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グリーンインテリアとして注目を集めている苔玉。
盆栽のような風合いを持ちながら、盆栽よりも手がかかることなく、自由にアレンジができて手軽なことが人気の理由の一つ。
苔玉は和の要素を楽しむことが出来ますし、洋の要素を取り入れてモダンなインテリアとして楽しむこともできます。
組み合わせる器や植物によっても雰囲気をがらりと変えることができるため、オリジナリティを出しやすいのも特徴です。
苔玉の作り方は、意外と簡単です。
まず、好きな植物を選びその周りに保水性の高い土と苔を貼り付けます。
そして、ケト土と赤玉土を7:3くらいの割合で混ぜて丸めて作ります。
ケト土や苔はホームセンターでも手軽に購入することができるため、苔玉初心者の方でも簡単に作ることができます。
<用意するもの>
<手順>
苔や土はホームセンターでも購入することができますが、「そんなにたくさんの量は使わないかも…」という方には苔玉キットがおすすめです。
苔玉キットなら、自分の好きな植物を用意するだけで、簡単にオリジナリティ溢れる苔玉を作ることができますよ。
苔玉を綺麗に保ちながら育てるには、いくつかのポイントが大切になってきます。
今回は育てるポイントを「水やり」「置き場所」「肥料」「植え替え」「カビ・虫」の5つに分けてご紹介します。
苔玉は、保水性のある土で周りを巻いているため、基本的にこまめに水やりをする必要もなく手間がかかりません。
水やりの目印は、表面の苔が少し乾いてきたら、霧吹きで水を与えるようにしましょう。
霧吹きで水を与える場合は、1日~2日に1回を目安に行うと良いです。
また、霧吹きで水を与える以外の方法では、バケツや桶に水を張り、苔玉をそのまま水に沈めます。
ブクブクと泡が出てくるため、泡が出なくなるまで待ちましょう。
泡が出なくなったら引き上げて、受け皿に置いて余分な水分は抜いてください。
その他、水を張った器に苔玉を置いて水を吸わせる方法もあります。
インテリアとしての飾り方によっても水やりの方法は異なるため、手入れのしやすい方法で水やりを行うことをおすすめします。
苔玉に植えている植物の種類によっても置き場所は異なりますが、室内なら基本的に直射日光の当たらない風通しの良い明るい場所がおすすめです。
もし外に置く場合は、日陰で風通しの良い場所を選びましょう。
同じ向きに陽が当たっている場合、苔にムラが出てきてしまったり、植えている植物が傾いてバランスが悪くなることがあるため、満遍なく陽が当たるように置く位置を変えてあげるなどの工夫が必要です。
苔玉は、製作時に暖効性元肥を入れます。
入れていない場合は、植えた植物が育つ際に必要な液体肥料を、通常の2倍に薄めて作り与えることをおすすめします。
通常通り植物を育てるように肥料を与えてしまうと、苔を枯らしてしまう場合があるため、肥料を与える量は注意しましょう。
苔玉の植え替え時期は植えている植物によっても異なりますが、2~3年に1度を目安にすることをおすすめします。
植えている植物が根づまりを起こしたり、根が腐ってしまうと枯れてしまう原因にもなるため、苔玉を綺麗に保つためにも植え替えは必要です。
植え替え時期に決まりはありませんが、植物が元気に育つ春~初夏が良いでしょう。
室内に苔玉を飾っている場合、風通しのよくない場所や湿度の高い場所に置いてしまうと、カビが生えやすくなってしまいます。
また、水をやりすぎてしまったり水はけが悪くても、カビが増えやすくなってしまう原因になります。
もしカビが生えてしまったら、木酢液を薄めてティッシュや脱脂綿に含めてカビを取り除きましょう。
この時に、苔に木酢液をが付かないよう注意してください。
苔玉は鉢植えで育てる植物と異なり、保湿性が高い土を使用するため、より一層カビ予防に気を遣うことが大切です。
梅雨のような湿度が高い時期にはカビが生えやすいので、水やりの頻度を少し控えたり乾燥気味にするなど、工夫をするとよりきれいな状態を保つことができますよ。
その他、植えている植物によっては虫対策も必要となってきます。
例えばコバエが発生している時は根腐れを起こしている可能性もあるため、気になる場合は一度苔玉をバラバラにして、根腐れしている部分を丁寧に取り除き、新しい土に植え替えすることをおすすめします。
天井などの高いところからぶら下げて飾る飾り方や、焼き物の器を受け皿にして、盆栽のように飾ることもおすすめです。
近年では、ガラスの中に入れて飾るテラリウムも流行っています。
「桜や梅などの枝がある植物は焼き物を受け皿にする」「アイビーや多肉植物の場合は下垂させて飾る」など、植えている植物によっても飾り方を考えてあげると、より魅力的に飾ることができますよ。
春を感じさせてくれる、桜の苔玉。
桜は日本の美しさを感じさせてくれます。
薄ピンクの花を付ける桜と苔の緑のコントラストは、癒しを与えてくれます。
盆栽のような風情を味わうことも出来るため、人気の高い苔玉の一つです。
優しく、可愛らしい花を咲かせてくれる梅の苔玉。
桜の苔玉同様に、こちらも日本らしさを感じることができますね。
盆栽のような魅力を楽しむことのできる松の苔玉。
盆栽ほど手入れも難しくないため、盆栽に挑戦してみたいと考えていた方にもおすすめです。
枝ぶりも楽しむことができて、和の渋さがインテリアのスパイスになりますよ。
観葉植物としても人気の高いアイビー。
苔玉にして飾れば、少し変わった雰囲気を楽しむことができます。
種類の多いアイビーは生命力も強いため、初心者さんにもおすすめです。
苔玉×アイビーの組み合わせは、和と洋の雰囲気を楽しめて、手もさほど掛からず丈夫なところも魅力的ですね。
独特のフォルムが人気のガジュマルの苔玉。
乾燥や寒さにも強いため、育てやすく初心者さんにも向いている観葉植物です。
南国の要素を含んだ苔玉はお部屋に置くことで、素敵なインテリアになることでしょう。
グリーンインテリアを置くだけで、お部屋の雰囲気はがらりと変化します。
丸くて可愛らしい苔玉を取り入れて、植物のある生活を楽しんてみてはいかがでしょうか。
本記事を参考に、自分らしい苔玉を手に入れてみてくださいね。
公開日 : 2019/03/29