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ナチュラルで多用途に使えるマジックソープ、あなたはどう使う?
石鹸はクレンジングや洗顔、ボディソープとして使うなど、直接肌につけることが多いアイテムの1つですよね。
使用頻度が高く直接肌に触れるものなので、お肌が敏感な方以外でも「なるべく刺激が少ないものが良いな」「できればオーガニックのものが良いな」と考える方も多いと思います。
そこで今回ご紹介したいのが、アメリカのブランド・ドクターブロナーの「マジックソープ」。
オーガニックで低刺激、価格も格安とかなり人気の石鹸なんです。
筆者もよく使用していますが、様々な使い方ができてコスパも抜群ですよ。
早速マジックソープの使い方や香りなど、その魅力をご紹介していきます。
マジックソープは、「ドクターブロナー」(Dr Bronner)というブランドから発売されている石鹸です。
もともとドクターブロナーは、1858年に創業したアメリカの老舗自然石鹸ブランドで、社会や環境に配慮した製品づくりで知られています。
マジックソープ以外にも、ココナッツオイルやオーガニックバーム、トナー、リップバームなどの製品も手がけており、どれも世界中のドラッグストアやオンラインストアで大人気。
筆者もこれまでマジックソープ以外にもリップバームやオーガニックバームを使ってきましたが、どれも刺激を感じずに使うことができて、お肌や唇がしっとり潤った状態を長く保つことができています。
そんな自然派ブランドからリリースされているマジックソープは、原料がオーガニック原料で構成されていることで有名です。
天然オイルをふんだんに使った石鹸で、石鹸ジャンルでは「カスチール石鹸」に分類されます。
カスチール石鹸は、スペイン・カスチール地方で古くから作られてきた天然オイルを元にした石鹸で、スペインの王族が代々愛用していたことでも知られています。
マジックソープは、大きく分けて2つの種類に分けることができます。
ボトルに入ったタイプのもので、サイズは以下の3つがあります。
「天然原料の石鹸だけど肌に合うか心配…」という方は、まずはSサイズからお試ししてみることをおすすめします。
キャップ部分は上から押し上げて開けるタイプ。
プッシュ式のディスペンサーをつける場合は、別容器に詰め替えて使うと便利ですね♪
いわゆる固形石鹸。
ワンサイズで定価840円(税抜)となっています。
筆者は固形石鹸をよく使いますが、溶けにくく比較的日持ちするように感じました。
小さく切って、旅先に持っていくにも便利ですよ。
「石鹸の割に高いような…?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これからご紹介する成分や使い方を読むとコスパの高さにびっくりするかもしれません…!
「天然原料といっても、実際のところどんな原料が入ってるの?」と気になった方もいらっしゃるかと思います。
マジックソープ全シリーズに共通している成分には、下記のようなものがあります。
香りについては後述しますが、それぞれの香りには植物由来の香料が配合されています。
ベースとしてオリーブ油とヤシ油、スキンケア成分としてヘンプ油(美肌成分)とホホバ油(保湿成分)が配合されています。
ちなみに、合成界面活性剤、保存料、着色料など合成添加物を使用していないため、これらの成分にアレルギー症状が出てしまう方にも使いやすい仕様です。
ここから、主な成分のはたらきをご紹介します。
ヘンプ油は麻から採取されるオイルです。
下記を含む、極めてスキンケア機能が高いオイルです。
海外では食用油としても使われているなど、安全度の高いオイルとしても認知度が高いですよ。
ホホバ油は、コスメショップや美容オイルコーナーで見かけたことがある方も多いオイルかもしれませんね。
ホホバ油は「ホホバ」という多年草から採取されるオイルなのですが、このホホバは砂漠地帯でも育つ極度な乾燥にも全くめげずに育つすごい多年草なんです。
ヘンプ油が潤いを与えながらしっとり肌をキープするのに優れているのに対し、ホホバ油に含まれる「ワックスエステル」という物質はお肌に膜を張るはたらきに優れています。
