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有孔ボードと組み合わせて取り付けておきたいカスタマイズパーツ
ものが増えれば増えるほど深刻になる「おうちの収納不足」。
みなさんのご自宅はいかがでしょうか。
「ものが増えたら収納家具を使えば良いし…」と考えがちですが、大型のものとなるとお部屋のスペースだけでなく、搬入経路も確保しなければならず大変です。
お部屋のスペースによっては、生活スペースが圧迫されて導線が確保できなくなることもありますよね。
そこでおすすめしたいのが、壁面に取り付ける「有孔ボード」(ゆうこうボード)。
無数に穴があいたボードを壁面に取り付けることで、収納用スペースを最小化できるだけでなく、おしゃれに見せる収納を楽しむことができますよ♪
早速、有孔ボードの活用方法や取り付け方をご紹介します。
そもそも、有孔ボードはどんなアイテムなのでしょうか。
有孔(ゆうこう)ボード(ペグボード、パンチングボードとも)は、一定の間隔で無数に穴があいた板を指します。
穴にフックやビスを付けて物を引っ掛けたり、吊るしたりと様々な使い方ができるのです。
穴の間隔(ピッチ)は、大きく分けて2つ。
が一般的です。
どちらもホームセンターで販売されています。
ちなみに、25mmはアメリカ、30mmは日本規格とも言われています。
25mmピッチの方が穴が小さいため、収納物をすっきり見せるなら25mmピッチのものを選ぶのがおすすめです。
サイズが大きいフックを使って大きめ・重めのものをぶら下げたい場合は、30mmピッチの方が使いやすいですよ。
どれほどのものをぶら下げたり収納できるのかが気になった方もいらっしゃるかと思います。
これは、どこに取り付けるかによって大きく左右されるのですが、 ボードの厚みが3cm程度とすると1フックあたり7kg程度 と言われています。
もし大きいフライパンを引っ掛けたい、書棚を作ってみたいという方は、なるべく厚めのボードを購入されることをおすすめします。
ここからは、有孔ボードの魅力に迫っていきます。
先ほども少しご紹介した通り、有孔ボードにはフックやビスを取り付けることができます。
そのため、キッチンツールやデスクで使うアイテム、学習アイテムや工具など、何でも引っ掛けて管理することが可能に。
目につくところで管理しておきたいアイテムを収納しておくのにぴったりなボードなのです。
お部屋にオリジナリティをプラスするのにも大活躍しますよ。
有孔ボードは、ニトリやカインズといったホームセンターで簡単に購入できるアイテムです。
相場は大きさや素材にもよりますが、1枚1,000円程度から購入できます。
シェルフやキャビネットを買って収納するよりも、ずっと節約になります。
ホームセンターやショップによっては、サイズもかなり豊富なので、購入前に有孔ボードを取り付けたい場所の広さを測っておくとスムーズです。
基本的に有孔ボードは、ブラック・ホワイト・木目(ベニヤなど)のカラーがあります。
しかし、人によっては「自分の好きなカラーにペイントしてアレンジしてみたい!」という方もいらっしゃるかと思います。
もともとの素材が木材であることが多い有孔ボードは、ペイントしたりワックスをかけてみたり、カラースプレーを使ってみたり…とアレンジしやすいです。
そのため、お部屋のメインカラーに合わせた有孔ボードにしたい場合はアレンジも簡単です。
さて、ここからはどうやって有孔ボードを取り付けるかをご紹介します。
専用箱を作るよりも簡単で、壁に穴を開けなくてもOKなおすすめ方法はこちらです。
ラブリコやディアウォールがあれば、賃貸にお住いの方は特に気になりがちな「壁に穴が開いてしまう」のを防ぐことができますよ!
有孔ボード取り付けの失敗例にありがちなのが「ボードを直接壁に釘打ちして取り付ける」方法です。
この方法だと、この後ご紹介するカスタマイズパーツを取り付けられなくなってしまいます。
必ず、壁と有孔ボードの間にある程度の空間が必要となりますのでご注意ください。
ラブリコやディアウォールといったDIYツールの上に取り付ければ、必ずボードと壁の間に空間が生まれるため心配無用♪
これらのDIYツール以外にも、つっぱり棒と組み合わせて取り付けすることもできますよ。
ここからは、初めて有孔ボードを収納やディスプレイに使う方向けに、マストバイなパーツをご紹介します。
組み合わせて使うことでさらに有孔ボードを便利に活用できますよ。
洋服や調理ツールをぶら下げて管理する際に必ず必要なのがフック。
好きなものを引っ掛けて自由に収納を楽しんでみましょう♪
フックはT字(シューズやフライパンの収納に活用できます)、S字(袋やアクセサリーの収納に活用できます)など、形状も様々。
何を収納ディスプレイしたいかを考えながら選んでみると良いでしょう。
事務用品や調味料のような細々したものを収納ディスプレイするなら、バスケットがおすすめです。
フック付きのメタルバスケットなら汚れも拭きやすく、管理も簡単です。
もしナチュラルものを使いたい場合は、S字フックにウッドバスケットを引っ掛けておくのも良いでしょう。
ちょっとした観葉植物のポットや置物など、収納ではなくディスプレイしたいものがある場合は、シェルフ(棚板)を使ってみましょう。
有孔ボード用金具がついたシェルフなら、安定性も高く、あらゆるディスプレイに最適です。
はじめからボードとフック、シェルフ、棚板が一緒になったキットも販売されています。
買ってすぐカスタマイズできるので、あれこれ選ばずにすぐ使ってみたいという方におすすめです。
ここからは有孔ボードをうまく活用している空間をご紹介します。
LDK空間や水回りなど、空間別に素敵な事例を見ていきましょう。
こちらはなんと、背板をそのままペグボードにしたキャスター付きラック。
これならかさばりがちなフライパン類も場所を取らずに収納できますね♪
キッチンの壁一面によく使う調理ツールや、小物類をまとめて管理する場合も有孔ボードが大活躍します。
長めの太いフックを使えば、スキレットやマグカップも楽々引っ掛けられます。
キッチンの調理スペースも割と散らかりがちな場所ですが、有孔ボードをつけるととてもすっきりします!
