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カリカリとした触感が楽しく、優しい甘みが印象的なかりんとうは、花林糖と書かれることもある棒状の和菓子です。
一言でかりんとうというと焦げ茶色をした棒状のお菓子を思い浮かべるかと思いますが、現在では黒糖の蜜を絡めたものだけではなく、ナッツを絡めたものやメープル味、きな粉味などさまざまなフレーバーが楽しめるものが販売されています。
甘い蜜でコーティングされた下にあるのは、小麦粉を砂糖や水と一緒に練って棒状に作り上げた生地を揚げたもの。
一度揚げているからこそ、あのカリっとした心地よい食感が楽しめるんですね。
近年では、揚げた生地をさらに焼いてから蜜を絡めた、焼きかりんとうというものも発売されています。
かりんとうというと、お茶請けとして一般家庭で広く親しまれている庶民的な印象が深いです。
しかし、今では歴史ある老舗のかりんとうが高級和菓子として取り上げられたり、生地に野菜を混ぜたりしたユニークなものも売り出されています。
時には甘味だけではなく、ピリッと辛い大人のかりんとうを売り出している店舗もあるんですよ。
さらにパッケージ展開もこだわりを見せており、日本の歴史を感じるレトロなパッケージから女性の心を掴むキュートなパッケージまで、様々なものが揃っています。
かりんとうはオシャレで美味しいお土産として、広く親しまれるようになってきています。
東京都内にあるおすすめのかりんとう専門店を紹介していきます。
定番の黒糖から、面白い味のものまでさまざまなかりんとうを取り扱っていますので、興味が湧いたらぜひ実際に足を運んでみてください。
東京都内の中でも高級店の並ぶ街として有名な銀座。
ここにお店を構えるのが、東京のかりんとう専門店の中でも有名な店舗である「かりんとう たちばな」です。
東京には東京三大かりんとうと呼ばれているお店があり、こちらはその中の一店舗に含まれています。
創業はなんと1909年と100年を超えており、このかりんとうが広く長く愛されていることが伺えます。
有名なお店というと、支店を出店し他の地域でも購入できることが多いイメージですが、「かりんとう たちばな」はこちら1店舗だけ。
つまり、銀座のお店に来なければ購入することができない、貴重なかりんとうでもあるのです。
この特別感も「かりんとう たちばな」のかりんとうを有名にしている一つのポイントと言えるでしょう。
そして、肝心のかりんとうですが、こちらで扱っているかりんとうは2種類のみ。
「さえだ」は上品なうす橙色の色合いをしており、細い小枝のような可愛らしい印象です。
表面はつややかで触っても滑らか。
そして、口に運ぶと軽い食感とともに上品な甘さが口の中に広がります。
特別な人とお話しするときに、そっとお茶請けとして出して口に運びたい、品のある美味しさです。
もう一方の「ころ」は、「さえだ」と比べると食べ応えがありそうな見た目です。
口に運ぶとサクサクとした歯ごたえがあり、「食べている」感覚を存分に感じることができます。
甘さが控えめのため、普段甘いものを食べないという人でもぴったりの美味しさです。
パッケージは袋と缶の2種類から選ぶことができます。
丸缶は神社の鳥居を思わせる朱色でギフトにもぴったり。
金色で書かれた「かりんとう」の文字からも風情を感じます。
気品あふれるパッケージと、気取らない美味しさは、目上の人への贈答品としてもおすすめできる一品です。
住所:東京都中央区銀座8-7-19江安ビル1階
マップ: Googleマップ
電話番号:03-3571-5661
営業時間:11:00~19:00 ※土曜のみ17:00まで
定休日: 日曜、祝日
アクセス:東京メトロ銀座線ほか銀座駅より徒歩約5分
日本橋錦豊琳は、日本橋に本店を構える和菓子の専門店です。
現在は本店を含め国内で3店舗を展開し、かりんとうの他、おかきなどの和菓子を扱っています。
2016年から現在の本店のある日本橋小伝馬町に本店を移しましたが、創業は明治28年という古くから愛されている老舗です。
こちらのかりんとうの特徴は、なんといっても様々な種類が楽しめること。
