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プレママになったばかりの方に役立つ、出産までの流れをご紹介します。
まず、プレママが過ごす「十月十日(トツキトオカ・トツキトウカ)」は、大きく3つの期間に分けられます。
妊娠が判明したときから出産まで、何をいつまでにしておけばいいのかをチェックしましょう。
妊娠4か月までの「妊娠初期」と呼ばれる期間は、身体の変化が少しずつ起こり、つわりのピークを迎える人も多くなります。
急な体調の変化やつわりのせいで、不安を抱えてしまうプレママさんも少なくはありません。
この時期は赤ちゃんがしっかりと育つための大切な準備時期でもありますので、ママはとにかく無理をせず、出来る限りゆっくり過ごすように心がけましょう。
生理が遅れていると気付いたり、大好きだった食べ物が食べられなくなったり、臭いを受け付けなくなったりすることがあります。
やたらと胸がムカムカするというような、いつもと違うことが続くと感じたら、それは妊娠しているという体からのサインかもしれません。
普段から生理の周期が一定で規則正しい人の場合、生理開始予定日よりも1週間以上遅れている場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。
しかし、それだけで「妊娠している」可能性を見極めるのは難しいでしょう。
まずは現状の体調やライフスタイルを見直して、それでも「もしかして」と思うようであれば、早めに産婦人科を受診することをおすすめします。
薬局やドラッグストアなどで販売されている「妊娠検査薬」を使って、自分で妊娠の可能性を調べることも可能です。
そうとはいえ、市販の検査薬で妊娠反応が出た場合も、異所性妊娠(子宮外妊娠)などの異常妊娠の可能性があるので安心はできません。
正常な妊娠かどうかは医師に相談してもらう必要があるため、やはり必ず産婦人科を受診するようにしましょう。
産婦人科を受診し妊娠していることが判明すると、現段階の「推定妊娠週数」「出産予定日」について教えてもらうことができます。
余裕があれば、どこの産婦人科で出産するのかについても早めに決めておくことをおすすめします。
産院によっては、妊娠が判明してから早い時期に分娩予約が必要な場合もあります。
妊婦健診だけは自宅や職場から通いやすい産婦人科でも良いですが、出産時はママの実家近くの産婦人科にする「里帰り出産」や、人気のある産婦人科にしたい方もいると思いますので、なるべく早めに決めて予約をしておかなくてはなりません。
昨今では、オープンシステム・セミオープンシステムを導入している病院もあります。
このシステムでは、妊婦健診は近くの産婦人科で行い、分娩は病院や周産期センターで行うという、分娩の安全性と妊婦さんの利便性を保ちながら、それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担が可能となります。
このようなシステムを利用したケースも増えてきていますので、いざというときに分娩先が決まっていないということにならないようご注意ください。
この時期、産婦人科に健診に行くのと同じぐらい大切なことは「母子手帳」を交付してもらうことです。
母子健康手帳は、住んでいる地域の自治体の役所で受け取ることができます。
母子手帳は、お子さんを育てていく上でママにもお子さんに重要なものとなります。
成長や健康の記録、受けた妊婦健康診査や出産後の乳幼児健康診査、予防接種の接種状況がこの一冊にすべて凝縮されることとなるのです。
母子健康手帳があれば、何かあったときにかかりつけ医でなくてもママの妊娠の状態が判ることから、万が一の時に備えて常に携帯することを推奨します。
また、母子健康手帳には妊娠期から始まり、出産後の乳幼児期にかけての知っておきたい知識や大切な情報が書かれています。
妊娠中の注意点なども書かれていますので、受け取ったらきちんと目を通しておきましょう。
十月十日と言われる期間にママが食べた物や過ごした日々は、全ておなかの赤ちゃんに影響を及ぼします。
食べた物は赤ちゃんの体を作るために使われますので、バランスの良い食事と生活を心掛けましょう。
これは赤ちゃんのためだけでなく、ママの健康を損なわないためにも大切なことです。
しかし、妊娠初期は「つわり」が辛いママも多く、嗜好の変化や、吐き気や嘔吐などの症状で思うように食事が摂れないママもいます。
そのような場合は無理をせず、食べられるときに食べられるものを少しずつ摂るようにしましょう。
また、つわりのときでも脱水にならないように水分摂取は心がけてください。
