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【オーガニック派にも安心】アムリターラ ビューティークリアブライト
【フラバンジェノール配合】ビタブリット ホワイトポリフェノール C
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日焼け止めというと肌に塗って外からブロックするものが一般的ですが、最近は飲む日焼け止めが注目を集めています。
飲む日焼け止めといっても、決して日焼け止めをそのまま飲むというわけではないことは皆さんご存知でしょう。
それでは、実際に飲む日焼け止めってどんな作用があり、どんな特徴があるのでしょうか。
飲む日焼け止めサプリは「酸化ストレスにアプローチするもの」「メラニンを抑えるもの」が大半です。
飲むことで内側から紫外線ダメージを抑えていくことで効果を発揮します。
日焼け止めは体内に紫外線が入らないようにブロックするものですが、どうしても塗り忘れ、塗りムラがあると日焼けしてしまうもの。
そこで、 日焼け止めでカバーしきれない部分をフォローしてくれるのが飲む日焼け止めの役目 です。
日焼け止めというよりも、 紫外線によるダメージを軽減するもの と考えておくと良いかもしれません。
「日焼け」とは紫外線に当たることにより、メラニン色素が沈着して黒くなる(サンタン)ことです。
また、赤く炎症を起こしたり、ひどいと水ぶくれのようになる(サンバーン)ことも日焼けの症状です。
メラニン色素が蓄積すれば、色素沈着を起こしてシミ・そばかすの原因にもなります。
さらに厄介なことに、 紫外線によるトラブルは表面的な日焼けだけではなく、シワやたるみなど老化につながる ことが問題です。
紫外線は体内で活性酸素を発生させて、細胞やDNAなどを傷つけてしまいます。
特に波長が長い紫外線(UVA)は皮膚の深層部まで入り込んで、活性酸素を生み出してしまうことが問題です。
UVAの20-30%が表皮の下の真皮層にまで達して、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作りだす線維芽細胞に損傷を与えます。
そして肌は弾力を失い、シワ、たるみなどの老化現象を引き起こすと考えられています。
また、短い波長でエネルギーが強力なUVBも怖い存在です。
サンバーンといわれる日焼け(黒化)とシミの発生に影響が大きく、やはり活性酸素を発生させます。
実は活性酸素(サビつき)こそ、ほとんどの日焼け対策サプリが主にターゲットとしているところ。
日焼け対策サプリは、光老化に対抗する抗酸化成分を配合しているものがほとんどです。
さらに、メラニンの蓄積・生成を防ぐため、ビタミンC、L-システインなどが配合されている製品も目立ちます。
日焼け止めを塗ることで紫外線をブロックすることはできますが、塗り残し、ムラがあったりと完璧に塗るのは正直大変なことです。
汗で流れてしまうこともあり、うっかり日焼けしてしまいがちです。
飲む日焼け止めは、そんな日焼け止めの「抜け穴」によるダメージを内側からサポートしてくれる存在です。
最初にお伝えしておくと、 飲む日焼け止めだけで日焼けを止める効果はありません。
サプリということもあり、あくまでも塗る日焼け止めのサポートとして使うことが基本です。
必ず、塗るタイプの日焼け止めは併用してください。
なお、米国皮膚科学会(AAD)では、 「広い波長域のUV(紫外線)を防ぎ、SPF(紫外線防御指数)は30以上で、耐水性のものを選んでほしい」 としています。
アメリカのFDAでも、飲む日やけ止めの科学的根拠が乏しいことから注意喚起を行っています。
飲む日焼け止めを飲むという方は、基本的に日焼けに対する意識がとても高い方のはず。
外から塗るタイプの日焼け止めも併用しつつ、しっかりガードを固めることをおすすめします。
いかにそのサプリが日焼け防止に貢献してくれるかどうかは、その 配合成分と配合量が決め手 です。
商品イメージだけではなく、飲む日焼け止めに配合されている成分を事前にチェックしてください。
ここでは、飲む日焼け止めの主力製品に使われている成分についてご紹介します。
成分ごとに強み、摂取のタイミングも違うので良く確認してくださいね。
ブロック成分として有名なのが、ファーンブロックまたはフェーンブロックとも呼ばれる成分です。
スペインのカンタブリアラボ社が保有し、世界59カ国以上で発売されているほど、実績と知名度がある成分になります。
日本でもロート製薬「ヘリオホワイト」、外国でも有名な「ヘリオケア」などに採用されており、伝統的に湿布の形で利用されているほど古い歴史があります。