定番の黒糖かりんとうはもちろん、様々なフレーバーのかりんとうが常にお店に並んでいます。
はちみつ醤油のあまじょっぱい風味のみたらしかりんとうや、お菓子の材料としてよく使われる紫芋を使ったむらさきいもかりんとうなど、同じ甘い味のかりんとうでも個性豊かな味が楽しめるため、飽きることがありません。
そして、注目したいのは「野菜かりんとう」「きんぴらごぼうかりんとう」など、野菜を使ったヘルシーなかりんとうがあること。
特に野菜かりんとうは5種類の野菜を使っており色合いも鮮やかで、机の上に出しただけでもお茶の間に彩を添えてくれます。
また、店舗限定のかりんとうや冬季限定のチョコレートがかけられた「ちょこかりんとう」のように限定のかりんとうもあるため、いつ足を運んでも何を選ぼうか目移りしてしまいます。
中身の透けたパッケージが並んでいる様も彩り鮮やかで、楽しくかりんとうを選ぶことができますよ。
住所:〒103-0001東京都中央区日本橋小伝馬町16-14
マップ: Googleマップ
電話番号:03-6661-1472
営業時間:9:30~18:30
定休日:日、祝、毎月第一土曜、最終土曜
アクセス:小伝馬町駅出口2から徒歩5分、馬喰町駅出口2から徒歩2分
浅草にあるかりんとう小桜は、前述した東京三大かりんとうの中の一つです。
浅草と言う下町情緒あふれる場所にあり、それにぴったりの品のある店構えをしています。
老舗ではありますが、店内は広く初めて来た人でも入りやすい雰囲気です。
こちらのかりんとうは小さめで、長さは3cm程度。
大きな口を開けなくても食べることができて、女性にピッタリの大きさです。
色合いも、通常想像するかりんとうの焦げ茶色の外見とは違い、薄茶色でヘルシーな色合い。
甘さもまた控えめで、途中で飽きることのなく、お茶請けにぴったりの大きさと風味です。
味の種類も複数あり、看板商品は「ゆめじ(細口)」。
さらに、カナダ産のメープルシロップを使用した「かえで(メープル)」や、お店の名前である桜を使用した塩入り桜入りの「さくら」など種類豊富に楽しめます。
嬉しいのは、7種類の味を小分けパックにして詰め合わせたセットもあること。
「少しずついろんな味を楽しみたい!」という時にぴったりの詰め合わせです。
また、ここ小桜が人気なのは、かりんとうの箱が包まれている包装紙にもあります。
紺色の地にはらはらと桜が散るデザインは、日本情緒を思わせる上品なもの。
そこに、濃すぎず控えめな薄桃色の掛け紐がかかった見た目は、誰もが一目見ればその品のある可憐さにうっとりしてしまうことでしょう。
お世話になった人への贈答品にはもちろん、海外からのお客さんへ渡すお土産としてもぴったりです。
住所:東京都台東区浅草4-14-10
マップ: Googleマップ
電話:03-5603-5390
営業時間:10:00~17:30
定休日:日曜
アクセス:浅草駅から徒歩約15分
浅草にある「かりんころん」は、かりんとうと豆菓子の専門店です。
オープンは平成24年と比較的新しい店舗ですが、そのこだわりある味に歴史が短いながらも注目が集まっています。
「かりん」の部分をかりんとうに見立て、「ころん」の部分を豆に見立てたモノクロのオシャレで可愛らしい看板が目印です。
こちらのかりんとうのバリエーションは、30種類以上と言う驚きの多さ。
定番商品の黒糖はもちろん、白糖や素材の甘みを生かしたサツマイモなど、細身で食べやすい形状の甘いかりんとうが揃っています。
豆菓子も同時に扱っているだけあって、蜜と一緒にピーナッツも散りばめた、香ばしさと一味違った食感が楽しめるかりんとうもありますよ。
また、甘みを前面に出したかりんとうだけではなく、おせんべいを思わせるような海苔風味のかりんとうや、お酒のおつまみにちょっと食べたいわさび風味のかりんとう、そしてなんと七味唐辛子の効いた辛さがアクセントの「ピリ辛きんぴらごぼう」というかりんとうもあるのです。
かりんとうを買いにちょっと寄ったら、いつまでも迷ってしまいそうなそんなラインナップが楽しいですね。
かりんとうだけではなく、デザイン性豊かなパッケージも注目する点の一つ。
和紙で作られたパッケージには浅草の観光スポットがデザインされており、見ているだけでも楽しくなってしまうもの。
