本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
写真を上達させるには、どんな被写体にも共通する撮影の基本の他に、被写体ごとのコツやテクニックも知っておきたいものです。
風景・人物・食べ物・雑貨やコスメなど、撮るものの良さをそれぞれ最大限に引き出せる構図やアングルってあるんですよね…!
また、写真は撮って終わりではなく、撮影したあとに編集(レタッチ)することでより良いものになっていきます。
加工アプリに用意されたフィルターをかけても雰囲気は出せますが、せっかくなら自分で写真の色味を調節して、「自分の色」を探してみませんか?
本記事では、そんな写真をワンランクアップさせるためのコツやテクニックを紹介していきます◎
なお、本記事の前に 【基本編】 をご覧頂くと、構図(日の丸構図、二分割構図、シンメトリー構図…)や光(順光、逆光、斜光…)の扱いについて理解が深まり、より本記事が理解しやすくなりますよ♪
※合わせて読みたい: 【基本編】これだけは知っておきたい写真撮影のコツ♪ 知っておきたい写真撮影の基本の「き」
旅先で美しい景色に出会ったとき、帰り道に綺麗な夕焼けを見たときなど、誰もが気軽に撮影することのある風景撮影。
記録に残すだけだから…と簡単に済まされがちですが、風景撮影にもポイントはたくさんあります。
水平線や地平線、ビルや柱など直線が映り込むときに「水平垂直」は特に意識したいポイントです。
人間が「〇〇は真っすぐなもの」と認識しているものが斜めになっていたり、歪んでいたりすると、どうしても写真に違和感を覚えます。
奥行きを表現するために道路や線路を斜めに取り入れたり、高さを表現するためにローアングルで撮影して線が歪むという場合もありますが、意図的な表現でない限りは、水平垂直を意識してからシャッターを押しましょう。
iPhoneでグリッド線を表示する際には設定→カメラ→グリッド線ON
「気を付けているのにどうしても毎回歪んでしまう」という場合には、撮影画面にグリッド線や水平線を表示させて撮影してみてください。
デジタルカメラはもちろんのこと、スマホの内臓カメラでもグリッド線を設定できるものがありますし、設定できない場合はグリッド線の設定できるカメラアプリを使用してみるのもオススメです。
グリッド線を出すことができる、かつ写真のレタッチ機能や加工フィルターも豊富なアプリが「VSCO」です。
初期ではグリッド線がOFFになっていますが、スクショの赤丸の部分をタップすると、グリッドなし、グリッド線表示、水平線表示を選ぶことができます。
写真撮影も加工もひとつのアプリで完結させたいという場合には、とってもオススメのアプリです。
紅葉・コスモス・桜など、葉や花びらの重なりが美しい被写体は、ぜひ逆光で撮影してみてください。
上の写真は、陽に当たった紅葉が黄金色に輝き、葉が重なり合った部分の印影も美しく表現できた1枚です。
また、木々が逆光の状態になるときに現れる木漏れ日で「玉ボケ」も表現できます。
キラキラと光るポイントを見つけたらそこを背景にして、手前に何か被写体を持ってきて撮影してみてください。
このときのポイントは、キラキラ部分と被写体はなるべく遠い距離にすることです。
また、デジタル一眼レフカメラなどでは、F値を調整することによって玉ボケの大きさを調整することもできます。
より大きな玉ボケを作ってみたい場合は、使用しているレンズで一番低いF値に設定してみてくださいね。
手前に焦点を当てて、背景をぼかすというテクニックはよく見られますが、「前ボケ」というテクニックもオススメの手法です。
上の写真は、海を撮影する際に、あえて右下手前の木を構図に入れ込んだ写真です。
葉っぱで前ボケを作ることで、対岸が遠くにあり、海が大きく広がっていく奥行を表現してみました。
また、左側と右上にも木を入れ込んで「フレーム構図」というものも意識しています。
フレーム構図は被写体をその他の要素で囲んでフレームをつくる構図で、建物から抜けた空を撮るときや、木々越しのお城などを撮影するときにも使えます。
この写真は、海を撮るだけでなく、木枠をあえて入れることでフレーム構図をつくっている写真です。
自分の足と帽子も海に対しての前ボケアクセントになっています♪
下の2つの写真を見比べてみてください。
2つは同じ場所から撮影した写真ですが、上の写真は橋の部分にピントを当てていて、下の写真は1番手前の枝にピントを持ってきています。
上の写真は、桜のトンネルっぽさを表現したかったので、あえて奥の橋に焦点を当て、手前の桜を前ボケとして使うことで桜にボリュームを持たせてみました。
前ボケの範囲が広いと画面全体がぼんやりしてしまうこともあるので、入れすぎには要注意です。
風景撮影と同じく、最近では写真を撮る人が増えてきた食べ物の写真。
写真を嗜む人々の中では、テーブルフォトや、物撮り(ブツ撮り)とも呼ばれています。
