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2002年に無印良品から発売された「体にフィットするソファ」がビーズクッションの元祖として知られています。
発売から改良を重ね、品質が向上するごとにその人気も爆発的に高まりました。
ニトリや他メーカーもビーズクッションを発売し、アメリカ発のブランドYogiboなど、今では多くのブランドで取り扱われています。
ソファや、通常のクッションとも異なるビーズクッションですが、その最大の特徴は体へのフィット感とその座り心地です。
程よい柔らかさとホールド感が絶妙で、一度座ると立ち上がりたくなくなってしまいます。
その座り心地から「人をダメにするクッション」として有名になり、リピーターも続出するほどの人気ぶり。
今では様々な価格帯、クッションの大きさ、ビーズの粒子の大きさ、カバーの素材などが異なる多くの商品が展開されています。
本記事では、ビーズクッションの特徴を踏まえた上で、購入するメリット・デメリット、そして購入する際の選び方やおすすめのブランドを紹介していきます。
自分の体や姿勢に合わせて変化するクッションは、通常のクッションやソファとは違います。
座った瞬間に体全体が包み込まれているような感覚は、他では味わえません。
その虜になってしまうほどの座り心地はリラックスタイムにも最適で、家に1つあるだけで快適に過ごせます。
学校や仕事で疲れて帰ってきたとき、真っ先にビーズクッションに座って癒されるという経験は、購入してからでないと味わえません。
また、 ソファよりも値段が手軽なものが多いも魅力。
お気に入りのソファを買うとなると意外と費用がかかってしまいがちですが、ビーズクッションの値段は大体5千円〜3万円ほどで、カバーは2千円〜5千円程で購入できます。
クッションの大きさにもよりますが、お手軽な物だとカバーと本体合わせて1万円以下で購入することができます。
さらに、ビーズクッションは素材やカバーの種類も豊富で、多くが取り替え可能です。
そのため、季節やお部屋のインテリア、雰囲気に合わせてカバーを変えることができる点も魅力的です。
ビーズクッションが不要になりゴミとして処分するとき、粗大ゴミとして扱われるので、処分方法が少し面倒です。
また、中身が粒子の小さいビーズなので、途中でカバーから出てしまって散らばらないよう気を付けなければなりません。
処分する際は、お住みの各自治体の分別・処分方法に従う必要があります。
その他、ビーズクッションの特徴が人によっては合わない可能性もあります。
ビーズクッションの最大の特徴として紹介したフィット感ですが、腰痛持ちの方や腰に強い負担をかけられない方にとってはデメリットとなります。
座っている体勢から立ち上がろうとすると腰に負担がかかるため、腰を痛める心配がある方は注意する、もしくは使用を控えた方が良いでしょう。
ここからは、実際に購入する際にどんな点に注目して選ぶべきかを紹介していきます。
ビーズクッションを悩んでいる方や迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
ビーズクッションには大小様々なサイズがあります。
ブランドによっても多少大きさが違うので、実際に目で見て確かめるのが一番ですが、忙しくて実際に見に行けずネットで購入したいという方もいると思いますので、参考程度に大きさを紹介していきます。
枕や小さめのクッションと同じくらいの大きさである30cm平方のサイズは、枕やちょっとした背もたれにぴったりです。
寝転んだときにもたれかかるクッションとして使うと、硬い床の上でも快適に過ごせますよ。
その小ささとフィットする特徴を活かして、メインのソファではなくクッションの用途で使うことができます。
大きめの50cm平方のサイズは、ゆったりと座ることができるソファとして大活躍します。
安定感があり、体全体を包み込んでくれる大きさなので、読書や映画を観る際におすすめです。
ラウンド型とキューブ型、背もたれ付きなど大型サイズの中にも種類があるため、自分の用途に合いそうな形を見つけてみてください。
ビーズクッションの価格帯は大体5千円〜3万円で、別途クッションカバーが必要な場合は2千円〜5千円程です。
主にブランドやクッションの大きさ、使用しているビーズの粒子の大きさで価格が変わってきます。
例えばビーズクッションの元祖「体にフィットするソファ」を販売している無印良品は、大きいサイズのものでクッションの本体は1万円ほどですが、他メーカーで販売しているものの中にはカバー付きで7千円ほどのものもあります。
その他、カバーの素材によっても価格は異なります。
レザーやデニム生地、柔らかい感触のカバーや伸縮性のあるものまで種類はとても幅広いです。
カバーの生地が柔らかいものや伸縮性のあるものだと、座った時のフィット感との相性も良く、優しく包み込まれる感覚を楽しめますよ。
