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ムダ毛処理のお悩み解決&現役脱毛サロンのスタッフに聞いたおすすめの対処法
Q1. ムダ毛処理すればするほど、毛が濃くなっている気がする…
Q2. ムダ毛処理が面倒くさくておざなりにしているとチクチク肌に…どうしたらいい?
Q3. 自分でムダ毛処理すると肌が荒れてしまった…カミソリ負けしてもムダ毛処理続けていい?
Q7. ムダ毛処理の種類が多すぎてどれがいいのかわからない…。
Q8. レーザー脱毛や医療脱毛で毛が薄くなってきたけど、完全になくすことはできないの?
Q9. ムダ毛処理をすると、毛穴のブツブツが気になるのだけどどうしたら良いの?
ムダ毛処理をするにはいくつかの方法があります。
種類によって、乾いた肌に直接使えるものや、一度処理すると次の毛が生えづらいもの、皮膚の負担が少なく処理できるものなど様々です。
ここからは、ムダ毛処理の方法を特徴も含めて詳しくご紹介します。
ムダ毛処理方法の一つが「電気シェーバー・電気カミソリ」です。
ドライシェービングであるこれらは、肌が乾いた状態で行える手軽さが特徴で、使うシチュエーションを選びません。
また、どれも持ち運びしやすいコンパクトサイズのものがほとんどで、ポーチに忍ばせておけば出先でも気になったときに使えるのが売り。
シェービング用のクリームや水分を必要とせず、効率的かつ利便性に優れているのが魅力的です。
比較的肌への負担が少なめのアイテムですが、過度な敏感肌の方はジェルを塗った上で剃れる防水性のものがおすすめです。
T字カミソリなど使い捨てのものに比べると初期費用が高く、使用時にはコードを使ったり充電したり、電池交換が必要など、使用時や維持に手間がかかります。
ただ、ムダ毛処理は長期的に行うものなので、コスパ自体は良いと言えるでしょう。
処理方法は、機械の先端に取り付けられた細かい網目状の刃がムダ毛をキャッチして剃るというものです。
先ほどもご紹介したように、ドライシェービング仕様なので、使用前に保湿する必要はありません。
肌への負担が少ないとはいえ、極力傷つけないよう毛流れに沿って剃るようにしましょう。
剃ったあとの肌はとても敏感になっているため、しっかりとクリームでアフターケアも忘れずに行ってくださいね。
※合わせて読みたい: 保湿をはじめあらゆるスキンケアの味方!ホホバオイルの魅力や使い方を解説
使い捨てタイプのムダ毛処理の方法が「T字・L字カミソリ」です。
T字・L字カミソリは、2枚刃や3枚刃がむき出しになっているため、肌を十分に保湿してから行うウェットシェービングが基本。
T字カミソリは、ヘッドが小さいものだと顔の小鼻や鼻下などピンポイント使いすることができ、ヘッドが大きいものだと足や背中といった広範囲に使うことができます。
L字カミソリは折りたたみできるタイプで、伸ばした状態を見てI字カミソリとも言われています。
細かい場所のムダ毛処理におすすめです。
はじめにクリームや乳液を十分に塗布し、その上から剃っていきましょう。
入浴中に剃る場合、水分や泡を使えば良いと思われるかもしれませんが、できればクリームでしっかりと安定力のある膜を張るのがおすすめです。
ウェットシェービングのアイテムは、刃がむき出しになっているのが特徴で、皮膚に直接刃が当たってしまいます。
そのため、皮膚が傷つきやすく、あるべき角質まで根こそぎ取ってしまうこともあります。
角質を除去しすぎてしまうと、乾燥しやすくなりせっかくムダ毛処理をしても乾燥でかさついてしまいます。
刺激を抑えたい方は、3枚刃以上の刃数があるタイプを選ぶと、処理力が分散され低刺激でケアできますよ。
T字・L字を使った場合は、処理後、しっかりと保湿し肌環境を整えてあげましょう。
自宅にいながら本格的なムダ毛処理をできるのが、「除毛クリーム・ローション」と「脱毛ワックス」です。
「除毛クリーム・ローション」は洗い流すタイプで、「脱毛ワックス」は塗って固めて一気に剥がすタイプなので使い方は異なります。
ここでは、それぞれの使用方法をご紹介します。
除毛クリーム・ローションは、以下5つの手順に沿って使用します。
除毛クリームは医薬部外品のため、初めて使用する場合にはパッチテストを行いましょう。
少量の除毛クリームを除毛したい部分につけ、時間を置いてから洗い流します。
24~48時間後に肌に異常(赤味・痛み・かゆみなど)がないことを確認できれば使用OKです。
脱毛クリームでの除毛効果は、個人差はありますが3日~1週間ほど。
毛が太くて濃いめの方の場合は、1週間に1回、除毛クリームでのお手入れが必要になります。
除毛ワックスを使用するためには、ワックス剤に絡める長さの毛が必要です。
