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ハイライトカラーとは、髪にベースよりも明るめのカラーを線状・束状など部分的に入れるヘアカラーテクニックです。
全体を染めるのではなく、ポイントで明るめカラーを取り入れることで立体感と動きを表現でき、軽やかで透明感のある印象になります。
ハイライトカラーには、色々な種類があるのも特徴。
明度差がはっきりとわかるように束でメリハリのあるカラーを入れる「メッシュ」、根本から毛先にかけて徐々に色を変化させる「グラデーション」などがあります。
サロンでは完成後の理想の雰囲気を伝え、ハイライトカラーの入れ方や色、量や太さを相談してオーダーしましょう。
派手になりすぎずにトーンアップしたい方や、オフィスでも気兼ねしない程度に違うスタイルにチャレンジしたい方におすすめです。
ハイライトカラーの魅力は、オシャレに見える以外にもたくさんあります。
部分的にカラーリングするため、全体を染めるよりも髪のダメージを抑えられる点が魅力です。
ベースの色を変えずともハイライトカラーをプラスしたり、ハイライト部分だけをチェンジするだけで雰囲気をがらっと変えられます。
また、髪全体をカラーリングすると時間が経過するにつれて染めた部分と生え際(地毛)の色味に差が出る「プリン髪」になってしまいますが、ハイライトカラーならその心配もありません。
定期的にヘアサロンに行く時間がとれない忙しい方でも安心ですね。
ローライトカラーはハイライトカラーの逆で、ベースの髪色よりも暗いカラーを入れる方法。
「立体感や動きは残しつつ髪全体をトーンダウンしたい」「ハイライトを入れた後の色落ちが気になってきた」という方におすすめです。
あるいは、もともとハイライトカラーを入れていた部分を避けてローライトカラーをプラスするのも◎
互いのカラーや明暗差が強調されてより立体感のあるスタイルが完成します。
ハイライトカラーはブリーチなしでも染めることが可能です。
はじめてトライする方や仕事の関係であまり目立つカラーリングはNGという方は、まずはブリーチをせずにナチュラルなハイライトカラーに挑戦してみると良いでしょう。
はっきりとしたコントラストをつけたい方や、理想のカラーをしっかり入れたい方はブリーチするのが吉。
ブリーチした上にカラーを乗せていくのでキレイに発色します。
ただし、ブリーチありの場合、色持ち期間の目安は約1週間〜2週間。
色落ちするとだんだんと明るい色に変化するので、派手に見えてきたら染め直すことをおすすめします。
ブリーチなしであれば、もう少し長い期間ハイライトカラーをキープすることができます。
髪の長さによって似合うハイライトカラーは異なります。
例えば、重たく見えがちな黒髪ロングヘアには細かなハイライトカラーを入れることで、明るくラフなスタイルに見せられます。
女の子らしいボブスタイルには、太めのハイライトカラーを入れることでクールでかっこいい雰囲気にすることができます。
ここでは、髪の長さ別におすすめのハイライトカラースタイルを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
プレーンなショートスタイルも、このように「インナーハイライト」を加えれば個性を演出できます。
髪の毛の内側を広範囲に染めるインナーカラーと違い、部分的に色を入れるので派手になりすぎないのが◎
ショートヘアはアレンジが難しい分、カラーで遊んで一気にオシャレに。
髪を下ろせばハイライトカラーを隠せるので、仕事や学校の事情で制限がある場合でも取り入れやすいですよ。
※インナーカラーの関連記事: いつもの髪型をおしゃれにアレンジ!真似したいインナーカラー特集
前髪なしのマニッシュショート×ブルー系ハイライトでクールな雰囲気が完成。
ベースを黒髪にすることでパッと目を引く涼しげなスタイルになります。
髪が風で揺れ動くたびに色の表情の変化が目立ってかわいいですよ。
周りと差をつけたい方や、スタイリッシュにキメたい方におすすめです。
※ショートヘアの関連記事: 短くてもキュート!ベリーショートのおすすめヘアスタイルとヘアアレンジを紹介
髪の生え際ラインや顔まわりにハイライトを入れる「フェイスフレーミングハイライト」「ヘムライト」はボブスタイルにぴったり。
小顔効果もあることからSNSで話題になり、トレンドのカラーリング方法になっています。
上の写真のようなベージュやブラウンといったナチュラルカラーも良いですが、ビビッドなイエローやオレンジなど鮮やかなカラーを入れるとカチューシャみたいで可愛いですよ♪
ハイライトを根本には入れずに髪の中間から入れる「フェザーハイライト」は、髪が伸びてきてもプリンを気にせず楽しめるスタイルです。
毛先にかけて流れるようにハイライトカラーを入れるのでソフトな仕上がりになります。
さらに細かくフェザーハイライトを入れたボブスタイルを外ハネにすると、スッキリこなれた雰囲気に♪
※ボブヘアの関連記事: 大人かわいいボブの髪型まとめ。巻き方やヘアアレンジまで徹底解説!
