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DIYの不安を一掃してくれるアイテム「ディアウォール」とは?
Q2. ディアウォールで作った棚、耐荷重はどれくらいになるの?
超画期的DIYツール「ディアウォール」で収納・ディスプレイがもっと楽しく♪
近年、理想のインテリアやお部屋にぴったりフィットするオリジナル家具をDIYする方が増えていたりと、DIYブームが続いています。
しかし、「DIYしてみたいけど賃貸だから難しい」「ハードル高そうだし失敗リスク高くない?」など、いろいろ悩む方も多いですよね。
今回ご紹介するDIYアイテム「ディアウォール」は、お部屋の収納スペースをおしゃれかつスマートに増やしてくれるアイテムです。
場所を取ってしまいがちな収納棚やシェルフを置かずとも、壁に収納スペースを作ることができる「壁面収納棚」が簡単に作れますよ。
さっそくどんなアイテムなのか、どんな魅力があるのかをご紹介します♪
ディアウォールは、若井産業株式会社が製造、販売している商品名で、2x4(ツーバイフォー)や1x4(ワンバイフォー)といった木材と組み合わせて使うDIYツールです。
木材の両端につけて使います。
ディアウォール内に組み込まれたバネで、壁際に取り付けた際に天井と床をバネの力でつっぱることで柱が自立するため、壁伝いに床と天井につけるだけで取り付け完了です。
そのため、DIYに慣れている方だけでなく、DIY初心者の方でも簡単に自作の棚が作れると人気となっています。
続いて、ディアウォールの魅力をチェックしてみましょう。
ディアウォールは、壁に取り付ける際に一切釘やネジなどが必要ないDIYツールです。
使い方は後ほど詳しくご紹介しますが、バネ付きのディアウォールを木材にはめて床と天井にフィットさせるだけなので、難しい作業が必要ありません。
「お部屋が狭いけど、どうしてもこのスペースを収納に使いたい!」という場合にも便利なのがディアウォール。
木材が2本取り付けられるスペースさえ用意できれば取り付けられるため、場所もあまり取りません。
木材は1本だけ取り付け、木材にフックや釘を打ち付けて時計やバッグ、衣類を引っ掛けるラックとして使うのもおすすめです。
これなら、賃貸暮らしでも壁に穴を開けることなくオリジナルのラックを取り付けることができますね。
木材のサイズに応じたディアウォールには、
など、木材の主なサイズに応じたものがずらり。
また、カラーは
と、さまざまな木材カラーにフィットしたカラーが充実しています。
お部屋の雰囲気にや床のカラーに合わせてカラー選びをするのも良さそうです。
さらに、ディアウォールは塗装も可能です。
お好きなカラーで自由に楽しんでみましょう♪
また、木材を購入する際には「木材が長くて持って帰れない…」と悩んでしまうこともありますよね。
そんな時にも安心なのが、ディアウォールの「中間ジョイントパーツ」。
別途ネジが必要ですが、これなら短い木材も組み合わせて使うことができます。
ホームセンターなどで木材を選ぶ際、参考にしてみてくださいね。
クオリティにもよりますが、収納家具を買うとなると割と大きな出費になりがちですよね。
ただ、ディアウォールのパーツ価格は平均1,000円程度で、2x4の木材(3m程度)なら1本あたりおおよそ600円程度。
木材とディアウォールを組み合わせて作れば、
…くらいに納まります。
棚板・柱の数によって価格は前後しますが、1万円以下で自分のお部屋にぴったりフィットする棚が作れるなら、とてもリーズナブルなのではないでしょうか。
先ほども少しご紹介しましたが、ディアウォールなら本棚やシューズボックス、テレビ棚や調味料棚など、ありとあらゆる「棚」(シェルフ)を作ることができます。
基本的に、ディアウォールを使った棚は壁伝いに作ることになります。
木材そのものの厚みは板材に比べると薄めです。
そのため、「欲しい棚があるけど、搬入経路が確保できるかわからない」「お部屋に置いたらすごく狭くなりそう」と不安になる方にはとてもおすすめできるツールです。
搬入経路の確保やお部屋の狭さが気になる方にはとても重宝するツールとなるはずですよ。
ここで一度、ディアウォールを使った基本の棚の作り方をチェックしておきましょう。
※柱用の木材は、ホームセンターなどで購入する際に天井-45cmの長さにあらかじめカットしてもらいましょう。
まずは、柱となる木材にディアウォールを接続させます。
バネがついているパッド部分が天井側になるよう接続してくださいね。
もし、棚作りに使う板材をオリジナルカラーに塗装したいという場合は、ディアウォールをはめる前の段階で行っておくことをおすすめします。
