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鏡開きの由来やお家でのやり方は?鏡餅のおすすめの食べ方や、鏡開きをするときの注意事項も解説






日本にはお正月飾りとして鏡餅を飾る風習があります。
一定期間飾ったあとは鏡開きをしてお餅を食べますが、由来やマナーを知らず、「毎年の恒例行事として何気なくやっていた」という方も少なくないのでは?

鏡開きには、良い1年をスタートさせるための大切な意味が込められています。
鏡餅を飾るだけでなく、ひとつ残らず食べきるまでが一連の習わしです。

本記事では鏡開きの由来や時期、自宅での鏡開きの方法、やってはいけない行為やおすすめの調理方法などを解説します。
鏡開きを正しく行い、神聖な気持ちでお正月を迎えましょう。

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【目次】鏡開きの由来やお家でのやり方は?鏡餅のおすすめの食べ方や、鏡開きをするときの注意事項も解説

 

鏡開きとは

鏡開きの由来

鏡開きをする時期はいつ?

樽酒を開ける“鏡開き”との違いは?

お家でできる鏡開きのやり方

基本の鏡開きの手順

鏡餅が乾燥している場合

鏡餅の乾燥が足りない場合

パック入りの鏡餅の場合

鏡開きでやってはいけない3つのNG行為

1. 鏡餅を切ること

2. 鏡餅を飾り続けること・捨てること

3. 松の内が明ける前に鏡餅を食べること

鏡開きで使ったお餅のおすすめ料理

お雑煮

おしるこ

おかき・かき餅・揚げ餅

お餅ピザ

明太餅チーズサンド

 

鏡開きとは

 

 

鏡開きとは、お正月の間に神棚や家族が集まる場所などに飾っていた鏡餅を下げ、1年の無病息災を祈りながら食べる行事のこと。

 

古くから日本では「鏡には神様の力が宿る」と考えられており、丸い鏡とよく似た形の鏡餅は、年神様がやってくる居場所だとされていました。

 

鏡餅を年神様の依り代として飾ったあとは、鏡開きをして残さず食べることで年神様の力を体内に授かります。

さらに、「健やかで幸多い1年になりますように」と願ってお正月にひと区切りをつけるのです。

 

鏡開きの「鏡」には平和や円満、「開き」には末広がりという縁起のいい意味が込められています。

鏡餅には年神様の魂が宿るとされていることから、「切る」「割る」など壊すことに通じる縁起の悪い言葉は使いません。

 

また、固くなった鏡餅を食べることで、「丈夫な歯で長生きできますように」とお祈りする意味もあるようです。

 

鏡開きの由来

 

 

鏡開きの由来には諸説ありますが、もともとは室町時代や江戸時代の武家社会の風習から始まった行事だと言われています。

 

武家では床の間に飾られた具足(甲冑)に「具足餅」というお正月の鏡餅をお供えする風習がありました。

お正月が明けた1月20日頃に具足餅を下げ、木槌で割ってお雑煮にして食べる「具足開き」が現代の鏡開きにつながっているようです。

 

なお、1月20日だったのは20日=はつかが「刃柄」に通じ、これを祝うことで武運長久(武士の戦いにおける勝敗の運命)を祈願していたとされています。

 

その後、20日が徳川家3代将軍・徳川家光の月命日として武家の間では忌日となったため、大名諸家が蔵開きを行う1月11日に具足開きが行われるようになりました。

 

鏡開きをする時期はいつ?

 

鏡開き 日にち

 

鏡開きは、お正月に年神様をお迎えしている「松の内」が明けた後に行うのが通例です。

地域によって松の内が明ける日付が異なるため、鏡開きを行う日付にも差があります。

 

  • 東日本や九州:1月7日に松の内が明け、  1月11日  に鏡開きを行う。
  • 西日本:1月15日に松の内が明け、  1月15日または20日  に鏡開きを行う。
  • 京都府および近隣の一部地域:1月4日に松の内が明け、  1月15日  に鏡開きを行う。

 

鏡餅以外の正月飾りを先に下ろしても、鏡餅は松の内の間飾ったままにしていてOKです。

各地域の習わしに沿って鏡開きを行いましょう。

 

樽酒を開ける“鏡開き”との違いは?