お肌表面に膜を張ることで、お肌に与えられた水分をキープしながらツヤとハリを与えてくれる機能でも知られています。
さらに、ホホバ油は不要な角質を柔らかくしながら毛穴の汚れを浮かしてかきだしてくれる機能にも優れています。
この機能から、ホホバ油には メイク落とし や 洗顔料 に配合されていることもあります。
ビタミンEにもお肌に嬉しい機能が満載。
たとえば、下記のよなものがあります。
先ほどまでご紹介してきた成分の機能を「保湿型」「ハリツヤ型」とすれば、ビタミンEは「整肌型」。
紫外線や酸化からお肌を守り、お肌の状態を整えるはたらきに優れています。
クエン酸は、梅干しやレモンに含まれる酸味成分です。
主に収れん作用があることで有名な成分で、毛穴をキュッと引き締めるはたらきに優れています。
使うたびに毛穴が引き締まるのは嬉しいですね。
続いて、マジックソープの香りをご紹介。
どれも天然の香料を使っているため、どの香りもナチュラルな香り立ちが楽しめます。
実は人気に伴い、年々香りの種類も増えてきているんですよ♪
ナッツの香ばしい香り…と思いきや、「杏仁豆腐の香り」にも感じられる人気の香り。
ほんのり甘めの香りですよ。
他の香りと比べて比較的泡立ちがやわらかく、「お肌にもマイルド!」という声も多いベビーマイルド。
無香料のため、「天然香料だけど香りにお肌が反応してしまったらどうしよう…」と不安な方や子供用としてもトライしやすい香りですね。
人によっては、こちらのベビーマイルドにお気に入りのアロマオイル(精油)を数滴入れて、オリジナルの香りを作る方もいらっしゃいます。
ただし、アロマオイルの中にも肌に適さないものや紫外線に反応するもの(柑橘系アロマ)もありますので、香り選びの際には十分気をつけて選んでくださいね。
爽やかでユニセックスな香り。
ボディ・顔用だけでなく、ペット用シャンプーとしても人気の香りです。
こちらも、ユーカリと並んで爽やかな香り。
ペパーミントの特性上、若干ひんやりとした使い心地です。
年間通して使うよりは、夏場メインで使うのが良いかもしれません。
ティーツリーは消炎・殺菌作用に優れたハーブ。
ハーブというよりは、どちらかというとスギやヒノキのような香りに近いです。
オーストラリアではティーツリーオイルをニキビにつけたり、ほんの少しお水に混ぜてうがい薬として使うなど様々なシーンで使われています。
顔やボディに出現した吹き出物やニキビが気になる時の洗顔料・ボディソープとして使うのがおすすめです。
ラベンダーは心身をリラックスさせる香り。
筆者がこれまでいろいろなマジックソープを使ってきた中で、一番実物に近い香りに感じました。
ラベンダーの香りが好きな方はぜひ一度トライしてみてくださいね♪
ローズアブソリュート・オイルを使用したエレガントな香り。
ローズのお花というよりは少しフルーティーな香りで、髪の毛に使うと髪の毛が揺れるたびに優雅な香りが楽しめます。
キュッとしぼったオレンジのフルーティーな香り。
とてもフレッシュな香りなので、朝のシャワータイムなど、リフレッシュや気分転換をしたい時におすすめです。
桜の香りですが、チェリー味のお菓子のような香りにも感じられるフレーバーです。
ほんのりピンクのパッケージは女性に人気となっています。
ほのかな緑茶の香りで癖がないため「グリーンティが一番落ち着く…」という方も意外と多いです。
ファミリーで使う際にもおすすめの香りと言えます。
マジックソープの中でも新しめの香り。
ウッディでお香のような香り(サンダルウッド)と、ジャスミンのフローラルフレーバーのコンビネーションは、落ち着いた大人っぽい香りがします。
エキゾチックな香りがお好きな方におすすめです。
グレーのパッケージが大人っぽいアールグレイ。
香りはオーガニックアールグレイティーオイルを使用しており、お茶好きの方にはたまらない香りです。
爽快感を求める方には下記がおすすめです。
甘い香りがお好きな方には下記がおすすめです。
落ち着いた香りがお好きな方には下記がおすすめです。
成分の次は、マジックソープの使い方をご紹介します。
「石鹸」(ソープ)ではありますが、実は石鹸に限らない使い方もたくさんできるんです♪
リキッドソープを使う際に必ず実践していただきたいのは、「水でリキッドソープを薄めておくこと」。
