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部屋干しと聞くとまず思い浮かべるのはデメリットかもしれませんが、実は外干しにはない良いところもたくさんあるんです。
まずは部屋干しのメリットとデメリットをご紹介します。
部屋干しをすることのメリットは以下の通りです。
天気を気にする必要がなく、日光による傷みや花粉・ホコリなどの汚れがつきにくいのは大きな利点です。
衣類が長持ちするのは嬉しいですよね。
また、洗濯物を外に干すと周りから家族構成などがバレてしまい、盗難をはじめ犯罪のキッカケになってしまうこともあります。
そういった被害を防ぐことが出来るのも部屋干しのメリットです。
部屋干しのデメリットといえば、なんと言っても生乾きの嫌なニオイ！
しっかり洗ったはずなのに、嫌なニオイが気になってもう一度洗う羽目になることも…
さらには、部屋の中に干すことでスペースが狭くなり、洗濯物が生活の邪魔になってしまうこともデメリットとして挙げられます。
これらのデメリットにより、部屋干しに対してどうしても消極的なイメージがついてしまいますよね。
部屋干し特有の嫌なニオイの原因は、ズバリ雑菌です！
雑菌が繁殖することで、生乾きの嫌なニオイが発生します。
それでは、なぜ雑菌が繁殖してしまうのでしょうか？
洗濯機の中の洗濯槽は密閉性が高いため湿度がたまりやすく、雑菌やカビが最も繁殖しやすい環境になります。
定期的に洗浄をしないと菌やカビなどが大量に繁殖してしまい、それが衣服に付着するという恐ろしい事態を招くことに…
衣類を洗う前に、洗濯機が汚れていないかをチェックする必要があります。
菌は湿気を好むので、湿度が高い環境ほど繁殖しやすくなります。
つまり、洗濯物を干してから完全に乾くまでに時間がかかると、その間にどんどん菌が増えてしまい、結果あの嫌なニオイがするのです。
部屋干しは外干しに比べてどうしても乾くまでに時間がかかってしまうため、ニオイがつきやすくなってしまいます。
なるべく短時間で乾かすことで、菌の繁殖を防ぐことが出来ます。
ここからは、雑菌の繁殖を抑えて生乾きの嫌なニオイを防ぐための方法をご紹介します。
大きく分けて3つのポイントがあり、それぞれ細かく解説していきます。
ぜひ実践してみてくださいね。
ニオイのもととなる菌そのものを減らすため、まずは洗濯機を綺麗にしましょう！
「毎日洗剤で衣服を洗っているから綺麗なのでは？」と思うかもしれませんが、意外と結構汚れがこびりついています。
ここでは、洗濯機で掃除した方が良い箇所と掃除のポイントをご紹介します。
洗剤入れの中や奥は湿気がたまりやすく、カビなどの温床になりがちです。
一度取り出し、使わなくなった歯ブラシなどで磨きながら徹底的に洗いましょう。
洗剤入れは洗濯が終わる度に取り出して乾かすようにすると、カビや菌の繁殖を抑えることができます。
ゴミネットには日々洗濯で出たクズや埃などがたまっていきます。
洗い終わった後はゴミが塊で放置されるため、湿気がこもりやすく菌にとっては最高の環境です。
出来れば毎回の洗濯後、難しければ2～3回に一度のペースでゴミを捨てるようにしましょう。
また、ネットそのものも別で洗い、清潔な環境を保ちましょう。
ネット周辺はカビや汚れがたまりやすいので、洗濯槽クリーナーで洗う時にネットを付けずに一緒に洗い流すのがオススメです。
それでも取れない汚れは、ブラシなどでこすって落とします。
洗濯機の中で一番汚れやカビが付きやすいのが洗濯槽です。
洗濯槽クリーナーを使って出来れば月に一度、最低でも2ヶ月一度洗浄しましょう。
汚れが多い場合は、水で30分ほど浸け置きしてから洗浄するとより汚れが落ちますよ。
洗濯機の中は湿気がたまりやすい環境なので、使用しない時はできるだけ蓋を開けて通気性を良くしましょう。
常に外気に当てることで菌が繁殖しづらくなります。
ただし、お子様がいらっしゃる家庭では安全性を優先し、洗濯機の中に入ってしまう可能性が少しでもある場合は蓋を閉じてください。
特にドラム式の洗濯機は簡単に入れてしまうため、使わない時は常に閉じておき、チャイルドロックをかけましょう。
常に閉じておく場合は、使った後に毎回布で水分を拭き取っておくと菌の繁殖を抑えられますよ。
※洗濯機掃除の関連記事： 洗濯機の汚れの正体は黒カビ！？洗濯機のおすすめ掃除方法、汚れの防止策を紹介
部屋干しの嫌なニオイを抑えるため、部屋干しに特化した洗剤を選びましょう。
洗浄力や消臭・防臭力、そして菌の繁殖を抑える抗菌力も視野に入れたいところです。
菌の繁殖を防ぐ要素が詰め込まれた洗剤を選ぶことで、同じ条件でもニオイの出方は変わってきます。
菌が繁殖しづらい環境を作ることで、嫌なニオイを防ぐことができます。
取り上げているポイントの中でも特に重要な項目です。
ハンガーを引っ掛けるために窓際などに干したくなりますが、これはNGです。
壁や窓、大きな家具の近くで干すと、その部分が乾きづらくなってしまいます。
なるべく上下左右何も物がない場所で干しましょう。
全ての面を空気に触れさせることで、乾きが早くなります。
場所を取りたくないからと干すときに間を詰めてしまうと、洗濯物同士が近くて湿気がこもってしまうため、乾きが遅くなってしまいます。
