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日焼け止めは液状タイプやパウダータイプなどがありますが、意外と人気が高いのがスティックタイプです。
スティックのりやスティックファンデーションと同じように、ネジを回してクルクルと出して使うタイプが主流。
メイクの上から重ねて使うこともできる便利アイテム で、美容先進国である韓国コスメからその人気が広まったのだそう。
スティックタイプの特徴は手を汚さずに、簡単にきれいに塗れることです。
外出先でも気軽に塗り直すことができて、しかも塗る量をコントロールしやすいことが魅力 です。
ポーチに入れておいても邪魔にならず、液もれの心配もないので、携帯用としてもおすすめのアイテムです。
スティックタイプの日焼け止めを選ぶ人が増えているのは、その使いやすさが理由です。
どんな特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。
日焼け止めを塗るときに、外出先で手が汚れたり、服が汚れてしまったりと面倒な経験はありませんか?
液体タイプは広範囲に塗るには便利ですが、その後の始末がなかなか大変だったりします。
その点、 スティックタイプはそのまま肌に繰り出して塗るだけなので、片手でも使えるほど手軽!
顔はもちろん、体に塗り直すときにも重宝します。
日焼け止めは、塗り直さないと汗で流れてしまって効果が薄れてしまいます。
分かってはいるけれど、面倒でついつい塗り直しをさぼってしまう、メイク崩れが心配で避けてしまうという方も多いはず。
液体タイプと違って、 スティックタイプは重ね塗りしてもムラになりにくく、軽量 ということもあり持ち歩きにも便利!
口紅2本分程度のサイズ感なので、小さなバッグしか持ち歩かないときでもカバンの中で場所を取りません。
スティックタイプの日焼け止めは、ベースメイクとも非常に相性が良いことが特徴です。
薄付きで、色残りしにくいのでファンデーションの色に影響しづらい商品が多い ようです。
液状タイプだと油浮きしてしまったり、水分が多すぎてメイクの上から重ねにくいものですよね。
でも、 固形タイプのスティックは油分も水分も少なめで、サッパリとした使用感 であることが特徴。
ファンデーションの下地として使うのもよし、メイクの上から重ね塗りしてもメイクの邪魔をしません。
スポンジやメイクブラシを使わなくても、テクニック要らずでキレイに仕上がります。
紫外線はマスクも通過するので、マスクを付けていたとしても紫外線対策は欠かせません。
ただ、マスクを装着していると顔が汗や呼気で蒸れてしまい、メイク崩れしやすくて困りますよね。
乳液タイプや油分が多いものは、特にメイクが崩れる原因に。
スティックタイプであれば、薄づきなのでマスクの下に仕込んでもベタつかず、ヨレにくいのでおすすめ です。
スティックタイプと言っても、様々な種類が各メーカーより発売されています。
実際に使ってみると、その使用感には違いがあることも。
一体どんな視点から商品を選べばよいか、その選び方のポイントをご紹介します。
日焼け止めを選ぶ時に、まず 一番優先すべきなのが紫外線カット効果 です。
どの程度の日焼け止め効果を求めるかによって、商品を使い分けることが大切です。
まずは、紫外線カット効果の指標として知られる「SPF」と「PA」の違いを正しく確認しておきましょう。
SPFは主にUV-B(紫外線B波)カット効果の目安となり、表面的な日焼け(黒くなる現象)の防止やシミ対策 に。
また、 PAの方は主にUV-A(紫外線A波)カット効果の目安で、深層部のダメージ、シミやシワなどの対策 に関係します。
数値が高いほどカット効果も高くなりますが、目的によって適度な強さを選ぶことが大切です。
マリンスポーツや野外イベントであればSPF50以上、短時間のレジャーやスポーツならば30以上、室内ならば10〜20程度が目安 です。
うっかり焼けを防ぐためにも、日常使いとしても、最低でも20〜30以上を選ぶ方が多いようです。
スティックタイプは液体よりも伸びにくいので、手早く塗りたいのであれば形状も大事なポイントです。
スティックタイプの製品の多くが、横長の長方形または楕円形の断面となっています。
もし少しでも手軽に塗りたいのであれば、幅が大きめのものを選ぶと良いでしょう。
また、逆に鼻やおでこなどのTゾーン、細やかに塗り直しに使いたいのであれば、細身のタイプがおすすめです。
メーカーによって「しっとり」のタイプもあれば、「さらさら」と仕上がるタイプもあります。
保湿力を求めるか、油浮きしにくいタイプを求めるかによって、基剤の質感を選ぶことがポイントです。
成分表示から選ぶのは難しいので、パッケージに書かれている使用感を決め手に選ぶのがおすすめ です。
ウォータープルーフや汗に強い撥水性性のタイプなど、崩れにくさも一つの基準です。
