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押入れは奥に広いものも多く、なかなか思い通りに収納ができない…と悩んだ経験がある方もいるのではないでしょうか。
押入れは、もともとは寝具をメインに収納するスペースでしたが、現代ではベッドで寝る方が増えていることもあり、布団を収納するよりは季節ものの衣類や雑貨類を収納する方が増えています。
ただ、先に述べた通り奥に空間が広がっている押入れは、収納したものが取り出しにくかったり収納アイテムを揃えるのが難しいなど何かと悩みどころが多いですよね。
コツやポイントに触れる前に、押入れの空間を把握しておきましょう。
押入れは、基本的にこちらのように三段に別れた収納スペースで構成されていることがほとんどです。
上から順に以下のように呼びます。
二段になっている場合は、大まかに以下に分かれています。
皆さんのご自宅はどちらのタイプでしょうか。
まずは、押入れに収納されているものを一旦全て出し、どこに何を入れるかを考えてみましょう。
ここから、空間を有効活用しながら収納できるコツをご紹介していきます。
天袋が付いているタイプは収納場所が増えて便利ではありますが、踏み台がないと収納スペースに手が届かないなど不便な面もあるのが特徴。
収納するものは、軽量で使用頻度が低いアイテムに絞っておくと取り出しが楽になりますよ。
高さでいうと、上段の方が取り出しがしやすいのが特徴。
上段にはお布団や衣類など「使う頻度が高いもの」かつ「取り出しやすいもの」を収納しておくとスムーズです。
逆に、下段は収納アイテムを出し入れする際にしゃがむ必要がある場所。
スーツケースや季節家電など、「使用頻度が低いもの」かつ「すぐに取り出せそうな軽いもの」を収納しておくのがおすすめです♪
衣装ケースを上段と下段に取り入れる場合は、以下のように選んでおくのがおすすめです。
上段に引き出しタイプを取り入れれば、チェスト代わりに使うことができます。
下段には他の季節に使う衣類を入れておけば、わざわざしゃがんで普段使うものを都度取り出す必要がなくなりますね。
冒頭でも触れた通り、押入れは奥に向かって広がっている収納スペース。
その分、前後にデッドスペースができやすいのが難点ですよね。
そのデッドスペースを解消するのにぴったりなのが、奥行きを活用した収納方法。
奥から使用頻度が低いものを収納し、前方に使用頻度が高いものを収納するようにすれば「あれ、どこに置いたっけ?」と探し回ることもなくなるはずです。
お布団と衣類を一緒に収納する場合は、奥にお布団、手前にハンガーラックを置いて衣類をかけておく…といった方法もおすすめです。
奥に広く、横幅も割と広めに設定されていることが多い押入れ。
もし戸が二つあり、左右に収納スペースがある場合は、左右で収納するものを分けておくとものが探しやすくなります。
例えば、左側にはシーズン別に使うもの、右側は毎シーズン使うものなど、使用頻度に応じて使い分けるのも良いでしょう。
季節ものの衣類を押入れに収納する方は多いかと思いますが、ブランドやメーカーが違うものを一緒に使うと統一感がなくなることも。
場合によってはデッドスペースができてしまうこともあります。
空間の無駄を無くし、見栄えをよくするなら、なるべくサイズやブランドは統一しておくのがベターです。
ブランドを統一して収納ケースを揃えたけれど、衣類のボリュームによっては空間に空きができることもあるかと思います。
そんな時は、空いた空間を「しまいたいけれどしまう場所がまだ定まらないアイテム」の一時保管場所として活用してみるのはいかがでしょうか。
その空間にぴったりマッチするケースやボックス、バスケットなどに一時保管したいアイテムを入れて置いておきましょう。
一時保管場所を設定しておくことで、収納する場所がないからとお部屋にアイテムをそのまま置きっ放しにしてしまうことがなくなります。
ただし、一時保管場所がいっぱいになってしまうのは避けておきたいところ。
「一時保管場所」なので「いつまでここで保管するか」の期限を決めておきましょう。
期限が来ても収納場所が決まらない場合は、収納したい場所のアイテムを 断捨離 してみるなど、収納場所を見つけておくのが大事です。
ここからは、ご自宅での押入れ収納に役立つ便利アイテムをご紹介します。
