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お年玉はいくら渡すべき?年齢別の相場金額や歴史、渡す時期、マナーなどを解説






子どもの頃は、お正月が近付くと「もうすぐお年玉がもらえる!」とワクワクしましたよね。
大人になると、今度は自分が子どもたちや親戚の子たちにお年玉を渡す側になります。

初めてお年玉を渡すときは金額やマナーが分からなかったり、そもそもどのようにして誕生したのか知らなかったりと、疑問や不安が色々と浮かんでくるものです。

本記事では、お年玉の由来・文化や渡し始める年齢、渡すときのマナーや年齢別の金額相場などを解説します。

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【目次】お年玉はいくら渡すべき?年齢別の相場金額や歴史、渡す時期、マナーなどを解説

 

お年玉とは

お年玉はいつから渡すもの?

お年玉を渡す時の5つのマナー

新札の紙幣を渡す

ポチ袋に入れて渡す

お札は三つ折りにする

目上の人やその子どもには贈らない

喪中には渡さない・受け取らない

お年玉の金額の相場は何円くらい?

 

お年玉とは

 

お年玉とは

 

お年玉とは、お正月に子どもに渡すお小遣いのこと。

三ヶ日(1月1日〜3日)、遅くても鏡餅や門松を飾っている松の内(1月1日〜7日、地域によっては15日まで)の期間中に渡します。

 

現代ではお金を贈るのが一般的ですが、かつては当時希少価値の高かったお餅が配られていました。

 

そもそも「お年玉」という言葉の由来は、年末年始に五穀豊穣を祈って祀られる神様・歳神様にお供えしていた丸い鏡餅である「御歳魂」。

お供えした後、家長が家族や奉公人に歳神様の魂がこもったお餅を分け与えることで、1年を無事に過ごせて豊作にあやかれるとされていたのです。

 

また、1年の最初に目上の人からもらう=賜るものという意味の「年賜」から「お年玉」という名前になったという説もあります。

 

 

お年玉はいつから渡すもの?

 

お年玉はいつから渡すもの?

 

お年玉を渡し始める年齢について正式な決まりは存在しません。

お金がどういうものか理解し始める幼稚園・保育園や小学校に通い始めてから渡し始める人が多いようです。

家庭によって異なるため、家族・親戚同士で話し合って決めることをおすすめします。

 

赤ちゃんや幼児のうちは、お金ではなく品物を贈る方法も。

おもちゃや絵本、お菓子などを代わりにプレゼントすると喜ばれますよ。

 

また反対に、何歳まで渡すかという点も悩むポイント。

お年玉は「子どもに渡すもの」とされているため、一般的に大人だと認識される大学生、または社会人になると渡さなくなる家庭が多いようです。

 

 

お年玉を渡す時の5つのマナー

 

お年玉には、入れるお金の扱い方や渡す対象などマナーがあります。

知らずにマナー違反をしてしまうと、せっかくお年玉を渡したのに相手の気分を害してしまうことも…

 

お年玉のマナーをしっかり押さえて、1年のスタートを気持ちよく切れるようにしましょう♪

 

新札の紙幣を渡す

 

新札の紙幣を渡す

 

お年玉で渡す紙幣は新札(未使用の真新しい紙幣)を渡すのがマナー。

新札は銀行や郵便局の窓口で両替してもらうことで手に入ります。

金融機関の窓口は年末年始の休業が決まっているため、できるだけ早めに準備しておきましょう。

 

急に親戚や友人の子どもに会うことになったなど、新札を用意できなかった場合は手持ちのお札でもOK。

このとき、折れたりシワになったりしていないキレイな紙幣を選ぶようにしてくださいね。

 

ちなみに、最近はキャッシュレス決済の普及やコロナ禍で親戚の集まりが減ったなどの理由から、現金を渡す以外の方法でお年玉を贈る人も増えています。

決済アプリでお金を送る、ギフトカードをEメールで贈るといった方法がありますよ。

 