 

 

結婚式(神前式)や開店祝い、創立記念などの場で大きな樽酒のフタを木槌で割り開き、参列者でお酒を酌み交わす行事も「鏡開き」と言いますよね。

 

樽酒のフタも鏡餅と同じように丸い形をしており、かつて酒屋さんでは「鏡」と呼んでいました。

また、鏡餅と同じく原料がお米であるお酒は、神様へのお供物でもある神聖な飲み物でした。

 

ゆえに樽酒の鏡開きは、鏡に見立てたフタを開いてお酒を飲むことで神様の恩恵を授かり、幸福・健康・ますますの成熟を祈願するお祝い事として行われるようになったのです。

 

どちらの鏡開きも、新たなスタートや節目に幸せをお祈りする行事という点で共通しています。

 

 

お家でできる鏡開きのやり方

 

飾っていた鏡餅の状態や種類によって鏡開きの手順は少し異なります。

いずれの場合でも自宅で簡単に行えるので、構え過ぎずにお正月ならではの風習を楽しみましょう。

 

基本の鏡開きの手順

 

自宅で鏡開きを行う際はまず鏡餅を飾っていた場所から下ろし、表面についたホコリなどをふきんなどを用いて丁寧に払い落とします。

このとき、鏡餅に宿っていたとされる年神様に感謝の気持ちをささげながら行うのがポイントです。

 

次に鏡餅を食べやすい大きさに分けて調理し、1年の幸せを祈りながら食べましょう。

 

鏡餅が乾燥している場合

 

 

飾っていた鏡餅が乾燥して固くなっていた場合は、木槌や金槌を使って食べやすい大きさに叩き割ります。

少しずつ叩いてヒビを入れ、小さく分けられたらさらに手で食べやすいサイズに分けていくのが良いでしょう。

 

割った際に粉々になった欠片が出てくるので、散らばらないように新聞紙などで包んでから割ると◎

破片も捨てないように気を付けて、余さずに食べてくださいね。

 

鏡餅の乾燥が足りない場合

 

 

鏡餅を飾っている期間が短いと、水分が抜けきらずカチカチに固まりきっていないこともあります。

木槌や金槌で割れない場合は手でちぎってOKです。

 

手でちぎるのが難しい場合は、水に数時間〜半日ほど浸けて柔らかくします。

すぐに食べたいならお湯に浸すか、耐熱容器に鏡餅とお湯を入れてラップをかけ、電子レンジで様子を見ながら加熱しましょう。

 

鏡餅が柔らかくなったら、火傷に注意して食べやすい大きさにちぎってください。

 

パック入りの鏡餅の場合

 

 

最近は真空パックに入った鏡餅や、個包装されたお餅が中に入った飾り用の鏡餅など便利な商品も販売されるようになりました。

「気軽に文化を楽しみたい」「手間をかけられない」という方々に人気で、鏡開きの際にこれらを選択する人も増えています。

 

真空パックや個包装のお餅の調理方法は、パックごと沸騰したお湯に入れるなど各商品によって異なります。

商品詳細をよく確認して指示に従いましょう。

 

 

鏡開きでやってはいけない3つのNG行為

 

日本の伝統的な風習である鏡開きには、やってはいけないとされる行為がいくつかあります。

 

せっかく行うなら、ルールやマナーを守って正しい手順で取り組みたいものです。

新年に良いスタートを切るために、次の3つのポイントをチェックしておいてくださいね。

 

1. 鏡餅を切ること

 

 

鏡開きは木槌や金槌で“割る”のが正しい方法で、包丁などの刃物を使って“切る”行為はNG。

 

縁起の良い食べ物である鏡餅を切る行為は縁切りを連想させるため、「縁起が悪い」と考えられているからです。

鏡開きの由来である武家社会の具足開きにおいても切る=切腹を連想させるので、やってはいけない行為だとされていました。

 

また、年神様が宿るとされている鏡餅に刃物を向ける行為は失礼にあたります。

刃物でない木槌や金槌で、力いっぱい叩かず少しずつ叩き割りましょう。

 

ただし、鏡餅に生えているカビがふきんなどで落としきれない場合は、出刃包丁などを使ってカビの生えた部分を削り取ることもあります。

大切なのは年神様に感謝しながら丁寧に扱う意識です。

 

2. 鏡餅を飾り続けること・捨てること

 

 

先述の通り、鏡開きは松の内が明けたあとに行います。

期間を過ぎてもいつまでも飾ったまま食べないで置いておくのは、家に来てくださった年神様に対して失礼な行為です。

 

また、鏡開きをしたあとのお餅を残したり捨てたりする行為もNG!