組み立て後に塗装すると、壁に塗料が付着する可能性があります。
木材に塗った塗料をしっかり乾燥させてから組み立てましょう。
そのまま、ディアウォールをはめた木材を天井に押し付けます。
バネが縮んだら、そのまま床につけて柱の取り付け完了です。
2本目の柱は、棚板の長さに合わせた位置に取り付けましょう。
もし柱がグラグラするようでしたら、ディアウォールと木材の間に挟むディアウォール付属の「スペーサー」を挟んでおくとグラつきが止まります。
次に棚受け・棚板を取り付けて完成です。
棚板を取り付けたあとも、念のため棚全体が揺れないかチェックしておきましょう。
作り方だけでなく、棚設計のポイントもあわせてチェックしておきましょう。
まず大事なのが、「どんな場所に何をどれだけ置くか」です。
キッチンの収納棚なのか、リビングのマルチシェルフなのか、子供部屋のおもちゃ棚なのかなど、置く場所や用途によって板の枚数、サイズがかなり違ってきますよね。
計画せずにとりあえず作ってしまうと、用途が不明の棚になり、なんでもかんでも置いてしまいがちに。
まずは使っている場所や用途を想像して設計するのがポイントです。
作る予定の棚を使う人によっても設計が異なってきます。
子供部屋に使う場合は子供の目線で棚板の高さを決めたり、書斎に使う場合はデスクから手が伸ばしやすい高さに棚板を作るのか、立ったまま使える書棚にするのかなど、色々考えが膨らみますね。
作ったあとに「あれ、こんなはずじゃなかったのに…」とならないよう、使う人を想像してその人が使いやすい仕様になっているか確認しておきましょう。
一番大事なポイントはやはり「安全性」ですよね。
など、あらゆる危険を加味しながらチェックリストを作った上で棚作りを考えるのもおすすめです。
ここまで、ディアウォールの使い方や魅力をご紹介してきましたが、ディアウォールに関してまだ疑問がある方もいらっしゃるかと思います。
そこでここからは、ディアウォールに関するよくある疑問・回答をまとめてみました。
A. 床と壁がある壁際のみとなります。
間仕切りとして使えるかな?と思いがちですが、いざ人がディアウォールに当たったりした際には、ディアウォールで作った棚が崩れてしまうこともあります。
安全に使うため、必ず壁際に取り付けましょう。
また、床に取り付けるといっても、カーペットやラグの上に取り付けるのはとても危険です。
その理由は、少しでも敷物がずれると柱がずれる可能性が高くなるからです。
必ず何も敷いていない床に取り付けてくださいね。
A. ディアウォール専用の棚受け耐荷重は5kgとなっています。
ただし、正確な耐荷重は使う木材の厚みや大きさ、使いたい棚受けの素材・サイズによって異なることもあります。
そのため、耐荷重が気になる方は、耐久性がありサイズが大きめの2x4サイズの木材を柱・棚板に使うことをおすすめします。
一度ここで耐荷重の考え方をおさらいしておきましょう。
耐荷重は、「物質が耐えられる重さ」のことですが、たとえば棚の耐荷重が「5kg」とあれば、「棚板に5kgまで均等に置ける」という意味になります。
5kgまでなら棚板上ならどこに何を置いてもOK!というわけではないんですね。
そのため、棚板に何かをディスプレイ・収納する場合は均等に重さを考えて置く必要があります。
耐荷重の類語に「強度」という言葉もあります。
強度は、板やインテリアに関するものだと
といった意味を持ちます。
ディアウォールで作る棚の場合は、板やディアウォール、棚板といった材料が壊れない強さ と捉えておけば、問題はありません。
A. 柱を作ることただ1つだけです。
柱以外の他のアイテム作りに使えるかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ディアウォールは壁伝いに棚用の柱を作るためだけのツールです。
子供の屋内遊具や間仕切りとして使うなどの別の用途での使用は、安全上あまりおすすめはできません。
A. 場合によってはあります。
よっぽどのことがない限りディアウォールを使った際に天井が抜けることはありませんが、天井が極端に柔らかい場合はディアウォールを取り外した際に跡がついてしまったり、天井が抜けてしまうこともあります。
柱を作る前に、天井のどのあたりに下地があるかを事前にチェックしておきましょう。
A. こまめに点検し、棚の重心をできる限り下に設計してみましょう
耐荷重だけでなく、耐震も気になる方が多いかと思います。
ディアウォールを地震などによる転倒から守るためには、こまめな点検と重心の工夫が大事です。
