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黄色の小さな花を数多くつける「ミモザ(Mimosa)」は、マメ科オジギソウ属の植物です。
実は「ミモザ」とは、植物名として正しいものではありません。
正しい名称は「アカシア」です。
「アカシア」にもたくさんの種類があり、種類によって「◯◯アカシア」という正式名称が付けられています。
「アカシア」の原産国は、オーストラリアやタスマニアです。
ヨーロッパに咲いているイメージがあるミモザですが、主にオーストラリアやアフリカに多く生息しています。
乾燥にも強い植物であるアカシアは、可愛らしい見た目とは裏腹に、とても強い生命力を持つ植物なので、乾燥地帯に多く生息しているのが特徴です。
ミモザの大きな特徴は、小さな黄色い花を多くつけるところです。
春に咲くミモザの開花時期は、3月~4月中旬頃にかけて。
また、ミモザの呼び名の始まりは、ヨーロッパに持ち込まれた際にmimos(人真似)という学名をもつオジギソウに似ていることから「ミモザ」と呼ばれ始めました。
オジギソウは、ピンクの花をつけるのが特徴です。
ポンポンとした丸く愛らしい花と、独特な葉っぱの形がミモザと似ていますね。
ミモザの花言葉は「秘密の恋」「友情」「エレガント」「感謝」です。
このように、とてもロマンチックな花言葉を持つミモザ。
古来では、ネイティブインディアンの若い男性が女性に愛の告白をする時にミモザの花を贈り、それを受け取ってもらえたらカップル成立という、愛の告白のためのプレゼントとして用いられていました。
現代でもミモザを花束にして、大切な人への「感謝」を伝えるのも素敵ですね。
また、ミモザには「堅実」という花言葉もあります。
職場の上司や尊敬する知人に、花束として贈るにもぴったりです。
手紙と一緒にミモザの花束を贈っても喜ばれるプレゼントになることでしょう。
“3月8日”は毎年「国際女性デー」と言われています。
イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれており、男性が感謝の気持ちを込めて日頃お世話になっている女性(妻・恋人・母親・友人)にミモザの花を贈るという習慣があります。
その日は、女性が家事・育児を忘れて友人とお酒を飲み、夜遅くまでおしゃべりを楽しむという日になっているのです。
ミモザをインテリアとして取り入れてあげることで、お部屋の雰囲気をがらりと春色に変えることができます。
束にしても、ドライフラワーにしても、テーブルに飾っても可愛いミモザを、あなたらしく春のインテリアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は、ミモザの素敵な飾り方をいくつかご紹介します。
小さな花瓶にミモザを入れて、テーブルに飾れば、いつもの食卓も彩りを感じられます。
他にも、鮮やかな黄色のミモザをデスクに飾ることで、いつでも春を身近に感じることができますよ。
一輪で飾っても存在感のあるミモザは、束ねてボリュームたっぷりに生けることで、より華やかな印象になりますね。
しっかりと根を張るミモザは、ガーデニングとして楽しむのもおすすめです。
鉢植えで育てる際には、2~3年に1度根の張り具合をチェックしてあげることが大切です。
また、日当たりの良い場所で育てることで花付きが良くなり、春には可愛らしい黄色の花を咲かせてくれます。
ガーデニングで栽培することにより、お庭やベランダだけでなく、咲いたミモザを切り花やドライフラワーにして楽しむこともできますね。
ドライフラワーにするまでの間、壁につるして楽しむのもおすすめです。
ユーカリの葉と一緒に束ねてつるしてあげると、爽やかな香りが引き立ちます。
好きな色の花やハーブと一緒に合わせても、自分好みのアレンジが楽しめますよ。
異なる種類のミモザを束ねて、1つのリースにすることでボリューム感ある可愛いリースに。
壁にかけて飾ればミモザの黄色が映えて、春らしいお部屋に早変わりします。
ドライフラワーとしても楽しむことのできるミモザ。
ドライフラワーになるまでの間、つるして部屋に飾っておけば、生花からドライフラワーになる過程も楽しむことができます。
完成したドライフラワーは、お部屋に飾ったりプレゼントのラッピングのアクセントとして使っても良いでしょう。
ミモザのリースは、自分でも簡単に作ることができます。
ここでは、ミモザのリースの作り方をご紹介します。
<用意するもの>
<手順>
春はミモザの季節。
ミモザの黄色は、部屋を綺麗に彩ってくれます。
皆さんも、ミモザを部屋に飾って春を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最終更新日 : 2021/03/03
公開日 : 2019/03/08