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白山陶器は、日本の伝統的な陶磁器の一つである波佐見焼の老舗メーカーです。
波佐見焼は長崎県の波佐見町付近で作られるもので、江戸時代ごろから大衆向けに作られてきました。
その特徴は、安くて長持ちすること。
今でもたくさんの窯元・メーカーが波佐見焼を生産し続けています。
その中でも白山陶器は、生活に馴染む愛着の持てるデザインを軸とした人気のメーカーです。
グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞など、多数のデザイン賞を受賞してきました。
東京の南青山に 直営店 があり、最近ではお洒落な暮らしを楽しみたい人にも愛されています。
白山陶器はデザインだけでなく、成型から焼成までを自社内で行っています。
そのため、美しい器をお手頃な価格で提供することができるのですね。
※波佐見焼の関連記事: モダンなデザインで密かにブーム!波佐見焼の人気窯元やおすすめアイテムを紹介
そんな白山陶器は、江戸時代の1779年(安永八年)に創業。
戦後すぐに株式会社となり、1960年にはしょうゆさし等が第一回グッドデザイン賞を受賞しました。
その後、海外でも人気が高まり、イタリア、スペイン、ニューヨークなどでもデザイン賞を受賞。
最近ではショールームの他、直営の オンラインショップ もオープンし、お年寄りから若い世代まで、たくさんの人に愛されるメーカーとなっています。
長崎の小さなメーカーが世界中に評価され、愛されてきたのには理由があります。
白山陶器の主な特徴をご紹介します。
白山陶器の特徴は、なんといってもそのシンプルながら高いデザイン性にあります。
波佐見焼はもともと豪奢な陶磁器ではなく、庶民に向けて作られたもの。
その庶民的なデザインをより洗練させ、シンプルな作りを極めているのが白山陶器です。
白山陶器に使われることの多い、どんな食卓にも馴染む白や食材を引き立ててくれる深い青は、見ているだけで心が洗われます。
他にもトレンドのくすみカラーや北欧っぽいデザインを取り入れるなど、新しいものにもチャレンジしています。
そんな他にはないデザインの波佐見焼が、リーズナブルな価格で手に入れられるのも白山陶器の特徴。
どれも1,000~3,000円前後で手に入るので、セットで揃えても負担になりません。
お子さんがいるご家庭でも、割られてしまうことをそこまで心配せずに済みますね。
ちょっとしたプレゼントやお礼に贈る時も、先方の負担にならないのでおすすめです。
白山陶器のお皿やカップは、洗練されたデザインの中にもどこかほっこり、温かみのある要素が加えられています。
だからこそ普段の食卓に気取らず取り入れられますし、温かい食卓を演出してくれるんです。
また、和食だけでなく海外の料理や麵料理にもぴったり。
テーブルで主張することなく、料理を美味しそうに際立たせてくれますよ。
そんな白山陶器の中にも、特に人気のデザイン・ブランドがあります。
いずれもデザイン賞を受賞しているものばかり。
インスタなどでも人気のものをご紹介します。
白磁に独特の瑠璃色の花が描かれたシリーズ。
真っ白な白磁が、単色の素朴な文様を際立たせています。
実は、このお花の模様は手描き。
世界に1つしかない模様や風合いとの出会いが楽しめます。
日本の伝統的な植物模様を引き継ぎつつ、現代らしい可愛らしさも潜んでいます。
パスタやスープ、野菜の彩をより一層引き立たせてくれるでしょう。
S-lineは、「シンプル」「スマート」「スタンダード」の3つの"S"から名づけられたシリーズ。
その名の通りとにかくシンプルでありながら、普通の食器とは一味違うセンスを感じさせる一品たちです。
とにかく食材を主役にしながらも、決して食卓で埋もれることのないデザイン性が評価されています。
このシリーズで食器を揃えれば、和洋中どんな食卓でもちゃんと決まります。
一人暮らしや新生活で、最初に買う食器としておすすめですよ。
高級感が感じられるので、プレゼントにしても良いでしょう。
カーブは、白山陶器のボウルのシリーズ。
計算しつくされた、美しく使いやすい曲線が特徴です。