木材は天然素材のもののため、時間の経過につれてひび割れたりたわんだりと、形状が変わっていきます。
そのため、定期的に点検してみて、棚板や柱の形状に異常があればすぐに取り替えるよう心がけておきましょう。
また、揺れに強いディアウォール棚の作り方としては、 「棚全体の重心をできる限り下の方にもっていく」 作り方がおすすめです。
当たり前ですが、上の方に重たいものを置くよう設計してしまうと、揺れに弱くなってしまい、いざという時の危険性が高まってしまいます。
一番下の棚板だけ厚めの板材を利用し、重ためのものをディスプレイ・収納しておくことをおすすめします。
重心に置くものを変えるだけでも、棚の揺れ方がかなり変わってきますよ。
A. バネの力のみでつっぱっている方がディアウォール、バネとネジの力でつっぱっているのがラブリコです。
ディアウォールとともに人気のツールとして「ラブリコ」というツールもあります。
こちらは、ネジとバネがついたジャッキ状になったものを木材に取り付けて使うタイプです。
ネジもあった方が安心かな?という方はラブリコを使ってみても良いかもしれません。
最後に、ディアウォールを使った素敵な実例集を場所別にご紹介します。
「ディアウォールを使ってどんな棚を作ったら良いかな?」「おしゃれな空間作りの参考にしたい」という方の参考になれば幸いです。
まずは、リビングルームでのディアウォール実例を見てみましょう♪
ヴィンテージライクな木材を使ったディアウォールシェルフ。
あえてディアウォールの棚受けではなく、ヴィンテージライクな木材に合ったレトロで大きめの棚受けを使っています。
より強度をアップさせたい時は大きく強度が強い棚受けを別途取り付けるのもアリですね。
一番上の棚板下に電球を取り付けて間接照明として使う方法は、電源が近ければぜひ取り入れたい方法です。
こちらのご家庭は、コーナーを利用して3本で2面の棚をつくるという工夫がしてあります。
ディスプレイするものに応じて棚板のピッチを変えているため、むやみやたらに何かを置いてしまう…という事態を避けられますね。
天井の一段と低くなっている場所に設置することで、より安定性のある棚作りができます。
棚を設置しづらいコンクリート壁のお宅ですが、こうしてディアウォールで天井と床に板を設置することで、収納棚や飾り棚が作れるのは嬉しいところです。
棚板同士の間に縦に板を挟むことでさらにディスプレイジャンルを区切って使うことができますね。
1つの板材に板を打ち付けるとウッドボードの出来上がり♪
壁に穴を開けずにポスターやミラーなどを取り付けられますね。
これだけでも、マルチカラーの壁面オブジェとしても使えます。
こちらはかなりカスタマイズされたディアウォールシェルフです。
側板となるディアウォール柱に棚板がすっぽりしまえる溝を作り、背板にはペグボードやベニヤ板を設置することでより本格的なシェルフに仕上がっていますね。
レコードや雑誌が落ちないよう、側板にポールをつけているのもおしゃれですね。
意外と収納や目隠しに悩みがちな場所といえば、洗面台やお手洗いなどの水回りエリアです。
そんな場所でもディアウォールがお役立ち。
どんな使い方ができるのでしょうか。
こちらは洗面台横にディアウォールを取り付け、掃除用具をおしゃれにディスプレイした実例。
わざわざ掃除用具の置き場や収納スペースを作らなくても掃除用具を管理できますね♪
脱衣所、結構狭いことが多いですが、ディアウォールで棚を作ってしまえばかなり省スペースのタオル・雑貨ラックが完成です。
無駄なくタオルや洗剤のストックなどを管理できますね。
板が余っていたら、扉を作って生理用品やトイレットペーパーを保管するのも◎
洗濯機周りも自由に使える空間が限られていますが、場所を取らないディアウォールなら、洗剤から着替えまで置けるラックも作れます。
棚板を増やして消耗品のストックを収納するのにも最適です。
あえて洗濯機周りを全てディアウォール棚で囲ってしまうのも良いでしょう。
これで、洗濯機周りで必要なランドリーアイテムや洗面道具もかなり片付きます。
洗面台の鏡周りの収納スペースを増やす時にもディアウォールがおすすめです。
鏡を囲みこむように棚を作れば、コップや歯ブラシ、植物などもきれいにディスプレイできますね。
続いては、なかなか片付かない…とお嘆きの方も多いであろう、キッチン・LD(リビングダイニング)エリア。
小物やツールの収納にぴったりなディアウォールの使い方やおすすめのレイアウト方法を見ていきましょう。
シンク下収納だと間に合わないくらい鍋数が多いなら、ディアウォールで作れるオープンシェルフに収納してみませんか?
