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可愛らしいヘアカラーを手に入れたいなら「ピンク系ヘアカラー」がおすすめ。
ただ、ピンクと聞くと「派手で奇抜な色」「原宿系」とイメージする方も多いのではないでしょうか。
実はこのピンク系ヘアカラー、暖色系の色が似合うと言われる日本人との相性は抜群なのです。
「フェミニン」「ガーリー」のイメージを持たれたい方はもちろん、色の入れ具合、配色次第では「クール」「洗練された透明感」も演出することができます。
また、色落ちしても黄色みが目立たないことや、色落ち後も綺麗な色になりやすいということも、人気の理由の一つ。
最近では、「ローラさん」「池田エライザさん」「三吉彩花さん」「植野有砂さん」「山田優さん」「二階堂ふみさん」など数多くの芸能人・モデルもピンク系ヘアカラーを取り入れているほどです。
ブリーチを1度もせずに、ピンク系のヘアカラーは作ることもできます。
ビジネスワーカーで派手なヘアカラーにすることができない方でも、暗髪でピンクカラーを楽しんでくださいね。
同じピンクベースであっても、ブラウンやベージュといったカラーを混ぜ合わせることで色にツヤ感が出たり、深み、立体感を表現することも可能です。
また、美容室に行ってピンク系カラーとオーダーするときも、具体的な色みを伝えることで理想に近い仕上がりになります。
アッシュというと、和訳で「灰色」という意味ですが、ヘアカラーとなるとその色合いは異なります。
ねずみ色やグレーといった色ではなく、寒色ベースの色を取り入れた種類で「くすみがかった色」や「赤みを打ち消す青色」といったところです。
日本人の黒髪でアッシュ系の色みはなかなか入りづらいため、地毛の髪質や髪色によって同じアッシュでも発色の具合は異なります。
ビジネスワーカーで髪色を明るくできない方は、ピンクよりもアッシュの比率を大きくすることで、より暗髪でアンニュイな雰囲気に仕上げることができます。
アッシュ系ピンクの「ブリーチ無し・暗めトーン」は、光が当たるとかすかなピンクに、「ブリーチ有り・明るめトーン」にするとファンシーな印象に。
くすみを強く出したい方やピンクカラーながらも落ち着いた色みを出したい方、透明感・透け感を出したい方にはアッシュ系がおすすめです。
ベージュ系ピンクは別名「ピンクベージュ」とも言われる色で、その名の通りピンクとベージュを掛け合わせた色です。
日本人の肌色と似ているベージュは、自然な染め上がりで柔らかな印象に。
「ピンクにするのはちょっと勇気がいるな…」「黒髪や茶髪といった地味な色は嫌だけど派手な色は心配…」という方にはピンクの主張を和らげてくれるベージュを取り入れましょう。
一見肌馴染みしてしまう色だからこそ、肌が白い方は髪色が綺麗に映えます。
また、メイクで色みを足してあげたり、コテでカールさせたり、前髪にも動きを付けることで、日本人離れした外国人ヘアに近付くことができます。
ベージュ系ピンクの「ブリーチ無し・暗めトーン」はこなれ感のある色に、「ブリーチ有り・明るめトーン」にするとよりトレンドを抑えたイマドキヘアに。
ベージュという単調になりがちな色に、ピンクというアクセントが入ることで、いつもとは一味違うヘアカラーを楽しめます。
ブラウン系ピンクは、馴染みのある茶髪にピンクを足した髪色のことです。
ピンクというと「ガーリー」「フェミニン」といったイメージが持たれがちですが、その可愛さを適度に抑えてくれる役割があります。
可愛すぎないからこそ、重宝される色みで、どんな女性にでも合うのも魅力的です。
そうとはいえ、ピンクベースの中にブラウンを取り入れていることにより、色落ちがしやすくトーンを上げ過ぎるとあっという間に茶髪になってしまうこともあります。
色落ちしやすい方は、あらかじめ暗めのトーンにしておくと、色落ち具合も楽しむことができおすすめです。
