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ヨーグルトは口当たりが良く、酸味が効いたさわやかな風味が楽しめる乳製品です。
さらにたんぱく質やカルシウム、ビタミンなどの栄養素も豊富。
乳酸菌を含んだ発酵食品でもあるので、健康維持のためにヨーグルトを意識的に食べている人も多いでしょう。
ヨーグルトを筆頭に、牛乳やチーズといった乳製品は、健康に役立つ栄養素をおいしく摂取できる食品です。
その乳製品を生産し、私たちの食生活と健康を支える酪農家や乳業界が、危機的状況にあることをご存知でしょうか。
乳牛のエサ代の高騰などが原因で乳製品は値上がりが進み、消費が停滞しています。
さらに、新型コロナウイルスの流行により飲食店やホテルでの乳製品の需要も低迷。
そのため酪農家は経営難に陥り、乳業界全体が窮地に陥っているのです。
酪農家や乳業界を応援するためにも、私たちができることを行なってみませんか?
私たち一人ひとりが、毎日の生活で乳製品を積極的に取り入れるだけで、消費拡大につながります。
今回は、ヨーグルトをたっぷり使ったスイーツレシピをご紹介します。
小腹が空いたときのおやつとして気軽に作れるものから、おもてなしにも使えるスイーツまで、バリエーション豊かなレシピを集めました。
生活においしく乳製品を取り入れて、消費拡大のあと押しをしていきましょう。
フローズンヨーグルトは、ヨーグルトを凍らせたスイーツです。
牛乳や卵を加えて作るアイスクリームとは異なり、主にヨーグルトを使用しているフローズンヨーグルトは、酸味のあるさわやかな味わいが特徴。
生クリーム由来のコクもあるので、さっぱりしすぎず、食べたときの満足感は十分あります。
すっきりした味わいのフローズンヨーグルトは、食後の口直しや暑い季節のおやつにおすすめです。
レシピでは、市販のアイスのようなふんわりとした口当たりを再現するコツも紹介しています。
ポイントを押さえれば簡単においしいスイーツが作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
【作りやすい分量】
1. ボウルに材料をすべて入れて、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
2. 1をタッパーやバットに流し入れ、ふたまたはラップをかけて冷凍庫に1時間入れる。
3. 冷凍庫から取り出し、フォークなどで全体をかき混ぜる。再びふたまたはラップをかけて冷凍庫に入れる。
4. 同様に何度か全体をかき混ぜながら、冷やして固める。
かき混ぜながら冷やすと全体がまんべんなく固まり、さらに空気が取り込まれるため、なめらかな食感に仕上がります。
5. 冷やした器に盛りつける。
牛乳などで作るアイスクリームとはまた異なる、ヨーグルトならではのさわやかな味わいを楽しんでください。
クレームダンジュは、本来「フロマージュブラン」というフレッシュチーズで作るフランス発祥のスイーツです。
フロマージュブランの、なめらかで濃厚な口当たりと酸味のある味わいを、水切りしたヨーグルトで再現しました。
ヨーグルトを水切りすると風味がぎゅっと凝縮されて、口当たりもまるでクリームチーズのようにまろやかに変化します。
ヨーグルトから自然に水分が落ちるのを待つので時間はかかりますが、コクのあるリッチな味わいは、ヨーグルトではない別の食べ物のように感じるでしょう。
レシピではホイップした生クリームを加えるため、水切りヨーグルトのずっしり感が中和されて、クレームダンジュ風スイーツはふわふわとした軽やかな食感に仕上がります。
生クリームのコクがプラスされて、さらに濃厚なミルク感を楽しめますよ。
今回のレシピでは、クレームダンジュと相性の良いブルーベリーのソースを添えました。
フルーツソースは市販のジャムを使えば簡単に作れるので、お好みのジャムで作ってみてください。