また、硬めのレザーやデニム生地のカバーを選ぶとしっかりとした安定感のある座り心地です。
お部屋の雰囲気やインテリアとの相性もよく、見た目のスタイリッシュも楽しむことができます。
座った瞬間のフィット感や柔らかさは劣りますが、硬めの生地は簡単に伸びることがないので耐久性があります。
ご自身の予算の範囲内で、欲しいサイズ感や感触、お部屋の雰囲気に合ったカバーを見つけてくださいね。
ビーズクッションの座り心地は中に入っているビーズの粒子によって決まります。
ビーズの粒子が小さくなるほど座り心地が柔らかくなり、座ったときにも深く沈み込みます。
極小ビーズと言われる1mm以下の粒子を使用したビーズクッションは体へのフィット感が増し、座った瞬間優しく包み込まれるような感覚です。
もちもちとした感触のクッションであり、他のものと比べると少し割高にもなりますが、耐久性もあり長期的に使用できます。
一方で、少し大きめの2〜5mmの粒子を使用したビーズクッションは、1mmのものと比べると少ししっかりした硬めの感触です。
座ったときにも深くは沈み込まないため、イスに座る感覚で使用したい方にはぴったりです。
ただし、長く使うと粒子が大きい分ビーズが潰れてしまい、クッション自体もへたれてしまう可能性もあります。
ビーズクッションによっては中のビーズを補充できるものもあります。
中のビーズが劣化してしまうと、最大の特徴であるフィット感が減少してしまったり、柔らかい感触も失ってしまいます。
そのため、中のビーズを補充できるとクッションがへたれた際に対応できるので、長期的に使用したい方にはおすすめです。
また、ビーズの補充が可能なクッションは、自分好みの硬さに調節することも可能です。
柔らかめが好きな方はビーズを少し少なめに、硬めが好きな方はビーズを多めに入れることで座り心地を変えられます。
なお、ビーズ自体は粒子の大きさやブランドによって異なります。
もし補充したい場合には、購入したビーズクッション専用のものを使用してください。
ビーズクッションの中には、クッション自体を洗濯できるものとカバーを取り外して洗濯できるものがあります。
ビーズクッション自体を洗濯できるものは比較的サイズが小さいもので、ネットに入れればご家庭で洗濯することができます。
サイズが大きいものはクッションカバーを取り外せるので、カバーを洗濯できます。
洗濯できると衛生的にも安心なので、購入する際には確認してみてください。
ここからはビーズクッションのおすすめブランドと、価格や座り心地、ビーズの補充ができるかなどの観点から厳選して商品を紹介していきます。
生活雑貨をはじめ、食品や衣服など幅広い商品を展開している無印良品。
シンプルでおしゃれなデザインが人気のブランドはビーズクッションの生みの親です。
無印良品のビーズクッションは耐久性があるため、長く使える商品として人気を誇っています。
ビーズクッションの先駆けとなった商品なので、その人気は衰えることがありません。
品質改良を重ねて発売当時よりバージョンアップしていて、リピートする方もいるほどです。
クッションの使う面を変えることで、異なる座り心地を体験できるのも魅力の1つです。
「ヨコ置き」は座った姿勢をしっかりと保ってくれます。
首までをしっかりホールドしてくれるので、読書や映画鑑賞にぴったりです。
「タテ置き」は座ると深くまで沈み込みます。
クッション自体が大きく広がった形になり全身を包み込んでくれるので、お昼寝もできます。
くつろぎたい場面によって「タテ・ヨコ」を使い分けてみてくださいね。
なお、クッションカバーは別途購入する必要があります。
カバーの種類も柔らかい素材からおしゃれなデニム生地まで、幅広く展開されています。
ビーズクッションを1つのインテリアとして、お部屋の雰囲気やその他のインテリアに合わせて選んでみてください。
価格:9,990円(税込)
素材:
中袋(ポリエステル100%)
詰め物(微粒子ビーズ)
サイズ:幅65×奥行65×高さ43cm
「お、ねだん以上。」でお馴染みの有名家具メーカーであり、良心的な価格で品質の高い商品を展開しています。
こちらは良心的な価格で、微粒子のビーズにこだわったビーズクッションです。
ニトリのビーズソファは様々なサイズが展開されていますが、一番大きい物でも1万円台というお手頃価格で人気です。
カバーは別売りですが、カバーも低価格で購入しやすいと思います。
中のビーズは0.3〜0.5mmの極小マイクロビーズを使用しているため、柔らかな感触が魅力的です。
ビーズの粒子が極小であるからこそ生み出せる、体全体を包み込むような優しい座り心地を体験できます。
マイクロビーズは別売りされているので、ソファがへたれた際には補充することもできますよ。
また、クッションの座る位置によって、しっかりとした座り心地かゆったりとした座り心地かを使い分けることができます。
使いたいシチュエーションに合わせてご自身にぴったりの使い方をしてください。