散らばりがちなものを、より機能的に押入れに収納できるものばかりですよ♪
もはや定番アイテムとも言えるキャリー付き衣類ケース。
キャリーがついていたら、押入れ下段でも使いやすいですね。
家族の衣類をまとめて整理して収納するなら、収納引き出しの前板部分に名前をラベリングしておくとわかりやすいですよ。
同じもののサイズ違いを組み合わせて使うのもおすすめ。
一列タイプのみを使えば、仕切りとして活用することも可能です。
キャリーがついているので、掃除の際にはまとめて取り出して再度収納するのも簡単ですね。
価格:4,619円(税抜)
サイズ:幅37cm × 奥行70cm × 高さ63cm(キャスター使用時)
※衣装ケースの関連記事: 衣装ケースのおすすめ10選!使いやすい衣装ケースを見つけよう♪
季節外の衣類を収納しておくなら、まとめて大型ケースに入れておくのが便利です。
こちらもキャリーがついているので、下段の奥に入れておき、手前側に普段使いの衣類を収納しておけば取り出しやすさがグッと変わってきますよ。
価格:2,301円(税抜)
サイズ:幅約44cm × 奥行約74cm × 高さ約35cm
押入れは縦に空間が伸びていることもあり、衣装ケースを取り入れたのは良いものの、上方にデッドスペースができてしまった…ということもよくあること。
上方にできたデッドスペースに役立つのが、こちらのような伸縮タイプのラックです。
このように、格段のスペースを縦に二分できるので、下段に衣類ケースやちょっとした家電を収納しつつ上段にお布団を収納することも可能に。
こちらのフリーラックのように天板部分に穴が空いているものなら、お布団を乗せても通気性がばっちり確保されます。
価格:1,920円(税抜)
サイズ:幅76.5cm~93.5cm × 奥行37cm × 高さ35・40cm(1台あたり)
耐荷重:30kg
こちらは押入れに入れて使うことができるハンガーラック。
伸縮するタイプなので、縦方向・横方向両方で使えるのが心強いポイントです。
横に網棚が付属しているため、衣類と一緒に収納しておきたい小物も近くに収納することが可能。
網棚の高さも変えることができるので、収納したいケースの高さに応じて自由にチェンジすることができますよ♪
価格:2,888円(税抜)
サイズ:幅46~76cm × 奥行59cm × 高さ87cm
ハンガーのみ使いたいという方には、こちらのような二列タイプのハンガーラックがおすすめ。
トップスを中心に収納できるので、トップス数が多い方にも使いやすいですよ。
縦のパイプは突っ張り棒も兼ねているため、衝撃でハンガーラックごと転倒・落下することがないのも安心できるポイント。
パイプのみで構成されており、余計なものが一切ついていないので、押入れの中をすっきりと見せることもできます。
価格:2,907円(税抜)
サイズ:幅46cm〜75.5cm × 奥行59cm × 高さ86.5cm
耐荷重:30kg
突っ張り棒も衣類収納に外せないアイテム。
少数の衣類のみをハンガーで収納しておきたい方におすすめです。
縦方向に突っ張ることができる伸縮タイプなら、奥行きに合わせてサイズを変えて縦方向におけば省スペースで衣類をハンガーごと収納するスペースを作りやすくなります♪
価格:1,952円(税抜)
サイズ:幅70cm〜120cm × 奥行10cm x 高さ75cm〜120cm
書籍やストック品、バッグなどのファッション小物も押入れに収納したい方におすすめなのが、こちらのようなキャスター付きラック。
引き出しはなく、全てオープンスペースで管理・収納できるため、細々としたストック品の管理・収納にぴったりです。
キャスター付きなので、重ための小物もここに収納しておけば、引っ張るだけで簡単に取り出すことができます。
山善 押入れ(クローゼット) 収納 ラックの商品情報
価格:4,185円(税抜)
サイズ:38cm × 77cm × 65cm
収納棚が欲しいけれど、あまり存在感があるのは…という方には、こちらのような軽量なワイヤーラックがおすすめ。
ワイヤーのみで作られているため、通気性を確保しておきたいアイテムの収納に最適です。
複数組み合わせて収納スペースを作れば、キューブごとにジャンルを分けて収納することもできます。
価格:2,254円(税抜)
サイズ:35.6cm × 35.6cm × 35.6cm(1キューブあたり)
