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【薬剤師が解説】プラセンタは優れた効果がいっぱい!プラセンタの摂取方法とおすすめのサプリや美容液を紹介






プラセンタは胎盤のことであり、美容液やサプリメントなど、様々な形で取り入れることができます。

「聞いたことはあるけど、どんな効果があるの?」
「プラセンタって本当に効くの?危なくないの?」

このように不安なことも多いでしょう。

プラセンタは人間の成長や成熟に必要な成分がたっぷり含まれていて、肌にもホルモンにも良い働きがあります。
そこで今回は、薬剤師で製薬メーカーにも勤める筆者が、プラセンタの効能について説明するとともに、効果的なプラセンタの摂取法やおすすめのサプリを紹介していきます。

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【目次】【薬剤師が解説】プラセンタは優れた効果がいっぱい!プラセンタの摂取方法とおすすめのサプリや美容液を紹介

 

プラセンタって何?

プラセンタの種類

プラセンタの成分

プラセンタの効果と効能

美肌・アンチエイジング

疲労回復・血流改善作用

更年期障害やPMSなどの改善

免疫力強化

プラセンタの摂取方法

食品やサプリで口から摂取する

外側から基礎化粧品で肌につける

病院で注射してもらう

プラセンタの安全性

<おすすめのプラセンタサプリ>

さくらの森 プラセンタサプリ minamore~ミナモア~

JBP ポーサイン100

クラシエ薬品 プラセンダイヤ

<おすすめのプラセンタ美容液>

fracora フラコラ ホワイテストプラセンタ美容液

つむぎ プラセンタ美容液 

KISO プラセンタ PC

 

プラセンタって何?

 

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プラセンタ=胎盤のことで、市販されているサプリに含まれているプラセンタは「ヒト胎盤由来成分」です。

人間以外の哺乳類動物は、生まれてすぐ本能的に母親の胎盤を食べてしまうのですが、それは胎盤には生きるために必要な栄養がたっぷり含まれているからです。

このような事実からも、昔からプラセンタは医薬品として扱われて重宝されてきました。

 

その歴史は非常に古く、古代エジプトのクレオパトラの時代にも遡ります。

美しいことで知られたクレオパトラも愛用していたというから驚きです。

漢方では「紫河車」という生薬名がつけられていて、中国では昔から治療に用いられてきました。

 

日本でも医薬品として使われるプラセンタもあり、美容クリニックでは注射剤として利用されています。

また、身近なところでは市販の美容液や化粧水、サプリメント、ドリンク剤にも配合されています。

 

プラセンタの種類

 

プラセンタには医薬品としてのプラセンタと、サプリメント、食品や化粧品としてのプラセンタがあります。

 

  • ヒト由来の胎盤
  • 豚や馬、羊などの動物由来の胎盤
  • 海洋性(卵巣膜由来)または植物(胎座)由来のプラセンタ

 

以上のような種類がありますが、ヒト由来のプラセンタは医薬品のみで使用が許可されています。

ヒト胎盤由来を使用できるのは医薬品だけで、病院やクリニックで治療を受けることが原則です。

 

気軽にプラセンタを取り入れたいならば、市販品でも十分にその恩恵を受けることができます。

最も市販品の中でよく使われているのが豚由来ですが、最近では馬由来も人気があります。

 

プラセンタの成分

 

プラセンタといっても、実はさまざまな成分の合わさった混合体であり、「プラセンタ」という化合物が存在しているわけではありません。

プラセンタにはタンパク質・糖質・脂質の三大栄養素の他にも、10種類のアミノ酸、核酸、ビタミン、ミネラル、酵素、ムコ多糖類などが豊富に含まれています。

さらに、最近注目されている再生能力や自然治癒力を促す成長因子も含まれています。

 

そのバリエーションの高さと含有量の多さは、他に類を見ないほどです。

人間が正常な身体、健康な素肌を保つのに、必要な栄養がプラセンタに凝縮されています。

 

 

プラセンタの効果と効能

 

プラセンタには様々な効果があることが分かっています。

その効能効果は美容面だけではなく、病気の治療や予防にも応用されています。

特に女性とってメリットの高い効果について見ていきましょう。

 

美肌・アンチエイジング

 

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プラセンタには豊富なアミノ酸や成長因子が含まれているため、肌の再生が活性化されます。

ターンオーバーを促進することで、古い角質が剥がれ落ちて新しい肌に生まれ変わりやすくなるのです。

さらには、古い角質に蓄積していたメラニン色素も落ちていくことで、美白効果も期待できます。

 

また、肌の奥深い部分でハリを与えたり、弾力性をもたらしているコラーゲンの生成を促す効果もあります。

年齢により衰えていきがちな肌のハリ感やうるおいを、内側から高めてくれます。

 