そのため、1ヶ月以上あけて毛が伸びてから処理をしてください。
除毛ワックスは、以下4つの手順に沿って使用します。
ポイントは、シートを剥がすときに時間をかけて剥がすと余計痛みが出やすいため、勢いを付けて瞬時に剥がすこと。
また、皮膚がたるんでいると皮膚が一緒に引っ張られて上手に抜けないことがあるので、脱毛部分は肌をピンと張るのがベターです。
処理後は肌のバリア機能が低下しているため、他の処理法と同様にしっかりと保湿してあげましょう。
ムダ毛処理を卒業したい…という方には、病院で行う「レーザー脱毛・医療脱毛」や、サロンで行う「光脱毛」がおすすめです。
レーザー脱毛とは、特定の色を検知する特殊レーザーを当て、除毛する処理法のことを言います。
毛根細胞をレーザーの力によって破壊するため、半永久的に剃ることから解放されるのが最大の魅力です。
一度処理すると長期間脱毛効果が長続きするのに加え、仮に次の毛が生えてきたとしても細くなったり目立たなくなります。
知識・経験豊富な医師や看護師のもとで施術が行われるので、肌トラブルが起こりにくくリスクが低いのが特徴です。
ただし、レーザー脱毛にもデメリットがあります。
上記のように、通うにはある程度の縛りがあることを頭に入れておく必要があります。
一方、光脱毛は「フラッシュ脱毛」とも呼ばれている脱毛方法で、カメラのフラッシュのような光を照射して毛根に熱ダメージを与えます。
この光は毛に含まれるメラニン色素に反応することから、肌へのダメージを抑えつつ、毛にダメージを与えることができるのです。
サロンによっては個室ではなく、カーテン1枚で仕切られた大部屋で施術を行うところもあります。
個室を希望される方は、事前に確認してから治療を付けるようにしましょう。
光脱毛は痛みをあまり感じることなく脱毛をしたいという方に向いていますが、レーザー脱毛と比較すると施術回数が多く、長期間通う必要があるのがデメリットです。
ムダ毛処理の基本的な方法を知ったところで、ここからはムダ毛処理をするときに知っておきたいいくつかのポイントについてご紹介していきます。
日常的に行うムダ毛処理の中で、疑問に思うポイントも合わせて解説。
現役の脱毛サロンスタッフに聞いたおすすめの対処法を知り、正しく快適なムダ毛処理を行いましょう。
A. 基本的に元より濃くなることはありません。
ムダ毛処理において、除毛は皮膚から出ている部分の毛を切り取るということです。
つまりは、T字カミソリや電気シェーバーに関しては毛根から処理するというわけではないので、濃さや太さが変わることはありません。
沿ったあとの毛は、カットし細くなっているため、伸びてくると毛の表面積が広くなっているように見えたり、濃くなっているように見えることもあります。
一方で脱毛サロンや医療脱毛での施術は、毛根から改善していくため、回数を重ねるごとに視覚的に薄くなっているのを実感できるはずです。
A. 医療脱毛か脱毛サロンに行くべし。
日常的に除毛をしていて疲れる、もしくは面倒くさいという方は、半永久的に効果が継続するレーザー系の脱毛がおすすめです。
人によっては頻繁にセルフ処理を続けることによって、角質が剥がれて乾燥が悪化したり、処理時の摩擦で黒ずみの原因になってしまうこともあります。
レーザー系脱毛だと、どの部位であっても、個人差はありますがおおよそ5回目から効果が実感できるようになるため、ムダ毛処理の回数も格段と減り快適に過ごると思います。
A. 一時的に処理をやめましょう。
カミソリ負けしてしまった肌は、赤みが出たり、極端な乾燥、もしくは乾燥からくるかゆみなどの症状が出る場合があります。
状態が長引いたり、ひどくなったときは皮膚科の受診をおすすめしますが、多くの場合は十分な保湿とムダ毛処理のストップで改善できますよ。
自己処理をするときは、直接刃が皮膚に触れるカミソリよりも電動シェーバーの方が比較的肌に優しいのでおすすめです。
A. 毛や皮膚の状態が整えられることで綺麗になる効果も期待できます。
脱毛サロンや医療脱毛の機械に肌を綺麗にする効果が含まれているというわけではありません。
ただ、脱毛を繰り返して行くと毛が抜けたり薄くなると同時に毛穴も引き締まってきます。
そうすると引き締まった毛穴に汚れが入りづらかったり、ばい菌が侵入しづらくなるのです。
サロンによって脱毛で使用されている機械は異なるため、一概には言えませんが、刃を直接肌に当てる回数が減るため、カミソリでのムダ毛処理と比べれば肌負担が軽減されるのは言うまでもありません。
日常的に肌を傷つけず、それでいて毛穴が引き締まり、外部から侵入する汚れなどが減れば肌トラブルを起こしにくく、綺麗な肌になれるのです。
A. 肌が弱い方はさらなる肌環境の悪化が見込まれるため、おすすめできません。