また「ピンク」と「ブラウン」は他の色を調合しやすいのも特徴の一つで、さらに「オレンジ」「パープル」を組み合わせてもこなれ感や色に深みを出すことができます。
ブラウン系ピンクの「ブリーチ無し・暗めトーン」で、ミステリアスかつ馴染みやすい印象に、「ブリーチ有り・明るめトーン」にするとイエベさんにぴったりな温厚な雰囲気をまとうこともできますよ。
「どうせブリーチしないとピンクは色は入らないんでしょ?」と思う方にお伝えしたいのが、実はピンクカラーはブリーチしなくてもできるということ。
地毛の色によってピンクの発色の出方に差はありますが、誰でも可愛い定番ピンクは作れます。
ここからは、ブリーチ無しで出来るおすすめのピンク系ヘアカラーや、オフィスでも浮かないナチュラルなピンクカラーをご紹介します。
チェリーピンクは、深みのある暗めトーンのピンクカラーです。
トレンド感のある色とみずみずしさが暗めでも髪全体を重く見せません。
ピンクに赤・紫といったカラーを混ぜ合わせることで、ピンク特有の軽みを落ち着かせています。
彩度を抑えれたり、ピンクではなく赤・紫といった色を強めに入れてもらえば、ビジネスワーカーでも挑戦できるカラーです。
暖色である赤を含むことから、色落ちするとオレンジといったウォーム感強めの色になります。
ショートボブや丸みのあるヘアスタイルに合わせると相性は抜群です。
ベイビーピンクは、コクのあるピンクとベージュを混ぜ合わせたような色みです。
光に当たらずともピンクみを感じることができるのに加え、光に当たると透け感が出て軽い印象になります。
明るめトーンのベイビーピンクにしてしまうと、ファンシーな印象になり白みも増しますが、ブリーチ無しの暗めトーンだからこそ上品さを維持できるのは嬉しいポイントです。
ベイビーピンクは、ピンク系カラー初心者さんにも挑戦しやすい色。
色に物足りなさを感じる方は、こちらのカラーにピンク系のハイライトを入れてもらうと遊び心がプラスできておすすめです。
透け感のあるカラーを活かして、髪に動きを加えたり、ワックスでウェット感を出すことで、立体感のある女性らしい髪に仕上がります。
ピンク×ブラウンにアッシュを軽く足し、馴染みの良さとこなれ感を両立させた色です。
ピンクに偏りすぎているわけでもなく、アッシュ系やブラウンで落ち着きすぎているわけでもないおしゃれ上級者のような仕上がりになります。
人生初のカラーでも、これくらいの彩度なら個人差なくしっかりと色が乗るんです。
なんとも絶妙な淡色のピンクブラウンは、色落ちしても変化のふり幅が狭く、頻繁にカラーリングに行くのが億劫な方にはおすすめ。
夏の強い日差しで褪色した髪も適度なツヤ感で、髪のダメージもなかったことのようにカバーしてくれますよ。
「レッドピンク」は、チェリーピンクよりも赤みを強くした色のことで、ほんのりとピンクを残しているのが特徴です。
赤色は茶色や黒がベースとなる日本人との相性が良く、似合うのに加え色が入りやすいと言われています。
また、ブラウンベースになっていると色のトーンを上げても奇抜さがあまりでず、落ち着いた印象に。
「暖色系にしたいけど、ピンクすぎると可愛らしすぎてちょっと…」という方にはモダンな赤髪寄りがおすすめです。
「レッドピンク」に少し紫を足すと妖艶さが、ピンクを強めにするとくすんだ色を表現することができます。
赤系はトーンを上げずとも、ある程度の発色をしてくれるため、ブリーチを一度もしたことがなくてもカラーリングを楽しめます。
どんな色と組み合わせても可愛くとなると話題になったのが、バイオレット系カラー。
もちろんピンクとの相性も良く、「ピンクバイオレット」はブリーチなしの方には鉄板のカラーです。
上記写真の「ピンクバイオレット」は、ピンク少なめ・バイオレット多めの配色。
室内では色みがあまり分かりませんが、屋外に出て光に当たるとエッジの効いていない柔らかくて淡い色のピンクが顔を出します。
暗髪ベースながらも、フェミニンさがしっかりと感じられるカラーです。
ブリーチなしでも楽しめるヘアカラーですが、このようにブリーチをすると濁りのないクリアなピンクを楽しめます。