アメリカの皮膚科医の学者(フィッツパトリック)が、 日焼けで起こるシミ・シワへの効果を立証してサプリへ応用された のだそう。
ファーンブロックはシダ植物由来の成分で、Polypodium leucotomos(PL)の日本名がダイオウウラボシのため、「ダイオウウラボシ抽出エキス」とも言われます。
「PL」については数々の論文で効果が示されており、 「日焼けの防止および光毒性反応の抑制」において潜在的な有用性が期待されています。
また、細胞を紫外線から守る作用、活線酸素に対する抗酸化作用も報告されています。
ファーンブロックは短期的な作用であることから、 日焼けする前の摂取がポイント です。
飲んでから30分から1時間程度がピークといわれるため、外出前や日焼けが気になるタイミングがおすすめです。
今日の日焼けをサポートする成分と思っておくと良いでしょう。
ファーンブロックはシダ植物由来の成分であり、アレルギー反応を起こす方も稀にいらっしゃいます。
花粉症がある方や、アレルギーを起こしやすいタイプの方は念のため注意した方が良いでしょう。
あくまで臨床的な有効性は確認されていても、大規模な試験が行われていないため副作用が起きないとは言い切れません。
稀な副作用ですが軽症から中等症の痒みや消化器症状が起きるともいわれています。
また、 妊娠中の方も推奨されていないため、摂取は控えてください。
ファーンブロックと同じく、飲む日焼け止め成分として知られるのが「ニュートロックスサン」です。
シトラスエキスとローズマリーから抽出した成分 で、スペインのモンテローザ社を中心に開発された特許成分になります。
どちらも 作用本体はポリフェノール(フラボノイド)であり、抗酸化作用が中心 です。
シトラスの細胞外を保護する作用、ローズマリーの細胞内の保護、炎症を抑える作用が組み合わさった素材です。
シトラスに含まれるフラボノイドは水溶性で、細胞に浸透しづらく細胞外を守り、コラーゲンの破壊を防いでくれます。
また、ローズマリーに含まれるフラボノイドは油溶性が高く、細胞内の保護に働きます。
ニュートロックスサンの効果は抗酸化作用に起因するもので、活性酸素によるダメージから防ぐサポート効果が期待できます。
ファーンブロックと比べると、シトラス、ローズマリーといった身近な植物という点では安心感があるかもしれません。
ニュートロックスサンの効果は比較的スパンが長く、24時間程度かけて現れてきます。
そのため 「即効性」ということではなく、毎日続けてダメージ回復を促してくれるようなイメージ です。
その日の紫外線対策というよりは、一年中通した紫外線ケアとして取り入れるのがおすすめです。
特に問題となる副作用の報告はないようですが、植物成分なのでアレルギー反応が起きる可能性はあります。
また、 ニュートロックスサンに含まれるローズマリーが含まれるため、妊婦さんや高血圧の方は控えた方が安心 です。
飲む日やけ止め、または紫外線対策用サプリは近年、多くのメーカーが注目している存在。
様々な種類のサプリが次々と開発されています。
ただ、新規成分は未知なことも多いため、飲み慣れた成分の方が安心感はあります。
その点では、やはり ビタミンC、ビタミンEなどの美白系ビタミン成分 は外せないでしょう。
抗酸化作用に優れており、ビタミンCに関してはメラニン生成も抑えてくれます。
特に 紫外線に当たる時間が長い人はビタミンCを消耗しやすいので、積極的に補っていくことが大事 です。
また、 抗酸化作用を求めるならば、フラバンジェノールやアスタキサンチンなど、優れた抗酸化力を示す成分もおすすめ。
これらは紫外線だけでなく、日々のストレスや食べ物による酸化・糖化反応にもアプローチする成分です。
通常の食品から十分量を補うことは大変なので、集中的に摂るならばサプリの活用がおすすめです。
せっかく飲む日焼け止めを摂取していても、飲み方を間違えたり、目的を間違えてしまうと効果も半減してしまいます。
しっかりとサプリの特性を確認して、適切な方法で取り入れましょう。
ここでは、飲む日焼け止め選びのポイントをご紹介します。
日焼けによる赤みや炎症を抑えたいのか、シワやシミを防ぎたいのか、その目的によって成分を選びましょう。
今すぐの対策として取り入れるならば「ファーンブロック」を、日常生活の紫外線が心配ならば「ニュートロックスサン」も良いでしょう。
また、食事からの酸化・糖化も合わせて対策したいなら、抗酸化作用に優れた成分やビタミン系、ポリフェノールを選びましょう。
どんなに優れた成分でも、その有効性をもたらすのに必要な摂取量を満たすことが大事です。
目安として ファーンブロックが1日240mg以上、ニュートロックスサンが1日250mg以上 を参考にしてください。