割ったときに出た小さな欠片も含めて、家族の無病息災を祈ってすべて食べるようにしましょう。

 

欠片はお雑煮やお味噌汁、うどんなどの汁物に入れて煮込むと食べやすいですよ。

 

3. 松の内が明ける前に鏡餅を食べること

 

 

鏡餅を長期間飾り続ける行為はやってはいけないことですが、反対に松の内が明ける前に食べることも望ましくありません。

 

鏡餅は年神様がお正月の間に宿る依り代です。

松の内が明ける前に鏡開きをしてしまうと、年神様の居場所がなくなってしまいます。

 

適切な鏡開きの日が来るまで、大切に飾っておきましょう。

 

 

鏡開きで使ったお餅のおすすめ料理

 

鏡餅はお供えして、開き、食べてこその伝統行事。

鏡開きをしたあとのお餅は固くなっておりそのまま食べるのは難しいので、きちんと調理して美味しく、小さな欠片まで残さず食べましょう。

 

最後に定番のお雑煮やおしるこに加え、「毎年食べていて少し飽きてきた」という方のためにお餅のアレンジレシピもいくつか紹介します。

 

お雑煮

 

 

鏡開きしたあとのお餅は大根やニンジン、ネギなどのお野菜と一緒にお雑煮にしましょう。

 

お味噌の種類や具材は地域によって異なります。

味付けは京都を中心とした近畿地方では白味噌仕立て、東日本と近畿以外の西日本ではすまし汁仕立てが多いですね。

 

甘いものが苦手な方や、お正月気分を味わいたい方にピッタリのメニューです。

 

おしるこ

 

 

おしるこも鏡開きの料理として非常にポピュラーです。

 

おしるこにしてお餅を煮込むことで、粉々になった欠片まで残さずに食べられます。

お好みで塩昆布を添えたり、栗の甘露煮を入れたりとアレンジを楽しんでもOK!

 

また、小豆には魔除けや邪気払いの意味合いがあります。

鏡開きとダブルで無病息災をお祈りできますよ。

 

おかず以外の活用法を探している方や、三ヶ日でお雑煮に飽きてしまった方におすすめのメニューです。

 

おかき・かき餅・揚げ餅

 

 

固いお餅を一口大に割って油で揚げるだけで、かき餅になります。

先に下味をつけても、揚げてからお好みで塩や醤油をまぶしても良いでしょう。

 

サクサクの揚げたてを食べるのも美味しいですが、冷ましておいたカリカリのかき餅をおやつやおつまみとして楽しむのも◎

 

ちなみにかき餅の「かき」は、手や木槌で鏡餅を「欠き」割る行為に由来しています。

 

お餅ピザ

 

 

鏡開きをしたあとのお餅は洋風メニューへのアレンジもできます。

 

市販のピザ生地にお餅とピザソースとチーズ、お好みでトマトやベーコンなどの具材をトッピングして焼けば、お餅ピザの出来上がり♪

ピザ生地は餃子の皮でも代用できます。

 

餃子の皮を使う場合は、お餅や具材を小さくカットしてください。

 

また、お餅自体をピザ生地として使う方法もあります。

フライパンにお餅を敷き詰め、上からピザソースや具材をトッピングして焼けば完成です。

 

どちらの場合でもびよ〜んと伸びるお餅とチーズの組み合わせを楽しめますよ。

 

明太餅チーズサンド

 

 

お餅ピザでお餅とチーズのコンビを気に入ったら、明太餅チーズサンドにもトライしてみてください♪

 

焼いたお餅に、薄皮を取り除いた明太子とチーズを一緒に乗せるだけの簡単レシピです。

明太子の辛さとチーズのまろやかさがちょうど良く絡み合ってクセになります。

 

食パンやサンドイッチに乗せてホットサンドメーカーで焼くと、さらに満足感のあるメニューになりますよ。

 

 

鏡開きは日本のお正月に欠かせない伝統ある風習です。

鏡餅をどのように食べるかだけでなく、これを機に意味合いについてもじっくり考えてみてくださいね。

 

年神様の恩恵を受けて、健やかで幸せな1年を送りましょう♪

 

※年始 行事の関連記事:  お年玉はいくら渡すべき?年齢別の相場金額や歴史、渡す時期、マナーなどを解説


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