単にケアできる白髪染め「リライズ」。
100%天然由来成分を配合したメラミンのもとだけで染めていく新発想のヘアマニキュアです。
繰り返し使っても、髪の毛表面に負担をかけないため、髪の毛のダメージが気になる方にもぴったり。
仕上がりも「ふんわり仕上げ」「まとまり仕上げ」の2つから選ぶことができ、ヘアケアを重視している方にも最適です♪
お風呂で塗布し、5分待って流すだけの簡単ケアで、においも控えめ。
トリートメント感覚で使うことができるので、白髪ケア初心者の方にも比較的取り入れやすい白髪ヘアマニキュアです。
価格:2,970円(税込)
内容量:155g
放置時間が5分と短く、お急ぎの方におすすめなサロンドプロの「ヘアマニキュア スピーディ」。
付属品としてノーマルなコームと生え際や分け目もきれいに塗ることができるコームも付属。
比較的ライトで自然な仕上がりなので、若白髪が気になってきた方に特に使いやすいタイプです。
価格:990円(税込)
内容量:100g
コームとヘアマニキュアが一体化したものを使ってみたい方におすすめなのが「ブローネ ヘアマニキュア」。
ワンプッシュですぐに髪の毛に塗布しやすいだけでなく、塗布する量も調整しやすいのがメリットです。
また、毛髪保護・保湿機能つきで、ヘアマニキュア後に感じがちなカチカチ感、パサパサ感が軽減されているのもポイント。
ダメージヘアが気になる方や、もともとの髪の毛の質感を損ねたくない方に特におすすめです。
価格:665円(税込)
内容量:72g
カラーが1ヶ月も続く処方で色持ち・定着に重点をおいているのが「シエロ」。
ジェルタイプのヘアマニキュアで、髪の毛への密着度も抜群です♪
こちらも、コームとマニキュアが一体化したワンプッシュタイプで取り扱いやすさも人気。
さらに、髪の毛の保湿対策としてアルガンオイルやオリーブオイル、ヒアルロン酸などが配合され、髪の毛の潤いキープにも特化しているのがポイントです。
価格:1,188円(税込)
内容量:100g+3g+10g
ホーユーの「グラマージュ」は透明度が高いツヤ感重視のヘアマニキュア。
こちらのチューブ単体で発売されているため、コームや手袋などは自分で準備しないといけないのがデメリットですが、仕上がりとツヤ感、色落ちの遅さなど全てがバランスよく兼ね備わったヘアマニキュアです。
単品利用だけでなく、同シリーズの他のカラーと混ぜてお好みの色に仕上げることもできますよ♪
白髪をポイントカラーとしても演出できるような、ブルーやグリーンといったアクセントカラーも揃っています。
価格:オープン価格
内容量:150g
今回は白髪が気になりだした方向けに、白髪の予防方法やヘアマニキュアの正しい使い方や、カラーを長持ちさせる方法をご紹介しました。
白髪は放っておくと、見た目にも大きく変化をもたらすようになります。
ヘアマニキュアに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では若い方向けの白髪用マニキュアも多く販売されています。
もし白髪が気になってきたら、一度試してみてはいかがでしょうか。
監修:Hair Design wave’s 代表 青木 亮(あおき りょう)
株式会社ジャスティスの代表取締役として、埼玉県さいたま市大宮駅前で美容室「 Hair Design wave’s 」を3店舗経営。
お客様のニーズに応えるため、髪に向き合って妥協せず作り上げたシャンプー「Amino Silk」を開発。
また、面倒な予約やキャンセルの煩わしさをなくすために、全国でも珍しい"予約のいらないサロン"を運営している。
最終更新日 : 2022/07/08
公開日 : 2019/12/10