ポチ袋に入れて渡す

 

 

お年玉を渡すときは紙幣をそのまま手渡すのではなく、ポチ袋に入れて渡します。

昔は懐紙(白い薄紙)に包むのが一般的でしたが、最近ではさまざまなデザインのポチ袋が使われるようになりました。

 

ポチ袋の空いたスペースには「◯◯へ」と渡す相手の名前を書いたり、「今年も元気で過ごしてね」などのメッセージを入れたりしてもOKです。

 

ポチ袋がない場合は、ティッシュペーパーで包むなどして、裸で渡さないように気を付けてください。

 

お札は三つ折りにする

 

 

ポチ袋はサイズが小さいため、紙幣は折りたたんで入れる必要があります。

肖像画がある表面の左側3分の1を山折りし、次に右側3分の1を左側にかぶせるように山折りする三つ折りが一般的です。

 

三つ折りにできたら上下が逆さにならないように気を付けながら、封を開けてお札を取り出したときに肖像画が見えるようにポチ袋に入れます。

 

硬貨を入れる場合も、絵柄と漢数字が印字されている表面が最初に見えるように入れてください。

 

目上の人やその子どもには贈らない

 

 

先述の通り、お年玉はもともと歳神様から家長へ、家長から家族や奉公人へ配分されていたもの。

そのため、基本的には目上の人が目下の人へ贈るものであり、この反対は失礼に当たるのでNGとされています。

目上の人本人はもちろん、その子どもに対しても同様です。

 

「上司が自分の子どもにお年玉をくれたからそのお返しがしたい」といったケースなど、目上の人にどうしてもお年玉を渡したい場合は、現金以外のものを渡すようにしましょう。

 

代用品として図書カードや食事券、商品券などが挙げられます。

お子さんのいない方に贈る場合は手土産でもOKです。

 

ちなみに、子どもから親へお年玉をあげるのもマナー違反。

お正月に親へお金を渡したい場合は「御年賀」として渡すようにしてください。

 

喪中には渡さない・受け取らない

 

 

身内に不幸があった場合、故人の死を悼む期間=喪中にはお祝いごとや贅沢を避けて身を慎むのがマナー。

喪中の期間は故人との関係性によって異なりますが、3ヶ月〜12ヶ月ほどです。

 

喪中にはお正月飾りやおせち料理といったお年賀に関連することは行わず、一般的にはお年玉も渡したり受け取ったりしません。

 

「子どもが毎年お年玉を楽しみにしているから渡したい」というような場合は、お年玉ではなくお小遣いとして渡すようにしましょう。

また「おめでとう」の言葉は避けるなどの配慮も必要です。

 

 

お年玉の金額の相場は何円くらい?

 

お年玉の金額の相場は何円くらい?

 

お年玉の相場は年々少しずつ高くなっているのだそう。

核家族化が進み、お年玉をあげる人が少なくなったからかもしれませんね。

 

最近のお年玉の相場はおおよそ次の通りです。

 

  • 未就学児:〜1,000円
  • 小学校低学年:1,000円〜3,000円
  • 小学校高学年:3,000円〜5,000円
  • 中学生:5,000円前後
  • 高校生:5,000円〜10,000円
  • 大学生:10,000円〜、または0円

 

学年が上がるたびに金額を増やすのが一般的ですが、子どもの人数が多い家庭だと金額を統一している場合もあるようです。

 

金額を決めるときは、「死」や「苦」を連想させる4や9が入った金額は避けるのが◎

また、親戚や友達同士でお年玉を交換するような形になる場合は、不公平感が出ないように周囲と相談しつつ金額を合わせるようにすると良いでしょう。

 

 

お正月シーズンは、子どものころにお年玉をもらっていたことを思い出しますよね。

自分が渡す側になった際はお年玉の由来やマナーを知っておくことで、より気持ちを込めて贈れるかもしれません♪

 

 

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