お酒や喫煙については「できれば」ではなく、必ず辞めるようにしましょう。
特に喫煙に関してはお腹にいる赤ちゃんに深刻な影響を及ぼすこととなりますので、妊娠が判ったら「あと1本…」と思わず禁煙する必要があります。
ご主人や同居のご家族に喫煙される方がいる場合も「受動喫煙」による影響がありますので、ママの近くで吸わないよう気を付けてもらいましょう。
その他、タバコやお酒だけでなく、コーヒーや紅茶、日本茶などに含まれているカフェインも過剰に摂取することは避けてください。
カフェインはお腹の中にいる赤ちゃんに影響を与えますので、1日に1~2杯程度までにとどめるか、ノンカフェイン(デカフェ)のものを選ぶようにしましょう。
さらに、生ハムや生魚など「生もの」の摂取も気を付けた方がよいかもしれません。
妊娠中は免疫力も低下しやすく、食中毒を起こしてしまう可能性もあるため、加熱処理された食材を摂取するようにしましょう。
つわりが落ち着いていれば、マタニティ用品を準備するチャンスです。
妊娠4か月に入る頃になるとお腹も少しずつ膨らみ始め、いつも履いているスカートやパンツが入りづらくなります。
そうなったら、無理せずにマタニティ専門のウェアを取り入れていきましょう。
最近は機能性やデザイン性も向上し、マタニティ向けとは分からないアイテムまで登場しています。
さらに、妊娠中は乳腺が発達し、通常のブラジャーでは合わなくなりますので、マタニティー専用の締め付けないゆったりとしたブラジャーを選ぶようにしましょう。
また、お腹が大きくなるにつれて、腰痛などのマイナートラブルも現れやすくなります。
妊婦帯やマタニティーガードルなどの着用をすることで腰への負担を軽減することもできます。
そして、妊娠初期は心身ともに不安定な時期でもあります。
お仕事を続けている場合でも、できるだけ休む、ゆっくり過ごすということをを忘れないでください。
不安になることも多いと思いますが、産後もお仕事を続けるかどうか、続けるためにどうするかなどもこの時期からゆっくり考えていきましょう。
※合わせて読みたい: マタニティブラはいつから着ける?選ぶ時のポイントや時期別のおすすめアイテムを紹介
安定期と言われる5か月を超えると、つらかったつわりも嘘のように落ち着くママも増えてきます。
お腹がふっくらして、妊婦さんらしい体型になってきて、このくらいの時期から胎動を感じるようになります。
また、この時期のイベントといえば「戌の日」の安産祈願が有名です。
12日に一度巡ってくるの「戌の日」。
この「戌」とは、みなさんもよくご存じの「干支」の十二支の中にいる「戌(犬)」のことを指します。
お産が軽く、一度にたくさんの仔犬を出産する戌にあやかって安産を祈願を行います。
「戌の日」の安産祈願については、お住まいの地域やご家庭のしきたりがそれぞれ異なる場合もありますので、事前に確認しておくといいでしょう。
最近ではあまり形式にこだわらず、気軽に安産祈願をするイベント的に考えられている節もありますので、ちょっとしたイベントとして安産を祈願してみてはいかがでしょうか。
安産祈願に行った際にさらしの腹帯を授与してもらえる神社もありますが、妊婦自身での着用が多少難しい場合があります。
さらしを巻く際は、家族に手伝ってもらうか、着用方法について産院に相談しても良いでしょう。
また、最近はいろんなメーカーから簡単に着用できる腹帯や妊婦帯などが揃っています。
腰痛や冷え予防として、そういったものを着用しても良いですね。
※合わせて読みたい: 戌の日の安産祈願におすすめな東京都内の神社5選!安産祈願を行う際のポイントも解説
美容室や歯医者に通うなど、妊娠中期の安定している時期におすすめです。
むしろこの時期にぜひ終わらせておきたいのが「歯の治療」です。
未処置の虫歯がある状態や、口腔清掃が行き届いていないと、ママだけでなくお腹の赤ちゃんにも影響があります。
妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりなどによる食生活の乱れ、つわりなどによる不十分なオーラルケアなどにより、ママ自身が虫歯や歯周炎を引き起こすだけでなく、早産や低出生体重児のような出産や胎児に悪影響を与える可能性があります。
また、子どもが生まれた後は歯のケアも念入りにする気力や体力も無くなりますし、そもそも治療に通うのはほぼ無理です。
そう考えると、体調が安定する妊娠中期はうってつけです。
妊娠中にホルモンバランスの影響で唾液の分泌量が減るので、口の中の自浄作用が低下し、虫歯や歯周病にかかりやすくなるリスクもあります。