ここでは、食べ物を撮るときにおすすめの構図やアングルを中心にお話ししていきます。
食べ物の写真を撮るときのコツとして1番に紹介したいのが「お皿をちょっとはみ出させる」です。
「お皿含め全景を入れた方がいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、料理をメインで撮りたい場合は、ここは思い切ってお皿をはみ出させてみてください。
全部を収まりよく写真に入れる場合よりも、寄りで撮る効果が相まって料理の迫力を表現できますよ。
お皿が丸くない場合も、お皿をちょっとはみ出させるテクニックは使えます。
このように細長い楕円形のお皿(オーバル皿)や、長細い角皿などの場合は、「対角線構図×お皿はみ出し」で撮ってみるといい感じになります◎
食べ物の写真は、斜め45度上から撮るのが良く好まれます。
ですが、高さのある盛り付けの写真を撮るときや、食べ物とともにその空間を撮りたいときは、その他のアングルに挑戦してみても楽しいですよ。
上の写真は、トーストの厚みと小倉バターの高さのある盛り付けを見せたい&カフェの空間も背景に入れたいと思い、水平アングルを選んでみました。
上の2枚は同じ場所・同じ被写体で撮影した写真ですが、全く違った構図になっていますね。
料理がよく見えるという点では1枚目の写真、喫茶店の空間までを楽しむという点であれば2枚目の写真という感じでしょうか。
1枚目は俯瞰(真上)よりのアングルで全体を見せた写真、2枚目は水平よりのアングルでお肉により近づいて撮った写真です。
左側のお肉が高さのある盛り付けになっているので、迫力のある写真にしたいときは2枚目のように撮ってみるのもオススメです。
このように、カメラの位置や角度を変えてみることで写真の印象はかなり変わるので、ぜひいろんな角度からベストショットを狙ってみてくださいね。
俯瞰(真俯瞰)撮影とはフラットレイ撮影とも言い、被写体を真上のアングルから撮ることです。
インスタグラムの流行とともにお洒落なフラットレイ写真が世にたくさん出てきたので、意識したことのある人も多いと思います。
斜俯瞰や斜め45度のアングルが立体感を出しやすいのに対して、真俯瞰撮影の写真は被写体の立体感を出しにくい構図です。
その変わりに、お皿の全容を捉えることができるので、盛り付けの華やかなお料理や、可愛いラテアートなどの写真を撮るときにその良さを活かせます。
食べ物の写真に限らず、真俯瞰の写真を撮るときは、できるだけ被写体とカメラの距離を離すのがポイントです。
被写体に影が落ちるのを防ぐとともに、カメラによる被写体のゆがみを軽減することができるので、意識してみてくださいね。
また、被写体とレンズが平行になるように気を付けるのも大切です。
真上にスマホやカメラを構えているはずなのに被写体が歪んでしまう場合は、スマホやカメラが傾いてしまっている可能性があるので、シャッターボタンを押す前に調整してみてください。
俯瞰で写真を撮るのにおすすめしたいのが、カメラアプリ「Foodie」です。
シャッター音が無音なので、静かな飲食店でもサッと写真を撮りやすく、食べ物の撮影に向いているフィルターも豊富に入っています。
そして何よりのポイントは、俯瞰写真を撮るときに被写体に対してスマホが平行になると、フレームが黄色くなるという機能です。
この機能を利用することで、「被写体の真上から撮ってるはずなのに画面が傾いている」というようなミスを少しでもなくすことができますよ♪
コスメや雑貨などの購入品をお洒落に撮影して、インスタグラムやTwitterにアップしたいという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自分で撮影空間をつくりあげて撮影するブツ撮りについて取り上げます。
カタログに載っているような商用写真ではなく、ブツ撮り初心者の方でも挑戦しやすい、生活の一部に溶け込んでいるような撮影の仕方をしていきます♪
自室でブツ撮りをする際に、1番気にしてもらいたいのが「自然光で撮影する」という点です。
電気をつけて撮影すると、光源が複数になって影が何方向にもできがちですが、自然光の場合は太陽が光源なので光源はひとつ、影のできる方向も一方向になります。
そのため、自然光の方が被写体・カメラ・光の位置関係が把握しやすく、逆光で撮るのか順光で撮るのかも考えやすくなりますよ。
自然光で撮影をするといっても、スポットライトのようにお部屋に光が差し込まなくても大丈夫です。
電気を付けずに上の写真くらいの明るさ(もう少し暗くてもOK)があれば、レタッチをすることで自然な明るさの写真にすることができます。
こちらは、曇り空の日の午前11時くらいに、iPhone 11proで撮った写真です。
自然光で撮影しているので、フラッシュを使った不自然な明るさや電球の色味の影響はありませんが、少し暗くくすんだ印象になってしまっています。
しかし、この写真をレタッチアプリで調節すると...