両側が高くなっているため、よそう時に持ちやすく、食べる時には食べ口を邪魔しません。
鍋料理の取り皿や、細かい食材ばかりの小鉢に使うのにおすすめです。
また、シリーズで揃えればぴたっとハマり、積み上げられるのも嬉しいポイント。
家族ごとに違うカラーを手に入れて、美しく飾るのも良いですね。
ペトラは、自然に存在する石から着想を得たシリーズ。
プレートと箸置きがラインナップされています。
まさに石のように、自然な曲線とアシンメトリーなシルエットが特徴。
方向によって表情を変えるため、ただ料理を盛りつけただけで食卓にリズムを生み出します。
上級者らしいテーブルコーディネートが簡単に楽しめます。
カラーも石らしいホワイト・グレー・ネイビーの3色。
自然に存在する色が使われていて、食材にとても馴染みます。
白山陶器の中でも人気なのが茶碗・平茶碗。
手に馴染み、丈夫で、毎日使いたくなるものばかりです。
2014年のグッドデザイン・ベスト100を受賞したこちらの茶碗。
すみのわの名の通り、糸底が墨色の輪っかのように見えるデザインです。
グレーがかった白い本体に墨色がよく映え、モダンな雰囲気を醸し出しています。
モノクロなインテリアがお好みの方におすすめですよ。
こちらの茶碗は、特に和食に似合うように作られています。
普段の食卓がピリッとプロっぽく引き締まりますね。
価格:2,052円(税込)
キャンディのような、おはじきのような模様が可愛らしい平茶碗。
こちらの模様は手描きで仕上げられています。
平茶碗は内側も良く見える構造ですが、こちらは外側から内側まで、全体に統一された文様が入っている珍しいタイプです。
カラフルな丸模様が食卓を彩り、ごはんを美味しそうに見せてくれますが、決して主役の食材を邪魔しません。
大きさはやや大ぶりですが、平たく浅いため女性の小さな手でも持ちやすくなっています。
中身が冷めやすいので、猫舌の人にもおすすめです。
価格:2,750円(税込)
人気のミストシリーズのお茶碗。
糸底が大きめで、三角のシルエットなのに少しぽてっとした感じがする独特のデザインです。
置くと安定するため、お子様のお茶碗としてもおすすめ。
真っ白で何も邪魔をしないデザインは、ごはんだけでなく汁物のお椀としてもお洒落ですね。
他のミストシリーズと揃えれば、すべての食材がパッと明るく美味しそうに見えるでしょう。
価格:1,500円(税込)
白山陶器のお皿はシリーズものが多く、サイズ展開が豊富なのが特徴。
大小さまざまな大きさのお皿を家族で揃えたくなりますね。
石から着想を得たペトラシリーズの代表的な平皿。
こちらのネイビーカラーはとても深みがあり、普段の家庭料理に高級感を与えてくれます。
可愛らしいスイーツも、こちらに乗せると大人っぽいカフェタイムに早変わりです。
見る方向、光の当たる方向によって表情を変えるので、食卓の真ん中に大皿で置くのがおすすめ。
端はゆるやかに丸みを帯びているので、多少汁気のあるパスタにも使えます。
価格:2,543円(税込)
白山陶器の中でも人気トップと言われる、ブルームシリーズの小皿。
入荷待ちになっていることも多く、出会えたらラッキーなシリーズです。
端をぐるっと大きく囲んで、上から見るとリースのようになった模様が印象的。
和の食材に合う瑠璃色でありながら、北欧っぽい風合いも兼ね備えた万能選手です。
盛り付ける食材はもちろん、お部屋の雰囲気も選ばないので、プレゼントにしても外しません。
まずは1セット、ご自分用に手に入れてみてくださいね。
価格:1,400円(税込)
白山陶器の中でも隠れファンが多い、とりのナッツボウル。
鳩のようなぽてっとした曲線がなんとも可愛らしいです。
実はよく見ると、内側にもうっすら文様が入っています。
しっぽのギザギザや顔も丁寧に作られていて、細かい造形が凝っている一品です。
ちょっとしたお菓子を食べる時に、一手間かけてこの器に入れればほっこりしそう。
お客さんに出しても、話のタネになりそうですね。
価格:2,534円(税込)
※豆皿の関連記事: ほっこり柄が人気の「白山陶器」とは?SNSでも話題の和食器を紹介
マグカップは持っていても、ちゃんとした湯呑みを持っている方は案外少ないのではないでしょうか。
