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すっきりした着こなしなら「ハイゲージ」や「薄手素材」でスマートに
巻いても垂らしても良い!スヌードで冬のおしゃれをもっと楽しく♪
スヌード(snood)は、先端が繋がったリング状のネック用防寒アイテムです。
もともと、イギリスで一般的だった女性用のヘアネットやヘアバンドをスヌードと呼んでいましたが、時代の流れで「筒状の布」に変化し、いつしか用途が転じて首用防寒アイテムになったと言われています。
スヌードと同じく、首元を温めてくれるアイテムに「マフラー」がありますよね。
スヌードとマフラーの違いは「先端の形状」。
マフラーはみなさんご存知の通り、細長い長方形の布ですよね。
語源は"muffle"(マフル)といい「覆うもの」という意味を持つ言葉が転じてマフラーになりました。
つまり、マフラー=覆うものと言えます。
先ほどご紹介した通り、「スヌード」は先端が繋がった首元用防寒アイテムです。
マフラーは結ぶことができますが、スヌードはよほど長くない限り結べません。
その分、首周りを結ばずに一重・二重に巻いて暖をとることができ、首回りを比較的コンパクトにまとめられるのが特徴です。
ここからは、スヌードが持つ輪っか形状ならではのメリットをご紹介します。
マフラーと違い、結ぶ手間がないスヌードは、頭から被って首にさっと巻くだけで防寒対策が可能に。
朝時間がない場合も、首に輪っか部分を通すだけなので、巻き方や結び目にこだわる必要もありません。
結ぶ必要がないスヌードは、巻いて一重二重するだけで暖かさが得られるアイテム。
マフラーとは違い、気づいたら結び目が解けている…という事態にはなりません。
無造作に巻いてもサマになるので、首元のファッション初心者さんにもおすすめのアイテムです♪
キッズサイズもあるため、お子様の防寒グッズとして揃えておいても良いでしょう。
輪っか状のスヌードは、大きく太めのサイズになると、巻かずとも首から下ろしているだけでも大きなファッションアクセントに。
インパクトのあるデザインや上質なものになれば、さらに存在感がアップします。
ここで一度、スヌードの選び方について見ておきましょう。
初めてスヌードを購入しようと思っている方は、ぜひチェックしておいてください♪
スヌードをきつめに巻く時、素材によってはどうしても首回りがちくちくしたり痒くなったりすることもあるかと思います。
そのため、購入前には必ず首に直接当たる面の素材をチェックしておきましょう。
実際に手に持ってみてチクチクしなさそうなものや、苦手な素材名がわかっている場合はその素材を避けて選んでおくと良いです。
スヌードは、ネックウォーマーのように短めのものからロングサイズのものまで長さが様々です。
二重に巻いてみた時に余裕が出るサイジングが良いという場合は、首に通した時にスヌード先端がおへそまで届く程度の長さのものがおすすめ。
これなら、首元にボリュームを出しながら巻けるだけでなく、苦しさも感じにくくなりますよ。
普段お手持ちのお洋服のテイストやカラーにあったものを選んでおくと、コーデで失敗しません。
きれいめコーデ好きさんなら、無地で装飾少なめ、カジュアル系のアイテムが多い方は柄つきなど、お手持ちのお洋服のテイストに合わせてみるのも良いでしょう。
首元にボリュームをさらにプラスしたい場合は、編み目が荒いローゲージのニット、チャンキーなニット素材、もこもこのボア素材など、厚みがあるものを選ぶとボリューム効果が出やすくなりますよ。
逆に、ボリューム感はさほど出さずにスマートな印象にしたいという場合は、編み目が細やかなハイゲージニット、 カシミヤ などの光沢のある高級素材といった、スマートな着こなしにもぴったりなカジュアルすぎない素材のものを選んでおくのがおすすめです。
素材が違うだけで、印象も大きく変わってきますよ。
スヌードは、秋冬のみのアイテムと考えがちですが、実は春夏シーズンにも使いやすい麻やコットンなどの生地で作られたものも多いです。
秋冬の寒さ対策だけでなく、春先の寒暖差対策として、真夏の冷房対策として使うこともできますね。
その時期に合った素材を選んでおくことで、おしゃれ感もアップします♪
スヌードを選ぶ際に、少しだけ頭の片隅に入れておきたいのが「顔の形」「体型」に応じた選び方です。
スヌードはそのまま首から垂らせば縦ラインが強調され、首に巻いてボリュームをプラスすると横ラインもプラスされるアイテム。