ピンクバイオレットは、配合率や色の組み合わせを少し変えるだけで、毎回違ったバイオレット系の色みを楽しむことができます。
また、バイオレットは髪に透け感を与え、傷んでいる髪も綺麗に見せてくれるのも特徴の一つです。
ビジネスワーカーの方におすすめしたい色が「ナチュラルピンクベージュ」です。
馴染みの良いナチュラルなベージュをベースに、コクのある深みピンクをほんのりと足した色。
屋内ではほとんどベージュに発色するため、ビジネスワーカーの方でも染めやすいのが特徴です。
光を浴びると、ベージュの奥にかすかなピンクみを角度によって感じることができます。
こちらのカラーはピンクを前面に出しているわけではないので、髪の動きと光の当たり具合によってカラーの変化が楽しめます。
色の発色の仕方が上品なので、若い女性がすれば落ち着いた雰囲気に、大人女子がすればこなれ感を演出できますよ。
やんわりとしたピンクに、こっくりとしたグレーを取り入れた色が「ピンクグレー」です。
グレーは、様々な呼び方があるため、「ピンクグレージュ」や「ピンクアッシュ」とも呼ばれることがあります。
暖色系のピンクに、寒色系の青・グレーを足すことによって、暖色カラーにも透け感がプラスされ、洗練された印象に。
見る角度によっては、ピンクに見えたり、アッシュに見えたりと髪型次第でカラーの見え具合の変化も楽しめます。
また、カラーの比率を変えれば、明るめトーンも表現できるのも魅力的です。
ピンク比率を強くすれば柔らかくふんわりとした印象に、アッシュ比率を強くすればブルべさんにもぴったりな透明感のある印象になります。
黒髪では重たすぎる見た目も、ピンクグレーならまるで髪をすいたかのように軽く見せてくれるのです。
※合わせて読みたい: 人気の髪色であるグレージュの特徴とカラーバリエーションを解説
「ピンクみを強く出したい!」「屋内にいてもパステルピンクが分かるような色にしたい!」という方はブリーチを1回し、色を入りやすくするのがおすすめです。
ブリーチは髪の色素を抜いてしまうため、ダメージを受けるリスクがありますが、最近ではダメージを極限に抑えたケアブリーチもあります。
誰とも被らない個性的なピンクカラーを手に入れましょう。
夏にぴったりのおすすめカラーが「ミルキーピンク」です。
ブリーチを1回した上に、くすみのあるピンクとほんのりラベンダーカラー、そしてミルキーと呼ばれる乳白色のような白を配合した色。
ピンクだけではなく、ラベンダーを配合しているからこそ、色落ちしても紫が少し前に出てアンニュイな印象をキープしてくれます。
パキッとしたピンクではないので、チープさが出ないだけではなく、派手な色なのに奥行きを感じられる立体感のある髪色に導いてくれます。
カールやワックスを取り入れれば色の立体感がさらに増し、ストレートにすればピンクながらも意志の強さを演出してくれます。
「暗いトーンだけどしっかりと色を出したい」という方におすすめなのが「ラベンダーピンク」です。
ブリーチなしでもできそうだと思われがちですが、暗めトーンでありながら室内にいても、しっかりとした発色をキープしてくれるのはブリーチあってこそ。
濃いめのラベンダーに、落ち着きのあるピンクを配合し、大人女子でも挑戦しやすい色合いです。
「暗めトーンの色」・「色落ちが目立たないラベンダー」・「ブリーチの効果で発色強め」といった最強タッグで、しっかりと発色するのに色持ちの良さを実現しています。
落ち着きすぎているな…と感じる方には、この色にラベンダーか暗めのピンクのハイライトを足すと遊び心のある髪に。
暗めの髪色がウェッティヘアも、清潔感を保ったままアレンジすることを可能にしています。
韓国アイドル風のヘアカラーが「ピンクオレンジ」です。
ブラウンの代わりにオレンジをベースとし、紫とピンクを配合した色合いが特徴。
ピンクの可愛さというよりも、オレンジならではの元気さやヘルシーさといったイメージにすることができます。