白さが際立ち、全体が明るく清潔感のある写真へと変化しました♪
実際は木製の机の上に大理石風の背景紙を置いて撮影しているだけなのに、まるで明るい洗面台などで撮影したような雰囲気になりましたね。
2枚を並べてみると差は歴然ではないでしょうか。
このように、レタッチ作業を挟めば写真は違和感なく明るくすることができるので、ブツ撮りをするときは暗めでもいいので自然光で撮影することを心がけてみてください◎
ブツ撮りにこだわり始めると
といった悩みが生まれてくるものです。
筆者もブツ撮りを始めたばかりの頃は、実家にあるいつも同じ学習机の上で撮影をしていました。
窓も大きくたくさん光を取り込めたので、かなりお気に入りのスペースでしたが、だんだんとマンネリになってきてしまったので当時は色々と工夫しました!
大きな布をかけてテーブルクロスっぽくして雰囲気を変えたり…
ランチョンマットを置くことでダイニングテーブルのように見せたり...
切り取り方を工夫することで、意外とバリエーションも出るものです。
学習机は広く大きな面をとることができたのでなかなか活用できましたが、1人暮らしを始めてからはこんなスペースも確保できずかなり苦労しました。
そこで、ここではお部屋にブツ撮りスペースを確保できない方にオススメの背景アイディアをご紹介します♪
1人暮らしのお部屋の中で、平面の広いスペースが確保できる場所といえばベッドです。
料理を並べるようなテーブルフォトは難しいですが、小物はもちろん、洋服の置き画を撮りたい場合にはかなり重宝します。
このようにベッドシーツのシワがちょっと気になる場合もレタッチをすれば…
パッと見ではシーツのシワが目立たなくなりましたね◎
お金をかけず自分の家にあるもので撮ってみたい!という方は、まずはベッドの上を活用してみましょう。
アクセサリーやコスメ、雑貨など小物の置き画を撮影するときには、洋服やストールなども活躍します。
秋冬もののコスメなどを撮影するときにはニット、可愛らしいふんわりとした印象で撮るならレースなど、手持ちの服でバリエーションも出せますね。
上の写真はひざ掛けの上で撮影したものです。
もこもこの素材は柔らかいイメージや、冬の温かい室内を演出したいときなどに向いています。
こちらは、レース素材の服を机に広げて SABON のフェイスポリッシャーを俯瞰で撮影してみました。
レースの柄も水色×ゴールドなので、写真全体の色味の統一もできていますね。
置き画として上から写真を撮るときはそのまま平らに広げてもOKですが、水平アングルや斜め45℃から撮るときは、背景に高さを出したい場合もあるのではないでしょうか。
そんなときはこのように…
服の上半分にボリュームのあるもの(今回はひざ掛けを丸めました)を入れ込んで、高さを出してあげればOKです◎
被写体の大きさにもよりますが、今回のフェイスポリッシャーの場合は、丈のあまり長くないレースのトップスで十分に撮影できました。
3つめは背景紙を使う方法です。
筆者が持っているのは、2018年に 3COINS で販売していたフォトスタジオセットと、 A4サイズのフラットレイシートというものです。
現在はどちらも購入することができませんが、今は当時よりもブツ撮りや置き画の需要が高まっているため、他に様々なシートが販売されています。
現在販売されている背景紙の中でオススメしたいのが、エレコムから販売されている撮影背景シートです。
A3サイズとA4サイズがあり、大理石や木目、マーブルなど種類も豊富に揃っているのが特徴です。
こちらの背景紙に限ったことではないですが、背景紙は本物とは異なり、多少のプリント感は否めません。
かなり寄りのクローズアップした撮影などには少し不向きではあるので、使い方を工夫してみてくださいね。
価格: 1,273円(税込)
内容:6枚入り(3パターン×各2枚 or 6パターン×1枚)
種類:STONE、VINTAGE WOOD、SHABBY WOOD、ATMOS、MONOTONE、NATURAL、ART、COLOR
サイズ:A3、A4