顔の形やスタイルによっては、スヌードでスタイルアップさせることも可能です♪
ここでは、顔の形や体型にマッチしたおすすめのスヌードタイプをご紹介します。
筆者も含め、「顔が大きく見えて困る…」といったお悩みを持つ方も多い丸顔タイプさん。
丸顔さんの場合は、ロングサイズのものがおすすめです。
縦に長いスヌードを使ってそのまま首から掛けるだけで、縦のラインを強調することができるので、お顔の丸さをカモフラージュしてくれますよ♪
特にロングコートやロングカーディガンも一緒に使えば、さらに縦方向にシャープに見せることができます。
首が短めの方にも、縦ラインが強調できるロングサイズが適しています。
丸顔さんとは逆に長さが気になってしまう面長さんには、短めのスヌードがおすすめです。
ネックウォーマーのように使える短めのスヌードは、顔の縦ラインを和らげてくれ、小顔効果も期待できますよ。
特にボア素材やチャンキーニット素材など、ボリュームが出やすいものを使えば効果もアップします。
短いものがなければ、ミドルサイズのものを二重巻き(巻き方は後ほどご紹介)してみる方法もおすすめです。
首が長めでいつも寒そうに見える…とお悩みの方にも、短めのものやミドルサイズが適しています。
スレンダーさんの場合は、幅広タイプのロングサイズがおすすめです。
幅広ロングサイズのスヌードをそのまま首から掛けて垂らせば、ほどよく体型カバーすることができます。
ただし、身長が高めの方の場合は、さらに身長が高く見えることがあることもあります。
もし気になる場合は、二重巻きをするなど横ボリュームがプラスできるよう工夫してみると良いでしょう。
ぽっちゃり体型さんの場合は、長すぎず短すぎないミドルサイズのものがおすすめ。
短すぎると苦しく感じたり、長すぎるとボリュームがさらにプラスされてしまうことがあるためです。
また、ミドルサイズのものなら、首から少し掛けておくだけでゆるやかなVラインができるので、顔周りがすっきり見えることもあります。
素材に関しては、厚み控えめのソフトな生地感のものが良いでしょう。
これで顔周りにボリュームがつきすぎず、すっきりとした印象を演出できますよ。
小柄さんの場合、あまり長すぎると背の小ささが強調されてしまったり、重たく見えることもあります。
ロングサイズのものを使う場合は、二重巻きにするなど工夫すると良いでしょう。
ミドル〜ショートサイズを選んでみると、身長とのバランスが整いやすくなります。
素材は厚すぎず薄すぎないものを選んでおくと、二重巻きにした時もボリュームが出過ぎず、ほどよくスタイルアップされます。
ここまでで「スヌードって良さそうだけど、結局どう巻くの?」という方もいらっしゃると思います。
そこで、スヌードの巻き方をご紹介します。
スヌードが持つ防寒性を最大限に活用するならぜひ覚えておきたい二重巻き。
この巻き方はボリュームが出やすいため、ミディアム〜ロングヘアの方は、髪の毛をアップにしておくのがおすすめです。
顔まわりをすっきりさせることで、小顔効果もアップします。
これまで記事中にも出てきている巻き方。
巻いてはいませんが、ただ首からストレートに輪っかを掛けただけの巻き方です。
大きなネックレス感覚でかける一重巻きは、ちょっと首元が暑くなってきた時にもぴったり。
首から掛けておくだけのアレンジですが、こなれ感がアップして見えるのも魅力です。
長めのスヌードでトライできる巻き方です。
ほどよく首元を温められる巻き方でもあるアレンジです。
長いスヌードしか持っていないけれど、首元にボリュームをプラスするのは避けたいという時にもぴったりですね。
実は、スヌードは巻くだけでなく色々な使い方ができます。
スヌードは首元に巻くのも良いですが、一つのスヌードで幅広い着まわしが可能になります。
こちらは、幅が広めのスヌードを使った着まわし方法。
巻いても良いのですが、肩から羽織るようにしてきこなせば、ちょっとしたカーディガンとしても使い回すことができますよ♪
こちらはゆるく二重巻きをしたアレンジ。
胸元と肩部分を冷たい風から守ることができますね。
こちらはふんわりとしたローゲージのものを使っていますが、平ためのハイゲージのものなら、あえて中心でクロスしてぴったりめのボレロとして着こなすのも良いでしょう。
こちらは、短めのスヌードを肩から垂らしたアレンジ。
短めのものなら、ボレロとして使うこともできます♪
さらに幅広のものなら、こちらのように腕まで覆ってみるのもアリ!