薄めない場合、洗浄力が強くなりすぎてトラブルを引き起こすことがあります。
敏感肌の方は、使用する際は「水が少し多いかな?」程度に薄めておくことをおすすめします。
もし別容器に水で薄めたリキッドソープを使う場合は、なるべく早めに使い切りましょう。(時間が経過するほど白く濁りやすくなります)
水道水を使うのが不安な場合は、精製水を使うと良いでしょう。
まずは洗顔石鹸・クレンジング料として使う方法。
先ほどご紹介した成分によって、お肌の汚れやメイクをすっきり落としながら潤いを保ってくれます。
筆者は主に洗顔・クレンジングの用途でマジックソープを使うことが多いですが、とても気持ちよく使えていますよ。
洗顔後は汚れや角質がオフされたためなのか、洗顔後に使う基礎化粧水が以前よりなじみやすくなったように感じます。
ただし、濃いめのアイメイクやウォータープルーフマスカラなどは、あらかじめ目元専用クレンジング料でクレンジングしておくことをおすすめします。
ボディタオルやスポンジに適量をなじませ、体を洗います。
泡立ちがすごく良いので、タオルやスポンジになじませる際はリキッドなら2滴程度が良いでしょう。
ソープバーもしくはリキッドソープ1滴分を手になじませて使ってみましょう。(もし刺激を感じるようなら水を多めに使います)
殺菌力を重視するならティーツリーやペパーミントを使うとベターです。
とても泡立ちが良く、天然のアロマを使っているマジックソープは、フットバスとして使うのも効果的です。
お好きな香りのマジックソープリキッドを温かいお湯に大さじ2程度入れ、脚を休ませましょう。
泡立てたマジックソープをシェービング時に活用する方法。
泡立てに自信がない場合は、泡だてネットとソープバーを使うとより密度の高い泡が作れますよ。
シャンプーとして使う際には、リキッドが使いやすいです。
原液(大さじ1/2程度が目安)で使うのもOKですが、そこまで汚れが気にならない場合は、原液大さじ1/2と同量のお水で薄めて使うのがおすすめです。
汚れ落ちがとても良いのですが、マジックソープを使ったシャンプー後は髪の毛がきしみやすいため、必ずコンディショナーかトリートメントを使ってくださいね。
先ほども少しご紹介しましたが、全て天然の原料でできているマジックソープはペットのシャンプーにも最適。
ペットの毛の長さに応じてリキッドの量を調整してみてくださいね。
香りはベビーマイルド(無香料)がおすすめです。
大さじ2程度のリキッドソープを浴槽に入れ、お湯を注いで完成♪
もこもこの泡のお風呂は高級感がありますよね。
実は市販の食器洗い洗剤には「食器洗い・野菜洗い用」などの文言が書かれたものがあることをご存知でしたか?
市販の洗剤だけでなく、実はマジックソープも食器や野菜洗いに使えるんです。
食器洗いの際は、リキッドソープと水の割合を1:10くらいの割合で洗うのがベスト。
あまりにリキッドソープが多すぎると、水切れが悪くなるのでご注意ください。
もし野菜洗いに使う場合は、一度大きめのボウルなどの容器に、少量のリキッドソープと野菜がひたひたになるくらいのお水を混ぜて使います。
残留農薬などが気になる野菜をボウルに入れて洗いましょう。
食器洗いの際も野菜洗いの際も、専用のボトルを用意し、あらかじめ水で薄めておいたものを用意しておくとスムーズですね。
香りは、食器や食品に香りが残らないベビーマイルド(無香料)を選んでおくと良いでしょう。
泡立ちと洗浄力の強さを利用して、お手洗い用の洗剤として活用することも可能です。
リキッドソープと水を1:4程度にし、便器内を洗って10分〜15分置いて流すとぴかぴかの便器になります。
汚れが気になる場合は、重曹もミックスすると洗浄力がアップしますよ。
今回は、本国アメリカだけでなく全世界でロングセラーのドクターブロナー「マジックソープ」の使い方や香り、使い方をご紹介しました。
スキンケアやボディケアだけでなく、暮らしのあらゆるシーンで使用できるマジックソープは、おうちに1本あるだけでかなり重宝するはず。
用途が多いため、スキンケアやボディケアに使いたい方だけでなく、暮らしのアイテムを減らしたい ミニマリスト さん達にも好評です。
ミニサイズ(リキッド)も販売されているので、まずは使い心地から試してみてください。
公開日 : 2019/01/23