夏のレジャーや運動するときに使いたいという場合は、持ちの良さや耐水性もチェックしましょう。
日焼け止め+ファンデーションの機能を兼ねているタイプもあります。
「日焼け止めもファンデも1本で済ませたい」という方は、ファンデーションを兼ねているタイプを選ぶと良いでしょう。
日焼け止めを選ぶ時に、肌へのやさしさも大切なポイントとなります。
特に 乾燥肌や敏感肌の方は、落ちにくいタイプを使うと乾燥や肌荒れする可能性があるため要注意。
クレンジングによって皮脂を落としすぎて乾燥しやすくなるので、 簡単に落ちるタイプがおすすめ です。
最近では石鹸で落とせるタイプ、専用クレンジング不要のタイプも多いので、ぜひ落としやすさも確認してみてください。
さらに、 ニキビができやすい人は、ニキビの原因となりにくい「ノンコメドジェニック」処方を選ぶのがおすすめ。
紫外線カット効果だけでなく、自分の肌に合っているものを選ぶことが大切です。
乳液タイプ、ジェルタイプ、パウダータイプなどがある中で、スティックタイプを選ぶ人も増えています。
特に次のような方は、スティックタイプをぜひ試してみて頂ければと思います。
1本持っておくと、メイク前、外出先にとても重宝するアイテムです。
スティックタイプの日焼け止めを毎日の紫外線対策に取り入れてみてくださいね。
スティックタイプの日焼け止めは、ここ数年さまざまなメーカーから商品が登場しています。
そこで今回は、手軽に購入できるプチプラなものから品質重視のものまで、幅広く人気商品をご紹介します。
2018年に発売された資生堂のクリアスティックUVプロテクターは、透明タイプの日焼け止めです。
SPF50+・PA++++と国内最高ランクの紫外線カット効果により、レジャーや屋外イベントにも対応します。
特徴といえるのが、資生堂独自のウェットフォーステクノロジーです。
汗や水に触れると紫外線防御膜が強くなるという優れもの。
塗り直しは必須ではありますが、ビーチリゾートやプールに行く時にあると頼りになるアイテムです。
透明なので衣類にうっかりついても目立ちにくく 、また、ベタつきにくいテクスチャも人気の理由。
適度にやわらかく、スルスルと塗れるのでメイクの上からも重ねやすいテクスチャーです。
適度なしっとり感を与えてくれるので、 日焼け止めの乾燥感が苦手という方にもおすすめ です。
価格:3,080円(税込)
内容量:15g
備考:SPF50+ ・ PA++++
日焼け止め+カラーコントロール効果を兼ね備えているのが、こちらのWHITE81のスティックUV下地。
なんと香港、シンガポール、オーストラリアなど、世界でも高評価されている商品です。
メイク下地として肌をトーンアップさせてくれる効果に優れ、SPF35・PA+++と屋外レジャーにも対応する紫外線カット効果を搭載。
真っ白なベース素材による肌色補正効果で、焼けた肌もひと塗りで簡単にトーンアップします。
2〜3回重ねるとしっかりと色が付きますが、伸ばすとほぼ無色の透明な仕上がりとなります。
ライスミルクブライトα ー コメエキス、加水分解米コメヌカエキス、ソメイヨシノ葉エキス、和ismウメ️︎など日本らしい美容成分によるスキンケア効果も特徴。
6つのフリー(紫外線吸収剤・パラベン・鉱物油・合成香料・アルコール・着色料)で肌への負担も考慮 されています。
ほのかにフレッシュでグリーンな香りがありますが、自然由来の香りなのでまとわり付くような感じは一切ありません。
肌への負担が少なく、しかもトーンアップ効果に優れた日焼け止めを探している方におすすめの1本です。
価格:1,980円(税込)
内容量:16g
備考:SPF35 ・ PA+++
名前の通り、まさにアウトドアのために作られたスティックタイプの日焼け止め。
白くまでも安心というパッケージイメージ通り、紫外線カット効果SPF50+/PA+++であらゆるシーンに対応します。
しかもハッカ油とユーカリ葉油配合で、 アウトドア派には嬉しい虫除け効果も兼ね備えている という優れもの。
肌に馴染むナチュラルなベージュカラーなので、女性だけでなく男性でも違和感なく使える1本 です。
ベージュタイプで、真っ白な日焼け止めは白浮きが心配という方にも安心してお使いいただけます。
さらに 汗、水にも強いウォータープルーフにも関わらず、石鹸で落とすことができて肌への負担も少なめ。
紫外線吸収剤、パラベンフリー、アルコールフリーなので、敏感肌の方にもおすすめです。
なお、同じシリーズでホワイトカラーのタイプも販売されているため、お好みで選んでくださいね。
価格:3,190円(税込)
内容量:10g
備考:SPF50+ ・ PA+++
オーガニックコスメの老舗「ジョンマスターオーガニック」のベビーライン、「エルバビーバ」の商品です。
子供にも使える仕様になっているので、肌へのやさしさはお墨付き。