室内での冷え対策にも効果が期待できます。
スヌードを中心でクロスさせた後ヘアゴムで縛り、ギャザーを寄せて被ればフェミニンなアレンジに。
使わなくなったネックレスやブローチでアレンジしても良いでしょう。
一重+垂らし巻きにコサージュをつけたアレンジ。
高頻度で同じスヌードを使う場合のリフレッシュアイデア&マンネリ対策としてぜひ取り入れておきたいですね。
ショートサイズのスヌードで伸縮性があるものなら、こちらのようにちょっと伸ばして頭まで覆うこともできます。
頭だけでなく耳も覆えるので、本格的に防寒対策したい時におすすめですよ。
髪の色に合ったカラーを選ぶとより自然な仕上がりになります。
最後に、スヌードを使った素敵コーデをご紹介します。
日々のコーデのご参考にしてください♪
ダークトーンでまとめたカラーリングのコーデに、アクセントとしてベージュのスヌードをON。
ダークトーンのスヌードを顔まわりにあしらってスタイリッシュに見せるのも素敵なのですが、こちらのように顔なじみの良いカラーをプラスすると、顔周りの印象がパッと明るく見えます。
こちらは、ホワイトのニットワンピースに同色のスヌードを合わせたモノトーンコーデ。
ボリュームのあるスヌードを使う際に「スヌードだけ浮かないかな?」と不安になったら、メインアイテムのカラーに似たカラーを合わせると失敗がありません。
スヌードの生地感もワンピースと似ているため、一体感も抜群です。
全体的にボリュームが出そうなコーデですが、全体カラーを少なめにして質感を統一しているため、スマートに見えるのも素敵なポイント。
ブラックのボリューミーなスヌードをホワイトジャケットにプラスすると、コーデ全体を引き締めるアクセントになりますね。
首元をボリューミーにしている分、スキニーデニムでボトムスをまとめているので、全体がコンパクトにまとまっています。
トレンチコートはきれいめコーデに投入されがちなアイテムですが、全体がきれいめにまとまりすぎているような…?と感じた際におすすめなのがローゲージのニットスヌード。
ややカジュアル感のあるローゲージのスヌードなら、きれいにまとまりすぎたコーデのカジュアルダウンにぴったり。
こちらのような、ペールトーンのベージュの真反対カラーとも言えるロイヤルネイビーなら、カラーコントラストも強くインパクトのあるコーデが楽しめます♪
カジュアルなニットコーデとふわもこボア素材のスヌードも相性は抜群。
全体をコンパクト&シンプルにまとめた分、首元のもこもこスヌードが際立って見えます。
ふわもこタイプのスヌードは毛足が長いとボリュームたっぷりに見えますが、こちらのコーデのようにミドルサイズでコンパクトに巻いておけば、すっきりとしたシンプルなスタイルにもちょうど良いボリュームでマッチングさせることができるでしょう。
これからの季節にぜひ使っておきたいおしゃれな防寒アイテム「スヌード」の魅力や巻き方、着まわしパターン、素敵なコーデをご紹介しました。
巻いても掛けても、カーディガンやボレロ、キャップとしても使えるスヌードは、これからの季節の主力アイテムとなってくれること間違いなし。
秋冬だけでなく、生地を変えて春夏の紫外線対策や冷房対策としても活用できるため、いつでもどこでも使える頼もしい味方ですね。
素材やサイズも様々なので、ぜひご自身にぴったりなものを見つけてみてください。
公開日 : 2019/10/26