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まずは、食費節約をするための心がけからご紹介。
マインドセットというとおおげさかもしれませんが、節約する意識を持っているのとなんとなく節約するのでは、節約できるお金の額も変わってきます。
これからご紹介する3つの心がけを意識してみてください。
「まとめ買いで◯%オフ」「本日の特売」「タイムセール」…といった言葉に弱い方はいらっしゃるのではないでしょうか。
本当に必要なものがセール価格ならもちろん買っても問題ありません。
しかし、「セールだし買っちゃおう!」と目的もなく買ってしまうのは本末転倒。
使わないかもしれない調味料や食材を買っても使いきれない可能性があるからです。
どんなにお得で割引率が高くても、食材には消費期限もありますし、食材によっては痛みやすいもの、足が早いものもあります。
買って捨てる羽目になれば、お金を捨てているのと同じことになってしまいます。
今ご自宅の冷蔵庫に何がどれくらい保管されているかすぐにわかりますか?
「そういえば、去年買ったドレッシングがまだあったなぁ…」「あれ、買ったのはいいけど賞味期限きれてないかな?」と不安になった方は要注意。
冷蔵庫にあるものを把握していないと、必要なもの以外にもストックがあったのにも関わらず同じものを買い足してしまうなどの無駄が発生しがちです。
冷蔵庫の中身の把握方法は、
といった方法がおすすめです。
冷蔵庫の中身を把握しておくことで、
など、冷蔵庫の中にある食材の活用方法を考えることができます。
把握が完了したら、整理整頓も行っておくことをおすすめします。
把握の度に食材を出し入れすると、時間や手間がかかってしまうからです。
整理整頓してすっきりした冷蔵庫なら、食材がぎっちり詰まった冷蔵庫よりもより冷気が流れやすくなり、電力もセーブしやすくなります♪
これは、生活費を抑えようと頑張っている方には当たり前かもしれませんね。
例えば、ランチだけでも外食しようと思えば毎日最低500円は使うことになります。
平日の出勤日だけに限ったとしても500円×5=2,500円と、1週間で2,500円も使うことになってしまいます。
なるべくお弁当を持参する、夜もなるべく自炊するなど心がけておくと、1食あたりの食費がかなり浮きますよ♪
心がけの次は、楽しくできる食費節約方法を見ていきましょう。
先ほども少しご紹介しましたが、1ヶ月単位で見ると1日500円のランチ代もバカになりません。
昨日のご飯の残りでも良いので、お弁当を職場や学校に持参しましょう。
筆者も学生時代はどうしても頑張って稼いだバイト代を貯めたいがあまり、毎日お弁当を作って通学していました。
学食の定食メニューを1食400円として、週5日お昼休みを挟む講義があったとすると、1週間で2,000円セーブできたことになります♪
お弁当を作るのがしんどい時は、冷凍ご飯だけ持参してお惣菜を学食で買うということも行っていました。
フルでその日のランチ代を節約することはできなくても、それでも「ご飯代だけ浮いたのでラッキー♪」と考えるようにするとポジティブに続けることができました。
時間がある時にご飯を炊いて、1食分ずつ冷凍保存しておくとランチにも活用しやすいですよ!
冷凍保存しやすいメニューを考えて作り置きしておくのも有効です。
筆者の家庭では、作ったおかずを大きめのタッパーに小分けして冷凍してします。
これをさらに小分けにしてお弁当に入れたり、アレンジメニューとして他の料理に転用したりと様々な使い方ができますよ。
また、作り置きさえしておけば、食費を節約している時に起こりがちな「栄養の偏り」を防ぐことも可能です。
毎日おかずを作るのは大変ですが、時間がある時に作り置きをしておけば、食卓準備の時間短縮にも繋がります♪
最寄り駅や職場の近くなど、馴染みの場所近くにあるスーパーの価格を見ておきましょう。
どのスーパーの食品平均価格が安いかを把握しておくと、何も考えずにスーパーで買い物するよりも手元にお金が残りやすいですね。
また、平均価格が安いスーパーを把握しておけば、「お肉はこのスーパー、野菜はこのスーパー…」と、スーパーをはしごする手間も時間も交通費も節約できます。
底値を把握できたらベスト!