お手軽な価格からビーズクッション初心者の方にはおすすめ商品です。
価格:7,990円(税込)
素材:
中袋(ポリエステル)
詰め物(ポリスチレンビーズ)
サイズ:幅65×奥行65×高さ45cm
2014年に日本に上陸したアメリカ発のブランドです。
アメリカンなサイズ感と種類豊富なカラーバリエーションが話題となり人気を博しています。
こちらのビーズクッションは、"Mini”でありながらも満足感のあるサイズ感と伸縮性のあるモチモチとしたカバーが人気の商品です。
3サイズ展開されている同シリーズの中では1番小さいもので、カラーは17種類と豊富に取り揃えられています。
独自に開発されたカバーは座り心地が良く、優しく包み込まれるようなフィット感です。
Yogiboシリーズの最大の特徴は、豊富なサイズ展開と用途に合わせた多機能性です。
例えば2人以上座れるサイズのものがあったり、長さが170cmと人と同じくらいの高さのものまであります。
また、撥水加工がされたカバーを使用したアウトドア用のクッションも販売しています。
他のビーズクッションと比べると少々値段は張りますが、ご自身の用途に合わせたものを見つけることができる点も魅力です。
その他、Yogiboシリーズも中のビーズを補充することができます。
ビーズが別売りされているので、クッションがへたれることなく長期的に使用できることでしょう。
価格:17,380円(税込)
素材:
カバー(コットン31%・ポリエステル51%・ポリウレタン11%)
中袋(ポリエステル87%・ポリウレタン13%)
詰め物(発泡スチロールビーズ)
サイズ:長さ95×幅65cm
パウダービーズを使用した枕やクッションを販売する家具メーカーです。
ビーズクッションに特化しているので、様々な用途に合わせた商品を展開しています。
大きさの違う上下のクッションが座った際の姿勢をしっかり保ちます。
大きな球が体全体を包み込み、頭部分の小さな球が背もたれとなるため、安定感のあるしっかりとした座り心地を体験できますよ。
ビーズの粒子は1mm以下のパウダービーズを使用しており、柔らかくもちもちとした感触です。
カバーも伸縮性のあるものを使用しているため、優しい触り心地となっています。
その他、カバーは取り外し可能なので洗濯することができ、衛生的にも安心できます。
また、別売りされているビーズを購入すれば、クッションを長く愛用できますよ。
MOGUからは様々な用途に合わせた枕やクッションが販売されています。
カラフルな色使いとその場面に合わせたクッションは、部屋のワンポイントとなることでしょう。
価格:16,500円(税込)
素材:
カバー(ナイロン85%、ポリウレタン15%)
中袋(ナイロン85%、ポリウレタン15%)
詰め物(パウダービーズ)
サイズ:直径60×高さ75cm
寝具・家具を販売する家具メーカーです。
睡眠に関する研究に特化しているので、寛ぎや安らぎを提供する商品を販売しています。
こちらのビーズクッションは、商品名の通り、モチモチとした感触が特徴的です。
0.5mmの極小ビーズを使用しているため、座り心地も柔らかで、優しく包み込まれるような感覚になります。
サイズ展開も5サイズと豊富にされていて、置き場所や用途に合わせてビッタリのものを見つけることができるはず。
カラーも15種類と幅広く展開されているため、お部屋の雰囲気に合わせて選べる点も魅力的です。
また、伸縮性のあるカバーは、サラサラタイプとナチュラルタイプと2種類あります。
伸びる面がサラサラとしたスパンデックス生地を使用しているか、柔らかい綿のスムースニット生地を使用しているかの違いがあります。
ご自身のお好みの感触に合わせて選んでくださいね。
その他、こちらの商品もカバーを取り外すことができます。
洗濯できると衛生的に保てるので、お子様がいる方も安心して使用できますよ。
クッションがへたれてしまったら、補充用のクッションを別途購入することができます。
ビーズを補充するわけではないので、簡単に取り扱うことができるのも嬉しいポイントです。
価格:9,990円(税込)
素材:
スムースニットカバー(伸縮面 綿95%・ポリウレタン5%、側面 綿100% )
スパンデックスカバー (伸縮面 ポリエステル85%・ポリウレタン15%、 側面 綿100%)
中袋(ポリエステル95%、ポリウレタン5%)
詰め物(発泡ポリスチレンビーズ)
サイズ:幅58×奥行58×高さ38cm
体のフィット感と柔らかな感触が魅力のビーズクッションを紹介しました。
大人気のビーズクッションを購入する際の選び方は様々あり、多数のブランドから商品が展開されています。
購入を迷っている方や、どのブランドにするか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
ご自身の生活にビーズクッションをプラスして、さらに快適な毎日を過ごしてみては?
最終更新日 : 2024/02/22
公開日 : 2020/08/03