クレームダンジュ風スイーツは、おもてなしや食後のデザートにぴったりの一品です。
【2人分】
1. ざるにキッチンペーパーや清潔な布巾を敷いて、プレーンヨーグルトを入れる。
2. ひとまわり小さめのボウルの上にザルを置いて、ラップをかける。冷蔵庫に入れ、一晩〜半日置いて水切りヨーグルトを作る。
ザルの下には小さめのボウルをセットし、ボウルの底面から高さが出るようにして、ヨーグルトから出てきた水分がざるに当たらないようにしてください。
3. ブルーベリージャムと水を小鍋に合わせて、混ぜながら弱火で加熱する。
4. 全体がなじんだら火を止めて冷ます。
5. ボウルに生クリームとグラニュー糖を合わせる。
6. 氷水を当てながらツノが立つまで泡立てる。
7. 別のボウルに水切りヨーグルトとレモン汁を入れる。
8. 6のクリームを7へ数回に分けて加え、都度さっくりと混ぜ合わせる。
9. 小さめの容器にキッチンペーパーを2枚重ねて敷き、8の半量を入れる。
10. キッチンペーパーで包み、輪ゴムなどで止める。同様にしてもう1個作る。
11. ボウルを重ねたザルの上に10を置いて冷蔵庫に入れ、1〜2時間程度休ませる。
12. 11のキッチンペーパーを取り除き、皿に盛りつける。4のブルーベリーソースをかける。
ヨーグルトの水切り具合にもよりますが、しっかり量がある仕上がりになります。
食後のデザートにするなら、工程9〜10で3,4等分にすると良いでしょう。
おいしいスイーツを手軽に作りたい!という願いを叶えるレシピです。
このレシピでは、材料をすべて混ぜ合わせて、炊飯器に入れておくだけでスイーツが完成します。
材料も、すぐに用意できるものばかり。
ヨーグルトは、水切りせずにそのまま加えてください。
ホットケーキミックスを使用するため、色々な粉類を計量する手間がかかりません。
卵をたっぷり使うので、カスタードタルトのような仕上がりになります。
甘すぎず、ヨーグルトのほのかな酸味を感じる味わいです。
しっとりとしていながら、もっちりと弾力のある食感がやみつきになるでしょう。
【5.5合炊き炊飯器】
1. バターを600wの電子レンジで30秒ほど加熱して、溶かしておく。
バターはかたまりが残っていても、余熱で溶けます。
2. ボウルに卵を割り入れて、泡立て器で混ぜる。
3. ヨーグルト・グラニュー糖・1のバターを加えてよく混ぜる。
4. ホットケーキミックスを加えて、ゴムベラなどで粉っぽさがなくなる程度にさっくり混ぜる。
混ぜすぎると小麦粉のグルテンが発生して、ケーキの仕上がりが固くなってしまいます。
5. 炊飯器の内釜にサラダ油を薄く塗り、4の生地を流し入れる。
内釜を数回トントンと落として、生地の空気を抜いてください。
6. 炊飯器に内釜をセットし、通常炊飯する。
竹串などを刺して、生の生地が付かなければ焼き上がりです。
火が通っていなければ、もう一度通常炊飯、または様子を見て早炊きコースで炊飯してください。
7. 焼き上がったら粗熱を取り、内釜に皿などをかぶせてひっくり返してケーキを取り出す。
内釜はとても熱くなっているので、気を付けてください。
8. 冷蔵庫でよく冷やしてから切り分ける。
仕上げに粉糖をかければ、炊飯器で作ったとは思えない上品な見た目に仕上がります。
焼くというより、蒸したようなケーキとプリンの間をとった不思議な食感を味わってみてください。
ヨーグルトを水切りせず、そのまま生地に使用したスポンジケーキ風スイーツです。
生地は気泡を含んでふんわりしていながら、ヨーグルトによるしっとりとした口当たりと、もっちりとした弾力が感じられます。
ほのかにヨーグルトの酸味が効いており、チーズ蒸しパンを思わせる味わいです。
ヨーグルトは水切りをしないため、面倒な下準備は要りません。
材料を混ぜ合わせて焼き上げるだけで、簡単にベイクドケーキが出来上がります。
シンプルなケーキなので、ホイップクリームやジャム、フルーツソースを添えてアレンジも楽しんでみてください。