また、混じり気のないオレンジだとパキッとした発色になりがちですが、ピンクを入れることによって奇抜さがマイルドになります。
ブリーチならではの発色の良さとブレンドカラーを活かした髪色と言えるでしょう。
肌が黄色みがかったイエベさんとの相性が良いカラーです。
ブリーチで奇抜な色というよりは、絶妙なニュアンスカラーをしっかりと演出したい方におすすめなのが「モーブピンクベージュ」です。
モーブとはアッシュ系の色みが効いた紫色のことで、アッシュの中でも青を抑えめにしているからこそ繊細な抜け感や透明感を演出することができます。
こちらの写真は、ブリーチ1回ベースの髪にモーブピンクと髪馴染みの良いベージュを組み合わせた色です。
紫を使っているからこそ色持ちが良いのに加え、発色を抑えているため色落ちも可愛い、一度で二度楽しめるカラー。
モーブカラーは絶妙な色合いということからデザイン性が高く、ピンクの可愛らしさとモーブの大人っぽさでいろんな表情を見せてくれます。
トーンを暗めにしてもいいですし、せっかくブリーチしたのならとことんハイトーンで目立つのも良いでしょう。
まるでお人形!?と思ってしまうような鮮やかなカラーが「ピンキーベージュ」です。
ブリーチ1回から出せる色で、ピンキーベージュというものの、オレンジも取り入れられているのが特徴。
ベージュベースになっているため、日本人にも馴染みやすく、色浮きしないのも嬉しいポイントです。
パキッとしすぎていないオレンジは、原宿系のおちゃめな色ではなく、シックかつモノトーンのファッションにも合います。
「ピンキーベージュ」には温かみのあるオレンジを使ったメイクや黄色みのある肌のイエベさんと相性は抜群です。
アッシュを取り入れていないため、色の深みはなかなか出すことができず、色落ちも比較的早いのでケアが必要でしょう。
ブリーチ1回で満足いく色が入らなかった方や原色により近づけたい方は、ブリーチ2回で色を作るのがおすすめです。
ただ、ブリーチはダメージとは切り離せないため、自分の髪質やしたい色がどれくらいのブリーチ回数でできるかを美容師さんと相談して決めましょう。
ブリーチ2回は彩度も明るめ、淡い色も強めに発色してくれます。
ここからは、明るめトーンのおすすめピンク系カラーをご紹介します。
ブリーチ2回もしくは3回でできるカラーが「スモーキーピンク」です。
その名の通り、くすみ(スモーキー)とピンクを配色した色で、明るくなりがちな色もコクを出せたり、ある程度落ち着いたように見せることができます。
純粋で混じり気のないピンクだと上品さに欠ける部分もありますが、スモーキーにすることによってこなれた雰囲気に。
こちらでご紹介しているのは、ピンクみをある程度強めにしたスモーキーピンクです。
くすみを出すことで、可愛らしいピンクの色みも、大人っぽく仕上がります。
メイクもくすみを取り入れた色で、統一感を出すとより存在感を出すことができるでしょう。
ラベンダーと一見落ち着いた色に見えながらも、夏にぴったりのカラーが「ミルキーラベンダーピンク」です。
一般的なピンク系カラーにミルキー・紫が入ることで、より透明感が増して夏に人気です。
色素薄めのピンクはまるでイチゴ練乳のような発色が出て、フェミニン・ガーリーなイメージにしたい方にはぴったり。
色落ちすると金髪になりそうな色だと思われますが、時間が経つとミルキーベージュになり色落ちも楽しめるのは嬉しいポイントです。
彩度を暗くすれば、ラベンダーがさらに活きてきて長続きする色に変化します。
まるで外国人のような色素薄い系カラーが「シアーピンクミルクティー」です。
髪の量が多い方、太い方に特におすすめで、柔らかい毛質を演出することができるのが魅力。
こちらのシアーピンクミルクティーは、エッジの効いたピンクから角を取り、透明感と柔らかさを出してくれます。
その名の通り、ミルクティーのようなベージュのまろやかさが演出できるのも、この色の特徴の一つです。
ただ、ベージュを使っているからこそ、色落ちすると金髪になりやすいのが唯一の弱点。