背景シートでは大きさに限りがあるので、大きな被写体を撮りたいときに背景紙では難しい場合もあります。
そんなときにおすすめなのが、のり無しの壁紙やフロアマットです。
床に敷いて置き画を撮るもよし、壁に養生テープで仮止めをしてお部屋の雰囲気を変えるもよし◎
お部屋の収納スペースに余裕がある場合は、壁紙をいくつか用意しておくと撮影の幅が広がりますよ。
こちらは白地に柔らかなゴールドの模様が上品な壁紙です。
せっかく購入するならちょっとアクセントのある壁紙がいいなという方は色味の落ち着いた、このようなタイル系のものを選んでみてください。
大理石やタイル系は洗面まわりの雰囲気を出しやすいので、持っておいて損はないオススメの柄です。
価格:399円(税込)/ 1m単位
備考:A4サイズほどのサンプル請求可(サンプル価格40円)
こちらは木目のクッションフロアです。
厚さ1.8mほど、巾91cm前後で、壁紙と同じく1m単位の切り売りが可能です。
木目はあって困らない柄の代表で、ナチュラル、ホワイトウッド、ヴィンテージなどテイストの異なるものもたくさんあります。
2~3種類そろえておくと、被写体によって雰囲気を変えることができて重宝しますよ。
価格:999円(税込)/ 1m単位
備考:備考:A4サイズほどのサンプル請求可(サンプル価格40円)
画面の雰囲気づくりや余白のバランスを調整するために、ブツ撮りをするときには撮影小物を使うことがよくあります。
この「撮影小物」を効果的に取り入れられるかどうかで、実は写真の良さが格段に変わるんです…!
100均やインテリアショップで手軽に手に入る造花やドライフラワーは、よく見る撮影小物のひとつではないでしょうか。
1回購入してしまえば使いまわせて便利ですし、少し映り込ませるだけでも画面が映えるので筆者もよく使っています。
ですが、なんでも造花やドライフラワーを入れ込めばいいというわけでもありません。
例えば
といったように被写体に関連するものも取り入れてみると、取ってつけたように置いた造花やドライフラワーが画面で浮いてしまうということを防げます。
その他、コスメ系にはリングやピアスなどのアクセサリーや腕時計などを一緒に入れても良いですね。
「化粧をしたあとに付けるものが置いてある」ことで、写真の中にストーリーや流れを作るというのがミソです。
造花やドライフラワーを入れる場合も、色味の統一を意識したり、何か意図をもってみると良いでしょう。
上の写真は キールズ が「天然由来成分を使用している」ということを表現するために、フェイクグリーンとドライオレンジを使いました。
ドライオレンジは、メインで写しているビタミンC配合美容液のビタミンCのイメージを表す意図もあって選んでいます。
また、こちらの写真でもうひとつ注目して欲しいのが画面左のフェイクグリーンです。
このように造花はぼかすことによって「造花感」を和らげることができるので、なるべくぼかして使うようにすると生花に劣らず自然な感じを演出できますよ。
「レタッチ」とは、レタッチソフトやアプリを使用して、写真の編集をすることを言います。
主に明るさや色味の修正・補正などをする作業で、レタッチソフトによってはシワや汚れの除去もできるんです♪
今回は、レタッチの基盤となる「明るさ」と「カラー」の簡単なレタッチ法を、スマホアプリ「Adobe Lightroom」を使ってご紹介します。
レタッチはとても奥が深く、人によってベストが変わってくるものです。
ここで紹介する方法で編集をしながら、ぜひ自分のベストを探してみてくださいね◎
Lightroomでレタッチしたい写真を選択したら、下部に並んだアイコンの中から「ライト」を押します。
ライトでは、露光量やコントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベルといった画面の明るさや陰影の調節ができます。
▼ライトに出てくる項目で調節できる箇所
露光量:画面全体の明るさ
ハイライト:画像の明るい部分全体
シャドウ:画面の暗い部分全体
白レベル:画面の最も明るい部分