1キューブあたりの耐荷重:5kg
意外と湿気がこもりやすい押入れ。
カビと湿気の対策を考えるなら、こちらのようなすのこはいかがでしょうか。
複数組み合わせれば、お布団もそのまま収納することができます。
壁際にもすのこを立てかけておくとさらに通気性をアップさせることも可能に♪
すのこも高めに設定してあるため、すのこを敷いたまま押入れの床を掃除機がけすることもできますよ。
価格:1,210円(税抜)
サイズ::幅37cm x 奥行74cm x 高さ7.1cm
ストーブや扇風機など、使う季節が限られた家電を押入れの下段に収納するなら、キャスター付きのキャリーボードはマストバイ。
上に重たさのある家電やストック品を置いておくと、好きなときに引き出して移動させることができます。
一般的な押入れの奥行きにぴったり合うサイズ感なので、扉の開閉も楽々。
こちらも作りがシンプルなので、上に乗っているものも確認しやすいですよ。
先ほどのオープン収納ラックだと管理が難しい、やや大型なアイテムの管理・保管におすすめです。
価格:1,764円(税抜)
サイズ:幅37cm x 奥行78cm x 高さ10cm
最後に、収納上手さんの押入れ収納アイデアをご紹介します。
アイテムをどう組み合わせるべきか悩んでいる方や、空間の有効活用にお悩みの方はぜひチェックしてみてください♪
スリムな収納ケースを端に置き、ハンガー用突っ張り棒を設置したら、あっという間に収納クローゼットの出来上がり!
耐荷重が多めの突っ張り棒があれば、重ためのコートなども複数引っ掛けることができます。
バッグもオープンラックを活用して使えば、複数のバッグを一箇所に収納することが可能に。
スリムな収納ケースは端から置いていきがちですが、こちらのようにあえて下段の真ん中に設置すれば、左右にジャンルを分けて衣類を収納することもできます。
収納つきの間仕切りとして活用すれば、空間をより有効活用できることでしょう♪
インテリアにこだわりのある方に中心に人気が高い「無印良品」の収納ケースは、ストレージ収納に特に人気のあるアイテム。
こちらのように、フタがないタイプの収納ケースをミニ棚に並べていけば、ごちゃごちゃしがちな小物もきれいに片付きます。
外から何が入っているか見えないため、見た目もよりすっきりとした印象になりますよ♪
価格:718円(税抜)
サイズ:約幅25.5cm × 奥行36cm × 高さ16cm
こちらは同じ無印の引き出しケースを使った押入れ収納例。
下段に引き出しを重ねておくとシンプルな押入れ内チェストのできあがりです♪
外から内容物が見えないタイプになっているので、ラベリングしておくとどこに何が入っているかすぐに確認できます。
価格:990円(税抜)
サイズ:幅37cm × 奥行26cm × 高さ17.5cm
※合わせて読みたい: 無印良品のおすすめ収納まとめ!おしゃれな収納アイテムを活用してお部屋を綺麗に
こちらは既製の棚をそのまま下段に収納した例。
これだけスペースが分かれていたら、小物もさらに収納しやすくなりそう。
目隠しとして使っているバスケットもナチュラルで素敵ですね。
こちらは、あえて押入れの戸を取り払ってオープン収納スペースとして活用している例です。
収納アイテムの質感や色合いまで全て統一されているため、収納用ケースが多くても雑多な印象に見えません。
押入れの扉はどうしても「和」の雰囲気が強くなりがち。
モダンインテリアのお宅の場合、どうしてもそこだけ浮いてしまうこともありますよね。
そんな時に役立つのがカーテン。
インテリアにマッチしたカラーのものを選んでおけば、自然に押入れの「和」の雰囲気をソフトにカバーすることができます。
戸ではなく、カーテンを使うことで、上段の引き出し収納ケースの上にお布団を置いていても、カーテンをさっと引くだけですぐにお布団が取り出せるのも良いメリット!
高さが限られている下段は、あえて子供服収納エリアにすると、小さくてもかさばりがちな子供服もきちんと収納できます。
スペースを持て余していたり、散らかってしまいやすいなど、収納やスペース活用を難しく感じがちな押入れ収納のコツやポイント、収納アイデアをご紹介しました。
アイテムや空間の癖を上手く利用して、気を抜くとすぐに溢れてしまう衣類やオフシーズンアイテムを収納しましょう♪
最終更新日 : 2021/12/03
公開日 : 2020/01/17