安定期となる妊娠中期に入ったら、虫歯や不具合がなくても一度歯医者に健診へ行くことをおすすめします。
お腹が大きくなると、歯医者さんや美容室の仰向けの体勢になる椅子がきつくなることもあるためできるだけお早めに。
また、歯医者さんに受診する際は母子手帳を持参し、必ず妊娠していることを事前に伝えておきましょう。
この時期になると、通っている産婦人科で「両親教室」や「母親教室」が開催され、出産時や産後に必要なものを教えてもらえたり、心づもりを学ぶことができます。
それらを参考にしながら、少しずつ赤ちゃん用品を揃えていきましょう。
妊娠後期を迎えるとお腹がさらに大きくなり、動きづらくなります。
体調が落ち着いている間に産褥用品や赤ちゃん用品を揃えることをおすすめします。
大物となる「ベビーカー」や「チャイルドシート」「寝具」などは、早めに比較検討しておき、実物を見に足を運んでおくと良いでしょう。
上手に中古品やレンタルを取り入れたり、周りの方に譲ってもらえるものがないかを調べてみるのもおすすめです。
赤ちゃん用品については以下でもお伝えしますが、すぐに使うものを中心に最低限揃え、必要に応じて買い足すようにすると良いでしょう。
ママは産後なかなか外に買い物には行けません。
そのため、今のうちに家族と一緒に買い物に出かけ、出産・育児用品がどこに売っているのかわかるようにしておくと安心ですね。
妊婦健診や医師の判断など、問題がなければ積極的に体を動かしたり、ストレス発散できる何かを行いましょう。
つわりが落ち着いてくると、食欲が増すというママもいます。
体重管理が緩やかに抑えられるよう、適度な運動も大切です。
運動する前には、運動しても問題がないか必ず医師に確認をしましょう。
今日は調子がいいなと思えば積極的に散歩に出たり、赤ちゃんグッズを見に行ったり、イベントに参加して妊婦仲間(マタ友)を見つけるのも良いでしょう。
映画館や美術館、おしゃれなカフェなども、産後は何年もいけないケースも珍しくありませんので、この時期をどんどん楽しんでください。
お腹の中にいた赤ちゃんに会えるのももうすぐになり、ドキドキしてきますね。
仕事をしているママはこの頃から産休に入り、いよいよ出産に向けて準備していく時期になります。
妊娠後期になると、お腹がさらに大きくなり動きづらくなってきます。
また、お腹が大きくなることで、頻尿や腰痛、寝苦しくなる、疲れやすくなるなど、妊娠中のマイナートラブルも出現しやすくなる時期です。
体調が優れている時は散歩に出かけたり、適度な運動も良いですが、無理せずにゆったりと過ごしながら赤ちゃんを迎える準備を整えていきましょう。
この二つが妊娠後期に早めにしておいた方がいいことです。
お医者様に告げられた「予定日」はあくまでも「予定」ですので、妊娠後期にもなるといつお産が始まってもおかしくないと思っておく方が賢明です。
退院したら赤ちゃんがすぐ過ごせるスペースの確保、ウェアや肌着などの水とおし、お部屋のカーテンやエアコン、空気清浄器のフィルター掃除など、意外にやることは多いので、チェックリストを作って旦那さんと一緒にクリアしていきましょう。
忘れがちなのが赤ちゃんグッズを置くスペースや、汚れた物の一時置き場を確保しておくことです。
また、赤ちゃんの目線で部屋をチェックし、危険な部分がないかを確認しておきましょう。
並行して行いたいのが入院準備です。
産婦人科から入院時に必要なものを書いたリストをもらったら、すぐにでも準備に取り掛かりましょう。
万が一、自分で荷物を持ち出せない場合を考慮して、荷物はできるだけ1つにまとめておくようにし、玄関先などの一目瞭然な場所に置いておけばいざというとき便利です。
持ち物や荷物の置き場については、旦那さんやお母さんに共有しておくと良いでしょう。
妊娠後期になったら、母子健康手帳・健康保険証・診察券・印鑑・タクシー代などに使える現金を1つのポーチにまとめて、外出する時は常に持ち歩くように心がけてください。
マタニティマークも、カバンの中で構いませんので持っていると安心です。
また、里帰り分娩のママは帰省するタイミングをあらかじめ分娩先の産院に確認し、家族と相談しておきましょう。
時間に余裕をもった一番楽な交通手段を選び、家族に付き添ってもらって帰省するのが良いです。
最近では新型コロナウイルスの影響で帰省後2週間待機など、受診の際に制限される場合がありますので、受診時期などは産院に早めに確認しておくようにしてください。
妊娠・出産の情報を集めていると、あれもこれもと欲しくなってくるものですが、本当に必要なものかどうかを見極めて準備するようにしましょう。
