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椿の花から抽出して作られた植物性のオイルです。
数あるオイルの中でも健康に良いとされていて、その歴史も長いことから、「東洋のオリーブオイル」とも呼ばれています。
美容アイテムとしては、数年前まで敏感肌や年配の方など特定の人々に使われているイメージがありましたが、近年ではヘアサロンのような流行の最先端をいく場所でも話題に上ることが多くなりました。
軽めのテクスチャーなので、きちんと保湿をしながらもベタつかないのが特徴です。
椿油はとてもポテンシャルの高いオイルで、それぞれの使い道で高い効果を発揮します。
さらに、ほぼ無臭なのでシーンを選ばずに使うことができるのです。
調理用として売られている椿油は、コレステロール値が上がりにくい健康的な油として、ヘルシー志向の人たちの間で使われています。
香りがあまり強くないので、オリーブオイルのように単体でソースのように使うことはあまりありませんが、フライパンに敷いたりコンフィのようにお肉を漬け置きするのに適しています。
また、お菓子作りでバターの代わりに椿油を入れると、より身体に優しいスイーツにもなります。
保湿美容液や、クレンジングオイルとして使うことができます。
椿油に含まれるオレイン酸が作用して肌馴染みが良いので、お肌の表面を包むだけでなく、しっかりとお肌の内側まで成分が浸透します。
クレンジングオイルとして使う場合は、ケミカルなオイルとは違い、クレンジング後にオイルを落とすための洗顔をする必要がないので、お肌への負担も軽減することができます。
椿油の定番の使い方といえば、髪の毛へ保湿です。
ベタつきにくいので、どんな髪質にも合い誰でも使いやすいのが人気の理由です。
最近では、ノンシリコンシャンプーやトリートメントがトレンドになっていることもあり、シリコンの代用として植物油を使う人も増えています。
シリコンはツヤやまとまり感を出すために使われていましたが、人工的に作られる物質で身体にあまり良くないといわれるようになったため、天然の物質でも同じような効果を得られる椿油に注目が集まっているのです。
頭皮ケアは、保湿やリンパの流れ、血行をよくすることが最大の目的です。
クリームでは難しい頭皮のケアには、オイルが適しています。
さらに、頭皮と顔のお肌は繋がっていることから、頭皮ケアアイテムにはお肌に使っても大丈夫な素材を使うのが基本とされていますが、椿油ならお肌も喜ぶ頭皮ケアに最適なアイテムなのです。
具体的に、椿油でどんな風にお手入れを行えば良いのか詳しく解説していきます。
手の平に数的の椿油を垂らし体温で温め、手のひら全体に薄く伸ばしたら、顔に優しくつけていきます。
伸びが良いのでつけすぎないようにしましょう。
このとき、コットンにつけてから顔につけていっても大丈夫ですが、化粧数よりも吸着力が強い椿油はコットンの中にとどまりやすく、お肌につく量が少なくなってしまいます。
コットンへ出す椿油の量を、気持ち多めにするようにしましょう。
逆に、量の調節が難しいという方にはおすすめな方法と言えます。
1日1回、乾燥する季節は2回を目安にお手入れすると良いでしょう。
お風呂上がりのようにお肌が温まっているときがベストなタイミングです。
手に出した500円玉大の椿油を、反対の手の指先ですくい、メイクした場所を優しくなぞっていきます。
くるくると円を描くように手を動かしていくとメイクが落ちやすく、お肌への負担を最小限に抑えることができます。
リンパを流してむくみをとるためのフェイスマッサージをする際の、潤滑剤として使うことができます。
上を向き、多めの椿油をおでこ、頬、顎に垂らしたら、垂らした点を起点に優しくマッサージをしていきましょう。
最後に、首から鎖骨にかけてリンパを流すと、顔全体がすっきりします。
椿油と聞いたとき、多くの人が髪の毛のケアを想像するのではないでしょうか。
それもそのはず、昔から日本人の髪の毛と椿油の相性は良いとされ、様々な世代の人に愛用されてきた歴史があります。
自分の髪の毛にあった使い方を見つけて、カスタマイズできるのも特徴です。
柔らかく毛が絡みやすい人は、少し薄めてから軽くつけていきましょう。
コシとハリのある髪の毛になり、絡みにくくなります。
スプレー式のボトルに詰め替えて、霧吹きのようにして吹きかけてもコントロールしやすいのでおすすめです。
一方で、髪の毛が硬く乾燥してまとまりにくいという方は、原液のまま薄く手に伸ばし、手ぐしをするようにつけていきます。
保湿力が高いので、毛先までつけることでしっとりまとまり感のある髪の毛になります。
いずれも保湿効果だけでなく髪の毛に栄養を与える効果もあるので、洗い流さないトリートメントとしても使うことができます。