また、通っているスーパーが大手スーパーなら、プライベートブランド(その会社が独自に企画・販売しているブランド)を買うと比較的安く収まることも多いですよ。
とりあえずその週食べたいものを適当に買っていませんか?
食費を節約するなら、1週間あたりの予算を決め、その範囲内で食材を買うのがおすすめです。
これなら、月末に「もうお金がない!こんなはずじゃなかったのに…」とがっかりすることもなくなります。
外出の度にカフェでドリンクを買ったり、自販機でお茶を買ったりと、出先でなにかとドリンクを買ってはいませんか?
自販機のペットボトル500mlがだいたい150円として、これを毎日買い続けていたら月4,500円もの出費に!
1回あたりの消費は確かに少ないですが、長い目で見ると決して安くはない金額ですよね。
筆者は学生時代からずっとコーヒー用タンブラーとお茶用タンブラーを持ち歩いていました。
バッグは重くなりますが、飲み物にかかる金額を節約でき、浮いた飲料代をホームパーティー用のお酒代や食費に充てることができました。
社会人になってからは、オフィスのデスクにお気に入りブランドのティーバッグやコーヒーを常備し、「今日はなんのお茶にしようかな?」と出勤時の楽しみを増やしています♪
お茶も大容量パックを購入しておけば、1回あたりのお茶代も大幅に節約できますね。
せっかく買った食材を途中で捨てるようになってしまうのは残念ですよね。
保存方法を工夫しながら、必ず買った食材を使い切るよう心がけましょう。
使い切り方としては、
といった方法がおすすめ。
また、食材を使い切るために、食材の保存方法を工夫するのも有効です。
ここで一度、主要食品を長持ちさせるための保管方法を見ておきましょう。
ちなみに、お肉は塊が大きいほど長持ちします。
みりんや醤油で下味をつけて保存すると、調味料に含まれる塩分やアルコールによる作用で消費期限+1日程度は長持ち。
このまま冷凍しておくのも良いです。
あらかじめはらわたを処理して保存します。
切り身の場合は、
香りが強いものの側に置くのを避けて保存すると、味を損なわず美味しく頂けます。(卵の殻には無数の孔が開いており、においを吸収しやすいです)
どの野菜も、基本的に「育った状態に似た状態で保存する」のがベストと言われています。
そのため、だいたいの野菜はできる限り立った状態で保存しておくと良いでしょう。
牛乳パックを野菜室スペースに合うようにカットしておき、その中に立たせておくと管理しやすいですよ。
※野菜の冷凍保存に関する記事: 野菜を冷凍保存するコツと保存期間を紹介!キャベツやブロッコリーなどおすすめ野菜も
これまで食材を使い切ることなど色々ご紹介してきましたが、多忙な日が続くと管理もおっくうになってきますよね。
そんな時のことも見据え、長期保存ができるものを買っておくのもおすすめです。
例えば、
などが挙げられます。
長期保存できるものがあれば、いざ「お金がない!どうしよう!」という時の調理にも役立ちます。
食材の賞味期限を把握しておけば、どの食材をいつ調理しないといけないかが一目瞭然。
食材を別容器に保管する際には、ラップやジップロックにマジックで賞味期限を記入しておけばわかりやすいです。
食費を節約するのに役立つ食材をチェックしておきましょう。
など、カサ増し系食材は安くてお腹も満たされやすいのが魅力です。
筆者はよくもやしとキャベツでお好み焼きを作っていました。
お好み焼きは、大阪風お好み焼きであればミニサイズをたくさん作って冷凍することも可能です。
野菜のみのお好み焼きを作るとタンパク質不足になりがちですが、ここはとろけるチーズを使うと手軽にタンパク質を摂取できます。
さらに、豆苗は汁物や炒めものにプラスすることもできる万能食材。
根元をカットして水を張ったタッパーに入れておけばさらに豆苗を育てることもでき、節約の大きな味方になってくれますよ!