時期によって必要になる物も異なりますので、そのあたりにも十分注意してください。
母子手帳はケースに入れておかないとボロボロになります。
診察券や保険証、貰ったエコー写真を一時的に入れておくなど、用途に合わせたものをチョイスすると良いでしょう。
ポケットが多いものや、エコー写真を入れておくなら透明のポケットがある物など、実際に手に取って確認することをおすすめします。
プレママ向けのサプリメントは各メーカーから沢山販売されています。
葉酸やカルシウム、鉄分など、妊娠中に必要となる栄養素は食事だけでは補いきれないこともありますので、サプリメントで補助的に摂取するのもおすすめです。
※合わせて読みたい: 【薬剤師が解説】葉酸の効果はプレママさん必見!葉酸の効果的な摂取方法と厳選サプリ4選
中期に入る前頃にはマタニティ用のインナーが必要となりますので、初期の終わり頃には準備をしておきましょう。
出産間近まで使えるサイズ調整がしやすいものや、洗濯後乾きやすいものなど、機能性を重視して上下それぞれ3~4枚程度あると良いでしょう。
季節によっては冷えを防ぐためにガードルや腹巻・腹帯も必須です。
腹帯は大きくなってくるお腹を支えるため、着用することで腰への負担を減らせるため、腰痛予防にも効果的です。
できるだけマタニティ専用のものを取り入れる方が快適に過ごせます。
お腹が大きくなってくると、気になるのが妊娠線です。
そのためには、早い段階からの保湿ケアが重要となります。
マタニティ専門のものでも構いませんが、天然由来の成分のものであれば、市販のメーカーやブランドのボディクリームでも問題はありません。
せっかくならストレス解消や気分転換ができるような好みの香りのする物や、使い心地の良いものをチョイスするすると良いでしょう。
ただし、香りによっては子宮の収縮を促す作用があるものもありますので、妊娠中の使用が問題ないものを選ぶようにしましょう。
妊娠中期頃になると、今まで着ていた洋服では対応しきれなくなってきますので、マタニティ専用のウエアにスライドしていきましょう。
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育児に必要なものは季節によっても、赤ちゃんの大きさや成長によっても変わってきます。
準備するものは必要最低限で問題ありません。
不足する場合は、その都度買い足す程度で問題ありません。
短肌着(50cm 3枚/60cm 2枚)または長肌着(50~60cmを2~3枚)
ツーウェイオール(50~70cmを2~3枚)
「ツーウェイオール」とは足の部分のボタンを留め方を変えることで筒状の「ドレス」のようにしたり、ズボンのようにして「カバーオール」としても使えるものを指します。
おむつ交換をするのにも大変便利です。
お祝いにもらえることも多いので数は少な目にした方が良く、スタイに関してはガーゼハンカチをたくさん用意しておくと代用できて便利。
帽子やミトンは、新生児期は必要な子にだけ用意すれば問題ありません。
どちらも外にしていくものではなく、体温温存や爪で顔を傷をつけないための防止アイテムとして扱われます。
皮膚が薄い生まれて間もない赤ちゃんは、肌が弱い子もたくさんいます。
洗濯は大人と赤ちゃんのものとで分けて、専用洗剤を使って洗うようにします。
新生児の間だけでも、赤ちゃん専用の洗剤を使って肌着や衣類を洗ってあげる方が良いでしょう。
哺乳瓶や新生児用の乳首、洗浄キットなど、ミルクが必要な赤ちゃんの場合は準備が必要です。
ただし、哺乳瓶などは母乳の分泌状況などによってはすぐに使わないこともあるため、急いで準備する必要はありません。
念のため、1セット準備しておき、産後に必要であれば買い足しても問題ありません。
母乳をあげている場合は授乳クッションや母乳パッドも必要ですが、母乳パッドはガーゼハンカチやハンドタオルでも代用可能です。
搾乳機や授乳ケープは必要に応じてなので、最初から用意しておく必要はありません。
最低限のものを一式準備しておくのが理想的です。
ベビーベッドやベビー布団はレンタルも可能です。
季節に応じて調整しやすいものをチョイスすれば良いでしょう。
布団セットの敷布団やマットレスは、事故防止のために固めの物を選ぶようにしてください。
掛布団ではなく、タオルケットやブランケット(バスタオルでも可)の方が臨機応変に対応しやすいです。
防水シーツは長く使えるので、あると安心なアイテムのひとつです。
まくらは無くても問題ありませんが、気になるようであれば折りたたんだタオルでも代用できます。
おくるみにもなるような、赤ちゃんを丸ごと包み込み「スリーパー」も寒い季節には重宝します。
