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APOTHEKE FRAGRANCE(アポテーケフレグランス) インセンスコーン
GONESH(ガーネッシュ)インセンス No.8 スティック
Papier d’Arménie(パピエダルメニイ) トリプル
ルナスンダラ(Luna Sundara)パロサント スマッジングスティック
APOTHEKE FRAGRANCE(アポテーケフレグランス) インセンススタンド
元々、お香は仏教に関連して伝来したものです。
室町時代あたりから「香道」(こうどう)という香り当てゲームが上流階級の間で流行り出して以降、一般的になった香りアイテム。
海外では、邪気を払う魔除けとしても使われてきました。
日本だとお仏壇や寺院で使われている線香のようなイメージが強めですが、現代では英名の「インセンス」とも呼ばれ親しまれています。
元々の原料が香木メインでしたが、現代ではフレグランスオイルが練り込まれ、ルームフレグランスとしてより使いやすいものも増えているんですよ♪
お香は、基本的に下記のような使い方で楽しみます。
アロマポットにアロマオイルを入れて、火やお湯で温めて香りをお部屋に広げるイメージとあまり変わりません。
適温で空気中に香りを拡散させて香りを楽しむのがメインの使い方ですが、お香に火をつけず、そのままお部屋に置いてほんのりと香りを楽しむこともできます。
ちなみに、 お香は煙ではなく、熱で温かくなったお香そのものから香りが広がっている もの。
お香は煙に香りが付いていると思われがちですが、実は違うのです。
また、お香の中には「匂い袋」のように「火をつけなくても使えるお香」もあります。
匂い袋以外だと、粉末状の「塗香」(ずこう)や、和紙に香料を包ませた「文香」(ふみこう)などがあります。
お香はマイルドに香りが宙に漂うので、「ディフューザーやルームスプレーでは香りが強すぎる...」という方も、穏やかに香りを楽しむことができます。
朝目覚めた時に焚く香り、作業に集中したい時に焚く香り、就寝前に焚く香りと分ければ、気分転換の効果も◎
また、 お香は煙によってお部屋の消臭や空気清浄も叶えるアイテム でもあります。
そのため、お部屋のどんよりとした空気をリフレッシュさせるのにもぴったりなアイテムですよ。
ここで疑問に思った方も多いであろう「お香」と「アロマ」の違いをチェックしておきましょう。
お香とアロマの違いには「原料」の違いがあります。
お香は主に香木や木の実、葉っぱ、茎などの自然香料をメインに作られている香りアイテムです。
一方、アロマ(エッセンシャルオイル)もお香と同じように自然香料が使われていますが、アロマの場合は液体香料をメインに作られています。
また、お香は原料に木からできたものが多いため、本来の香りを楽しむためには熱を加える必要があります。
アロマは比較的低い温度でも香りが楽しめるアイテムとして親しまれています。
同じような香りアイテムですが「原料」と「香る温度」に大きな違いがあると言えます。
※合わせて読みたい: アロマストーンでおしゃれに香りを楽しもう!人気のアロマオイルも紹介
お香には様々な種類の香りが存在します。
その多くの香りの中でも、大きく2種類のジャンルに分けることができます。
まずはウッディ系から。
いわゆる寺院などで焚かれている香りをイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
「香木」(木自体に香りがあるもの)を使っているものが多く、古風なものから華やかめの香りまで色々な香りが存在しています。
厳かでスピリチュアルな印象の香りも多いですよ。
メジャーなウッディ系の香りには下記のようなものがあります。
「森林のような香り」「花畑のような香り」など、イメージ先行型の香りが洋風のフレグランス系の香りにあたります。
和風のものよりもカジュアルなイメージで、日常により取り入れやすいイメージを抱かれることが多い香りです。
メジャーなフレグランス系の香りには下記のようなものがあります。
また、和風洋風問わず、複数の香りを調合したオリジナルフレグランスを手がけているブランドも多くあります。
そのブランドで、一番人気のものを選んでみるのも良いでしょう。
※合わせて読みたい: おすすめのフレグランス12選!ふんわり漂う良い香りで気分もアップ♪
好きなお香の香りを探す際は、まず火を灯した状態で香りを楽しんでみることをおすすめします。
お香そのままの状態と火をつけたお香では、香りが大きく変わってくるためです。
お香の香りを楽しむときは、煙を吸い込むのではなく、以下の順番で香りを体感してみましょう。
これで、よりピュアな香りを楽しめるようになり、ご自身の好きな香りをより簡単に探しやすくなりますよ。
「香りが強すぎる?」と感じた場合は、お香からさらに顔を離して香りを感じてみてください。
「お香の香りの種類」に続いて「お香の形の種類」を見ていきましょう。
蚊取り線香のように渦巻いているタイプです。
長いお香をくるくる巻いてあるため、コンパクトで場所を取らないだけでなく、燃焼時間が長めなのも特徴となっています。
香りを調整しやすいのもメリットで、短く折れば短時間だけ香らせることも可能に◎
好きな場所に耐熱性クリップを挟んでおけば、そこで燃焼が止めることもできます。