黒レベル:画面の最も暗い部分
例えば、シャドウの値をマイナスにもってくると画面の暗い部分は暗さが増し、プラスにもってくると画面の明るい部分がより明るくなります。
上の写真は、シャドウのみで他の項目は触っていませんが、これだけでも画面の印象はかなり変わりますね。
今回は露光量+0.75、シャドウ+43、白レベル-32、黒レベル+36で調整してみました。
全体を明るくしているのに白レベルを抑えているのは、背景の白とコスメの白が白飛びするのを防ぐためです。
このように、画面全体は明るくしたいけけれど、白飛びするのは防ぎたいときはぜひ使ってみてくださいね。
また多くのレタッチアプリは、レタッチ中の写真部分を長押しすると、補正前の写真を見ることができます。
レタッチをしていると、思ったより過度に編集し続けていることもあるので、ビフォーアフターを見ながら調整をして、レタッチのし過ぎを防ぎましょう。
Lightroomはカラー調整にもかなり長けています。
色味の調整機能でよくある彩度や色温度はもちろん、特定の色にフォーカスすることもできてしまうんです…!
ここでは、上の桜の写真ができあがるまでのレタッチ過程をご紹介します。
逆光で桜が暗く映ってしまったので、まずは明るさの調整をしていきます。
今回は、露光量 +0.94、シャドウ+35、白レベル-12、黒レベル+26にしました。
次に、カラー調整の色温度を触ってみましょう。
上の写真を見てもわかるように、色温度をマイナスにすると全体が青っぽくなり、色温度をプラスにすると全体がオレンジっぽくなります。
お昼過ぎの暖かな日差しの中をイメージするなら、色温度を少しプラスにしたオレンジみのある画面もいいですね◎
ただ、今回は色温度を調節しない方が理想に近付くと思ったので、色温度の値は0のままで進めます。
ここまで来たら最後に「カラーミキサー」を使用して、写真を自分好みに仕上げていきます。
カラーミキサーは、写真の中で調整したい色を選ぶことで、特定の色の色相・彩度・輝度を調整できる機能です。
今回の筆者のレタッチテーマは「ポップで明るい写真」なので、まずは青を選択した後、色相を-17にして水色っぽく色を変化させました。
また、彩度も+47まであげることで、空の色を強調より強調させています。
その後に、ぱっと見ではわかりにくいですが、ピンクも微調整。
写真のレタッチテーマによってはまだまだ調整できるポイントはありますが、今回はこれでイメージ通りなので完成です。
デジタル一眼レフカメラで撮影しても、レタッチはスマホでサクッと終えることが多い筆者。
今ではLightroomのプレミアム機能(有料版)で全てをまかなっていますが、無課金の時は3つのアプリを駆使してレタッチをしていました。
今回はその3つのアプリを、それぞれの魅力を添えてご紹介します♪
まずは、レタッチの説明をするときにも使用した「Adobe Lightroom」です。
有名なレタッチソフト「Photoshop」を出しているAdobe社のアプリで、細かなところまで気の利く優秀アプリです。
Adobe IDというアカウントを作成しなければなりませんが、ID作成だけだと課金は特に必要ないのでご安心を◎
メインのレタッチ機能である「ライト」と「カラー」は、無料版でがっつり使えます。
写真のレタッチはLightroomで全て完結させたい!という場合には、有料版にアップグレードがおすすめです。
プレミアムにすると、映り込んでしまったものを消せる「修復」や、水平垂直の歪みを直す「ジオメトリ」機能も使えるようになります。
ただ、これらの機能はこれから紹介する2つのアプリで無課金で使えるので、アプリを使い分けるなら課金する必要はありません◎
snapseedはGoogle社が提供しているアプリで、完全無料で使えます。
下部にある「効果」ではデフォルトで備わっているフィルターをかけることができ、「ツール」では自分でより細かな編集を行えます。
上の画像の右側が、ツールの中に入ってる機能の一覧です。
無料のアプリで28種ものツールが使えるのはなかなか太っ腹ですよね…!