ロングヘアを活かした「グラデーションハイライト」。
ハイライトカラーを根本部分に細かく入れ、毛先に向かっていくにつれて広がっていくスタイルです。
普通のグラデーションカラーだと「色味が上下でぱきっと分かれてしまうのが嫌」という方もいるでしょう。
グラデーションハイライトなら根本にも明るい部分があることで全体的にキレイになじみますよ。
※グラデーションからーの関連記事: グラデーションカラーで先行くおしゃれを♪おすすめのヘアカラー特集
髪の表面に筋をつけるようにハケでハイライトカラーを入れる「バレイヤージュ」なら、ロングヘアでもはっきりと色味が分かります。
「筋感ハイライト」とも言われており、個性的な雰囲気を付けられるカラーリングです。
のっぺりしやすいストレートのロングヘアでも、立体感を出せるのがメリットです。
巻いてもストレートでも可愛くなりますね。
▼セミロング・ロングヘアの関連記事
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・ 【ロングヘアの髪型特集】おすすめのアレンジ方法やヘアスタイルを紹介♪
ここで紹介するカラーの中でも、ベースの髪色が暗い場合は明るめのハイライトカラーを入れると差が目立って◎
ナチュラルな仕上がりにしたい場合は落ち着いた色味のハイライトカラーを入れると良いでしょう。
なりたい雰囲気に合わせて好みのカラーを選んでみてください。
ベージュのハイライトはどんなベースカラーにも似合う定番色。
肌馴染みも良く、髪だけでなくお肌もキレイに見せてくれます。
アッシュ系のベースカラー+ベージュのハイライトカラーなら、赤ちゃんのように愛くるしく柔らかい雰囲気に。
明るいベースカラー+明度高めのハイライトカラーなら外国人風になり、ロングヘアやかきあげバングの方におすすめです。
派手な印象を避けたナチュラルなイメージチェンジにはベージュのハイライトカラーを細く入れるのが◎
また、ベージュのハイライトを入れてから細めのコテで全体を巻くと軽やかで元気なスタイルが完成します。
「キュートなピンク色のヘアカラーを試してみたいけど全体を染めるのは勇気が出ない」。
そんな方にオススメなのがピンクのハイライトです!
ショートやボブでもハイライトカラーでピンクを加えれば女の子らしさがアップしますよ。
ピンクのハイライトは、ベースがブラウンでも黒髪でも似合うカラー。
毛量が多い方も軽やかな印象になり、気分を変えたい時に最適です。
一言で「ピンク」といってもいろんな色味があります。
ガーリー・フェミニンな雰囲気が好きなら、ナチュラルなピンクベージュを細かく入れるのが◎
とことん甘く他人と被らないスタイルにしたいなら、エッジの効いたシルバーピンクやパープルピンクを太めに入れて注目を浴びてみてください♪
※ピンク ヘアの関連記事: ピンク系のおすすめヘアカラー20選!ブリーチ無しで出来る暗めトーンや色落ちを防ぐコツも紹介
ブラウンのハイライトは初心者さんにトライしてほしいカラー。
ベースの色味とあまり差を出さないようにして、こっそりオシャレを仕込みます。
たくさんハイライトを入れても、ブラウンならくどくなりません。
ブラウンのハイライトで「色味は派手にしたくないけどもう少し動きを出したいな」というときは、レイヤーカットにしてもらうと良いでしょう。
軽やかなスタイリングになり、野暮ったくない仕上がりになりますよ。
よりやわらかい印象にしたいなら、アッシュブラウンもおすすめ。
ふんわりエアリーなスタイルになり、巻きスタイルとマッチします。
グレージュとはグレーとベージュをMIXしたようなカラーのこと。
少しくすんだ色味で独特なオシャレ感と透明感を出せます。
グレージュのハイライトは、地毛にハイライトカラーを入れたい方に特におすすめです。
ハイライトを入れた部分が浮きすぎることなく、落ち着いた大人の雰囲気を手に入れられますよ。
グレージュのハイライトはギャルっぽくならないように細めに入れてなじませるのがポイント。
暗い髪色でも一気に垢抜けられます。
普段はクリアな印象になるグレージュのハイライトも、太めカールでアレンジすればパッと華やかに。
日常でも特別なシーンでも使えるカラーです。
※グレージュの関連記事: 人気の髪色であるグレージュの特徴とカラーバリエーションを解説
クールビューティーなスタイルはブルーのハイライトにおまかせ。
ブルーは黒〜暗めのベースカラーによくハマり、アンニュイな雰囲気を演出することができます。
一見個性的なカラーでありながら、透明感があるからか程良くなじんでくれるのが◎
自然光が当たるとブルーの色味がはっきり出るなど、シーンによって見え方が変わるところが面白いです。
ブルーのハイライトはブリーチが必要になるケースが多いですが、色落ちするとブルーからグレーに変化する点が魅力。
普通のハイライトカラーに飽きてきた方や透け感を出したい方はトライしてみてはいかがでしょうか。
全体を明るいカラーにしなくても一部を明るく染めることでトレンド感・こなれ感のあるヘアスタイルが手に入るハイライトカラー。
ハイライトカラーの入れ方などによってエレガントからナチュラルまでさまざまな印象を楽しめます。
本記事を参考に、理想的なハイライトカラーを手に入れてみてください♪
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最終更新日 : 2023/12/13
公開日 : 2021/11/22