女性向けのドリンクやサプリメントの多くは、この美肌効果やアンチエイジングを期待して開発されたものです。

外側から与えるだけの美容対策だけではなく、プラセンタを用いて内側から美しい肌を手に入れましょう。

 

疲労回復・血流改善作用

 

プラセンタには基礎代謝を高める効果があります。

基礎代謝が上がると体のエネルギーの利用効率が高まるため、血流がよくなったり、栄養が隅々の細胞まで届きやすくなります。

その結果、疲れにくくなったり、肩こりや腰痛が楽になったりすることもあります。

実際に、美容クリニックでプラセンタ注射を受ける方の中には、疲労回復目的の人も多いです。

 

また、女性の場合は筋肉量が少ないため冷え性に悩んでいる人も多くいます。

プラセンタには新陳代謝を高める作用、自律神経調整作用、ホルモン分泌調整作用、造血作用などの効果があるため、結果的に冷え性が改善されることもあります。

 

更年期障害やPMSなどの改善

 

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閉経を迎える年齢近くになると現れる「更年期障害」は、不快な症状が同時に起きて辛いものです。

この更年期障害の症状を抑えるために、プラセンタを使うこともあります。

病院においては、更年期障害の治療に保険診療の範囲で用いられることもあるほどです。

 

プラセンタにはホルモン分泌を整える効果があるため、女性のホルモン変化による不調に対しても効果があると言われています。

同じようにホルモンバランスが乱れることが関係しているPMS(月経前症候群)においても活用できます。

ただし、あくまでも効果の高いヒト由来のプラセンタで認められている効果であり、サプリメントでは基本的に治療を行うことはできません。

 

免疫力強化

 

免疫が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、国民病と言われる花粉症、アトピーなどのアレルギー疾患を引き起こすこともあります。

プラセンタには低下した免疫力を高める効果があり、例えば風邪をひきにくくなる、アレルギーが改善するなどの効果も期待できます。

 

 

プラセンタの摂取方法

 

それでは、どのようにしてプラセンタを摂取すれば良いのか、その方法について見ていきましょう。

目的や求める効果に合わせて、プラセンタを適切に取り入れていくことが大切です。

 

食品やサプリで口から摂取する

 

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最も手軽に体にプラセンタを取り入れるならば、サプリまたはドリンクを飲んで摂取する方法があります。

病院から処方される医薬品のプラセンタは、ヒト由来のものがありますが、一般的に市販されているのは豚や馬由来のプラセンタです。

 

カプセルタイプのサプリメントや、小さなボトルに入ったドリンクタイプがあります。

即効性については注射と比べると落ちますが、長期的に摂取していくことで、美肌効果やホルモンバランスの調整の効果が期待できます。

 

外側から基礎化粧品で肌につける

 

美容液や化粧水に含まれるプラセンタは、プラセンタから抽出されたプラセンタエキスです。

肌に直接つけることで、肌に効かせることができます。

特に美肌効果を求める場合に適しています。

また、飲んだり注射するのはちょっと抵抗がある…という人にも、化粧品ならば気軽に取り入れやすいでしょう。

 

病院で注射してもらう

 

プラセンタを注射することは、最も効果が得られやすく即効性も高い方法です。

病院で医師の診察を受けた上で注射を受けるので、自分にあった量を調整することもできます。

 

基本的にヒト由来のプラセンタを使用し、感染症へのリスクについても十分配慮されているため、安全性が高い方法です。

ただし、プラセンタ注射(メルスモン注射)を受けたあとは、一切献血することができないというデメリットもあります。

 

 

プラセンタの安全性

 

プラセンタはヒト由来、動物由来などがありますが、基本的には自分以外の生き物から採取された胎盤を使用します。

そのため、安全かどうか気になる人も多いでしょう。

 

医薬品のプラセンタの場合は、特定生物由来製品という分類に当てはまり、厳しい管理がなされています。

また、食品に使われる動物由来のプラセンタも、基本的には細菌やウイルスのリスクを減らすように製造されているため安全です。

 

しかし、想定できない感染症の危険性を一切排除できるものではないため、なるべく信頼できるメーカーの製品を使用することをおすすめします。

アレルギーを起こすこともあるため、異変を感じたり体質に合わない場合にはすぐに使用を中止しましょう。

 

 

<おすすめのプラセンタサプリ>

 

プラセンタを気軽に取り入れるなら、サプリメントが便利です。

サプリメントは続けることで効果が得られやすくなるので、飲みやすく、信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

 

さくらの森 プラセンタサプリ minamore~ミナモア~

 

 

プラセンタサプリも海外産、国産という違いがあり、なるべく安心できる国産を選びたいものです。

このサプリは、純国産のプラセンタのみを100%使用しています。

他にもコラーゲンペプチド、エラスチン、ヒアルロン酸、ビタミンC、ビタミンEなどの肌にいい成分がたっぷり入っています。

 