お部屋の広さや場所に応じて燃焼時間を変えられるのは魅力的ですよね。
お香といえば、このスティックタイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
お香のメイン形状として親しまれているスティックタイプは、一般的な13〜4cmのタイプで30分ほど香りながら空間にムラなく香りを広げてくれるのが特徴です。
専用のお香立てが必要なタイプですが、お香立て自体にインテリア性が高いものも多いため、ちょっとしたインテリアアクセントとして使えるのも魅力です。
また、他のタイプと比較すると煙が少なめなのも大きな特徴で、「煙が多いと喉への影響が心配…」という方にも使いやすいタイプですね。
ただ、煙は少なめなものの、少し風が吹いただけで灰が周囲に飛び散ってしまうことがあります。
そのため窓際や扇風機、冷暖房の風が直接当たる場所などには置かないことをおすすめします。
円錐型のコーンタイプは、お灸や盛り塩のような形をしており、燃焼時間は10分ほどと少なめなのが特徴です。
下に向かうにつれて面積が増えていく形の特性上、下方ほど香りが強めになっています。
短時間で香りを強く一気に広げられる形状でもあるため、窓際や玄関など風の通り道になる場所に置いておくと香りがよりしっかり広範囲に広げやすくなりますよ。
逆に、締め切った空間だと香りがムラになりやすいので注意が必要です。
また、スティックタイプと比べて専用のお香立てが特に必要ないのも魅力の一つ◎
小さな耐熱皿やアシュトレイがあれば、すぐに使うことができます。
あまり知られていないペーパータイプは、お出かけ前や就寝前にサクッと香りを楽しみたい方にもおすすめのお香です。
燃焼時間は他のタイプと比較するともっとも短いタイプですが、その分ほんのりとした香りが空間に漂います。
あまり強い香りが得意でない方に向いているタイプです。
また、火をつけて使う以外にも、お財布やポーチ、保管している洋服のポケットに忍ばせる方法も人気です。
一方、お香の中でもメジャーな形のスティックやコーンと比べると、香りの種類は少なめなのがデメリットと言えるでしょう。
次に、お香の選び方をチェックしていきましょう。
一番大事な基準としては「香り」。
どんなに良い香りでも、自分が好まないものだと楽しめませんよね。
そのため、場面や目的、気分にマッチした香りを選んでおきましょう。
気分をしゃきっとさせたい時や、勉強・仕事など集中力が要求されるシーンでは、ハーブ系やスパイス系の香りがおすすめ。
ハーブ系ならレモングラスやミント、スパイス系ならシナモンやジンジャーなどがメジャーです。
すっとした感覚や刺激的な香りで、頭や気分をリフレッシュさせることができますよ。
勉強や仕事中よりは、勉強・仕事前、休憩中に香りを漂わせておくのがおすすめです。
なんとなく気分が上がらない時や、元気がない時におすすめなのがフルーティーな香り。
オレンジやレモンなどエネルギッシュな香りや、マンゴーやパインなどトロピカルな香りなど、甘みと爽やかさ、酸味が感じられる香りはリフレッシュにぴったりです♪。
就寝前や休日のリラックスタイム、疲れている時におすすめなのが「ウッディ系」や「フローラル系」。
ウッディ系なら静かな寺院を連想させる伽羅やサンダルウッド、すっきりとした香りのユーカリやフランキンセンスなどが人気です。
フローラル系であれば、安眠効果が期待できるラベンダーやネロリ、ベルガモットなどが人気の香りとなっています。
他のアジアの国にトリップしたような気分、リゾートにいる気分を楽しみたいなど、空間の雰囲気替えを楽しみたい場合は、エスニック系の香りがおすすめ。
日本ブランドではなく、インドブランドやネパールブランド、南米ブランドなど、エスニック感あるお香を多く手がけている海外ブランドのものを選んでみると良いでしょう。
インドをはじめとしたお香ブランドだと、ジャスミンやイランイラン、ムスク、サンダルウッドなどオリエンタル系の香りが特に豊富ですよ。
特にスティックタイプなどお香立てが必要なタイプは、お香立てがないと使うことができませんが、お香の中には「お香立てつき」のものも多く販売されています。
お香デビューの方はお香立てとセットになったものを購入すると、すぐ使えておすすめです。
また、インテリアとしてお香立てのデザインにもこだわりたいという方は、記事下部でおすすめをいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
先ほど紹介した通り、お香は形によって燃焼時間が異なります。
シチュエーションに合わせて複数タイプを使い分けるなど、お好みの燃焼時間に合わせてお香の形を選んでおくと良いでしょう。
ここまで、お香の特徴や選び方、香りのタイプなど色々ご紹介しました。
でも「結局何を選んだら良いのか迷う…」と悩んでしまう方も多いかもしれませんね。
ここからは、筆者おすすめのお香をご紹介します。
定番を中心にご紹介するので、お香初心者の方はぜひチェックしてみてください♪
線香の名門でもある「日本香堂」の中でも特に人気のシリーズ「かゆらぎ」。
金木犀のふんわりとした甘く華やかな香りは、季節問わず香りを楽しみたい!というファンも多いですよね。
コロンも良いですが、たまにはお香で金木犀の香りを楽しんでみませんか?