かりんとうを食べ終わったあとに全部広げれば、デザインの全貌が明らかになります。
上質な紙で作られているため、食べ終わった後捨てずにブックカバーやラッピングペーパーとして使って楽しむのもおすすめです。
住所:東京都台東区浅草2-2-4
マップ: Googleマップ
電話番号:03-5830-2311
営業時間:9:30~18:30
定休日:年中無休
アクセス:地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン「浅草」駅から徒歩4分
つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩10分
店名の通り麻布十番に本店を構える麻布かりんとは、全国で16店舗を展開する人気のかりんとう専門店です。
赤い暖簾が掲げられた本店は、麻布十番らしいセンスあふれるスマートな店構え。
ちょっとしたお散歩のついでにも入りやすい雰囲気です。
麻布かりんとの一番の特徴はフレーバーの多さ。
様々な味を揃えたその数はなんと50種類以上と、一日一種類食べても1か月以上かけないと食べきれない多さです。
一番人気の「麻布かりんと」は、小さめながら太目の形状をしたかりんとう。
シンプルな黒糖味と思いきや、隠し味に黒ゴマを使っているため、甘くとも香ばしい味わいが楽しめます。
二番人気のきんぴらごぼうかりんとは、薄茶色くて細い本体にゴマが散っており、まるで本物のきんぴらごぼうのよう。
ほかにも一目見ただけではかりんとうだとはわからないような「うずまきかりんと」、「ねぎ」「ごぼう」「人参」「ショウガ」の4種類の野菜を使った冬季限定の「冬野菜かりんと」など、ユニークなかりんとうが沢山並んでいます。
また、パッケージもフレーバーに合わせた可愛らしいものが揃っています。
袋上のものもありますが、ころころとサイコロのように愛らしいキューブ状のものが特に可愛らしく、贈答品にぴったり。
種類の違うかりんとうがセットになっているものも販売していますよ。
公式サイトでのオンラインショップもありますので、都内に行くのが難しいという人でも自宅で購入することができて便利なのもおすすめな点です。
住所:東京都港区麻布十番1丁目7-9
マップ: Googleマップ
電話番号:03-5785-5388
営業時間:10:30~7:30
定休日:毎月第2火曜日
アクセス:
都営大江戸線「麻布十番」駅7番出口徒歩2分
東京メトロ南北線「麻布十番」駅4番出口徒歩3分
やまわきは、豊島区要町にあるかりんとう専門店です。
創業は昭和32年、その時から「素材そのものの美味しさを届けたい」というという思いを忘れずに、一本一本丁寧にかりんとうを作っています。
そのこだわりは、商品ごとに素材に配合を変え、蜜も一番相性のいいものを選んでいるというほど。
揚げる油や酸化防止剤を使わないなど、いつでも身体に良く、安心してたべられるかりんとうを作っているのです。
10種類以上あるやまわきのかりんとうの中でもおすすめなのは、創業以来その味を守り続けているという「鈴の音 黒糖かりんとう」。
特製の黒糖蜜がとろりと絡んだ一品は、まさに私たちがいつも想像する「かりんとう」の姿。
口に運ぶとサクサクと軽い食感で崩れていき、黒糖の風味豊かなコクが口いっぱいに広がります。
黒糖を使ったやまわきのかりんとうは他にも2種類あり、それぞれ、口どけの柔らかさをこだわりぬいた「くろかりんとう」、黒胡麻を練りこんだ生地を使い香ばしい美味しさも楽しめる「黒柳かりんとう」という名前で販売されています。
また、かりんとうという和菓子に、レーズンと言う洋風のスイーツを入れて作った四角い「レーズンかりんとう」は、レーズンの甘酸っぱさが口の中にひろがる贅沢な一品。
お茶だけではなく、コーヒーや紅茶にも合いそうな特別なかりんとうです。
店舗は池袋駅から二駅先の千川駅近くにありますが、オンラインショップもありますので気になる人は公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
住所:東京都豊島区要町3丁目21番6号
マップ: Googleマップ