色落ちが気になる方は、カラーシャンプーを使ったりサロン専売のバスアイテムを使い、日々ケアしてあげることが大切です。
しっかりとした淡いピンク、そして透け感を出せる「ホワイトピンクベージュ」。
ブリーチを重ねることによって表現できる色の一つ「ホワイト」を存分にあしらっているのが特徴です。
日本人特有の赤みやオレンジといった色みを抑えてくれる上、外国人顔負けのグレーがかった色に導いてくれます。
ベージュも使っているので、色浮きすることなく派手な色の割に馴染みやすいです。
アッシュは配合されていないため、染めた後の立体感には多少欠けるものの、ホワイトが清潔感を出し美髪に見せてくれます。
巻けばフェミニンで可愛らしい印象に、ストレートや外はねにすればクールに決まる万能ヘアです。
大人っぽいツヤ感がナチュラルで上品なセクシーさを醸し出す「ピンクパープル」。
ブルべさんといった肌が白い方はより白く、イエベさんのように黄色みの肌にも色白に見せてくれます。
今回ご紹介しているカラーは、ピンクよりもパープルを強めに入れており、ミステリアスさを演出してくれますよ。
紫を使っているからこそ、色落ち後の黄みを抑え、青みピンクといった透け感で垢抜けさせてくれます。
また、ブリーチ無しの「ピンクパープル」はオフィスヘアカラーとしてもおすすめです。
傷んでいる髪も暗め系の色にすることによって、見とれてしまうようなうるツヤ髪に甦らせてくれますよ。
髪全体を染める以外にもちょっとしたアレンジでピンクカラーを取り入れれば、一気に垢抜けた印象に。
いきなり全体をピンク系カラーにするのはちょっと勇気がいるな…という方は、まずは部分的に染めてみることをおすすめします。
ここでは、こっそり垢抜けを狙えるアレンジピンク系カラーを厳選してご紹介します。
おしゃれスタイルの定番「インナーカラー(インナースタイル)」。
インナーカラーとは、写真のように髪の内側に当たる部分のみ外側とは異なる髪色しているスタイルのことです。
横髪を耳にかけたときや風になびいたとき、髪を結んだりアレンジしたときにちらりと見えるインナーカラーがおしゃれと人気を集めています。
アレンジ次第で様々な見せ方ができることや、ヘアスタイルがマンネリ化しないことも人気の理由です。
ピンクのインナーカラーをするときには、そのインナーカラーを目立たせたいかどうかで外側の色みを変えると良いでしょう。
目立たせたい場合は、外側の髪色を黒髪やダークブラウンといった暗髪にすることで、よりピンクが映えアクセントになります。
また、ピンクの彩度も薄めにすることでインパクト抜群です。
反対に馴染ませたい場合は、外側の髪をハイトーンベージュにしたり、暖色カラーにハイライトを細々と入れることで、目立ちすぎずそれでいておしゃれ感を出せます。
その他、全体をピンク系にカラーリングし、インナー部分に濃い目のピンクを入れるのもおすすめです。
※合わせて読みたい: いつもの髪型をおしゃれにアレンジ!真似したいインナーカラー特集
おしゃれにはしたいけど、ケアには手間をかけたくない方におすすめなのが「グラデーションカラー」です。
トップ部分から毛先にかけてカラーの差を付けることで、印象が大きく変わるだけではなく、髪全体に動きをもたらします。
グラデーションカラーは、忙しくてなかなか美容室に行けない方にも最適です。
トップを暗めのカラーにしておけば、髪が伸びてきてもプリンにならず、そして目立ちにくいため、頻繁に染めに行く必要がありません。
リタッチせずともおしゃれを長続きさせられるのが魅力的です。
ピンクを取り入れたいけど全体にブリーチするのは抵抗があるという方でも、毛先のみのブリーチなら、ダメージがひどくなればカットするだけで手入れができます。
グラデーション部分のピンクにアッシュを入れてもらうと、ピンク部分も色浮きせず濃度が綺麗に変化したグラデーションに仕上がりますよ。
髪に動きを出したい方、立体感を出したい方におすすめなのが「ハイライトスタイル」です。