価格:1,100円(税込)
本数:40本
香り:フローラル
一点一点ハンドメイドで製造することにこだわった「APOTHEKE FREGRANCE(アポテーケフレグランス)」は、日本人好みの繊細な香りと、インテリアとしても映えるデザイン性の高さが特徴です。
不燃素材シートが付属しているので、ケースの蓋とシートを使えば、このアイテム一つで簡単にお香を楽しめるのがポイント♪
手のひらサイズで持ち運びも便利なので、アウトドアシーンなど出先でも気軽にリフレッシュすることができますよ。
ラインナップはウッディ系・フローラル系を含む全10種類で、どれもブランドのエッセンスがきいた他とは一味違う香りとなっています。
価格:2,970円(税込)
個数:20個
香り:ウッディ、グリーン、フローラル、オリエンタル、スパイシー、フルーツ、レザー
カフェをイメージしたお茶などのドリンクの香りや、フルーツの香りなどが楽しめるアソートパックのお香。
お香を使うのが初めてという方にも親しみやすい香りが揃っているのが特徴のセットです。
香り以外にも、パッケージ通り時間帯によって使うお香を使い分けて楽しむこともできます。
価格:3,963円(税込)
本数:1箱5本×2種類×6箱
香り:アソート(フルーティー、ドリンク)
備考:お香立てつき
アメリカの人気インセンスブランド「ガーネッシュ」の商品の中でもロングセラーとして人気の8番。
春の日の朝霧の中に立ち込める空気をイメージした香りで、ベリーをはじめとした甘酸っぱい香りやほのかな甘さ、みずみずしさが感じられる香りです。
100本入りでこの値段と、コスパの良さも人気の理由となっています。
価格:2,420円(税込)
本数:100本
香り:フルーツ、自然系
イタリアのブランドである「サンタ・マリア・ノヴェッラ」。
オリエンタルなスパイスをたっぷりしみこませたペーパーで、そのまま香らせるのはもちろん、火を付けてお香としても楽しめます。
甘い香りよりは、ピリリとした大人っぽい香りが好みの方におすすめのおしゃれなお香です。
価格:3,970円(税込)
枚数:18枚
香り:スパイス、フローラル
フランスで100年以上の歴史を誇るお香ブランド「パピエルダルメニイ」。
こちらはクラシックですっきりとしたベンゾインの香りとバニラのオリエンタルな香りが楽しめるアイテムです。
香りが気になるときに一枚破って火を付けるだけで、空間の空気をリフレッシュさせることができます。
価格:600円(税込)
枚数:3×12枚(36回分)
香り:ウッディ
インドのお香といえば「HEM(ヘム)」ともいわれているほど、お香好きにとっては定番中の定番のお香ブランド。
1箱購入するのも良いですが、せっかくなら複数箱購入してみてお好きな香りを見つけてみるのはいかがでしょうか。
筆者もよく使用していますが、どれもオリエンタルでエキゾチックな香りばかり。
空間のイメージチェンジや気分のリフレッシュにも最適です。
価格:2,400円(税込)
個数:1箱10個×12箱
香り:アソート(フローラル、ハーブ、オリエンタル、フルーツなど)
渋めのパッケージと白檀を使った伝統的な香りが人気の「松栄堂」のお香です。
短めスティックで燃焼時間は15分ほどで、就寝前など短時間で香りを楽しみたい時にピッタリ♪
白檀の中でも特に甘さを強調した香りになっており、甘くオリエンタルな香りを楽しみたい方におすすめです。
価格:2,915円(税込)
本数:80本
香り:ウッディ
備考:お香立て付き
伝統的な渦巻き型のお香。
ふんわりと甘めの白檀の香りが楽しめるタイプで「飽きがこない」「なんともいえない」「夏にかぎたくなる」など、ショッピングサイトのレビューでも大人気のお香です。
一般的な蚊取り線香よりもやや小さめのサイズ感で、さほど場所を取らないのも魅力です。
価格:1,870円(税込)
枚数:10枚
香り:ウッディ
NYなどアメリカのファッション関係者やヨギーたちに人気の香木。
商品名の「パロサント」はスペイン語で「神聖な木」という意味で、古くからシャーマンたちが儀式の場を清めるために使っていたとされています。
現代では、香りを楽しむだけでなく、虫除けやアロマテラピーにも使われる木として親しまれています。