電話番号:03-3957-6635
営業時間:9:30~17:30
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ有楽町線千川駅 1番出口より徒歩3分
湯島にあるかりんとう専門店「ゆしま 花月」は、前述した東京三大かりんとうの一つです。
ゆしま花月の始まりは昭和20年代初め。
先代女将が子供たちに向けて小さな駄菓子屋を作ったのが始まりとのことです。
子供に対する女将の優しさが、現代の美味しいゆしま花月のかりんとうを生み出したんですね。
ゆしま花月の特徴は、かりんとうの蜜に使っているのが黒砂糖ではなく、白砂糖だということ。
飴状になるまでじっくり白砂糖を煮詰め、それをかりんとうに絡めることによって、表面がまるで水晶のようにつやつやな、目にも麗しいかりんとうが出来上がるのです。
一つつまんで口に運べば、カリっとした耳に心地よい音と、サクサクとした触感が口の中に広がります。
その美味しさは、芸能人や落語家など数々の有名な人たちにも愛されるほどです。
また、ゆしま花月のかりんとうはパッケージも愛らしいことで有名です。
個包装の袋も、単衣をモチーフにしたデザインが施されており、貰えば思わず歓声を上げてしまいそうな愛らしさ。
こちらは年末年始限定で干支柄のものも販売されています。
また、贈答品にぴったりの丸缶入りのかりんとうは、朱色で上品。
中身を食べ終わってしまった後も、小物入れやお茶の葉を入れたりと色々活躍できそうです。
オンラインショップのほか、百貨店などの催事に期間限定で出店していることもあるため、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
住所:東京都文京区湯島3-39-6
マップ: Googleマップ
電話番号:03-3831-9762 FAX:03-3837-0611
営業時間:
月曜~金曜 9:30~20:00
土・日・祝 10:00~17:00
定休日:なし
アクセス:
JR 御徒町駅:徒歩5分 / 上野駅:徒歩10分
東京メトロ 銀座線 上野広小路駅:徒歩3分 / 千代田線 湯島駅:徒歩3分
旭製菓は、西東京市泉町に本社工場と直売店を構えるかりんとう専門店です。
他には西東京市や埼玉県川越市などの8店舗を展開しています。
創業は大正13年。
横浜に生まれてから荻窪に移動し、そして西東京市に本社工場を構えました。
この引っ越しは、安心して食べられる安全なかりんとう造りを考えての移動だったとのこと。
美味しい水や、オリジナルブレンドの小麦粉など、納得できる味のかりんとうを作り続けているのです。
旭製菓のかりんとうには様々な種類がありますが、その中でも特におすすめなのが、第24回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した「こゆきかりんとう」。
甘く美味しい一口サイズの黒糖かりんとうに、ザラメをまぶしたこゆきかりんとうは、見た目の通り、雪を散らしたような愛らしい見た目です。
他にも黒ゴマを散らした、ごま大学かりんとうなど、ちょっとした3時のおやつに食べたいかりんとうが揃っています。
アクセスは西武池袋線の保谷駅から徒歩14分と少し歩きますが、同じく保谷駅にあるエミオ内2階にも店舗を構えていますので、歩くのが大変という方はそちらで購入するのもおすすめです。
住所:東京都西東京市泉町5丁目16-3
マップ: Googleマップ
電話番号:042-421-4156
営業時間:8:30~18:30
定休日:年中無休
アクセス:西武池袋線保谷駅から徒歩14分
お年寄りも若い人にもその素朴な味が愛されているかりんとう。
定番の黒糖だけではなく、チョコがけのものや野菜入りなど、小さな子供でも美味しく食べられるラインナップになっています。
また、パッケージも彩り豊かでデザイン性が高いものが増えてきており、友達への手土産として持って行くのもおすすめです。
自分へのちょっとしたお菓子に、大切な人への贈り物に、東京都内の様々なかりんとう専門店で気に入ったかりんとうを選んで味わってみてはいかがでしょうか。
公開日 : 2020/01/04