普段使っているシャンプーに入れてよく混ぜたあと、いつものように髪を洗うことで、オリジナルシャンプーを作ることができます。
髪の乾燥がひどい方だけでなく、身体のことを思ってノンシリコンのシャンプーにしたけどまとまらなくて困っているという方にもおすすめです。
泡が立ちにくくなりますが、手で優しく頭皮をマッサージするように洗うだけで、汚れはちゃんと落ちていきます。
気になる方はシャンプーを多めに使いましょう。
外出する前に椿油をつけることで、強い紫外線から髪を守ることができます。
乾いた髪に原液を薄くつけていくのは少しテクニックが必要なので、水で薄めて霧吹きをすると簡単です。
外出前に時間がないという方は、入浴後にトリートメントとして椿油を使うだけでも髪をコーティングしてくれるので効果的です。
椿油の揮発性は低いので、外出時にもバリア効果は持続してくれています。
頭皮を保湿することでフケを予防、または改善することができます。
指先に椿油をつけたら毛をかき分け、トントンと頭皮につけていきましょう。
お風呂上がりなど、頭皮が湿って柔らかいタイミングがベストです。
髪の毛がベタつくのが嫌な場合は、分け目にだけ椿油をつけていき、ヘアブラシ等で梳かしながら周りの地肌には薄付きするようにすると見た目への影響が少なく済みます。
頭皮マッサージも保湿同様に、お風呂上がりのように頭皮が湿っているタイミングが理想です。
椿油はマッサージをする際の潤滑油のようにして使います。
軽く指を立てたら、頭のリンパを流すように優しく頭皮を揉んでいきましょう。
リンパが流れることで血流もよくなり、頭皮環境がよくなることで生えてくる毛の状態もより健康的になります。
さらに、頭皮と顔の皮膚は繋がっているので、顔色がよくなるといった効果も見込むことができ、健康と美容の両方の観点からとてもおすすめのマッサージです。
ひどいお肌の乾燥にも椿油がおすすめです。
敏感肌向けではないので、特に乾燥が気になる際の救済アイテムとして用意しておくと良いです。
椿油の原液をそのままお肌に塗り込んでいってもいいですし、ハンドクリームなどと混ぜで使ってもお互いに作用を高め合ってくれます。
冬場などの寒い季節は、しっかりとお肌に馴染むように手で温めながらつけていくようにしましょう。
クリームに練りこんでおけば、外出先でも乾燥が気になったタイミングでさっと塗ることができます。
むくみをとるためのマッサージや、ヒーリング効果のあるマッサージを行う際の、マッサージオイルとして使うことができます。
椿油の原液の方が滑りが良いので、そのまま手にとって使いましょう。
完全に乾燥している肌には馴染みにくいこともあるので、お風呂上がりをはじめお肌が湿って柔らかいときにやるのがおすすめです。
ここでは、椿油が使用されているおすすめグッズを紹介します。
長崎・五島産ヤブ椿を100%使用した商品です。
昔ながらの玉締め製法による一番搾り椿油で、 添加物・化学薬品は一切使われていません。
香ばしいナッツのような香りがあるのが特徴です。
価格:3,999円(税込)
容量:100ml
フルーティーで芳醇な味わいの商品です。
桜島の椿油は、火山灰の影響で農作物が大変な被害を受けてたときに「椿油で地域を元気にしよう」という人々の願いから、たくさん植えられるようになった歴史がある商品です。
あっさり軽い風味なので、パスタの仕上げや、魚介料理やドレッシングなどに「生」でそのままの使用することができるのが特徴です。
価格:2,160円(税込)
容量:180ml
椿油の定番、本島椿の商品です。
昔から変わらずに愛され続けているパッケージデザインからも、その信頼の厚さを伺うことができます。
価格:1,181円(税込)
容量:118ml
椿油の独特の匂いと色を取り除いた商品です。
お肌になじみやすく酸化もしにくいので、スキンに安心して使うことができます。
椿の生産量日本一の島「としま」で収穫した化学肥料・化学農薬不使用の椿実を、島内で搾油から精製、瓶詰めまで行い、使いやすい椿油に仕上げられています。
価格:1,750円(税込)
容量:75ml
驚くほどにしっとり感が続くヘアケア・スタイリングシリーズ、ウテナの商品です。
うるおい成分と植物オイルのW効果で、特にパサついた髪もしっとりとまとまります。
このヘアクリームは、椿油と3種のうるおい成分を配合した濃厚うるおい処方で、特に髪をつやつやに仕上げてくれます。
価格:676円(税込)
容量:150g
マルチに使える椿油は、一本持っておくだけで全身をケアすることができます。
旅行でも、スキンケア用・ヘアケア用とたくさんのプロダクトを持っていく必要がないので、とても実用的です。
外見だけでなく中からも美しくなるための成分を含む椿油で、トータルケアをしてみませんか?
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公開日 : 2019/03/02