こちらのパロサントは、ミントやレモンのような柑橘系の香りが感じられる不思議な香木で、置いておくだけでも爽やかな香りが楽しめます。
火を付けると、炭になった部分からバニラのような香りが感じられるなど、1本で様々な香りが楽しめるお香です。
価格:1,980円(税込)
本数:8本
香り:ウッディ
カリフォルニア産のオーガニックセージ(USDA認証済み)を使ったコーン。
空間浄化作用があり、就寝前や マインドフルネス 前、ヨガの前に焚いておくと効果的です。
盛り塩と同じ効果があるともいわれており、空間や自分自身を清めたいときに使うのもおすすめです。
価格:1,980円(税込)
本数:10本
香り:ハーブ
メイドインジャパンの国産お香ブランド「DUMBO incense(ダンボインセンス)」。
葉巻のようなスタイリッシュなケースに入っており、ギフトとしても喜ばれそうな見た目が魅力です。
その他、お香を焚いたときに変な焦げや嫌なにおいが出ないよう、原料となる木から厳選しているのもポイント。
こちらのDefの香りは、海や山を思わせるフレッシュな香りが特徴となっています。
燃焼時間も50分〜1時間ほどと長めです。
価格:1,500円(税込)
本数:25本
香り:オーシャン
フランスの人気お香ブランド「ESTEBAN(エステバン)」のお香。
こちらは、若葉や木漏れ日、散歩道の砂利など、フランスはプロヴァンスの森をイメージした香りとなっています。
やさしい香りに癒されながら、リラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
価格:1,780円(税込)
本数:40本
香り:シトラスグリーン
備考:お香立て付き
お香立てにもこだわると、香りを楽しむ時間がグッと充実しますよ。
部屋に華やかさをプラスしてくれるおしゃれなお香立てをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
真鍮の光沢が美しい「APOTHEKE FRAGRANCE(アポテーケフレグランス)」のお香立てです。
しなった受け皿部分が取りこぼさずに灰を受け止めてくれるので、後片付けも楽々。
金色のボディにブランドロゴが小さく掘られたシンプルなデザインは、どんなインテリアとも相性抜群です。
価格:8,800円(税込)
サイズ:幅8cm 奥行13cm 高さ5.5cm
「METAPHYS(メタフィス)」のモダンなデザインを、明治30年創業の鋳鉄製造会社の技術で形にした「クオロ」は、無駄のない美しさが魅力のお香立てです♪
鋳鉄のややざらついた質感やミニマルな造形は、洋室にも和テイストのお部屋にもしっくりきます。
スティックタイプ・コーンタイプの両方に対応していて、どちらを使用しても周りに灰が散らないよう考え抜かれた構造になっています。
また、デスク上などの小スペースでも使用できるよう、お香を直立して使うデザインになっているのも注目したいポイントです。
価格:7,480円(税込)
サイズ:スクエア 幅 9.7cm 奥行7.7cm 高さ6cm/シリンダー 幅11cm 奥行8.7cm 高さ6cm
老舗「博鳳堂 炭谷三郎商店」が手がけるお香立てです。
独自の方法で加工されたアルミ製の本体は、丈夫で軽いのに重厚さを感じさせるデザインで、しっかりと部屋の中で存在感を示してくれます。
単体ではコーンタイプのお香を使用するのに適していますが、写真のようにキューブと組み合わせればスティックタイプのお香にも使用することができます。
春先には花形のキューブを使用したりと、季節感を出して楽しむのもおすすめです。
価格:1,850円(税込)
サイズ:縦9.5cm 幅9.5cm 高さ6mm
古くから空間の浄化やゲームなどとして親しまれてきた「お香」の魅力や選び方、使い方、おすすめのお香などを紹介してきました。
香りや形、燃焼時間など様々な種類があるお香は、あらゆるライフスタイルや嗜好にマッチしたものを選びやすいルームフレグランスとも言えます。
お好みの香りや使い方から、ぜひお気に入りのお香を見つけてみてくださいね。
最終更新日 : 2022/06/07
公開日 : 2020/08/25