ハイライトとは、ベースとなっている髪色よりも明るい色を部分的に入れていく技術を指します。
このハイライトをピンクにしたり、ベース部分をピンクにすることによってよりおしゃれさを出すことができるのです。
基本的にピンクは日本人の肌色と相性が良く、馴染みやすいため、挑戦しやすい色と言えるでしょう。
ピンクベースの髪に、色の種類の異なるピンクのハイライトを入れれば、統一感と立体感の両立ができるのです。
その他、アッシュ系のピンクベースに白のハイライトを入れればガーリーで可愛らしい印象に、ライトブラウンにピンクのハイライトを入れれば大人っぽいお姉さん的印象に導いてくれます。
毛量が多い方やロングヘアで動きを出しにくい方にはおすすめです。
ピンク系ヘアカラーは可愛らしいものの、気になるのはやはり早期の色落ち。
奇抜な色にすればするほど、色落ちが早いとショックになるものです。
そうとはいえ、凝った色や明るめトーンも、毎日のケア次第では色の持続力を上げることができます。
ここからは、ヘアカラー当日から心掛けたい色落ちを防ぐためのコツをいくつか解説していきます。
ヘアカラーの色落ちの原因は、髪のダメージによるもの。
キューティクルが閉じていないと、そこから色素がどんどん抜けていってしまいます。
また、髪は水に塗れるとキューティクルが開くようになっているため、シャンプー中は特に色素が抜けやすい状態です。
そんなキューティクルが開いている状態を活かして、色素があり、かつ洗浄力の優しいカラーシャンプーを取り入れると髪の色落ちを防いでくれます。
ただ、カラーシャンプーは一般的に髪を染めるものではなく、継続することで色持ちを維持してくれるものです。
1回だけの使用では効果は得られないため、継続して使い続けることをおすすめします。
天然由来成分を多く配合したカラーシャンプーが「N. カラーシャンプー」です。
カラーシャンプーといえばの定番アイテムで、カラーシャンプーを知っている方なら一度は目にしたことや美容師さんに勧められたことがあるのではないでしょうか。
シャンプーにはティントロックポリマーを配合し、色素の流出を軽減。
それに加え「シアバター」「ブロッコリーオイル」「加水分解シルク」など天然由来成分を配合し、ツヤと水分を与えまとまり感のある髪に。
こちらのピンクは、赤やラズベリー、ピンクなどといった暖色系の色みの退色を抑え、持続させる効果があります。
ハイトーンの髪色にはカラーシャンプーすることで、ほんのりとピンクが染色され、わずかなカラーリングも楽しめますよ。
価格:2,640円(税込)
内容量:320ml
色:6色
アマゾンチョイスにも選出されていたり、雑誌にも紹介されている名品が「ロイド カラーシャンプー」です。
サロン専用品となっていますが、 LOFT やドン・キホーテといったバラエティーショップでも購入することができます。
こちらのピンクは色を保持するだけではなく、加色することを目的にしているのが特徴です。
色の濃さも調節しやすく、濃いピンクにしたい場合はこちらのシャンプーのみを使い、しっかりと泡立てて染み込ませます。
淡いピンク色にしたい場合は、いつものシャンプーにロイドのカラーシャンプーを混ぜて使うと薄めに色が出ます。
使用量を上手く調整して自分好みのカラーにしてみてくださいね。
価格:1,540円(税込)
内容量:300ml
色:5色
こちらもカラーシャンプーの定番「エンシェールズ カラーシャンプー(ホットピンク)」。
髪を加色することができる染料を取り入れ、お気に入りのカラーを長くキープできたり、ほんのりとカラーすることができます。
ホットピンクという名前になっているものの、赤系の染料も配合されているため、ピンクヘアさんだけではなく赤く染めている方でも使うことができるのです。
ブリーチをしたことがある方が使うと、よりピンクが入りやすく、美容室に行くより綺麗に染まったなんて口コミも見受けられます。