ル・クルーゼやストウブなど、おしゃれな鍋なら素敵なインテリアのポイントにもなりますね。
先ほどお話したとおり、重ためのお鍋をディスプレイする場合は重みが一ヶ所に偏らないよう、等間隔に配置するのがポイントです♪
キッチンの窓から道路やお隣さんのお家がすぐに見える場合は、窓部分にディアウォールを使って目隠し棚を作ってみるのも良いでしょう。
棚にお気に入りの観葉植物や多肉をたくさん並べると自然の目隠し完成です♪
また、このように窓を囲むようにして収納ディスプレイ棚を作れば、調味料や粉類がすぐ目につくところで管理できるようになります。
棚にフックをつけて調理ツールを引っ掛けて管理するのも便利です。
ガスレンジ近くに小サイズのディアウォール棚を作り、調味料を一ヶ所で管理できるのも嬉しいですよね。
気づいたらかなりの数が集まっていがちなマグカップも、隙間スペースを生かしてマグカップ収納スペースにしてしまいましょう。
おしゃれなマグカップを並べれば、素敵な飾り棚のようになります。
カウンターキッチンをお持ちのご家庭なら、カウンターキッチン下のスペースをディアウォールスペースにもできるはず。
こちらのご家庭のように、カウンター下を子供用本棚にすれば、ちょうどお子さんの目線に合った本棚になります。
玄関はいろいろと物を置いてしまいがちな場所ですよね。
ごちゃつきを解消させて快適スペースをするためにも、気持ちよくお客様をお迎えするためにも、ディアウォールを使って空間を効率化させてみましょう。
意外と置き場所やディスプレイ場所に悩みがちなハット・帽子たちも、ペグボード(穴あきボード)とディアウォールを組み合わせるとこんな素敵なハットラックに。
ハットだけでなく、ミラーを設置したり、ペグボードにフックをつけてストールやマフラー、手袋といったアイテムをディスプレイするように収納しておけば、お出かけ前にその日のコーデを確認しながらアイテムを選べますね。
このペグボードラックを転用して、工具ラックやアクセサリーラック、キッチンツールラックを作ってみるのも良いでしょう。
狭い賃貸や玄関先が狭めのお宅だと、靴が増えたら収納場所にとても困ってしまいがちですが、そんな時もディアウォールを使えばこのようなシューズシェルフが活躍します。
ショップのようなディスプレイを楽しみながら靴の管理ができます。
車のキーやアクセサリー類も一緒にディスプレイしていたら、お出かけ時の忘れ物も防止できるかもしれません。
使用難易度が高い工具を使わず、壁に穴を開けることもなく棚が作成できるDIYツール「ディアウォール」の魅力やDIY棚の作り方、素敵な事例をご紹介してきました。
DIY=難しいというイメージがあるかもしれませんが、こうした便利なツールを使えばおうちのスペースを考えた収納棚が作れます。
空間に合った収納棚を作ることで、スペースの最適化をはかることもでき、おうちの収納をどんどん増やせるだけでなく、インテリア作りもどんどん楽しくなるかもしれません♪
お家が狭くてDIYを諦めていた方、DIYにトライしてみたいけどなかなかチャレンジできずにいた方、このディアウォールを使っておうちの収納を楽しく増やしてみてください。
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最終更新日 : 2020/12/02
公開日 : 2018/12/02