このツールの中で筆者がよく使うのは「シミ除去」と「部分調整」です。
シミ除去は、意図せず写真の中に映り込んでしまったものや汚れなどを消すことのできる機能です。
上の写真では、ベストショットが撮れたのに手前にリュックが映り込んでしまっていたので、シミ除去機能で消しました。
操作は簡単で、消したいものの上に指をなぞらせて範囲を選択するだけ。
すると周囲の情報を読み取り、今回であればリュックの部分が木目に早変わりして、本来あったものを消してくれます。
複雑な背景だったり、被写体と被写体がかなり隣接していたりすると消すのに少しコツがいりますが、慣れればかなり重宝する機能です。
このシミ消しは、Lightroomでいうとプレミアム版(課金版)にある「修復」にあたります。
部分修正は、まさに部分(スポット)ごとに修正ができる機能です。
逆光でポートレートを撮った時に、部分調整で顔の部分だけ明るさをあげるといったこともできる便利機能です。
ブツ撮りの際にシーツのシワを消すのに使ったのもこの機能で、部分修正の「ストラクチャ」を使っています。
本来ストラクチャはデティールを際立たせるために使いますが、筆者はデコボコやシワをなめらかにする際にも活用しています。
上の写真のようにシーツのシワの気になる部分のストラクチャをマイナスにすると、シーツ部分のシワがなくなりなめらかになってくれるんです♪
また、シワ除去で消した部分が思ったより背景と上手く馴染まなかった場合に、ストラクチャをマイナスにして誤魔化したりもしています…笑
28種すべての機能をご紹介したいところですが、1記事丸々必要になってくるほどの情報量になるため今回は割愛します。
何より百聞は一見に如かずなので、まずはDLして様々な機能を試してみてください◎
グリッド線が表示できるカメラアプリですでに紹介した「VSCO」。
インスタグラマーの多くが愛用しているアプリとして、カメラ界隈で一世を風靡しましたが、使い勝手の良さは今も健在です。
Lightroomと同じくDL後にアカウントの作成が必要ですが、登録に料金はかかりません。
また、特に課金をせずとも十分に使えるアプリなので、登録後にオススメされる有料版についてもスルーでOKです◎
お洒落で多様なプリセットに注目されがちなVSCOですが、筆者オススメの機能は「スキュー」です。
Lightroomでは有料版にて「ジオメトリ」で提供されている機能が、VSCOでは無料版で使用できます。(snapseedでは射影変換という機能で、同様の修正が行えます。)
スキューは「調節」の中にある機能で、写真の歪みを修正するためのものです。
Xは写真の横方向の歪みを、Yは縦方向の歪みを補正できます。
上の写真は急いで撮影した写真だったので、グリッド線に対して窓枠が歪んでいますね。(写真左側)
このような写真をスキューで調整すると、画面の中の水平垂直を正すことができてしまうんです…!
調整後の写真と、元の写真を見比べると一目瞭然。
写真のまっすぐな辺に対して、被写体の窓枠がちゃんと平行になっていることがわかります。
被写体の水平垂直は撮影前に気を付けられると良い部分ですが、多少の歪みはこのようにレタッチで解決できます。
シャッターチャンスを逃すまい!と瞬時に撮った写真も、後から編集して整えるというひと工夫を加えることで、よりよいものに変身してくれますよ。
今回ご紹介した写真撮影のコツやテクニックは、数ある中のごくごく一部です。
写真は撮影の技術もさることながら、レタッチの技術ひとつをとっても奥深い世界。
本記事が、そんな奥深く面白い写真の世界へ足を踏み込むきっかけになれば幸いです◎
▼合わせて読みたい写真関連の記事
・ これだけは知っておきたい写真撮影のコツ♪ 知っておきたい写真撮影の基本の「き」
最終更新日 : 2021/05/28
公開日 : 2020/10/30