突っ張り棒を活用して有孔ボードを取り付けるのもおすすめです。
スペースが限られた狭い場所なら、伸縮する突っ張り棒が使いやすいですよ。
こちらは炊飯器や電子レンジ用のキャスター付きラックの背面に、有孔ボードを取り付けたナイスアイデアな事例。
デッドスペースになりがちな場所も、有孔ボードを取り付けることでさらに収納スペースを作ることができます。
こちらのお宅では襖の目隠しとして有孔ボードを導入。
植物も飾りつつ、おしゃれに目隠しできていますね。
こちらは、なんとお部屋の壁全体を有孔ボードにしたお宅。
何を飾るのも収納するのも、かなり楽になりそう。
壁に穴が開くか心配しなくても良いだけでも嬉しいですよね。
壁といえば、先ほどご紹介したラブリコ( ディアウォール )と組み合わせて使えば、こうして間仕切りとして使うことも可能。
1つの空間に別の用途の空間をプラスしたい場合に最適です。
小さな有孔ボードは、テーブルやデスク脇に取り付けて活用するのも良いアイデアですよね。
使用頻度が高いテレビリモコンや掃除用品、メガネケースなど、なるべく場所を取りたくないものかつ目立たせたくないものを管理するのにもぴったりです。
有孔ボードは何より自由度が高いのが魅力。
場所を問わず取り付けられるのはもちろん、好きなアートペインティングを施すことも可能に。
お部屋にオリジナリティをプラスしたい方にもおすすめのDIYアイテムです♪
観葉植物をあらゆるところにディスプレイしたい方にも有孔ボードがおすすめ。
有孔ボードなら、吊り下げられる植物も問いません。
何かとごちゃつきがちなリビングのテレビ周りも、有孔ボードでアイテム管理すればすっきりと片付きます。
スマホ用台を取り付けてそのまま有孔ボード裏のコンセントを使って充電できるのもナイスアイデア!
配線のごちゃごちゃ感も、有孔ボードで隠してしまえば空間もすっきり。
雑多な印象を与えません。
もし有孔ボードが余ったら、このようにアートフレームと組み合わせてオリジナルミニボードを作ってみても良いですね。
フレームは100円ストアでも手に入りますので、かなり安価に作れますよ♪
アクセサリーやキー、腕時計などのディスプレイにぴったりです。
散らかりがちなキッズルームも、デスク周りに有孔ボードを取り付ければこの通り!
より宿題にも身が入るかもしれません♪
有孔ボードにホワイトボードメモパッド、フックを取り付けた自由度の高いデスク。
子供の好きなようにカスタマイズできるデスクも素敵ですね。
壁に子供が落書きするのを防ぐなら、子供部屋の壁に有孔ボードを取り付けるのもおすすめです。
壁全体に有孔ボードを取り付けるのも良いですが、子供の手が届く高さに合わせたサイズのものを取り付けるだけでも良いでしょう。
続いてはワークプレイス。
DIYをよく行う方で多いのが、「有孔ボードでDIYツールを管理する」方法。
こちらように、必要なツールが一目でわかると、1つ1つツールを探す時間も省けますね。
爽やかなブルーにペイントした有孔ボードがまぶしいワークルーム。
木材を使ってオリジナル棚まで取り付けられる有孔ボードは、ワークルームのカスタマイズに心強いです。
こちらはスモールスペースをワークスペースとして活用した空間。
目の前が真っ白な壁であるよりも、有孔ボードをそのまま壁として使った方が、視覚的な圧迫感も防ぎやすくなりますね。
必要なアイテムもボードに引っ掛けられるので、狭いワークスペースにありがちな収納不足もスマートに解消できます。
意外ともので溢れがちな水回り編です。
こちらは、洗面台横のスペースに有孔ボードを取り付けて小物類を収納した事例。
歯磨き粉などのチューブ類も、ボードに引っ掛けておけばわざわざ手に取らなくてもそのまま使えますね。
こちらは棚を取り付けて化粧品類を収納しているスペース。
フックだけでなく棚も取り付けられるので、ボトル類やドライヤーの収納・管理も簡単に。
なかなか収納スペースが取れない玄関編です。
こちらはお出かけに必ず必要な小物をまとめてディスプレイした有孔ボード。
これなら、お出かけ時の忘れ物も防止できそう!
今回は有孔ボードの取り付け方や、おすすめの活用法をご紹介してきました。
お部屋の収納が足りなくて困っている方、生活空間をよりおしゃれに変えてみたい方にもおすすめの有孔ボード。
ラブリコや ディアウォール のようなDIYツールを使えば、壁に穴を開けることなくどこでもボードを取り付けることができます。
お部屋の収納スペースに関係なく収納・ディスプレイが楽しめる有孔ボードを取り付けて、より快適でおしゃれな生活空間を手に入れましょう!
最終更新日 : 2020/11/11
公開日 : 2019/02/25