サロンや病院で行う脱毛は大きく分けて2種類があり、「レーザー脱毛」と「光脱毛」です。
簡単に言えば「レーザー脱毛」は一点集中型で当てるもの、「光脱毛」は広範囲に拡散して当てるもの。
つまりは「レーザー脱毛」の方が痛いと言われるのも集中型ならではです。
そうとはいえ、「光脱毛」も威力自体は強いため、敏感肌の方や肌が弱い方が施術すると場合によってはかさぶたになったり肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
A. ありです。ただ、人によって強い痛みを感じるかもしれません。
黒いものに反応して細胞を破壊していくレーザー脱毛等の施術は、女性に対して毛の量も毛穴の密度も濃い男性には、強い痛みに感じてしまうこともあります。
脱毛サロンや医療脱毛は個室も多く、一目を気にせず通えるよう工夫されているのでその点では安心です。
A. 部分的に処理法を変えてみてもいいかもしれません。
「脱毛サロンやクリニックに行くのは高いし勇気がいる…」「だからといって背中は自分じゃ綺麗に処理できないし…」とムダ毛処理法に悩む女性は少なくありません。
脱毛サロンや医療脱毛で全身を脱毛しなくとも、自己処理しづらい「背中」「うなじ」「VIO」といったピンポイント脱毛もおすすめ。
サロンによっては、好きな箇所10個でいくらといったコースもあるため、自分流の脱毛も可能です。
皮膚が敏感な口周りは、刃が直接当たるカミソリの使用を避けておくなど、刺激から守るべきところを理解しておくことも大切でしょう。
その他、黒ずんでしまっている部分は、悪化する前にサロンに行くのをおすすめします。
黒ずみがさらにひどくなってしまうと、黒い細胞に反応する脱毛機械では対応できなくなってしまう可能性もあります。
肌を労わりつつ、その場所に合った自己処理を心掛けてくださいね。
A. 半永久的な脱毛が今の主流です。完全脱毛なら「ニードル式」。
電車の広告やテレビCM等で宣伝されている脱毛サロンや医療脱毛の多くは、半永久的な脱毛です。
月に1回を1年間続けると、完全脱毛ではないものの、毛が細くなり産毛に見えるまで細くなります。
人によっては剃らなくて良いと感じたり、目を凝らさないと分からなくなるくらいなので満足度も高めです。
ただ、完全脱毛をしたい方は「ニードル脱毛」しか手段はありません。
「ニードル脱毛」とはその名の通り、針を使って行う施術で、その針にさらに電流を通して細胞を凝固してしまうというものです。
終わりのある脱毛とも言われており、必ず毛が生えなくなるのが特徴です。
しかし、値段も高額ですし、何より痛みが比較的強いので、敏感肌の方や学生さん、若い世代の方にはあまり浸透していないと言えます。
A. 毛穴周りが炎症を起こしているかもしれません。
ムダ毛処理をしたあとふと剃った後を見ると、毛穴が赤くなっていたり、黒ずんでいたりといった経験がある方も多いのではないでしょうか。
それは毛穴や毛穴周りが炎症を起こしている可能性があります。
毛穴はもともと膨らみがあるため、その上をカミソリで滑らせると傷つけてしまうこともあります。
傷ついた毛穴ははじめに赤くなり、メラニンとともに黒くなってくると言われています。
炎症が起こってしまうと、毛穴に毛が埋もれてしまう埋没毛になりやすく、ブツブツ毛穴の原因になってしまうのです。
だからといって毛抜きで抜いてしまうと、ばい菌が入りやすくなったりトラブルのリスクも出てきます。
そんなときもブツブツ毛穴用の治療のクリームを塗るか、除毛したい場合は脱毛サロン・医療脱毛がおすすめです。
肌の露出が増える春や夏。
ファッションやメイクが気になるのに加え、抑えておきたいのはムダ毛処理事情です。
最近では様々な種類の除毛方法がありますが、どれも基本的に肌にとって優しいものではありません。
どの方法でムダ毛処理をするにしても、保湿といったアフターケアを怠らないようにしてくださいね。
肌質や叶えたい除毛レベルなどを考えた上で、自分に合ったムダ毛処理を見つけて健康的なツルスベ肌を目指しましょう。
※合わせて読みたい: おすすめの保湿クリーム15選!正しく保湿をして乾燥肌を脱却しよう
監修:サマンサクリニック院長 貞政裕子(さだまさひろこ)
順天堂大学附属病院での18年間の勤務に加え、日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本美容外科学会など複数の学会に所属。
現在は サマンサクリニック の院長を務める。
一般皮膚科に加え、美容皮膚科、小児皮膚科も診療する。
しみ・しわ・たるみ・にきびなど保険診療の枠を超えた治療も行うが、「保険でできることはまず保険で!笑顔を大切に!」がモットー。
公開日 : 2019/08/21