医療用のプラセンタを研究開発して販売しているスノーデン製薬と共同開発されたサプリメントです。

業界上位の原液換算量9900mgを含有し、製造工場は医薬品と同じレベルを使用しています。

無香料・無着色・保存料も使用していないので、余計な成分を摂取する心配がいりません。

 

さくらの森 プラセンタサプリ minamore~ミナモア~の商品情報

 

価格:4,050円(税込)

内容量:90粒(1か月分)

 

 

 

JBP ポーサイン100

 

 

美容クリニックや皮膚科などでも推奨されることがある、プラセンタサプリメントです。

「ラエンネック」を製造している日本生物製剤社製のJBPプラセンタ。

病院で使用されているプラセンタ注射剤「ラエンネック」と同じ抽出方法で作られたプラセンタを使用しています。

 

添加物、防腐剤や増量剤など他の成分を一切使用していない、純粋なプラセンタだけを使用しています。

人間と相性が良いといわれる豚由来のプラセンタであり、国内で人気の高いブランドです。

 

JBP ポーサイン100の商品情報

 

価格:10,670円(税込)

内容量:100粒

 

 

 

クラシエ薬品 プラセンダイヤ

 

 

漢方メーカーで知られるクラシエ薬品から販売されている、ドリンクタイプのプラセンタです。

国産豚プラセンタエキス純末を使用し、さらに肌にいい成分であるハトムギとクコを配合しています。

 

プラセンタのドリンクは独特な風味がして苦手という人もいますが、ピンクグレープフルーツ味で飲みやすいです。

1本あたり1.6kcalと低カロリーで、ダイエット中の人でも気にせずに摂取できます。

 

クラシエ薬品 プラセンダイヤの商品情報

 

価格:2,999円(税込)

内容量:10ml×10本

 

 

 

<おすすめのプラセンタ美容液>

 

サプリを飲むのはちょっと抵抗がある、もっと気楽にプラセンタを試したいという人には美容液がおすすめです。

化粧水よりも高濃度に入っているので、実感しやすいというメリットがあります。

ただし、肌につけるものだからこそ、品質にはサプリ同様にこだわりたいところです。

 

fracora フラコラ ホワイテストプラセンタ美容液

 

 

プラセンタエキス美容液の定番商品で、品質にも定評があります。

高いレベルの飼育環境で育った国産のSPF豚を使用しています。

無香料、無着色、パラベン・界面活性剤・鉱物油不使用であり、余計な成分を極力減らしたプラセンタエキス原液です。

 

fracora フラコラ ホワイテストプラセンタ美容液 の商品情報

 

価格:3,600円(税込)

内容量:30ml

 

 

 

つむぎ プラセンタ美容液 

 

 

北海道産サラブレッドの馬プラセンタを使用した美容液です。

プラセンタ特有のにおいが少なく、肌につけても心地よく使用できます。

 

気になる添加物である合成界面活性剤、合成香料、合成色素、鉱物油は無添加です。

コラーゲン、ヒアルロン酸、ダマスクバラエキスを贅沢に配合しています。

 

つむぎ プラセンタ美容液の商品情報

 

価格:2,678円(税込)

内容量:30ml

 

 

 

KISO プラセンタ PC

 

 

モンゴルにて無農薬放牧された馬から採取されたプラセンタを使用しています。

国内で抽出、製造管理されたプラセンタエキスです。

 

豚と比べて馬の方がプラセンタが肉厚であり、豊富な栄養を含んでいると言われています。

また、豚プラセンタと比べてアミノ酸含有量も高く、人のバランスとも近いとされています。

肌に必要ない添加物は極力排除して、非常にシンプルな組成を実現した美容液です。

 

KISO プラセンタ PCの商品情報

 

価格:2,180円(税込)

内容量:20ml

 

 

 

 

赤ちゃんのベッドである胎盤から採取されたプラセンタには、私たちの美容と健康に必要な栄養がぎっしりと詰まっています。

その恩恵を受けるには、注射やサプリ、美容液などを活用すると良いでしょう。

ただし、プラセンタ関連商品の中には品質が低いものも存在します。

正しい目線で商品を選び、適切な量を守って摂取するようにしてください。

 

 

執筆・監修:薬剤師 笹尾 真波(ささお まなみ)

 

大学院卒業後、某内資系製薬企業にて市販薬の企画開発・マーケティングなどに携わる。

その後、都内大型門前病院前のドラッグ併設調剤薬局にて、調剤業務および市販薬のバイヤー・在庫管理・販売にも携わる。

その他、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメ販売にも従事する。

 

また、外資系製薬企業にてDI業務、学術情報部門にて糖尿病や免疫関連の学術情報の検索および情報提供にあたる。

現在は非常勤薬剤師として調剤薬局で勤務する傍ら、正しい薬の使い方や医療情報、美容関係の情報提供に務める。


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