場所を取らずに多く干せる便利グッズなどを使い、なるべく洗濯物の間は空けて風通しを良くしましょう。
なお、次の項目で部屋干しにおすすめの便利グッズをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
季節を問わず、首振り機能のあるファンを使って常に洗濯物に風を当てるようにしましょう。
風を当てることで格段に乾きが早くなり、結果的に嫌なニオイを防ぐことができます。
エアコンを使う季節は、エアコンとファンのダブル使用でさらに乾きが早くなるので、上手く使ってみてくださいね。
自宅のお風呂に浴室乾燥機が付いている場合は活用しましょう。
使用する前には浴室の水分を取り除き、効率的に素早く乾燥させる環境を作るのがポイントです。
また、洗濯物同士の間は十分なスペースを空け、どの洗濯物にも温風が当たるように配置しましょう。
浴室に干せる洗濯物の数はそう多くないため、全てを干すのが難しい場合は厚手のものや乾きにくい素材を優先してください。
ここでは、部屋干しする時に使える便利なグッズをご紹介します。
出来るだけスペースを取らず効率的に干すことが出来たり、嫌なニオイを軽減してくれる優れものばかりです。
気になったものがあれば、購入して使ってみてくださいね。
洗浄力、抗菌力、消臭力全てを兼ね備えた部屋干し用の洗剤です。
衣類の洗浄はもちろん、洗濯槽のカビまで防止してくれる優れもの。
洗濯の度に1個入れるだけなので毎回分量を量る必要がなく、手間が省けるのも嬉しいところです。
家事の負担を減らしながら、部屋干し対策できるおすすめの洗剤です。
価格：1,098円（税込）
数量：17個
原材料・成分：界面活性剤（70%：直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、純せっけん分（脂肪酸塩））、安定化剤（プロピレングリコール）、分散剤、金属封鎖剤、香料、水軟化剤、酵素、蛍光増白剤
浴室のカビ退治でお馴染みのカビキラーの洗濯槽バージョンです。
除菌力に優れている上、長期間ニオイも防いでくれます。
1回分の使い切りタイプなのでそのまま全量を入れるだけでよく便利な上、液垂れしにくい設計になっており使い勝手も抜群です。
ドラム式の洗濯機にも使うことができます。
価格：1,480円／3個（税込）
数量：550g（1本）
原材料・成分：次亜塩素酸ナトリウム（塩素系）、界面活性剤、水酸化ナトリウム
壁に取り付けられる伸縮式の物干しワイヤーです。
巻き取り式なので、使用しない時はワイヤーをしまうことができて邪魔になりません。
片付けの手間がなく、お部屋を広々と使えるのがかなり嬉しいですね。
お部屋のスペースを有効活用できる上、四方に空間があるため空気に触れる面が多くなり、乾きやすいのもポイントです。
場所を取らずに手軽に部屋干しが出来る便利な商品です。
価格：1,999円（税込）
長さ：4.2m
耐荷重：20kg
1本でタオルが2枚干せる便利なハンガーです。
少ないスペースで効率良く干すことができる優れもの。
長さを調節できるので、手拭きタオルから大きめのバスタオルまで様々なサイズに対応しています。
タオルだけでなく、厚手のパーカーなどの服を干してもOK。
中にスペースを作ることができるので、通常のハンガーよりも早く乾かすことができます。
使わない時には畳むことができるので、収納もかさばらないのが嬉しいですね。
価格：799円（税込）
重量：310g
サイズ：（45.5〜76）×1.5×25.5cm
自由に長さを調整できる、伸縮性のあるピンチハンガー。
洗濯物の量で長さを調整できる他、洗濯物同士の間も空けやすいので乾きも早く便利です。
ピンチは全部で30個あり、少ないスペースで効率よく多くの衣類を干すことができます。
収納時には小さく畳むことができて、場所を取らないのも魅力的ですね。
「早く乾かしたいけれど、なるべくスペースは取りたくない！」という要望を叶えてくれるアイテムです。
価格：1,410円（税込）
重量：310g
サイズ：
収納時：39*16*7 cm
使用時（最大）：39*70*7 cm
カラー：グリーン、ピンク、ブルー、ホワイト、濃い紫色
左右75°、上下90°まで首振りが可能なサーキュレーター。
可動域が広く、部屋干しした洗濯物にまんべんなく風を当てて早く乾かすことができます。
風の強さも3段階あり、状況によって使い分けられるのも便利です。
タイマー付きなので、夜寝る時やお出かけする時も安心。
部屋干しには欠かせない便利なアイテムです。
価格：6,080円（税込）
重量：2.67kg
サイズ：30.3 x 28.5 x 28.3 cm
電源：電源コード式
部屋干し＝生乾き臭というイメージがあるかもしれませんが、ほんの少しポイントを押さえるだけでニオイを防ぐことができます。
嫌なニオイを気にすることなく、部屋干しのメリットを最大限に活用しましょう！
ご自身のライフスタイルに合わせて洗濯をすることで、心の余裕が生まれて今よりもちょっと楽しい毎日が送れることを願っています。
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最終更新日 : 2022/08/24
公開日 : 2022/08/24