また、 アスタキサンチンであれば1日4mg以上 が目安です。
色々な成分が含まれている複合系サプリの場合は、1つずつの含有量が少ない可能性があるためラベルでチェックしてくださいね。
サプリを取り入れる際に大事なのが、続けられるかどうかです。
お薬であれば1回飲むだけということもありますが、サプリは基本的に続けていくものです。
特にシミ、シワを防ぐためには、一年中を通じて紫外線対策することが大切です。
その点では 「飲みやすい剤形である」「続けられる価格であること」の2点は外せないポイント になります。
ぜひ、自分に合ったサプリを見つけてください。
日本では観測を開始した1990年以降、紫外線が降り注ぐ量が増加傾向にあるとされています。
塗るタイプの日焼け止めを塗っていたのに、うっかり焼けてしまった…という経験はないでしょうか。
飲む日焼け止めも上手に取り入れつつ、抜かりのない紫外線対策を取り入れていきましょう。
夏だけではなく、春も冬も紫外線は降り注いでいるので、一年中気は抜けません。
ぜひ、飲む日焼け止めと塗る日焼け止めのダブルブロックで紫外線に負けない体を目指したいですね。
各社から様々な日焼け対策サプリを販売されていて、どれが良いか悩んでしまう方も多いはず。
主要成分とサポート成分に何を使っているかで、それぞれ特徴を打ち出しています。
なお、飲む日焼け止めという効能効果を謳うことは薬事法的に認められていません。
そのため、見た目上は「飲む日焼け止め」として使えるのかわかりづらいこともあります。
そこで、今回は幅広い選択肢の中から、日焼け対策用として販売されているおすすめサプリを厳選して紹介していきます。
日焼け対策成分として「アスキサンチン」を4mg配合したサプリメントです。
抗酸化作用があり、紫外線から肌を保護してくれます。
ホワイトヴェールプレミアムは、日焼け対策と同時にブルーライト対策もできるのが特徴。
「天然のサングラス」とも呼ばれるルテインとゼアキサンチンが配合されていて、ブルーライトの光刺激から眼を保護するのに役立ちます。
ニュートロックスサンや3種のフルーツエキス、「飲む美容液」と言われる植物オイルなどの美容サポート成分も同時に取り入れることで、内側から透明感のある美しさを引き出してくれますよ。
価格:
5,880円(税込)
公式からの定期申し込みの場合は初回500円、以降定価15%引きの4,990円(税込)
内容量:30粒
内服量: 1日1粒
ファーンブロック配合の日焼け対策サプリの代表格とも言える「ヘリオホワイト」。
目薬で有名なロート製薬が販売しているという安心感からも人気の商品です。
ファーンブロックは240mgと日本人に合わせた含有量を配合し、美容サポート成分としてハトムギエキスやビタミンB6、ビタミンB2も配合。
ハトムギは肌の透明感やキメを整える効果が知られる美肌成分としても有名です。
また、脂質代謝を促して、健康な肌を維持するために欠かせない、ビタミンB6,B2も補えるのは嬉しいですね。
飲みやすい円形タイプの粒で、小粒なので飲みやすい形状もポイント。
1日2粒を目安として噛まずに飲むだけなので、手軽に飲むことができます。
価格:2,640円 / 5,940円(各税込)
内容量:24粒 / 60粒
内服量: 1日2粒
臨床試験済みのニュートロックスサンを3,900mg配合した、日焼け対策サプリです。
ビタミンC15,000mgやL-シスチンといった、メラニン抑制系もしっかりと配合されています。
他にも、リコピン、エラグ酸、レッドオレンジエキス、ブライトニングパイン(セラミド原料)などの美容成分を配合。
放射性物質3核種の検査を実施済みと、製品への検査体制に対する姿勢も好感が持てますね。
生産から発送まで全て日本国内の健康食品GMP認定工場で製造されているところも安心できます。
1日2~4粒程度が目安であり、ビタミンの効率良い摂取のためにも1日2〜3回に分けるのがおすすめ。
ニュートロックスサンの臨床試験に基づいて、まずは3ヶ月飲み続けていただくと実感がしやすいといわれています。
価格:3,990円(税込)
内容量:60粒
内服量: 1日2~4粒
「夏に負けない太陽対策」をコンセプトに掲げる、人気の日焼け対策系のサプリメントです。
このサプリは、美白系化粧品の開発者が作ったというほどこだわりが詰まった商品。
ビタミンB2を中心として、パインの果実から発見されたPhytol(フィトール)から生まれたブライトニングパイン®︎を採用。
さらに、美容成分として不動の人気を誇っているプラセンタも配合しています。
しかもプラセンタはSPF豚由来と、品質にも高いこだわりが見られます。
