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【薬剤師が解説】体がだるい・疲れが取れない…原因不明の倦怠感をスッキリ解消する方法






「睡眠時間は充分とっているのに、なぜか毎朝だるい」
「若い頃は寝れば次の日には回復していたのに、最近は全然疲れがとれない」

このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

エイジングに伴いからだは変わっていくもの。
年齢を重ねると、慢性的なだるさや疲労感に悩む人は少なくありません。

では、そのような倦怠感はどのように解消していけば良いのでしょうか。
本記事では慢性的なからだのだるさ・倦怠感の原因や解消法をお伝えします。

日々とれない疲れにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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【目次】【薬剤師が解説】体がだるい・疲れが取れない…原因不明の倦怠感をスッキリ解消する方法

 

休息したのにだるい…慢性的なだるさの原因とは?

だるさをスッキリ解消するおすすめの方法

1. 入浴でからだを温める

2. 運動する

3. 生活習慣を見直す

「漢方薬」で体質改善を目指す方法も

だるさを解消する漢方薬

体の声に耳を傾けて、セルフケアをしよう!

 

休息したのにだるい…慢性的なだるさの原因とは?

 

 

休みの日にしっかり寝ても疲れがとれないと感じる人は少なくありません。

特任女性は月経周期や更年期などによってホルモンの影響を受け、疲れやすくなることがあります。

また、月経中は貧血気味になっていて、体力が落ちていることもあるでしょう。

 

このような原因によって、血行や水分の巡りが悪くなり、からだがだるい、頭痛がする、疲れやすいなどの症状が出やすくなります。

また、家庭や職場環境などのストレスがあると、からだのバランスが崩れ、血行や水分の巡りの悪化にも繋がります。

 

 

だるさをスッキリ解消するおすすめの方法

 

 

だるさを解消するには、血行・水分の巡りを良くすることや、ストレスがたまらないように気持ちをコントロールすることが大切です。

ここではだるさを解消するための方法をいくつかご紹介するので、ぜひ試してみてください。

 

1. 入浴でからだを温める

 

血行を良くするために、ゆっくりお風呂に浸かりましょう。

入浴しながら肩周りや足のマッサージをすると、からだの緊張がほぐれます。

 

お風呂の温度はぬるめ(39℃くらい)に設定して、15~20分ほど浸かるとリラックスできますよ。

なお、寝る直前の入浴はからだを興奮させて寝つきを悪くしてしまうので、できれば就寝の2時間前までに入浴を済ませるようにしましょう。

 

また、お風呂上りにストレッチをすることもおすすめです。

入浴によってからだが温まった後のストレッチは、より血流を改善することができます。

からだの巡りがアップし寝つきもよくなるため、疲労の回復に効果的です。

 

2. 運動する

 

 

適度な運動はからだの血行や水分の巡りを良くし、ストレス解消にもつながります。

疲れているのに運動なんて…と敬遠しがちですが、疲れている時こそ、からだを動かすように意識してみましょう。

 

前述したように、だるさや疲労感の原因となるのは、単に動きすぎて疲れる「身体疲労」だけではありません。

ホルモンバランスの乱れほか、座りっぱなしの状態などでからだの巡りが滞ってしまったり、ストレスが溜まったりといった状態も疲労感の原因となります。

 

適度な運動は、これらの悪い状態を一度に改善してくれるでしょう。

もし運動する時間がない方は、仕事の合間に肩回しなどの簡単なストレッチをしたり、通勤時になるべく階段を使ったりといった工夫をして、運動量を増やしていきましょう。

 

また、運動の経験がなく、運動を始めるのは腰が重いと感じる方は、散歩やヨガ、ピラティスなど、簡単な運動から始めてみると良いでしょう。

 

運動を長続きさせるコツは、楽しんで行うことです。

友達や家族と運動する時間をとるなどして、自分に合った運動を見つけてくださいね。

 

3. 生活習慣を見直す

 

 

基本的な生活のリズムを整えることで、ストレスや疲れに負けないからだやメンタルを手に入れることができます。

疲労感がある場合は、質の良い睡眠をとれているかや栄養が足りているかを、いま一度確認してみましょう。

 

睡眠

 

だるさや疲労感がとれない場合、睡眠時間を充分にとることと、寝る時間や起きる時間を一定にすることを意識してみましょう。

人によって必要な睡眠時間は異なりますが、起きた時に「すっきりした」と感じられるくらいの睡眠が最適です。

 

また、緊張やストレスがあると睡眠時も脳が興奮状態に陥りやすく、寝ても疲れがとれません。

就寝前は入浴やストレッチでリラックスを心がけ、就寝の2時間以内はスマホやパソコンの使用は控えましょう。

 

質の良い睡眠をとれるよう、生活リズムを整えていきましょう。

 

食事

 

疲れているときは甘いものや炭水化物に栄養が偏りがちです。

タンパク質や野菜も充分に摂れているか、1日の食事を見直しましょう。

 

疲労感を感じる場合、エネルギー不足と老廃物の蓄積が原因となっている可能性があります。

また、女性の場合は生理による貧血も、だるさの理由として考えられます。

 

そのため、疲労感があるときにはエネルギーを作り出す鶏肉や豚肉などの肉類や、鉄分を多く含むレバー、鉄分の吸収を助けるビタミン類を含む緑黄色野菜や果物などを摂ると良いでしょう。

 

食事はバランスよく摂ることが大切なので、多品種を少量ずつ摂るのが理想ですね。

 

 

「漢方薬」で体質改善を目指す方法も

 

 

「だるさを治したいけれど、何をすればいいのかわからない」とお悩みの方には漢方薬がおすすめです。


漢方薬は医薬品として「だるい(倦怠感や疲労感)」「虚弱体質」「体力低下」などの、様々な症状に効果が認められています。

また、自然の素材がからだにやさしく働くため、一般的に副作用が少ないといわれています。

 

特に漢方薬は根本的な体質の改善を目指すものなので、慢性的な疲労感のほか、貧血や便秘などの症状がある方や、不調が出やすい体質に悩む方にも適しています。

 

だるさを解消する漢方薬

 

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう) :体力や元気がない方、胃腸が丈夫ではない方の疲労感や食欲不振の改善に用いられます。
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 冷えやすい方、貧血気味の方の頭のだるさや肩こりの改善に用いられます。

 

漢方薬は、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

そんな時は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもおすすめです。

 

※あんしん漢方は  コチラ

 

 

体の声に耳を傾けて、セルフケアをしよう!

 

 

疲れやストレスをためたままにしておくと、ある日突然心に限界が来てしまうかもしれません。

慢性的な疲労感・倦怠感はからだと心のサインです。

 

「やることがたくさんある」と感じていても、自分の状態を客観的に見るように心がけ、本当に必要なものから優先的に行うようにましょう。

からだの声に耳を傾けて慢性疲労をしっかり解消し、エネルギッシュに毎日を過ごしてくださいね。

 

 

執筆・監修:薬剤師 佐藤 瞳

 

 

製薬会社で臨床開発に従事後、「薬を実際に使っている患者さんの声が聴きたい!」との思いから調剤薬局に勤務。

病気を未然に防ぐライフスタイルや、働く女性に役立つ漢方の情報を発信している。

登録販売者試験講師としても活躍中。

 

※あんしん漢方(オンラインAI漢方)は  コチラ

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