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食器を洗ったとき、使った鍋やフライパンを洗ったとき、さっと水を切るために用意されている「水切りかご」。
いつも使っているため、無いことを想像したことはないのかもしれません。
しかし、水切りかごは意外にかさばる物で、貴重なキッチンスペースをひっ迫させてしまうのです。
洗った物を置く一時的なスペースである水切りかごですが、実は結構汚れていることにお気付きでしょうか。
水受けの役割を持つ水切りかごのトレイも、こまめに洗ってあげないとカビの温床となりかねません。
また、ステンレスのものではなくプラスティック製の水切りかごを使用している場合は、包丁やフォークなどの先が尖っている物や、ちょっとした食器の角でコーティングが傷つき、そこにカビが生えることもあります。
そう考えると、水切りかごはかなり汚れているもののだと認識しておかなければならないでしょう。
ただ、大抵がかなりの大きさとなる水切りかごを小まめに洗うのはとても大変です。
調理の後片付けや、食器の後片付けのときに、洗った物を一時的に置いておく水切りかごですが、意外と食器をそのままにしていませんか?
気が付けば、水切りかごからコップを取り出して飲み物を飲んだり、次の調理を再開したりしてはいないでしょうか。
洗った食器や調理器具が常にキッチンに放置されているというのは、生活感に溢れてしまいシンプルライフから縁遠くなってしまいます。
見た目的におしゃれなステンレス製の水切りかご。
掃除もしやすいので、プラスティック製のものよりは扱いやすくおすすめではあります。
しかし、ステンレス製の場合は、何気なく食器を置いたときに割ってしまったり、傷をつけてしまうことが珍しくありません。
特にガラス製品は、慎重に扱わないと傷が付きやすいです。
酷い場合は水切りかごの中でひび割れたり、砕けてしまうこともあります。
それではいよいよ「脱・水切りかご」と題し、水切りかごを使わない方法についてご紹介していきます。
水切りかごを使わない生活を行うためには、「洗う」+「拭く」+「しまう」の3ステップを体に染み込ませる必要があります。
洗ったらすぐに拭いて片づける、この3つの流れを体に叩き込んで習慣付けることを心掛けましょう。
水切りかごがなくなると、重ねたり立てて置いておくことができなくなりますので、自動的にすぐ片付けないと食器が溢れてしまいます。
これをチャンスと捉えて、すぐに片づけるようにする、小まめに洗い物をするようにすれば、常にキッチンが片付いている状態を目指すことができるでしょう。
もちろん、5~10分程度置いておくことで、水切りができて拭きやすくなります。
これぐらいは水切りかごの特性である「一時置き場」としての役割を果たしてくれますので、うまく取り入れていくと良いでしょう、
水切りかごを使わないのであれば、まずは身近にあるもので代用してみてください。
余っているもらい物のタオルや、引き出しに眠ったままのてぬぐいなどがあれば、水切りかごの代用が可能です。
大判のものがあれば、使い勝手も良くおすすめです。
薄手のものやリネンのものであれば、使った後もすぐ乾いて衛生面でもおすすめです。
何枚かもっていればローテーションさせて使用することができ、汚れやにおいが気になったら酸素系の漂白剤につけたりすれば、色落ちや柄が薄れたりせず、また気持ちよく使うことができるでしょう。
素敵なデザインのふきんやティータオルを集めてみてもよし、同じ色で統一してシンプル化を目指すもよし。
吸収力の強いクロスを使えば、洗った後の食器から出る水で、辺りがびしょ濡れになるのを抑える効果もあります。
100円ショップでもキッチングッズのお店でも取り扱っていて、素材やデザインが豊富で選ぶのも楽しいですよ。
最近SNSで注目を集めているのが、バスマットで知名度が一躍アップしている「珪藻土」を使ったマットです。
ダイソーの300円商品として販売開始され、Instagramをはじめ口コミで広がっています。
ふきんやてぬぐいでは、シンクが濡れやすいことがデメリットとしてあげられますが、珪藻土は吸水力の高さが売りです。
ふきんや手ぬぐいとは違い、直接乗せても布の繊維が食器につくことがありません。
使用した後はさっと洗って立てかけ、干しておけばOKなので、お手入れも簡単です。
珪藻土以外にもパルプ繊維を使用したものなど、様々なものが発売されいます。
「北欧デザイン」がお好きな方には「スポンジワイプ」もおすすめです。
スウェーデンで誕生した「スポンジワイプ」は、一見頼りなさそうに見えますが、元の重さの10倍以上の水分を吸収することができる優れものです。
大判のサイズのものもあるため、食器が多い方も重宝します。
使い終わったら軽く絞って吊るして置けばすぐ乾きます。
デザインが豊富でプレゼントにもおすすめです。
使い終わったらくるくる巻くことができる「水切りラック」もおすすめです。
本格的に水を切って欲しいと思うタイプの方には、必要なときにさっと取り出してシンクの端にセットすればOKな、水切りラックはうってつけです。
シンクの端に取り付けるタイプにすれば、洗った物でシンク周りが水浸しになることを防げます。
終わったら軽く水分を切って拭いた後、棚の中などに直してしまえば見た目もすっきり。
出しっぱなしにしないで済む形状が人気です。
水切りかごはあると便利ですが、手入れや管理が大変です。
気が付いたらカビだらけになっていたり、ぬめりがすごいことになっていると、健康に害を及ぼす可能性も出てきます。
水切りかごのスペースが開くことで、ワークスペースが増えるのは嬉しいポイントです。
色々なものを置くスペースができれば、調理もしやすくなりますし、家事の時短にもつながります。
また、お気に入りのふきんやクロスを使えば、家事がより楽しく捗るようになるかもしれません。
最終更新日 : 2022/04/01
公開日 : 2019/01/24