【15cmケーキ型】
1. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、一度ふるっておく。
2. ケーキ型に薄くサラダ油を塗り、オーブンシートを敷く。
3. ボウルに卵を割り入れて、よく混ぜる。
4. ヨーグルト・グラニュー糖・レモン汁・サラダ油を加えて、よく混ぜる。
5. 1を加えて、粉っぽさがなくなる程度にさっくり混ぜる。
混ぜすぎると小麦粉のグルテンが発生して、ケーキの仕上がりが固くなってしまいます。
6. ケーキ型に5の生地を流し入れ、型を数回トントンと落として生地の空気を抜く。
底が抜けるケーキ型の場合、何度も衝撃を与えると、底から生地が漏れてくるので注意してください。
7. 170℃に予熱したオーブンで30〜40分焼く。
焼き色が付き過ぎそうになったら、アルミホイルをかぶせましょう。
竹串などを刺して、生の生地が付かなければ焼き上がりです。
火が通っていなければ5分ほど追加して焼き、様子を見てください。
8. 粗熱が取れたら、型から取り出して冷まし、切り分ける。
ヨーグルトを加えているので、比較的どっしりした食べごたえのあるケーキに仕上がります。
子供のおやつや、コーヒーや紅茶のお供におすすめです。
ヨーグルトのミルク感と酸味を活かした、レアチーズ風ケーキのレシピです。
一般的にレアチーズケーキに使用するクリームチーズを、水切りヨーグルトで代用しています。
なめらかな口当たりと濃厚なミルクの風味は、まさにレアチーズケーキ。
レモン果汁を加えることで、酸味が効いたさわやかなスイーツに仕上がっています。
ビスケットで作るボトム生地の香ばしさと、ざくざくした食感がアクセントです。
オーブンを使わずに冷やし固めるだけで作れるので、暑い季節のスイーツ作りにもおすすめ。
レアチーズ風ケーキのさっぱりした味わいも、夏にぴったりですね。
【15cmケーキ型】
1. ざるにキッチンペーパーや清潔な布巾を敷いて、プレーンヨーグルトを入れる。
2. ひとまわり小さめのボウルの上にザルを置いて、ラップをかける。冷蔵庫に入れ、一晩〜半日置いて水切りヨーグルトを作る。
ザルの下には小さめのボウルをセットし、ボウルの底面から高さが出るようにして、ヨーグルトから出てきた水分がざるに当たらないようにしてください。
3. ケーキ型に薄くサラダ油を塗り、オーブンシートを敷く。
4. バターを600wの電子レンジで40秒ほど加熱して、溶かしておく。
バターはかたまりが残っていても、余熱で溶けます。
5. 少し厚めのビニール袋になどにビスケットを入れ、麺棒などでたたいて細かくする。
6. ビニール袋に4の溶かしバターを入れて、袋の上からもんで混ぜ合わせる。
7. ケーキ型に6を敷きつめ、コップの底などで押し固めて冷蔵庫で冷やす。
ケーキ型のすみまで、指でしっかり押し固めておきましょう。
8. ボウルに水切りヨーグルトを入れ、生クリーム・レモン汁・グラニュー糖を加えてよく混ぜる。
9. ゼラチンに水を加えてふやかす。600wの電子レンジで20秒ほど加熱し、よく混ぜてゼラチンを溶かす。
10. 9のゼラチンを8に加えて、手早く混ぜ合わせる。
11. ケーキ型に流し入れて冷蔵庫に入れ、2〜3時間冷やして固める。
ケーキ型を左右にゆすると、ケーキの表面がなめらかになります。
12. 型から外して、切り分ける。
ナイフをお湯などで温めると、切り分けやすくなります。
果物を添えたり、フルーツソースをかけたりすると、おもてなしのスイーツにも使えます。
乳製品の消費をあと押しできる、ヨーグルトをたっぷり使ったおすすめのスイーツレシピをご紹介しました。
ヨーグルトはそのままでも食べられますが、スイーツの材料にすると楽しみの幅が広がります。
色々なスイーツにヨーグルトを使い、乳業界を応援していきましょう。
最終更新日 : 2024/05/01
公開日 : 2023/03/30