1回のシャンプーで1週間ほど発色するため、今の髪色に飽きてニュアンスチェンジしたいという方にもおすすめです。
価格:1,886円(税込)
内容量:200ml
色:4色
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先述した通り、髪が濡れた状態はキューティクルが開いてしまっています。
その状態で寝てしまうと寝具での摩擦により髪が痛み、その開いたキューティクルから色素が抜けていってしまいます。
もちろん熱や紫外線も髪を褪色させてしまう原因の一つとなるため、過度な熱を与えるのは良くありませんが、しっかりと乾かしキューティクルを閉じてあげることが大切です。
ドライヤーは髪の水分を奪ってしまうため、乾かす前は洗い流さないトリートメントなどを使って、髪と熱の間にワンクッション置いてから使用するようにしてくださいね。
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ドライヤー以外は、アイロン・コテといった熱を与えるものの使用は控えましょう。
熱は髪を傷めるだけではなく、色落ちの原因にも繋がります。
毎日ヘアアレンジする方にとって使用を控えることは億劫かもしれませんが、熱を与えてしまうとキューティクルが開き色素が抜けていく原因に。
そもそもヘアカラーの色素は化学結合されたもので、熱に弱い性質があります。
そのため、熱をおよそ150度以上当てるとすぐに褪色してしまうのです。
どうしてもコテやストレートアイロンを使いたい方は、高温(190度ほど)&短時間でささっと仕上げるか、時間がかかってしまう方は低温(130度ほど)でアレンジすることをおすすめします。
アイロンによっては、中間温度(160度ほど)が設定できるタイプもあるため、自分のクセの大きさや付けたいカール力、アレンジ時間に合わせて使い分けると良いでしょう。
カラーリングした当日は、シャンプーをしないようにしましょう。
髪を染めてその色がしっかりと定着するまで、およそ24時間かかると言われています。
定着していない状態でシャンプーをしてしまうと、キューティクルが開き、せっかく埋め込んだ色素も水で洗い流されていってしまうことも。
カラーした当日はもちろんですが、翌日も24時間経つまでは洗髪を控えた方が良いでしょう。
真夏や汗をかいてしまって、どうしても髪を洗いたい場合は、シャンプーを使わずぬるま湯か水洗いで汚れを落としてください。
あまり揉みこんでしまうと色落ちを悪化させてしまうので、頭皮だけをメインに洗うようにすると良いです。
ピンクカラーというと、2019年に放送された「初めて恋をした日に読む話」で俳優の横浜流星さん演じる「ゆりゆり」が髪色をピンクにしたことでも話題を呼びました。
無敵ピンクと呼ばれ、ピンク系ヘアカラー特有の奇抜さ・派手さといったイメージがお洒落なイメージにシフトチェンジした方も多かったようです。
一見派手なイメージを持たれがちですが、ピンク以外の配色や比率を変えることによって、落ち着いた色を演出することもできます。
いつものカラーにちょっとピンクを取り入れ、甘酸っぱい印象にしてみてはいかがでしょうか。
ピンク系ヘアカラー初心者さんは、まずはアッシュやブラウン、ベージュベースを強めに入れ、暗めピンクを作ってみてくださいね。
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監修:Hair Design wave’s 代表 青木 亮(あおき りょう)
株式会社ジャスティスの代表取締役として、埼玉県さいたま市大宮駅前で美容室「 Hair Design wave’s 」を3店舗経営。
お客様のニーズに応えるため、髪に向き合って妥協せず作り上げたシャンプー「Amino Silk」を開発。
また、面倒な予約やキャンセルの煩わしさをなくすために、全国でも珍しい"予約のいらないサロン"を運営している。
最終更新日 : 2023/10/24
公開日 : 2019/08/11