夏場には背中に差し込んでおくと汗取りをしてくれる、ガーゼの汗取りパッドが便利です。
ベビーベッドやハイローチェア、スイングチェアー、バウンサー、ベビーサークルなどは、新生児期には無理に用意する必要はありません。
すぐに必要になるのは「紙おむつ」と「おしりふき」です。
おしりふきは、お尻を拭く以外にも使えますので、沢山あっても問題ありません。
紙おむつにしてもおしりふきにしても、最初は最低限の数を準備し、肌にストレスがかからないようであればまとめ買いすると良いでしょう。
おむつは新生児用を使う時期はあっという間に過ぎてしまいますので、1パック購入して様子を見て買い足すのがベストです。
新生児のうちはおむつの上から履く「おむつカバー」は無くても問題ありません。
布おむつでなければ「ライナー」や「専用洗剤」も必ずいるわけではないです。
布おむつでも紙おむつでもあると便利なのは、密閉しておける容器です。
蓋つきのバケツでも、専用のダストケースでも使い勝手の良いものを選びましょう。
生後1か月はベビーバスなどで沐浴を行います。
爪切り、ベビー用綿棒、バスタオル(2枚程度)、ガーゼハンカチ(10枚程度)は必ず用意しておきましょう。
ベビー用ソープは全身使えるもので、プッシュすると泡が出るタイプが使い勝手がよくおすすめです。
お子さんによってはお風呂上がりのローションやベビーオイルが必要な場合がありますが、気になるようであれば退院前に病院で相談してみてから用意しましょう。
体温計や鼻吸い器、ベビー用のくしやブラシは追い追い用意していけば大丈夫です。
歩いておでかけの方はベビーカーや抱っこひも、車移動の方はチャイルドシートを用意しておきましょう。
全て新生児用に対応しているものを用意しておいてください。
多くのものが、新生児期が終わればそれぞれの時期に対応した形に変化します。
おもちゃはお祝いで貰えることが多いため、外出時に特化したものを最初から買っておく必要はありません。
忘れてはいけないのが、マザーズバッグです。
赤ちゃんとの外出はとにかく荷物が増えます。
沢山荷物が入って使い勝手の良いものがおすすめです。
その点、マザーズバッグは用途をよく考えて機能的に作られているため重宝します。
※合わせて読みたい: マザーズバッグの選び方!マザーズバッグに入れたいアイテム&おすすめバッグ10選
妊娠後期には入院に向けた準備をしていきましょう。
これ以外には季節によっては気軽に羽織れるカーディガンや、冷やさないための靴下、コップやゴミ袋にできるビニル袋など、一般的な入院に必要と思われるものをカバンに入れておくと良いでしょう。
ウェットティッシュやガーゼのハンカチもあると非常に便利です。
病院で支給されるものもありますが、足りない場合もありますので臨機応変に対応し、足りなければご家族に買ってきてもらうなどすると良いでしょう。
プレママと、プレママになりたいあなたへ。
プレママの十月十日についてご紹介しました。
赤ちゃんを迎えるために女の人はおよそ10か月間かけてママになっていきます。
その間にできること、しておいてほしいことをまとめておきましたので、ぜひ参考にしてください。
お腹に宿った命を慈しみながら、今だけしかないプレママライフをエンジョイしてくださいね。
監修:医療法人社団都筑会 つづきレディスクリニック 吉岡 範人
1978年生まれ。千葉県出身。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。
同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。
16年間の医局勤務中、約2年間にわたりカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学。
がんの研究に従事。
2019年に事業を引き継ぐ形で つづきレディースクリニック の院長に就任。
その後、自らの発案で訪問医療を新たにスタートさせる。
産婦人科における医療脱毛の提唱、スポーツ選手や受験生への低用量ピルの普及など枠に捉われない多角的な医療サービスを促進し、大きな注目を集めている。
監修:助産師 遠藤 真由実(えんどう まゆみ)
助産師11年目。
岡山大学卒業後、助産師として大学病院産科病棟勤務を経て不妊治療専門クリニックでの経験を積み、幅広い分野での知識を身に着ける。
現在は二児の母であることを活かし、つづきレディスクリニックにて一般婦人科診療から医療脱毛の施術まで幅広い女性のライフステージの看護に従事している。
最終更新日 : 2021/10/19
公開日 : 2018/12/18