実は根菜は野菜の中でも比較的傷みにくい食材。
他の食材よりも長く保存がきくだけでなく、食物繊維も取りやすく、さらに冷え対策にもばっちりと良いことづくめ!
お肉のなかでも、
といったお肉は価格も安く、丸めて肉団子やハンバーグに、炒めてチャーハンに、裂いてサラダに入れるなど、アレンジもとてもしやすいです。
安い日にまとめて買っておき、冷凍しておくと大助かり間違いなし。
筆者はあえて業務用スーパーにこれらの肉を買いに行き、冷凍保存しながら普段の食事やお弁当作りに利用していました。
節約食材を使ったおすすめの作りおきレシピをご紹介していきます。
アレンジしやすい作りおきメニューを覚えておけば、いつでもお弁当や日々の食事作りに活用させることができますよ。
肉そぼろは、どのお肉を使っても炒め煮にしておけば作れます。
すりおろした生姜とお醤油、みりん、お砂糖を大さじ2〜3ずつ同量入れて炒めていくと、簡単に肉そぼろができますよ。
お砂糖の量が気になる方は、ひとさじ少なめにするなど工夫すると良いでしょう。
できあがった肉そぼろは、
など、毎日の料理にプラスすることができますよ♪
もしカサ増しさせるなら、ひき肉と同じサイズにちぎった 高野豆腐 を一緒に炒めると良いです。
たっぷりの玉ねぎで作るトマトソースも、できれば冷凍庫に常備しておきたいもの。
市販のものを買うのも良いですが、せっかくならトマトが美味しい時期に新鮮なものを買って作っておきたいですよね。
たっぷりのオリーブオイルでみじん切りの玉ねぎを炒めて、お好みで一緒にみじん切りベーコンを一緒に炒めておくと風味も食感もアップします。
トマト500gあたり、
この程度あればあっさり味のトマトソースが作れます。
出来上がったトマトソースは、
など、日々の洋食メニューにプラスできますね。
ビタミンも摂取できるので、美容に気を使う方にもおすすめです♪
別名「塩きのこ」。
お好きなきのこを茹で、塩を入れて瓶詰めするだけで完成する簡単なメニューです。(通常4日〜5日保存できますが、保存しやすくするために瓶は必ず煮沸消毒しておきましょう)
手順はこちら。
塩の量は、きのこ300gに対して小さじ1程度で問題ありません。
1種類のきのこだけで作っても良いですが、えのきやエリンギなど食感が楽しいきのこを複数ミックスするのもおすすめです。
出来上がったきのこの塩炒めは、
など、和洋中メニュージャンル問わず使えます♪
かぼちゃを蒸しただけの蒸しかぼちゃ。
蒸すだけなので簡単といえば簡単ですが、これがかなり活用できるんです♪
など、甘みを生かしたメニューや彩りの調整にぴったりですよ。
牛こま肉が手に入ったら、新鮮なうちにしぐれ煮にしちゃいましょう。
火力は弱めで、お醤油とお酒を大さじ2、お砂糖を小さじ2程度入れて炒め煮にしてできあがり!
10分あれば作れるスピードメニューでもあります。
など、がっつりお肉が食べたい時の材料としても活躍します♪
生鮭が安い時にまとめて購入しておき、フライパンで焼いたものを裂いてフレークにしておきましょう。(あっさりさせたい場合は茹でても大丈夫です)
鮭フレークがあれば、
など、彩りをプラスしたい時に役立ちますよ。
こちらも、2食材が安い時に購入しておき、塩こしょうで軽く炒めておきましょう。
ほうれん草のベーコン炒めがあれば、
など、朝食から夕食まで活躍させることができます♪
食費を節約するための心がけや、おすすめの方法をご紹介してきました。
「節約=我慢の連続」とイメージしがちですが、決して自分を追い込んだり、我慢しすぎたりするような無理な節約は長続きしません。
今回ご紹介した節約方法も全て実践するのが難しい場合は、自分が楽しく取り組めそうなものから、少しずつチャレンジしてみてくださいね♪
長続きすること 、 楽しく取り組めること が、何より食費節約成功へのカギですよ!
最終更新日 : 2022/09/27
公開日 : 2019/02/25