白山陶器の湯呑みを使えば、普段のリラックスタイムがより充実するでしょう。
丸みを帯びながらも縦長のデザインが珍しい湯呑み。
独特の青白釉の色合いが美しく、引き込まれてしまいますね。
美しい日本茶の色も引き立ててくれる、高級感のある一品です。
形が可愛いだけでなくて、手に馴染みやすく、手の小さな方でも持ちやすくなっているのも特徴。
小ぶりなのでちょっと一息つきたい時や、冷める前に飲み切ることのできる量を入れるのにぴったりです。
価格:1,000円(税込)
直線的で上下にパキっと別れたデザインと、藍色の線が美しいカップ。
湯呑みとしてはもちろん、そば猪口や小鉢、茶碗蒸しの碗などにも使える万能のカップです。
スイーツを入れても、和カフェのような雰囲気を味わえて良いですね。
底の藍色の部分には細かな線を彫り込み、特殊な絵の具で染め上げています。
麻糸のような風合いから、「ASA NO ITO」と名付けられたそうです。
繊細なデザインとは裏腹に丈夫にできているため、電子レンジや食洗器でも洗えるのが嬉しいポイントです。
価格:1,650円(税込)
お客様にお出しするなら、蓋付の湯呑みを一客用意しておくのもおすすめです。
蓋付の湯呑みはどうしても古臭いデザインのものが多いですが、こちらは現代のお家にも合う印象的な湯呑み。
シンプルな白色は、日本茶だけでなく海外のお茶にも合うデザインです。
彫り込まれたレリーフが陰影を生み出し、高級感を醸し出していますね。
丸い取っ手が可愛らしさも付け加えてくれています。
価格:1,940円(税込)
白山陶器の代表的なアイテムがしょうゆさし。
戦後すぐの時代から愛され続け、数々のデザイン賞を受賞してきた実力派です。
こちらが白山陶器のデザイン性を世に知らしめた、G型しょうゆさし。
お店で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
底には安定感があり、首の部分のくびれは誰でも持ちやすい形になっています。
また、注ぎ口は液だれしにくく、食卓を汚さず使うことができます。
蓋は大きく、醤油を補充しやすいのもポイント。
このデザインや製法が、50年以上ずっと変わっていないというのは驚きです。
有名なアイテムなので、贈り物としても大変喜ばれることでしょう。
価格:1,650円(税込)
ミストシリーズのしょうゆさしは、G型しょうゆさしのランクアップモデル。
より持ちやすさを追求し、くびれが下の方にきているのが特徴です。
細かな筋模様はすべて手彫り。
風合いがあるだけでなく、持った時に滑りにくいのが良いですね。
蓋はG型しょうゆさしのデザインを引き継いで大きく、平面的な取っ手もお洒落です。
醤油はもちろん、オリーブオイルやシロップなどを入れても良いでしょう。
価格:1,890円(税込)
食器を色々と揃えるのが難しい、けれど白山陶器のアイテムがほしい…
そんな初心者さんには、取り入れやすいマグカップがおすすめです。
光に照らすとわずかに浮かび上がる、波模様のレリーフが可愛らしいマグ。
薄いつくりになっていて、飲み物をたくさん注いでも軽いのが特徴です。
持ち手は大きめに作られているので、なみなみと注いでも持ちやすいですね。
白とも青ともつかない、独特の色合いも素敵。
ホットミルクを入れて白と対比を楽しむのもいいですし、ブラックコーヒーの深い色合いを味わうにもぴったりです。
価格:2,200円(税込)
鮮やかな青と、内側の白の対比が美しいカップ&ソーサー。
高度経済成長期の日本で生まれ、グッドデザイン賞を受賞した人気のデザインが、2000年代になって復刻されたものです。
下側がふくらんだ、直線的なフォルムが素朴で美しいですね。
少し本体が分厚いので、飲み物が冷めにくいのも嬉しいポイント。
少し深めのソーサーは、単体でお皿としても重宝します。
レトロでモダンな、自分だけのティータイムを楽しめそうです。
価格:2,573円(税込)
気取らないデザインがお洒落さを際立たせる白山陶器。
ぜひ1つ手に入れてみてください。
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最終更新日 : 2022/07/22
公開日 : 2021/03/22