Top > アート/カルチャー > ハンドメイド/クラフト
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
ハンドメイドとは「hand made」、すなわち人の手で作るもの、手作りの、手製のといった意味を持ちます。
最近ではハンドメイドというと「規格品にはないオリジナリティの高い手作りのもの」といったイメージで使われていますよね。
また、手作りお菓子やパンといった食品もハンドメイドと言えますが、現在ではどちらかというと食品よりも雑貨に対して使うことが多いです。
本記事では、これから趣味としてハンドメイドで何かを作ってみたい方へ向けて、雑貨を中心におすすめのハンドメイドジャンルをご紹介していきます。
お洒落な雑貨やアクセサリーをお店で買うのもいいけれど、自らが作り、自分の作り上げたものを身に着ける、それはきっと素敵な暮らしの時間のはじまりになりますよ。
ハンドメイドジャンルの中でも人気が高いのがアクセサリー。
自分で好みの色や素材を使用して制作すれば、人と被ることがなく個性を出せるのが嬉しいですよね。
「minne」や「creema」といったハンドメイド作品が販売されているサービスを見ると、クオリティの高いアクセサリーがたくさん出てきます。
一見難しそうに見えるアクセサリー作りですが、素材によっては初心者でも十分に作ることができますよ。
基本のパーツや工具は初心者セットのようなものを揃えてもいいですが、意外とパーツが大量に入っていたりします。
アクセサリー作りが自分に向いているかわからない…という方は、最初は100均のペンチとアクセサリーパーツでも十分です。
ダイソーでは「ピアスキット」というペンチさえ用意すれば作れてしまう便利なキットもありますよ。
デザインも数種類から選ぶことができ、108円という安さから初心者さんの練習にもってこいです。
制作のコツを掴んだら、パーツをひとつ変えてみるなどのアレンジを加えてみましょう。
それだけでもう、自分だけのアクセサリーの出来上がりです♪
初心者キットで制作をしてみて、もっと色々なアクセサリーを作ってみたいと思った方は次へステップアップしてみましょう。
ここでは、初心者でも雰囲気が出せる&他のハンドメイドにも応用が利くパーツをご紹介します。
コットンパールはハンドメイドアクセサリーには欠かせないパーツです。
コットンやプラスチックを核に、真珠のような輝きを人工的に再現したもので、イミテーションパールとも呼ばれます。
本物の真珠に勝るものはないですが、軽い・安価・ナチュラルな風合いが可愛いといった点で人気を誇っているパーツです。
コットンパール単体をピアスの金具と合わせるだけでも良し、シンプルなフレームと組み合わせても良し。
ビジューやタッセルと一緒に使うと、販売されているようなアクセサリーを簡単に作れてしまいますよ。
ハンドメイドを取り上げる際に必ずといってもいいほど出てくるのが「レジン」や「UVレジン」ではないでしょうか。
レジンはアクセサリーパーツ以外にもチャームやヘアゴムの飾りとして、アート作品としても楽しめます。
モールドという型やフレームを使えば、簡単にペンダントトップやピアスのパーツなどを作ることができますよ。
まずは簡単に試してみたいという方は、100均のレジン液と太陽光でチャレンジしてみましょう。
本格的にレジンで作品を作る場合は、UVランプやクラフト専門店で購入することのできるレジン液を用意してみてくださいね。
レジンはワイヤーとマニキュアを使って作る、マニキュアフラワーのコーティングとしても使えます。
レジンを塗って硬化させることで、表面がぷっくりつやつやになりますよ。
マニキュアフラワーを使ったアクセサリーも可愛くておすすめです。
※合わせて読みたい: 【初心者必見】100均の素材で作れる!簡単で可愛いレジンアクセサリーの作り方
「プラバン」と聞いて懐かしさを覚える人もいるのではないでしょうか。
そう、プラスチックの板に絵を描いたり、好きな形に切って色を塗ったりしたものをオーブンやトースターで焼いて硬化させる工作です。
幼い頃に遊んだ工作が、今ではハンドメイドアクセサリーのパーツとして人気を誇っています♪
熱を加えると伸縮作用が働き、縮むという特性に気を付けてデザインを決めれば後はとっても簡単です。
スタンダードな透明のものに加え、白地のものもあり、身近なところだと100均で簡単に手に入れることができます。
ママさんであれば、お子さんと一緒に工作を楽しみながら作品づくりもできてしまうのは嬉しいですよね。
また、硬化させたプラバンそのままでも良いですが、硬化後にレジンをのせてぷっくりさせるのも可愛いのでおすすめです。
レジンのセットを購入した方は、合わせてプラバンも利用すると作品の幅が広がりますよ。
羊毛フェルトとは、ふわふわの羊毛を特殊な針でちくちく刺すことにより、羊毛の繊維がからまってフェルト化して固定されたもののことを言います。
ふわふわのマスコットや小物、アクセサリーのパーツを作ることができますよ。
フェルティングニードルという先がギザギザの特殊な針やマットが必要となるので、最初はスターターキットを購入してみましょう。
また、初めからオリジナルで制作するのは難易度が高いので、マスコットを作ることのできるキットも一緒に用意するのをおすすめします。
羊毛フェルトは石鹸水に浸すとシート状に変化してくれるので、スマホケースやポーチなどを作るのも可能です。
季節のオブジェを作ってシーズンごとにインテリアを変化させるのも楽しいですよ。
※合わせて読みたい: ハンドメイドで人気の羊毛フェルト!必要な道具や作り方のコツは?作品を通してクラフト作家が解説♪
クラフト系で簡単に始められるのが、消しゴムはんこです。
消しゴムとアートナイフや彫刻刀さえあればすぐに作り始めることができるので、スキマ時間で細かい作業を楽しみたい方におすすめです。
細かく綺麗な線を出すためにはかなりの技術が必要となるので、コツコツと技術を磨きたいタイプの方はハマってしまうのではないでしょうか。
消しゴムはんこは線として残って欲しい部分は残し、周りを彫り進めていくことでハンコを作ります。
慣れないと間違えて逆をいってしまうことがあるのでご注意ください。
こちらの「ほるナビ」は、トレーシングペーパー、彫刻刀、スタンプインクなどがセットになっています。
消しゴムが色付きと白地の2層構造になっていて、彫り残しや彫り間違いが起こるのを防いでくれるので彫りやすく、初心者におすすめです。
簡単なお花や動物から始めて、慣れてきたらお子さんのお名前スタンプなどを作ってあげるのもいいですね。
お裁縫系でおすすめなのは刺繍です。
無地のシャツやキャンバストート、布製コースターなどにワンポイント刺繍を加えてみませんか?