うっかり日焼けや、塗りムラが心配という方の心強いサポート役となってくれることでしょう。
価格:2,680円(税込)
内容量:60粒
内服量: 1日2粒
サプリメントであっても、なるべくナチュラルなもの、無添加なものを選びたいという方におすすめなのがこちら。
オーガニックコスメのブランドとして知られる「 アムリターラ 」のビューティークリアブライト。
創始者がアンチエイジングの鬼、そして紫外線対策マニアでもあることで知られ、徹底的に配合成分と品質に拘っていることが特徴。
このサプリメントの配合成分には、日差しの強い環境で育った4つの植物のフィトケミカルが含まれています。
ニュージーランドの松樹皮エキス「エンゾジノール」、チリ産の野性のマキベリー由来の「マキベリーエキス」、タクラマカン砂漠を生き抜くカンカという植物から抽出した「カンカエキス」、愛媛県産のワカメ由来の「藻類抽出エキス」という4種類です。
また、2022年3月のリニューアルに伴い、新たに「キャッツクローエキス」「レッドオレンジ抽出物」「クチナシ黄色色素」の3つの原料をプラス配合。
特に、南米アマゾンに自生する蔓性の植物であるキャッツクローの樹皮から抽出した「キャッツクローエキス(AC-11)」はアムリターラならではの珍しい有効成分です。
こちらは1日たったの1カプセルだけで良いので、忙しい方でも無理なく続けられると思います。
価格:5,616円(税込)
内容量:30カプセル
内服量:1日1カプセル
美白系サプリメント、コスメの人気ブランド「ビタブリッド」の紫外線対策用のサプリメントもおすすめです。
このサプリの主要成分は、「フラバンジェノール」という海岸松の樹皮から抽出された天然由来のポリフェノール。
強い紫外線と潮風に負けずに育った強い生命力のもととなっている成分であり、ビタミンCの約600倍、コエンザイムQ10の約250倍という美容パワーを秘めています。
しかも、このフラバンジェノールの強みは、すでに受けてしまった紫外線およびこれから受ける紫外線のどちらも対応してくれるところ。
ビタミンCの効果を引き出したり、コラーゲンの生成を助けるといった高機能性も持ち合わせた成分です。
このサプリの場合は特に飲む時間に制限がないため、1日の中でご自身で飲む時間を決めて続ければOK。
小粒の錠剤を3粒(目安量)飲むだけなので、負担なく続けられます。
価格:5,600円(税込)
内容量:90粒
内服量:1日3粒目安
アスタキサンチンを特徴とする「 アスタリフト 」は、スキンケアコスメでも定評があるブランドですが、実はサプリも作っています。
"抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能性が報告されています。"という機能性表示が認められたサプリメントです。
アスタキサンチンは藻類「ヘマトコッカス」、サケ、いくらなどに含まれる成分で、非常に優れた抗酸化作用が特徴です。
紫外線ダメージや毎日の食事や生活環境から受けるストレスによるサビ付きからも守ってくれます。
さらに、コラーゲンペプチドやビタミンEも配合されているので、紫外線だけでなく乾燥もケアできるサプリメントです。
1日あたり2粒が目安であり、小さなソフトカプセルタイプとなっています。
価格:4,320円(税込)
内容量:60粒(30日分)
内服量:1日2粒目安
日焼けによる肌色の変化、シワ、シミなどの厄介な問題を引き起こす紫外線。
日々積み重なるダメージを考えると怖いですよね。
後々になって、もっと完璧にケアしておけば…と後悔したくないものです。
透明感のある肌、若々しい肌を保つためには、紫外線ダメージを内側からケアして、少しでも影響を抑えていくことが大切です。
今回ご紹介したような成分を上手に取り入れつつ、紫外線に負けない体を目指していきましょう。
デイリーなケアに飲む日焼け対策をぜひ取り入れてみてください。
執筆・監修:薬剤師 笹尾 真波(ささお まなみ)
大学院卒業後、某内資系製薬企業にて市販薬の企画開発・マーケティングなどに携わる。
その後、都内大型門前病院前のドラッグ併設調剤薬局にて、調剤業務および市販薬のバイヤー・在庫管理・販売にも携わる。
その他、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメ販売にも従事する。
また、外資系製薬企業にてDI業務、学術情報部門にて糖尿病や免疫関連の学術情報の検索および情報提供にあたる。
現在は非常勤薬剤師として調剤薬局で勤務する傍ら、正しい薬の使い方や医療情報、美容関係の情報提供に務める。
最終更新日 : 2023/03/08
公開日 : 2020/08/25