そうとはいえ、 SPF30, PA+++と大人が普段づかいするのにも、安心なUVカット効果でしっかりと紫外線をブロックしてくれます。
サンゴ礁などの海洋生態系に影響を与える化学物質は不使用と、環境にも配慮しているところも魅力。
ウォーターレジスタント効果(80分)も搭載しているため、汗をかくスポーツ、少しの外出時にも対応できます。
紫外線散乱剤「酸化亜鉛」に、ヒマワリ種子油、ミツロウ、キャンデリラロウ、シア脂などが膜を作って皮膚を守ってくれます。
価格:3,190円(税込)
内容量:18g
備考:SPF30・ PA+++
UVカット効果としては国内最高レベルのSPF50+/PA++++のスティックタイプを探しているならこちらがおすすめ。
強力なカット効果にもかかわらず、1歳から使えるほど、肌が弱い方にも使いやすいアイテムです。
やさしい無色素、無香料、ノンパラベン、ノンアルコールとなっています。
ウォータープルーフなのに石けんで簡単でスルッとオフできる、クレンジングしやすさも魅力。
また、 アルブチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などの天然保湿成分と7種の植物エキス配合で、スキンケア効果も同時に叶う1本 です。
このアイテムの特徴は、肌につけたときのさらさら感で、 マスクの下にも最適 です。
ベトつきやすい首まわりや、足の甲など塗りにくい部分までサッと片手で塗ることができます。
価格: 1,870円(税込)
内容量:15g
備考: SPF50+ ・ PA++++
小顔アイテムとして人気のかっさクリームが人気の「アガリズム」のステックタイプの日焼け止めです。
かっさと美容クリームの一体型スティックで、UVカット効果まで兼ね備えた画期的なアイテム。
最高クラスのUVカット(SPF50+ / PA++++)効果によりしっかり紫外線をカットしてくれます。
2種類の微粒なパールが配合されているので、 内側から光を放つようなトーンアップ効果 も。
キメの細かい毛穴レス肌へと仕上げてくれます。
なんと、70%が保湿成分で作られており、2種の微粒ラメを配合しているので仕上がりの良さが魅力。
うるおいサポート成分として、ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタエキスなどが配合されています。
肌を引き締める成分、肌荒れ防止成分も配合されているため、スキンケア効果も期待できる1本 です。
パラベン、アルコール、鉱物油、合成香料、合成着色料は配合されていません。
価格: 2,970円(税込)
内容量:20g
備考: SPF50+ ・ PA++++
こちらは 日焼け止め機能も兼ね備えたナチュラグラッセのファンデーション です。
ナチュラグラッセといえば、国産オーガニックコスメの老舗ブランドで、肌に負担の少ないファンデーションが人気。
そのナチュラグラッセのスティックタイプファンデーションは、仕上がりの良さで定評があるアイテムです。
高いカバー力とフィット力で崩れにくく、しかもSPF50+/PA++++と最高ランクの紫外線カット効果。
天然ミネラル配合で肌にやさしく、天然ワックス配合で長時間きれいな仕上がりをキープしてくれます。
また、ポリフェノール成分として天然ビルベリーエキスが肌を外部刺激によるダメージも防ぎます。
日焼け止め効果だけでなく、オーガニック系で仕上がりの良いファンデを探している方にもおすすめです。
価格: 4,400円(税込)
内容量: 12g
備考:SPF50+ ・ PA++++
※合わせて読みたい: 【素肌が喜ぶミネラルコスメ】ナチュラグラッセ(Naturaglace)のおすすめ商品16選!
手を汚さず、外出先でも手軽に使えるスティックタイプの日焼け止めをご紹介しました。
まだ使ったことがないという方も、気になるアイテムは見つかったでしょうか。
一度使ってみると、その手軽さと仕上がりの安定感から手放せないアイテムになるはず。
マスク装着時のメイク崩れ防止に、スポーツや屋外レジャーにも大活躍してくれることでしょう。
色々なメーカーから販売されているので、ぜひ本記事を参考にぴったりな1本を見つけてくださいね。
執筆・監修:薬剤師 笹尾 真波(ささお まなみ)
大学院卒業後、某内資系製薬企業にて市販薬の企画開発・マーケティングなどに携わる。
その後、都内大型門前病院前のドラッグ併設調剤薬局にて、調剤業務および市販薬のバイヤー・在庫管理・販売にも携わる。
その他、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメ販売にも従事する。
また、外資系製薬企業にてDI業務、学術情報部門にて糖尿病や免疫関連の学術情報の検索および情報提供にあたる。
現在は非常勤薬剤師として調剤薬局で勤務する傍ら、正しい薬の使い方や医療情報、美容関係の情報提供に務める。