既製品のものでも、ひと手間加えて自分流にアレンジをすれば、人とは違ったオリジナル品を楽しむことができます。
刺繍には色々な種類のステッチがありますが、ランニングステッチは通常の波縫いと同じ要領なのでここから試してみると良いでしょう。
その他には、基本のバックステッチやチェーンステッチができるようになれば、作品の幅がグッと広がります。
刺繍をスタートするならこちらのセットがおすすめです。
1,980円で刺繍に必要なセットが一通り揃い、刺繍糸の種類はなんと60色もあります。
練習を始めるのには十分すぎるくらいのラインナップなので、コスパよく満足して使うことができますよ。
今も昔も変わらずにハンドメイドの趣味として楽しむ人が多いのが編み物です。
編み方の種類も豊富にあり、今では毛糸以外にもTシャツなどを作るときに出る切れ端で作ったリサイクルヤーンも編糸として人気です。
マフラーや手袋、ニット帽といった定番の防寒具から、鞄、コースターやヘアゴムの飾りまで用途は無限大。
初心者が始めるには、コースターやヘアゴムの飾りといった小さなものから編み始めると良いでしょう。
小さなものになれたら、セーターやニット帽などの大作も夢ではないかもしれません♪
※合わせて読みたい: 編み物は奥が深い!初心者の方にも分かりやすく基本の編み方とグッズを徹底解説
お花が好きな方や、ガーデニングでお花を育てている方は、ドライフラワーをハンドメイドしてみるのはいかがでしょうか。
作り方は簡単で、お花を逆さにしてクリップやテープで止めて吊るしておくだけ。
数週間たてば、ドライフラワーに変身しています。
ただ、ドライフラワーに向いている花とそうでないお花があるため、そこは注意しましょう。
ドライフラワーになりやすいのはバラ、千日紅、アジサイ、スターチス、ミモザ、ユーカリ、ラベンダーなど。
はじめてのドライフラワーには、上記のお花から挑戦してみましょう。
作ったドライフラワーは飾るだけではなく、キャンドルやワックスバーなど、他のハンドメイド作品にも使えます。
ミモザやアジサイは、ドライフラワーにしたものをレジンに閉じ込めてアクセサリーにしても可愛いですよ。
※合わせて読みたい: ドライフラワーの作り方!簡単にできる方法やドライフラワーにおすすめの花を紹介
雑貨屋さんなどでもよく目にするようになったハーバリウム。
色鮮やかで透け感が可愛らしく、水変えが必要ないお花を楽しむインテリアとして人気ですよね。
こちらはプリザーブドフラワーやドライフルーツ、密封できるガラスの容器、専用オイルを用意すればおうちで作ることができます。
作り方は本当に簡単で、消毒したガラス容器に花材を配置しながらオイルを注ぎ、また花材を配置してオイルを注ぐを繰り返すだけ。
自分で好きな色のお花を選び、デザインを考えながら作り上げていくのはとっても面白いですよ。
自宅で楽しむ用としてであれば、専用オイルの代わりにベビーオイルでも代用がききます。
ただ、ベビーオイルだと色落ちがあり長期保存には向かないので、本格的にやってみたいという方は専用のオイルを使ってくださいね。
※合わせて読みたい: 「ハーバリウム」のカラー別の選び方をはじめ、作り方もご紹介♪
今回はこれからハンドメイドで何かを作ってみたい人向けに、おすすめのジャンルをご紹介しました。
作品と向き合う時間、出来上がったときの達成感と感動、それを身に着ける喜びは暮らしをとっても豊かにしてくれます。
趣味が仕事になるのも夢じゃないこの時代、まずは何かひとつ新しいことを始めてみませんか。
最終更新日 : 2021/06/24
公開日 : 2018/12/14